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お茶会
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「いや、ちょっと待てッ!!」
正気に戻って思わず立ち上がる。この状況、明らかにおかしい!!
「これはおかしいだろっ!」
俺の叫びに周囲で見ていた面々が何度も頷く。監視しているエルフでさえ同じく同意していた。
「なんでだ?チーズケーキってやつの見た目が違うのか?見た目よりもまずは味で判断してくれ。俺様はどんな味なのか知らないが、美味しく出来ていると思うぞ?」
「いや、見た目と味の問題じゃない・・・」
俯き加減に溜息を吐き、俺の言いたいことを全く理解していないアバドンに言い聞かせるために顔を上げる。
「イスが2つしかないのはさておき、用意するのは俺の分だけじゃなくあいつらの分も、だろ?いつも通りのおやつだから!」
「ああ、忘れてた。そうだったな」
良かった良かった。ちゃんとアバドンは俺の言いたいことを理解してくれたようだ。お互いに頷きあって和解する。
俺がエルラテとアニーナに視線を向けながら話したことで、俺が誰のことを言っているか分かってくれた。すぐさまアバドンは追加分を用意しだす。
俺たち以外の声は全くしなかった。皆が俺たちのおやつを羨ましがっているのだろう。俺はエルラテとアニーナに向かって、こちらに来るように手招きをする。すると、ハッとした2人がちょこちょこと近づいてきた。だが、どこかまだボーっとしている顔をしている。チーズケーキという未知の食べ物の美味さを予感しているのかもしれない。だって、アバドンの作ったおやつなのだから。
「イスが2つしかないから、どっちかは俺の膝の上にでも座るか?」
「だったら私が!」
「いえ、アニーナは僕と一緒に座らせます」
アニーナが元気よく手を上げたが、状況を理解したエルラテがアニーナの手を下げながら俺に向く。うん。兄妹仲が良いというのは良いことだ。
「お兄ちゃん、皆静かだね」
「そうだね。だってリュゼお兄ちゃんとアバドンさんのことだからね」
「うん、そうだね」
兄妹が仲良く会話しながら片方のイスまで移動する。エルラテがイスの上に座り、アニーナがエルラテの上に座ろうとしていたが、上手く登れていなかったので、俺がアニーナを抱き上げてエルラテの上に乗せる。
「俺たち?何のことだ?」
「何でもないよ!」
何回か聞いたのだが、いくら聞いても教えてはくれないらしい。身に覚えがないぞ。倒れたイスを起こして2人の向かい側に座る。さっ、ガルム達に盗られる前に食べないと。
「紅茶が冷めてしまう。食べようか」
「うん!」
大人たちを放置して、子供だけでおやつタイムを始める。優雅なティータイムだ。
フォークを手に取って試作のチーズケーキに刺し込む。フワッとした抵抗のあまりない感覚であった。これはまさか・・・!?掬い取って口の中に入れる。溶けるように消えるその食感は、フォークを刺した時に感じた想定そのままであった。
「スフレじゃんッ・・・!」
「すふれ?」
「ああ、こんな風にフワッとした食感の食べ物のことだ」
「ふーん?」
俺が発した発言に首を傾げたアニーナだったが、無言で食べ始めた俺を見て自分も食べることにしたようだ。エルラテが先にアニーナの分を手元に寄せる。そして結局、アニーナもエルラテも一瞬でチーズケーキを食べきっていた。
「で、どうだった?」
ニヤニヤしたアバドンが背後から近づいてきた。俺の様子を見ていて、明らかに返って来る反応を知っている人物の顔だ。俺の口からはっきりと意見を言わないといけないようだ。
「ふっ、知っているだろう?めっちゃ美味かった!!」
「流石俺様だな!!」
胸を張ってドヤ顔を浮かべるアバドンは、当然と言いたげなすまし顔だ。確かに俺の知っているチーズケーキとは違うが、チーズを使っているというケーキとしては何の違和感もなく美味い。それに、俺としてはしっとりしたよくある安いチーズケーキのような物が出来ると思っていた。それでも美味しいのだが、作り方の難易度的にそうなると踏んでいたのだ。または、スイーツとしてのチーズの味ではく、食事としてのチーズの味になると。それなのに、アバドンが試作品として作って来たのは、まさかのスフレチーズケーキだったのだ。完全に味がチーズケーキそのものの。
アバドンは料理人になった方がいい・・・が、悪魔の料理人って違和感が物凄い。まだ、趣味で料理している料理の上手い悪魔、の方が納得できるのは何故だ。・・・イメージの問題か。
悪魔なのに、給仕という所謂雑用を行っているアバドンに視線を向ける。自分の料理に関係ないことだったら、アバドンは一切雑用などは行うことはない。それだけ、自分の料理に絶対の自信があるからこそ、普段はやらないようなことをやるのだろう。
2個目のチーズケーキと紅茶をゆっくりと味わう。なんて素晴らしい休憩時間なんだ・・・。エルラテとアニーナも満足げな表情でイスに座りこんでいると、俺の横にズィーリオスがやって来た。
『食べ過ぎると太るぞ』
『大きなお世話だっ!狩りとかして、ちゃんと運動しているっての!』
なんてことを言うんだ。3個目のチーズケーキを求めることが出来ないじゃないか。手にしていたフォークを静かに皿の上に置く。そして、立ち上がってズィーリオスと共に、誰もいない少し開けた場所に移動した。
先程までなぜか俺たちに一切寄り付かなかったガルムたちが、ズィーリオスの行動を目にしてこちらに近づいてきた。だが、俺とズィーリオスはガルム達の後方に目を向けていた。ズィーリオスが近づいてきた理由はこれが原因であった。
「あのさ。さっきからそんなところから覗き見るなんて趣味悪くないか?」
「え?」
自分たちに掛けられた言葉だと勘違いしたガルム達の困惑した声が発せられた。足を止めた彼等は無視し、その後ろにいる人物に対して視線を向け続ける。アバドンは全く同様しておらず、エルラテとアニーナに席を立たせて片付けを行っていた。当然ながら、アバドンも俺たちが視線を向けている先の存在に気付いていたのだ。
「私の存在に気付くなんて、人間の割にはなかなかですね」
ガルム達の後方、何もない木々の裏側から、1人のエルフの男が顔を出した。その瞬間、エルフたちが騒めきだし、ガルム達は俺が彼等の後方にいる人物に対して言っていたことを把握して振り返る。そして、ナルシアが息を飲んだ音がした。
直後、エルフたちが頭を下げてその男を出迎えた。ナルシアも頭を下げたことで、この男がエルフの中でもかなり高位の人物であることが予測できた。
興味深そうな表情で俺とズィーリオスを交互に見る男の目には、隠しきれない軽蔑の色が浮かんでいた。思わず目を細めた俺に、男は片眉を上げてニヤリと俺を見て笑った。めちゃくちゃ感じの悪い人だ。
「へえー?人間のくせに生意気な態度だ」
真顔になった男が、先ほどよりもワントーン低い声で言い放つ。これは明らかにこちらを挑発してきている。言い返したい衝動を抑え込んで口を噤む。ここで俺が好きに反論することは出来ない。俺はただの使者の護衛としてこの場に居るのだ。行動を共にしている人物がどうでも良い人物であった場合は、気にせず言い返していたであろう。しかし、ガルム達に迷惑はかけたくない。
言い返さない俺を見て、再びニヤリとした笑みを浮かべた。
「思ったよりも我慢強いんですね。人間っていつも喚いていますから、これほど我慢強いのはおかしいですよ?あ、先ほどまでこのような所でやっていたことといい、元から頭がイカレているのですね」
マジでこいつムカつくんだが。殺気が漏れ出した瞬間、ズィーリオスが俺を頭で押して落ち着くように促したことで、殺気を何とか抑え込むことが出来たのだった。
正気に戻って思わず立ち上がる。この状況、明らかにおかしい!!
「これはおかしいだろっ!」
俺の叫びに周囲で見ていた面々が何度も頷く。監視しているエルフでさえ同じく同意していた。
「なんでだ?チーズケーキってやつの見た目が違うのか?見た目よりもまずは味で判断してくれ。俺様はどんな味なのか知らないが、美味しく出来ていると思うぞ?」
「いや、見た目と味の問題じゃない・・・」
俯き加減に溜息を吐き、俺の言いたいことを全く理解していないアバドンに言い聞かせるために顔を上げる。
「イスが2つしかないのはさておき、用意するのは俺の分だけじゃなくあいつらの分も、だろ?いつも通りのおやつだから!」
「ああ、忘れてた。そうだったな」
良かった良かった。ちゃんとアバドンは俺の言いたいことを理解してくれたようだ。お互いに頷きあって和解する。
俺がエルラテとアニーナに視線を向けながら話したことで、俺が誰のことを言っているか分かってくれた。すぐさまアバドンは追加分を用意しだす。
俺たち以外の声は全くしなかった。皆が俺たちのおやつを羨ましがっているのだろう。俺はエルラテとアニーナに向かって、こちらに来るように手招きをする。すると、ハッとした2人がちょこちょこと近づいてきた。だが、どこかまだボーっとしている顔をしている。チーズケーキという未知の食べ物の美味さを予感しているのかもしれない。だって、アバドンの作ったおやつなのだから。
「イスが2つしかないから、どっちかは俺の膝の上にでも座るか?」
「だったら私が!」
「いえ、アニーナは僕と一緒に座らせます」
アニーナが元気よく手を上げたが、状況を理解したエルラテがアニーナの手を下げながら俺に向く。うん。兄妹仲が良いというのは良いことだ。
「お兄ちゃん、皆静かだね」
「そうだね。だってリュゼお兄ちゃんとアバドンさんのことだからね」
「うん、そうだね」
兄妹が仲良く会話しながら片方のイスまで移動する。エルラテがイスの上に座り、アニーナがエルラテの上に座ろうとしていたが、上手く登れていなかったので、俺がアニーナを抱き上げてエルラテの上に乗せる。
「俺たち?何のことだ?」
「何でもないよ!」
何回か聞いたのだが、いくら聞いても教えてはくれないらしい。身に覚えがないぞ。倒れたイスを起こして2人の向かい側に座る。さっ、ガルム達に盗られる前に食べないと。
「紅茶が冷めてしまう。食べようか」
「うん!」
大人たちを放置して、子供だけでおやつタイムを始める。優雅なティータイムだ。
フォークを手に取って試作のチーズケーキに刺し込む。フワッとした抵抗のあまりない感覚であった。これはまさか・・・!?掬い取って口の中に入れる。溶けるように消えるその食感は、フォークを刺した時に感じた想定そのままであった。
「スフレじゃんッ・・・!」
「すふれ?」
「ああ、こんな風にフワッとした食感の食べ物のことだ」
「ふーん?」
俺が発した発言に首を傾げたアニーナだったが、無言で食べ始めた俺を見て自分も食べることにしたようだ。エルラテが先にアニーナの分を手元に寄せる。そして結局、アニーナもエルラテも一瞬でチーズケーキを食べきっていた。
「で、どうだった?」
ニヤニヤしたアバドンが背後から近づいてきた。俺の様子を見ていて、明らかに返って来る反応を知っている人物の顔だ。俺の口からはっきりと意見を言わないといけないようだ。
「ふっ、知っているだろう?めっちゃ美味かった!!」
「流石俺様だな!!」
胸を張ってドヤ顔を浮かべるアバドンは、当然と言いたげなすまし顔だ。確かに俺の知っているチーズケーキとは違うが、チーズを使っているというケーキとしては何の違和感もなく美味い。それに、俺としてはしっとりしたよくある安いチーズケーキのような物が出来ると思っていた。それでも美味しいのだが、作り方の難易度的にそうなると踏んでいたのだ。または、スイーツとしてのチーズの味ではく、食事としてのチーズの味になると。それなのに、アバドンが試作品として作って来たのは、まさかのスフレチーズケーキだったのだ。完全に味がチーズケーキそのものの。
アバドンは料理人になった方がいい・・・が、悪魔の料理人って違和感が物凄い。まだ、趣味で料理している料理の上手い悪魔、の方が納得できるのは何故だ。・・・イメージの問題か。
悪魔なのに、給仕という所謂雑用を行っているアバドンに視線を向ける。自分の料理に関係ないことだったら、アバドンは一切雑用などは行うことはない。それだけ、自分の料理に絶対の自信があるからこそ、普段はやらないようなことをやるのだろう。
2個目のチーズケーキと紅茶をゆっくりと味わう。なんて素晴らしい休憩時間なんだ・・・。エルラテとアニーナも満足げな表情でイスに座りこんでいると、俺の横にズィーリオスがやって来た。
『食べ過ぎると太るぞ』
『大きなお世話だっ!狩りとかして、ちゃんと運動しているっての!』
なんてことを言うんだ。3個目のチーズケーキを求めることが出来ないじゃないか。手にしていたフォークを静かに皿の上に置く。そして、立ち上がってズィーリオスと共に、誰もいない少し開けた場所に移動した。
先程までなぜか俺たちに一切寄り付かなかったガルムたちが、ズィーリオスの行動を目にしてこちらに近づいてきた。だが、俺とズィーリオスはガルム達の後方に目を向けていた。ズィーリオスが近づいてきた理由はこれが原因であった。
「あのさ。さっきからそんなところから覗き見るなんて趣味悪くないか?」
「え?」
自分たちに掛けられた言葉だと勘違いしたガルム達の困惑した声が発せられた。足を止めた彼等は無視し、その後ろにいる人物に対して視線を向け続ける。アバドンは全く同様しておらず、エルラテとアニーナに席を立たせて片付けを行っていた。当然ながら、アバドンも俺たちが視線を向けている先の存在に気付いていたのだ。
「私の存在に気付くなんて、人間の割にはなかなかですね」
ガルム達の後方、何もない木々の裏側から、1人のエルフの男が顔を出した。その瞬間、エルフたちが騒めきだし、ガルム達は俺が彼等の後方にいる人物に対して言っていたことを把握して振り返る。そして、ナルシアが息を飲んだ音がした。
直後、エルフたちが頭を下げてその男を出迎えた。ナルシアも頭を下げたことで、この男がエルフの中でもかなり高位の人物であることが予測できた。
興味深そうな表情で俺とズィーリオスを交互に見る男の目には、隠しきれない軽蔑の色が浮かんでいた。思わず目を細めた俺に、男は片眉を上げてニヤリと俺を見て笑った。めちゃくちゃ感じの悪い人だ。
「へえー?人間のくせに生意気な態度だ」
真顔になった男が、先ほどよりもワントーン低い声で言い放つ。これは明らかにこちらを挑発してきている。言い返したい衝動を抑え込んで口を噤む。ここで俺が好きに反論することは出来ない。俺はただの使者の護衛としてこの場に居るのだ。行動を共にしている人物がどうでも良い人物であった場合は、気にせず言い返していたであろう。しかし、ガルム達に迷惑はかけたくない。
言い返さない俺を見て、再びニヤリとした笑みを浮かべた。
「思ったよりも我慢強いんですね。人間っていつも喚いていますから、これほど我慢強いのはおかしいですよ?あ、先ほどまでこのような所でやっていたことといい、元から頭がイカレているのですね」
マジでこいつムカつくんだが。殺気が漏れ出した瞬間、ズィーリオスが俺を頭で押して落ち着くように促したことで、殺気を何とか抑え込むことが出来たのだった。
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