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砂漠での戦闘
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迫りくるグランドスコーピオンの尻尾を半身を引くことで直撃を逸らす。目の前スレスレを通り過ぎていく尻尾を視界に収めながら、どのようにこいつらを倒せばいいか模索する。さて、どうしようか。
後ろに飛び退りながらグランドスコーピオンから距離を取る。なかなか捕捉出来ない俺に対して怒りを露わにするグランドスコーピオン2体。威嚇して開いている口の中のギザギザの歯がギラリと光る。ハサミでチョキっと殺られるのも痛そうだが、噛みつかれるのもかなり痛そうだ。口を開けられていると、その口の中に物を入れたくなってしまう・・・。あっ。
振り下ろされたハサミを屈んで避け、グランドスコーピオンの内側に入り込む。そして顔面付近に近づいた瞬間に剣を抜いて、グランドスコーピオンの目に突き刺した。剣を抜く反動のままにグランドスコーピオンから距離を取ると、グランドスコーピオンは絶叫を上げてハサミを乱雑に振り回し始める。
荒れるグランドスコーピオンの背後に回り込み、毒がない尻尾の部分を抱え込み、そして・・・・尻尾の先を俺に襲い掛かろうとしていたもう一体のグランドスコーピオンの口の中に突っ込んだ。自分たちの毒に耐性があるので死ぬわけがないのだが・・・ってあれ?口の中に尻尾を突っ込まれた方のグランドスコーピオンが、ビクビクと痙攣をして動きが怪しくなっていく。
『リュゼ・・・何してんの?』
『いや、ちょっと遊んだだけなんだけど』
戦闘を終えたズィーリオスの呆れ声が伝わってきた。俺の現状を見ていたらしい。そして、目を潰された方のグランドスコーピオンは、ズィーリオスによって水をぶっかけられて絶命していた。やっぱり魔法って便利だな。
ズィーリオスのいる方に移動しつつ、痙攣しているグランドスコーピオンの様子を具に観察する。誰がどう見ても、明らかに毒の影響を受けているようだった。
『自分たちの毒にやられるってどういうこと?』
『俺に聞くな』
ズィーリオスでも分からないようだ。暫く様子を見ていると、やがて動きが弱々しくなり、最期に小さな鳴き声を上げて力尽きた。俺は新たな攻略法を見つけたのかもしれない。
『取り敢えず・・・行くか』
『そうだな』
口数が少なくなった俺たちはゆっくりと馬車へ向かって戻る。既にアバドンの方は戦闘が終わっており、魔物の解体を行っていた。ズィーリオスが持って来た魔物の死体をアバドンに引き渡す。5体中4体はびしょびしょで砂が付着していたが、クリーンの魔法を使って綺麗になっていた。俺もクリーンをしてもらい砂を落とすと馬車の中に戻る。
御者も含めて馬車の中で待っていたようだ。快適な空間でのんびりしていた面々は、俺たちが返って来ると元気よく迎えてくれる者と、分かりやすくテンションが下がる者がいた。テンションが下がったガルムは、きっとこの後の御者担当なのだろう。
「お疲れー!今回は何が出たの?」
「グランドスコーピオンの群れだ」
「おっ!また出たんだ。良い収穫だったね」
アネットが羨ましそうに馬車の外に視線を投げる。御者が大地の剣の担当ならば、戦闘は俺たちの担当だった。外に出て暴れまわる元気があるので、やってくれと頼まれたのだ。アバドンがノリノリで引き受け、ズィーリオスの食事確保にもなるのでまあ良いかと思い了承した。
「ちょっと質問良いか?」
「ん?良いわよ。どうしたの?」
「グランドスコーピオンってさ、自分たちの毒に耐性はないのか?」
「・・・え?待ってどういうこと?」
俺の質問内容が想像の範疇外だったようで、アネットの脳が混乱してしまったようだ。そのため、俺はことの顛末を説明すると、なぜか全員から呆れた目を向けられた。ズィーリオスだけが、同意するように何度も頷いている。
「そんなことやろうと試みる人は貴方ぐらいよ。でも、確かに不思議ね。普通なら、自分の毒に耐性を持っているものがあたり前なのに」
アネットが首を傾げて考え込む。他のメンバーも考え込んでいるため、誰もこの事実を知らなかったようだ。
「でもそれが分かった所で、グランドスコーピオンの尻尾を抱え込んで、もう1体の口の中に入れるのは誰にでもできることじゃないわ。まず、あまりにも危険すぎて誰も出来ないもの。エルラテ、アニーナ、リュゼの真似はしてはいけないからね」
「大丈夫です。リュゼお兄ちゃんがおかしいことは良く分かってます」
「アニーナも分かってる!!」
「偉いわ!」
アネットが、真剣な顔で答えたエルラテと、元気よく答えたアニーナの頭を交互に撫でながら褒める。なんで俺は貶されたんだ。ただちょっと試したくなって遊んだだけなのに!
「え!?俺はちょっと遊んだだけだぞ!?」
「あのな、リュゼ。ちょっとここで教えないといけないことがあるみたいだから、言わせてくれ」
ガルムが深刻そうな顔で俺に向き直る。
「普通、近接戦闘しか出来ない奴が物理防御力が高い相手と戦うとき、仲間のために守りやヘイトを稼ぐ動きをするもんだ。そして相手が、高ランクなら尚更だ。いくらグランドスコーピオンのランクがBと言っても、魔法職以外からすると、Aランクと同等のキツさがある。なのに、なんでお前はそんな相手と戦っているのに、ちょっと遊ぼうという思考になるんだ・・・。それがおかしいんだよ・・・」
ガックリと力が抜けたガルムが俺に溜息を吐く。そういうことか。倒すことは確かに難しい相手だったが、俺は奴らの攻撃に当たらない自信があった。ただ避けるだけの簡単なお仕事をしていると、少しは遊びたくなるものだろう。ちょっと俺の遊び心が顔を出しただけじゃないか。誰も怪我もしてないし、迷惑もかけていないのに・・・。
俺が不貞腐れていると、アバドンが解体が全て終わったことを伝えにきた。そのため、ガルムはのそりと馬車から降りていき、交代でアバドンが馬車に乗り込む。
そして結局俺が遊んだことによって、グランドスコーピオンの新たな弱点が見つかり、俺がおかしいという結論になってしまった。
その後の移動も割と順調に進んで行った。グランドスコーピオンの群れが出て来た後からは、当分はグランドスコーピオンは出て来ず、別の魔物ばかりだった。その中でも、中央砂漠の中間地点辺りまで来たときに、サンドワームの群れに襲われた。これまでもたまに遭遇することはあったが、単体ばかりであった。そのため、大量のサンドワームに囲まれた時、大地震かというほど良く揺れた。
サンドワームは、地面の中を潜って移動する魔物だ。大きさはまちまちであり、全長10メートルから15メートルぐらいが一般的である。地面から顔を出すときは、5メートルぐらいしか見えない。そのため、実際の全長を確認した時、本当に巨大すぎて気持ち悪かった。
海で泳ぐ魚のように地面の中に潜り込むので、ズィーリオスの結界により馬車を守りつつ、俺の魔力で魔物を誘き寄せていた。つまりそれは、大量のサンドワームが俺に群がる結果になったのだ。全力で走って逃げていたが、サンドワームの方が図体がデカい分距離を縮めやすい。それはそれはもう必死だった。
そんな密に群がるサンドワームたちを、後方から楽しそうに笑いながらアバドンが殲滅して行っていた。ズィーリオスに至っては、いつの間にか俺と並走して遊んでいた。並走するぐらいなら、俺を背中に乗せて空に飛んで欲しかったものだ。
そして、疲れ果てた頃にはアバドンが綺麗に片付けており、俺が逃げた道のりがサンドワームの死体で分かりやすくされていたのだった。
後ろに飛び退りながらグランドスコーピオンから距離を取る。なかなか捕捉出来ない俺に対して怒りを露わにするグランドスコーピオン2体。威嚇して開いている口の中のギザギザの歯がギラリと光る。ハサミでチョキっと殺られるのも痛そうだが、噛みつかれるのもかなり痛そうだ。口を開けられていると、その口の中に物を入れたくなってしまう・・・。あっ。
振り下ろされたハサミを屈んで避け、グランドスコーピオンの内側に入り込む。そして顔面付近に近づいた瞬間に剣を抜いて、グランドスコーピオンの目に突き刺した。剣を抜く反動のままにグランドスコーピオンから距離を取ると、グランドスコーピオンは絶叫を上げてハサミを乱雑に振り回し始める。
荒れるグランドスコーピオンの背後に回り込み、毒がない尻尾の部分を抱え込み、そして・・・・尻尾の先を俺に襲い掛かろうとしていたもう一体のグランドスコーピオンの口の中に突っ込んだ。自分たちの毒に耐性があるので死ぬわけがないのだが・・・ってあれ?口の中に尻尾を突っ込まれた方のグランドスコーピオンが、ビクビクと痙攣をして動きが怪しくなっていく。
『リュゼ・・・何してんの?』
『いや、ちょっと遊んだだけなんだけど』
戦闘を終えたズィーリオスの呆れ声が伝わってきた。俺の現状を見ていたらしい。そして、目を潰された方のグランドスコーピオンは、ズィーリオスによって水をぶっかけられて絶命していた。やっぱり魔法って便利だな。
ズィーリオスのいる方に移動しつつ、痙攣しているグランドスコーピオンの様子を具に観察する。誰がどう見ても、明らかに毒の影響を受けているようだった。
『自分たちの毒にやられるってどういうこと?』
『俺に聞くな』
ズィーリオスでも分からないようだ。暫く様子を見ていると、やがて動きが弱々しくなり、最期に小さな鳴き声を上げて力尽きた。俺は新たな攻略法を見つけたのかもしれない。
『取り敢えず・・・行くか』
『そうだな』
口数が少なくなった俺たちはゆっくりと馬車へ向かって戻る。既にアバドンの方は戦闘が終わっており、魔物の解体を行っていた。ズィーリオスが持って来た魔物の死体をアバドンに引き渡す。5体中4体はびしょびしょで砂が付着していたが、クリーンの魔法を使って綺麗になっていた。俺もクリーンをしてもらい砂を落とすと馬車の中に戻る。
御者も含めて馬車の中で待っていたようだ。快適な空間でのんびりしていた面々は、俺たちが返って来ると元気よく迎えてくれる者と、分かりやすくテンションが下がる者がいた。テンションが下がったガルムは、きっとこの後の御者担当なのだろう。
「お疲れー!今回は何が出たの?」
「グランドスコーピオンの群れだ」
「おっ!また出たんだ。良い収穫だったね」
アネットが羨ましそうに馬車の外に視線を投げる。御者が大地の剣の担当ならば、戦闘は俺たちの担当だった。外に出て暴れまわる元気があるので、やってくれと頼まれたのだ。アバドンがノリノリで引き受け、ズィーリオスの食事確保にもなるのでまあ良いかと思い了承した。
「ちょっと質問良いか?」
「ん?良いわよ。どうしたの?」
「グランドスコーピオンってさ、自分たちの毒に耐性はないのか?」
「・・・え?待ってどういうこと?」
俺の質問内容が想像の範疇外だったようで、アネットの脳が混乱してしまったようだ。そのため、俺はことの顛末を説明すると、なぜか全員から呆れた目を向けられた。ズィーリオスだけが、同意するように何度も頷いている。
「そんなことやろうと試みる人は貴方ぐらいよ。でも、確かに不思議ね。普通なら、自分の毒に耐性を持っているものがあたり前なのに」
アネットが首を傾げて考え込む。他のメンバーも考え込んでいるため、誰もこの事実を知らなかったようだ。
「でもそれが分かった所で、グランドスコーピオンの尻尾を抱え込んで、もう1体の口の中に入れるのは誰にでもできることじゃないわ。まず、あまりにも危険すぎて誰も出来ないもの。エルラテ、アニーナ、リュゼの真似はしてはいけないからね」
「大丈夫です。リュゼお兄ちゃんがおかしいことは良く分かってます」
「アニーナも分かってる!!」
「偉いわ!」
アネットが、真剣な顔で答えたエルラテと、元気よく答えたアニーナの頭を交互に撫でながら褒める。なんで俺は貶されたんだ。ただちょっと試したくなって遊んだだけなのに!
「え!?俺はちょっと遊んだだけだぞ!?」
「あのな、リュゼ。ちょっとここで教えないといけないことがあるみたいだから、言わせてくれ」
ガルムが深刻そうな顔で俺に向き直る。
「普通、近接戦闘しか出来ない奴が物理防御力が高い相手と戦うとき、仲間のために守りやヘイトを稼ぐ動きをするもんだ。そして相手が、高ランクなら尚更だ。いくらグランドスコーピオンのランクがBと言っても、魔法職以外からすると、Aランクと同等のキツさがある。なのに、なんでお前はそんな相手と戦っているのに、ちょっと遊ぼうという思考になるんだ・・・。それがおかしいんだよ・・・」
ガックリと力が抜けたガルムが俺に溜息を吐く。そういうことか。倒すことは確かに難しい相手だったが、俺は奴らの攻撃に当たらない自信があった。ただ避けるだけの簡単なお仕事をしていると、少しは遊びたくなるものだろう。ちょっと俺の遊び心が顔を出しただけじゃないか。誰も怪我もしてないし、迷惑もかけていないのに・・・。
俺が不貞腐れていると、アバドンが解体が全て終わったことを伝えにきた。そのため、ガルムはのそりと馬車から降りていき、交代でアバドンが馬車に乗り込む。
そして結局俺が遊んだことによって、グランドスコーピオンの新たな弱点が見つかり、俺がおかしいという結論になってしまった。
その後の移動も割と順調に進んで行った。グランドスコーピオンの群れが出て来た後からは、当分はグランドスコーピオンは出て来ず、別の魔物ばかりだった。その中でも、中央砂漠の中間地点辺りまで来たときに、サンドワームの群れに襲われた。これまでもたまに遭遇することはあったが、単体ばかりであった。そのため、大量のサンドワームに囲まれた時、大地震かというほど良く揺れた。
サンドワームは、地面の中を潜って移動する魔物だ。大きさはまちまちであり、全長10メートルから15メートルぐらいが一般的である。地面から顔を出すときは、5メートルぐらいしか見えない。そのため、実際の全長を確認した時、本当に巨大すぎて気持ち悪かった。
海で泳ぐ魚のように地面の中に潜り込むので、ズィーリオスの結界により馬車を守りつつ、俺の魔力で魔物を誘き寄せていた。つまりそれは、大量のサンドワームが俺に群がる結果になったのだ。全力で走って逃げていたが、サンドワームの方が図体がデカい分距離を縮めやすい。それはそれはもう必死だった。
そんな密に群がるサンドワームたちを、後方から楽しそうに笑いながらアバドンが殲滅して行っていた。ズィーリオスに至っては、いつの間にか俺と並走して遊んでいた。並走するぐらいなら、俺を背中に乗せて空に飛んで欲しかったものだ。
そして、疲れ果てた頃にはアバドンが綺麗に片付けており、俺が逃げた道のりがサンドワームの死体で分かりやすくされていたのだった。
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