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事情聴取
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俺たちは、不在だったはずのギルドマスターによってギルドの個室に連れて来られた。静かに話せる所が欲しかったようなので、ここを選んだ理由は分かるが、なぜ俺たちまで一緒なのだろう。奴隷商と冒険者たちの身柄は引き渡しており、子供たちも衛兵たちに保護されていた。
この街に親がいる子供はそのまま親と再会を果たして帰って行き、親が他の街や村にいる子供は、明日の朝に街の衛兵たちによって送られることになった。今日はもう日が暮れ始めたので、ひとまず冒険者ビルドの食堂でみんな食事を取っている頃合いだ。
ギルドの職員が、子供たちに変な絡みをしてくる冒険者がいないように見張っている。俺という前例があったばかりなのと、冒険者側から犯罪者が続出したので、職員もかなり気を張っていた。子どもたちをまとめる立場として、最年長の獣人の男の子が走り回っていたので、職員側もだいぶ助けられている様子だった。
そんな子供たちを階下に残し、俺たちは2階に上がって来ていた。俺がいなくなることに子供たちは凄く不安がっていたので、ズィーリオスは子供たちの側で見守る係になっており、この場にはいない。俺は、奴隷商たちを見つけた時の事を事情聴取されるらしいので、子供たちと一緒に食事をとることは出来なかった。だから、この場には衛兵の人も2人おり、平均年齢十歳以下の空間に長い時間いた俺にとっては、大人だけの空間になったこの場との差に居心地の悪さを感じていた。
本来なら衛兵がギルドまで来て事情聴取することはないが、そこは子供たちのことを考えてくれた結果らしい。
「一番最初から説明をよろしく」
ギルドマスターが俺に向かって説明を行うように合図を出したので、めんどくさいが話し始める。え?エルフの女の子がやって来たところから?最初ってそういう意味か。そこはガルムに説明させたいんだけど。え、俺が全部やれって?はぁー。面倒だなー。ガルムに視線をやって説明をさせようと訴えたが、なぜか俺の意図は全く伝わらず、俺が説明するように促し返された。いや、ほんとなんで?
仕方なく一連の流れを説明し終えると、衛兵たちとギルドマスターからそれぞれ礼を受けた。特に衛兵たちが感極まっているようで、こちらは顔が引きつってしまっていないか不安だ。感謝してくれているのは分かるのだが・・・・うん、そこまで感謝しなくてもいいんだけど。
「素直に彼等の好意を受け取ってやって。俺だって、息子を助けてくれた君たちには感謝しているんだ」
ニコニコの笑顔でギルドマスターが告げるが、別に俺は感謝されたいがために助けたわけではない。
「てかなんで、ギルドマスターともあろう者が息子を拉致られているんだよ」
漂う空気に耐えられず無理やり話しを変えると、耳を下げて分かりやすくギルドマスターが落ち込んだ。その空気は衛兵にも感染しており、衛兵たちも同様に肩を落とす。
なんだこの感情の落差は。俺変なこと言ったか?
「だいぶ前から、獣人に対する当たりがきつくなっていたのは分かっていたが、俺はこの街のギルドマスターだから、この街から出て行くことは考えなかった。そんな中、1週間前ぐらいから、この近辺の街や村の獣人の子供が狙われていたんだ。そうしていると息子も誘拐されて、被害にあった獣人の数はかなりの数に上った。ただでさえ、この辺りに住んでいる獣人は減って行っているから、もうこれで獣人をターゲットにしていると推測できた」
なんか語りだしたぞ?
「そのせいで街の様子も悪くなり、衛兵隊と協力して街のことを守りながら、事件の調査を進めていた。誘拐が起きればその場所まで足を運んで、共通点を探し出し、犯人を見つけようと思ってな。だがまさか、身内である冒険者たちが事件に関わっているとは」
身内ではない衛兵たちが頷いて同意する。
「本当にただ、このままだと子供たちを連れて逃げられるところだったから、本当に助かった」
もういいや。一歩引いて話を聞いていた俺は、突っ込みを止めて、とりあえず言われたことをそのまま受け入れることにした。だってもう、眠くて眠くて仕方がない。今日は朝になる前から起こされていたのだ。眠すぎて思考がまとまらない。
なんとなくだが、自分たちだけでは人手が足りないから、受付長は依頼という形でこの件に協力させようとしていたのだということはわかった。依頼関係なく協力したという形になったけど。
まだ夕食を食べていないというのに、もう舟をこぎ出してしまう。俺の様子の異変を悟った大人たちは、柔らかい笑みを浮かべている気配がした。
ズィーリオス・・・・・。もふもふ・・・・。眠い・・・。僅かに覗く視界からズィーリオスの姿を探すがどこにもいない。あれ?ズィーリオスはどこ行った?・・・ああ、そうだ階下に・・・。ガクンと頭が縦に揺れる。もう耐えてられない。無理だ。帰りはアバドンに運んでもらおう。眠気に抗うのを止めてすぐに意識が飛びかけた時、頭の中に慣れ親しんだ声が聞こえてくる。
『リュゼ!こっちに何人か連れて下りてきてくれ』
「んあ?」
働いていない脳がその意味を理解するには、言葉が足りなかった。閉じていた目を薄く開けて周囲を見渡し声の主を探すが、当然見つかるわけがない。
『ズィー?』
『ん?もしかして眠りかけていたか?あー、眠いところごめんだけど、何人か連れて下りてきてくれ』
俺の現状をすぐさま察してくれるのはさすがズィーリオスだ。ズィーリオスの声を聴いて、何かが階下で起きていることを認識した頭は、霧が晴れる様に軽くなり、目はスッと開く。焦った声音ではないので、急ぎの事案が起きているわけではないのだろう。
「あれ?起きた?」
不思議そうな顔をする一同に、俺はチラリとアバドンを見て、その後ガルムに向き直る。アバドンは俺が下に下りることを察していた。何も言わずに立ち上がる。
「下に降りる。何人か一緒に来てくれるか?」
「なんだ?何かあったのか?」
「っぽい」
ガルムが不思議そうに尋ねて来たので頷きながら返答を返すと、俺が下に下りるということに渋い顔をした。もう俺の事情聴取は終わっているはずだ。俺が眠りかけたことで、まだ残っていた何かがあるのだろうか?
「ズィーが呼んでいるから行って来る」
「なるほど。ズィーリオスが呼んでいるのか。なら全員で行った方がいいだろう」
ガルムはズィーリオスの名前を出した瞬間に何かを納得したようで、ギルドマスターや衛兵たちに向かって共に行こうとを誘った。状況を把握していないギルドマスターと衛兵だが、ここで待っているよりは付いて行く方が良いと判断したのか、それぞれ立ち上がる。その様子を見て、俺はさっさと部屋から出て、アバドンと共に少し急ぎ足で階下に下りた。
そして、下りて見えたのは、ギルドの端の方に追い詰められて、身動きが取れないようにズィーリオスによって踏みつけられた衛兵の姿だった。
俺の後からやって来た者達も、俺と同じ光景を目にして動きを止める。反対に、踏みつけられている衛兵は、俺の後ろにいる同僚の姿を発見して何かを口走りかける。だが、ズィーリオスが体重をかけたのか、呻き声を上げて声を詰まらせる。
そして少し離れた食堂の方向で、子供たちがズィーリオスの様子を食い入るように目を輝かせて見つめていた。
ズィーリオスが動いたということは、あの踏み潰されている衛兵が子供たちに何かしら手を出したということだろう。
たった1人で、ズィーリオスを相手にどうにか出来ると思うのは相当なバカかもしれない。思わず、踏みつぶされている衛兵を冷めた目で見つめた。
この街に親がいる子供はそのまま親と再会を果たして帰って行き、親が他の街や村にいる子供は、明日の朝に街の衛兵たちによって送られることになった。今日はもう日が暮れ始めたので、ひとまず冒険者ビルドの食堂でみんな食事を取っている頃合いだ。
ギルドの職員が、子供たちに変な絡みをしてくる冒険者がいないように見張っている。俺という前例があったばかりなのと、冒険者側から犯罪者が続出したので、職員もかなり気を張っていた。子どもたちをまとめる立場として、最年長の獣人の男の子が走り回っていたので、職員側もだいぶ助けられている様子だった。
そんな子供たちを階下に残し、俺たちは2階に上がって来ていた。俺がいなくなることに子供たちは凄く不安がっていたので、ズィーリオスは子供たちの側で見守る係になっており、この場にはいない。俺は、奴隷商たちを見つけた時の事を事情聴取されるらしいので、子供たちと一緒に食事をとることは出来なかった。だから、この場には衛兵の人も2人おり、平均年齢十歳以下の空間に長い時間いた俺にとっては、大人だけの空間になったこの場との差に居心地の悪さを感じていた。
本来なら衛兵がギルドまで来て事情聴取することはないが、そこは子供たちのことを考えてくれた結果らしい。
「一番最初から説明をよろしく」
ギルドマスターが俺に向かって説明を行うように合図を出したので、めんどくさいが話し始める。え?エルフの女の子がやって来たところから?最初ってそういう意味か。そこはガルムに説明させたいんだけど。え、俺が全部やれって?はぁー。面倒だなー。ガルムに視線をやって説明をさせようと訴えたが、なぜか俺の意図は全く伝わらず、俺が説明するように促し返された。いや、ほんとなんで?
仕方なく一連の流れを説明し終えると、衛兵たちとギルドマスターからそれぞれ礼を受けた。特に衛兵たちが感極まっているようで、こちらは顔が引きつってしまっていないか不安だ。感謝してくれているのは分かるのだが・・・・うん、そこまで感謝しなくてもいいんだけど。
「素直に彼等の好意を受け取ってやって。俺だって、息子を助けてくれた君たちには感謝しているんだ」
ニコニコの笑顔でギルドマスターが告げるが、別に俺は感謝されたいがために助けたわけではない。
「てかなんで、ギルドマスターともあろう者が息子を拉致られているんだよ」
漂う空気に耐えられず無理やり話しを変えると、耳を下げて分かりやすくギルドマスターが落ち込んだ。その空気は衛兵にも感染しており、衛兵たちも同様に肩を落とす。
なんだこの感情の落差は。俺変なこと言ったか?
「だいぶ前から、獣人に対する当たりがきつくなっていたのは分かっていたが、俺はこの街のギルドマスターだから、この街から出て行くことは考えなかった。そんな中、1週間前ぐらいから、この近辺の街や村の獣人の子供が狙われていたんだ。そうしていると息子も誘拐されて、被害にあった獣人の数はかなりの数に上った。ただでさえ、この辺りに住んでいる獣人は減って行っているから、もうこれで獣人をターゲットにしていると推測できた」
なんか語りだしたぞ?
「そのせいで街の様子も悪くなり、衛兵隊と協力して街のことを守りながら、事件の調査を進めていた。誘拐が起きればその場所まで足を運んで、共通点を探し出し、犯人を見つけようと思ってな。だがまさか、身内である冒険者たちが事件に関わっているとは」
身内ではない衛兵たちが頷いて同意する。
「本当にただ、このままだと子供たちを連れて逃げられるところだったから、本当に助かった」
もういいや。一歩引いて話を聞いていた俺は、突っ込みを止めて、とりあえず言われたことをそのまま受け入れることにした。だってもう、眠くて眠くて仕方がない。今日は朝になる前から起こされていたのだ。眠すぎて思考がまとまらない。
なんとなくだが、自分たちだけでは人手が足りないから、受付長は依頼という形でこの件に協力させようとしていたのだということはわかった。依頼関係なく協力したという形になったけど。
まだ夕食を食べていないというのに、もう舟をこぎ出してしまう。俺の様子の異変を悟った大人たちは、柔らかい笑みを浮かべている気配がした。
ズィーリオス・・・・・。もふもふ・・・・。眠い・・・。僅かに覗く視界からズィーリオスの姿を探すがどこにもいない。あれ?ズィーリオスはどこ行った?・・・ああ、そうだ階下に・・・。ガクンと頭が縦に揺れる。もう耐えてられない。無理だ。帰りはアバドンに運んでもらおう。眠気に抗うのを止めてすぐに意識が飛びかけた時、頭の中に慣れ親しんだ声が聞こえてくる。
『リュゼ!こっちに何人か連れて下りてきてくれ』
「んあ?」
働いていない脳がその意味を理解するには、言葉が足りなかった。閉じていた目を薄く開けて周囲を見渡し声の主を探すが、当然見つかるわけがない。
『ズィー?』
『ん?もしかして眠りかけていたか?あー、眠いところごめんだけど、何人か連れて下りてきてくれ』
俺の現状をすぐさま察してくれるのはさすがズィーリオスだ。ズィーリオスの声を聴いて、何かが階下で起きていることを認識した頭は、霧が晴れる様に軽くなり、目はスッと開く。焦った声音ではないので、急ぎの事案が起きているわけではないのだろう。
「あれ?起きた?」
不思議そうな顔をする一同に、俺はチラリとアバドンを見て、その後ガルムに向き直る。アバドンは俺が下に下りることを察していた。何も言わずに立ち上がる。
「下に降りる。何人か一緒に来てくれるか?」
「なんだ?何かあったのか?」
「っぽい」
ガルムが不思議そうに尋ねて来たので頷きながら返答を返すと、俺が下に下りるということに渋い顔をした。もう俺の事情聴取は終わっているはずだ。俺が眠りかけたことで、まだ残っていた何かがあるのだろうか?
「ズィーが呼んでいるから行って来る」
「なるほど。ズィーリオスが呼んでいるのか。なら全員で行った方がいいだろう」
ガルムはズィーリオスの名前を出した瞬間に何かを納得したようで、ギルドマスターや衛兵たちに向かって共に行こうとを誘った。状況を把握していないギルドマスターと衛兵だが、ここで待っているよりは付いて行く方が良いと判断したのか、それぞれ立ち上がる。その様子を見て、俺はさっさと部屋から出て、アバドンと共に少し急ぎ足で階下に下りた。
そして、下りて見えたのは、ギルドの端の方に追い詰められて、身動きが取れないようにズィーリオスによって踏みつけられた衛兵の姿だった。
俺の後からやって来た者達も、俺と同じ光景を目にして動きを止める。反対に、踏みつけられている衛兵は、俺の後ろにいる同僚の姿を発見して何かを口走りかける。だが、ズィーリオスが体重をかけたのか、呻き声を上げて声を詰まらせる。
そして少し離れた食堂の方向で、子供たちがズィーリオスの様子を食い入るように目を輝かせて見つめていた。
ズィーリオスが動いたということは、あの踏み潰されている衛兵が子供たちに何かしら手を出したということだろう。
たった1人で、ズィーリオスを相手にどうにか出来ると思うのは相当なバカかもしれない。思わず、踏みつぶされている衛兵を冷めた目で見つめた。
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