255 / 340
身柄の引き渡し
しおりを挟む
「ふーん。あん時の冒険者の奴等かー」
男が息を顰めるように動かなくなった。なるほど、カマを掛けてみるか。
「ギルドに知られたら、お前らどうなるんだろうな?」
その瞬間、男が必死に何かを訴え出したが、汚いもののせいで何を言っているか聞き取れない。だから、俺らには何も言っていないということと同じだ。
「よし、こいつ等をギルドに引き渡すか」
腰掛けていた窓枠から降りて、男を迂回しながら扉まで近づく。
「アバドン、暫くの間こいつ等を頼むな」
「おう。見張りな、オーケー」
アバドンに男たちの見張りを任せ、俺は廊下に出てガルムとジェイドの部屋に向かい、扉をノックする。すると、直ぐに扉が開けられ、俺は招き入れられた。
「あれ?何で全員集合してんの?」
そこには、男性陣だけではなく女性陣も集合していた。
「もう、終わったのか?」
「大体?とりあえず犯人は、昨日俺たちに絡んで来た冒険者だった。だから、これからギルドに付き出そうと思うんだけど、ギルド職員を呼んで来てくれないか?」
「昨日の奴等だったのか。分かった」
「だったら俺が行ってくるっすよ」
「よろしく」
ギルドへの連絡を頼むと、ジェイドが言ってきてくれるようだ。俺が行っても、子供だからと相手にされない可能性もある。二度手間になるのは嫌なので、誰かに行って来てもらえないかと頼んだ。俺たちの部屋に入り込んでいるという現場証拠を押さえてもらう方が確実で手っ取り早いだろう。それに、俺たちがあの男たちをギルドに連れて行くのは嫌過ぎる。
「では、そのまま街を出る準備をしようか」
「・・・え?なんで?」
あまりにもさらっと、ガルムが言った言葉を皆が受け入れるので、反応が遅れてしまった。いきなり過ぎるだろ。
「なんでって、もうそろそろ夜明けだぞ?ギルド職員に彼らを引き渡す頃には、予定通りの時間になっているはずだ」
「マジかよ・・・」
ショックのあまり膝から崩れ落ちる。
「リュゼ!?どうした!?」
ガルムとアネットが駆け寄って来て、側にしゃがみ込む。
「俺の・・・睡眠時間がぁああ!!」
「「・・・・・」」
ガルムとアネットは静かに立ち上がり、「さぁーって、準備するか!」と言いながら離れていき、アネットは既に扉まで移動していたナルシアと共に部屋から出て行った。
睡眠時間の重要を分からせてやらなければ。沸々と煮えたぎった怒りを胸に、俺はガルムの部屋から出て行く。後ろから溜息が聞こえたが、俺は知らん!!
部屋へと戻って来た俺は、再び窓枠まで移動し、その枠に腰掛ける。そして、俺がいない間に何があったのかは分からないが、先ほどよりも憔悴しきった男を睨みつけながら、睡眠の重要性と睡眠時間についてを延々と言い聞かせ続けた。
何だか外が騒がしい。部屋の外から聞こえて来る複数人の足音と話し声に、俺は喋ることを止めて廊下に目を向ける。気配が段々こちらに近づいて来ていた。もうギルドの職員が来てしまったらしい。まだまだ男に言い聞かせきれていないのに。
「入りますよ!」
声を掛けながら入って来たのは、あの受付長と2人の男性の職員だった。部屋の中の光景を見て、職員全員が唖然と固まる。そしてすぐに顔を歪めて目を逸らした。それもそうだ。ドギツイものがそこに散らばっており、風下なので匂いもキツイだろう。腐敗した部下は、既に塵となって風に飛ばされていた。そのため、アバドンが手を出した証拠はない。男が証言したとしても、誰にも信じてもらえないだろう。
「本当にこんなことを仕出かすなんて・・・」
首を横に振りながら職員の一人が溜息を吐き、隣の人も同意という様に小さく頷く。受付長は、憔悴しきった男を冷めた目で見つめたのち、俺とアバドンに向き直る。
「今回のことは本当に悪かったわ。まさか、ここまでどうしようもない人たちだったなんて・・・」
受付長が頭を下げようとしたので、それを阻止して声を掛ける。
「冒険者1人1人の行動を監理するなんて無理な話なんだから、そういうのは本人たちにやらせるもんだからな?」
「そう言ってくれるとありがたいわ」
困ったように苦笑いを浮かべた受付長が、他の職員の方に向いて、男たちの回収をして撤収することを指示した。
「フフッ」
「何よ」
「いや、何でもない」
思わず零れてしまった笑い声に、受付長は居心地が悪そうだ。だいぶ気まずいのだろう。
職員たちが回収する準備をしている間、受付長がガルム達と話をするために出て行く。こんな状況下だが、俺も出発する準備をしないと。準備と言えるほど、片付けなければならないだけの物があるわけではないが。
宿への対応はギルドが応じてくれるようなので任せて、俺たちは部屋から退室し、ズィーリオスに会いに外に出た。
暁闇の出立。
宿の中での騒ぎに気付いてらしく、ズィーリオスは既に起きて待っていた。特に危機を感じることもなかったので、大人しく納屋で待っていた。そして、ユヴェーレンからことの詳細を聞き、状況を把握していた。
ズィーリオスの背に乗って宿屋の入り口まで戻ると、そこには準備の出来たガルムたちが待っていた。
そして、ガルムたちの他に複数のギルド職員の姿があった。先程、受付長と一緒に来ていた人たちではない。様子を見ているようだとヘルプに来た人達であった。もともとギルドの朝は早いからか、ギルド職員の誰も眠そうな顔をしている人はいない。だが、人々が起き始める夜明けはまだだ。それなのに、こんな朝早くから迷惑極まりない事件の後処理をさせられているなんて、なんとツイていないことか。俺には絶対に務まらない仕事だ。
俺がそんなことを思っている間に、ガルムが代表して再び受付長と挨拶を交わし、俺たちはギルド職員たちの見送りを受けて門へと向かった。門の前に着くころには、ちょうど開門する日の出の頃だろう。
途中でジェイドとナルシアの2人と別れる。2人は馬車を取りに行き、俺たちは門前で待っていることになった。
門前に到着すると、数は少ないながらも何台かの馬車の姿があった。どの馬車も荷馬車と思われる大きさで、行商人と思われる人達が馬の様子を見ていたり、荷物の確認をしていたりで少し騒がしい。中には、乗り合い馬車らしき馬車の姿もある。見た目は荷馬車だが、御者と話しあって荷馬車の中に入っていくことから、乗り合い馬車なのだろうと推測できた。
うん?たくさんある馬車の1台だけ、妙に他の馬車と距離を取っている馬車があった。御者席にいるのは行商人のようだが、どうにも他の行商人と距離を取っている気がする。まあ、人見知りの可能性もあるから気にしてもしょうがない。
まだ朝早い時間にも関わらず、この門前だけは既に活動が始まっていた。
周りの様子をボーっと眺めていると、ちょうど黎明の光が街を照らし出した。その瞬間、門の最も近い位置が騒々しくなっていった。どうやら、今から開門が行われるようだ。
ジェイドたちが馬車を取って戻ってくるよりも早く門が開け切り、続々と並んでいた馬車が外へ連なって出ていく。皆で馬車の列を見送っていると、馬車の列の後方から御者席に座ったジェイドとナルシアの姿が見えた。
「遅くなったっす!いやー、結構混んでるんっすね」
ジェイドが頭を搔きながら苦笑いを浮かべる。だが、別にそこまで遅れたわけでもないので、誰も気にせずにジェイドたちに労いの言葉をかけて、馬車に乗り込んだ。そして、ゆっくりと俺たちが乗った馬車は門の外へと進んで行った。
男が息を顰めるように動かなくなった。なるほど、カマを掛けてみるか。
「ギルドに知られたら、お前らどうなるんだろうな?」
その瞬間、男が必死に何かを訴え出したが、汚いもののせいで何を言っているか聞き取れない。だから、俺らには何も言っていないということと同じだ。
「よし、こいつ等をギルドに引き渡すか」
腰掛けていた窓枠から降りて、男を迂回しながら扉まで近づく。
「アバドン、暫くの間こいつ等を頼むな」
「おう。見張りな、オーケー」
アバドンに男たちの見張りを任せ、俺は廊下に出てガルムとジェイドの部屋に向かい、扉をノックする。すると、直ぐに扉が開けられ、俺は招き入れられた。
「あれ?何で全員集合してんの?」
そこには、男性陣だけではなく女性陣も集合していた。
「もう、終わったのか?」
「大体?とりあえず犯人は、昨日俺たちに絡んで来た冒険者だった。だから、これからギルドに付き出そうと思うんだけど、ギルド職員を呼んで来てくれないか?」
「昨日の奴等だったのか。分かった」
「だったら俺が行ってくるっすよ」
「よろしく」
ギルドへの連絡を頼むと、ジェイドが言ってきてくれるようだ。俺が行っても、子供だからと相手にされない可能性もある。二度手間になるのは嫌なので、誰かに行って来てもらえないかと頼んだ。俺たちの部屋に入り込んでいるという現場証拠を押さえてもらう方が確実で手っ取り早いだろう。それに、俺たちがあの男たちをギルドに連れて行くのは嫌過ぎる。
「では、そのまま街を出る準備をしようか」
「・・・え?なんで?」
あまりにもさらっと、ガルムが言った言葉を皆が受け入れるので、反応が遅れてしまった。いきなり過ぎるだろ。
「なんでって、もうそろそろ夜明けだぞ?ギルド職員に彼らを引き渡す頃には、予定通りの時間になっているはずだ」
「マジかよ・・・」
ショックのあまり膝から崩れ落ちる。
「リュゼ!?どうした!?」
ガルムとアネットが駆け寄って来て、側にしゃがみ込む。
「俺の・・・睡眠時間がぁああ!!」
「「・・・・・」」
ガルムとアネットは静かに立ち上がり、「さぁーって、準備するか!」と言いながら離れていき、アネットは既に扉まで移動していたナルシアと共に部屋から出て行った。
睡眠時間の重要を分からせてやらなければ。沸々と煮えたぎった怒りを胸に、俺はガルムの部屋から出て行く。後ろから溜息が聞こえたが、俺は知らん!!
部屋へと戻って来た俺は、再び窓枠まで移動し、その枠に腰掛ける。そして、俺がいない間に何があったのかは分からないが、先ほどよりも憔悴しきった男を睨みつけながら、睡眠の重要性と睡眠時間についてを延々と言い聞かせ続けた。
何だか外が騒がしい。部屋の外から聞こえて来る複数人の足音と話し声に、俺は喋ることを止めて廊下に目を向ける。気配が段々こちらに近づいて来ていた。もうギルドの職員が来てしまったらしい。まだまだ男に言い聞かせきれていないのに。
「入りますよ!」
声を掛けながら入って来たのは、あの受付長と2人の男性の職員だった。部屋の中の光景を見て、職員全員が唖然と固まる。そしてすぐに顔を歪めて目を逸らした。それもそうだ。ドギツイものがそこに散らばっており、風下なので匂いもキツイだろう。腐敗した部下は、既に塵となって風に飛ばされていた。そのため、アバドンが手を出した証拠はない。男が証言したとしても、誰にも信じてもらえないだろう。
「本当にこんなことを仕出かすなんて・・・」
首を横に振りながら職員の一人が溜息を吐き、隣の人も同意という様に小さく頷く。受付長は、憔悴しきった男を冷めた目で見つめたのち、俺とアバドンに向き直る。
「今回のことは本当に悪かったわ。まさか、ここまでどうしようもない人たちだったなんて・・・」
受付長が頭を下げようとしたので、それを阻止して声を掛ける。
「冒険者1人1人の行動を監理するなんて無理な話なんだから、そういうのは本人たちにやらせるもんだからな?」
「そう言ってくれるとありがたいわ」
困ったように苦笑いを浮かべた受付長が、他の職員の方に向いて、男たちの回収をして撤収することを指示した。
「フフッ」
「何よ」
「いや、何でもない」
思わず零れてしまった笑い声に、受付長は居心地が悪そうだ。だいぶ気まずいのだろう。
職員たちが回収する準備をしている間、受付長がガルム達と話をするために出て行く。こんな状況下だが、俺も出発する準備をしないと。準備と言えるほど、片付けなければならないだけの物があるわけではないが。
宿への対応はギルドが応じてくれるようなので任せて、俺たちは部屋から退室し、ズィーリオスに会いに外に出た。
暁闇の出立。
宿の中での騒ぎに気付いてらしく、ズィーリオスは既に起きて待っていた。特に危機を感じることもなかったので、大人しく納屋で待っていた。そして、ユヴェーレンからことの詳細を聞き、状況を把握していた。
ズィーリオスの背に乗って宿屋の入り口まで戻ると、そこには準備の出来たガルムたちが待っていた。
そして、ガルムたちの他に複数のギルド職員の姿があった。先程、受付長と一緒に来ていた人たちではない。様子を見ているようだとヘルプに来た人達であった。もともとギルドの朝は早いからか、ギルド職員の誰も眠そうな顔をしている人はいない。だが、人々が起き始める夜明けはまだだ。それなのに、こんな朝早くから迷惑極まりない事件の後処理をさせられているなんて、なんとツイていないことか。俺には絶対に務まらない仕事だ。
俺がそんなことを思っている間に、ガルムが代表して再び受付長と挨拶を交わし、俺たちはギルド職員たちの見送りを受けて門へと向かった。門の前に着くころには、ちょうど開門する日の出の頃だろう。
途中でジェイドとナルシアの2人と別れる。2人は馬車を取りに行き、俺たちは門前で待っていることになった。
門前に到着すると、数は少ないながらも何台かの馬車の姿があった。どの馬車も荷馬車と思われる大きさで、行商人と思われる人達が馬の様子を見ていたり、荷物の確認をしていたりで少し騒がしい。中には、乗り合い馬車らしき馬車の姿もある。見た目は荷馬車だが、御者と話しあって荷馬車の中に入っていくことから、乗り合い馬車なのだろうと推測できた。
うん?たくさんある馬車の1台だけ、妙に他の馬車と距離を取っている馬車があった。御者席にいるのは行商人のようだが、どうにも他の行商人と距離を取っている気がする。まあ、人見知りの可能性もあるから気にしてもしょうがない。
まだ朝早い時間にも関わらず、この門前だけは既に活動が始まっていた。
周りの様子をボーっと眺めていると、ちょうど黎明の光が街を照らし出した。その瞬間、門の最も近い位置が騒々しくなっていった。どうやら、今から開門が行われるようだ。
ジェイドたちが馬車を取って戻ってくるよりも早く門が開け切り、続々と並んでいた馬車が外へ連なって出ていく。皆で馬車の列を見送っていると、馬車の列の後方から御者席に座ったジェイドとナルシアの姿が見えた。
「遅くなったっす!いやー、結構混んでるんっすね」
ジェイドが頭を搔きながら苦笑いを浮かべる。だが、別にそこまで遅れたわけでもないので、誰も気にせずにジェイドたちに労いの言葉をかけて、馬車に乗り込んだ。そして、ゆっくりと俺たちが乗った馬車は門の外へと進んで行った。
13
お気に入りに追加
1,854
あなたにおすすめの小説

お願いだから俺に構わないで下さい
大味貞世氏
ファンタジー
高校2年の9月。
17歳の誕生日に甲殻類アレルギーショックで死去してしまった燻木智哉。
高校1年から始まったハブりイジメが原因で自室に引き籠もるようになっていた彼は。
本来の明るい楽観的な性格を失い、自棄から自滅願望が芽生え。
折角貰った転生のチャンスを不意に捨て去り、転生ではなく自滅を望んだ。
それは出来ないと天使は言い、人間以外の道を示した。
これは転生後の彼の魂が辿る再生の物語。
有り触れた異世界で迎えた新たな第一歩。その姿は一匹の…
ナイナイづくしで始まった、傷物令嬢の異世界生活
天三津空らげ
ファンタジー
日本の田舎で平凡な会社員だった松田理奈は、不慮の事故で亡くなり10歳のマグダリーナに異世界転生した。転生先の子爵家は、どん底の貧乏。父は転生前の自分と同じ歳なのに仕事しない。二十五歳の青年におまるのお世話をされる最悪の日々。転生チートもないマグダリーナが、美しい魔法使いの少女に出会った時、失われた女神と幻の種族にふりまわされつつQOLが爆上がりすることになる――

幼女と執事が異世界で
天界
ファンタジー
宝くじを握り締めオレは死んだ。
当選金額は約3億。だがオレが死んだのは神の過失だった!
謝罪と称して3億分の贈り物を貰って転生したら異世界!?
おまけで貰った執事と共に異世界を満喫することを決めるオレ。
オレの人生はまだ始まったばかりだ!
転生少女、運の良さだけで生き抜きます!
足助右禄
ファンタジー
【9月10日を持ちまして完結致しました。特別編執筆中です】
ある日、災害に巻き込まれて命を落とした少女ミナは異世界の女神に出会い、転生をさせてもらう事になった。
女神はミナの体を創造して問う。
「要望はありますか?」
ミナは「運だけ良くしてほしい」と望んだ。
迂闊で残念な少女ミナが剣と魔法のファンタジー世界で様々な人に出会い、成長していく物語。
鋼なるドラーガ・ノート ~S級パーティーから超絶無能の烙印を押されて追放される賢者、今更やめてくれと言われてももう遅い~
月江堂
ファンタジー
― 後から俺の実力に気付いたところでもう遅い。絶対に辞めないからな ―
“賢者”ドラーガ・ノート。鋼の二つ名で知られる彼がSランク冒険者パーティー、メッツァトルに加入した時、誰もが彼の活躍を期待していた。
だが蓋を開けてみれば彼は無能の極致。強い魔法は使えず、運動神経は鈍くて小動物にすら勝てない。無能なだけならばまだしも味方の足を引っ張って仲間を危機に陥れる始末。
当然パーティーのリーダー“勇者”アルグスは彼に「無能」の烙印を押し、パーティーから追放する非情な決断をするのだが、しかしそこには彼を追い出すことのできない如何ともしがたい事情が存在するのだった。
ドラーガを追放できない理由とは一体何なのか!?
そしてこの賢者はなぜこんなにも無能なのに常に偉そうなのか!?
彼の秘められた実力とは一体何なのか? そもそもそんなもの実在するのか!?
力こそが全てであり、鋼の教えと闇を司る魔が支配する世界。ムカフ島と呼ばれる火山のダンジョンの攻略を通して彼らはやがて大きな陰謀に巻き込まれてゆく。
異世界転生~チート魔法でスローライフ
玲央
ファンタジー
【あらすじ⠀】都会で産まれ育ち、学生時代を過ごし 社会人になって早20年。
43歳になった主人公。趣味はアニメや漫画、スポーツ等 多岐に渡る。
その中でも最近嵌ってるのは「ソロキャンプ」
大型連休を利用して、
穴場スポットへやってきた!
テントを建て、BBQコンロに
テーブル等用意して……。
近くの川まで散歩しに来たら、
何やら動物か?の気配が……
木の影からこっそり覗くとそこには……
キラキラと光注ぐように発光した
「え!オオカミ!」
3メートルはありそうな巨大なオオカミが!!
急いでテントまで戻ってくると
「え!ここどこだ??」
都会の生活に疲れた主人公が、
異世界へ転生して 冒険者になって
魔物を倒したり、現代知識で商売したり…… 。
恋愛は多分ありません。
基本スローライフを目指してます(笑)
※挿絵有りますが、自作です。
無断転載はしてません。
イラストは、あくまで私のイメージです
※当初恋愛無しで進めようと書いていましたが
少し趣向を変えて、
若干ですが恋愛有りになります。
※カクヨム、なろうでも公開しています

チートな親から生まれたのは「規格外」でした
真那月 凜
ファンタジー
転生者でチートな母と、王族として生まれた過去を神によって抹消された父を持つシア。幼い頃よりこの世界では聞かない力を操り、わずか数年とはいえ前世の記憶にも助けられながら、周りのいう「規格外」の道を突き進む。そんなシアが双子の弟妹ルークとシャノンと共に冒険の旅に出て…
これは【ある日突然『異世界を発展させて』と頼まれました】の主人公の子供達が少し大きくなってからのお話ですが、前作を読んでいなくても楽しめる作品にしているつもりです…
+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-
2024/7/26 95.静かな場所へ、97.寿命 を少し修正してます
時々さかのぼって部分修正することがあります
誤字脱字の報告大歓迎です(かなり多いかと…)
感想としての掲載が不要の場合はその旨記載いただけると助かります

少し冷めた村人少年の冒険記
mizuno sei
ファンタジー
辺境の村に生まれた少年トーマ。実は日本でシステムエンジニアとして働き、過労死した三十前の男の生まれ変わりだった。
トーマの家は貧しい農家で、神から授かった能力も、村の人たちからは「はずれギフト」とさげすまれるわけの分からないものだった。
優しい家族のために、自分の食い扶持を減らそうと家を出る決心をしたトーマは、唯一無二の相棒、「心の声」である〈ナビ〉とともに、未知の世界へと旅立つのであった。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる