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侵入者
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騒々しい音が聞こえる。誰かが喚いているような、暴れているような、人の眠りを妨げる不快な騒音が聞こえる。ああ、うるさい。もっと眠らせてくれ。あと5時間・・・。あっ、そう言えば今は何時だ!?ズィーリオスを迎えに行かないと!
ガバッと勢いよく上体を起こす。窓から差し込む光で時間を確認しようとした俺は、視界内に映る部屋の中の様子に、ただただ瞬きを繰り返す。一体何が起きているんだ?
この部屋の中にいたのは、俺とアバドンだけではなく、全身真っ黒で顔まで覆い目のみが見える恰好をした、誰がどう見ても不審者な人物が3人いた。そのうちの1人をアバドンが組み伏しており、他の2人はピクリとも動かずに転がっていた。この2人は死んでいるのだろうか?
安眠していたはずの俺のすぐ側で起きていた事件に、脳が付いて行かない。部屋の中は、月明りが入り込んでいるだけなので薄暗い。・・・・・よし、寝直そう。布団を引っ張って中に潜り込み、再び横になる。
しかし・・・。
「おい!どうした!?」
アバドンに組み伏せられていた男が騒いでいたせいだろう。不審者たちが侵入した時に開かれた扉から、起きてしまったガルム達が慌てて入って来た。部屋の中の気配が増え、騒がしさが増す。だが、次の瞬間にはガルム達の声が消え、騒いでいた男の声のみが部屋に響いていた。それと同時に、複数の視線が俺に突き刺さる。
チクチクと突き刺さる視線が気になって眠れやしない。完全に脳が起きてしまっていた。目を瞑っていてもすぐには眠れそうになかった。
「ああもう!!さっきから何なんだよ!!うるせぇっつーのッ!」
我慢出来ずに起き上がり、ベッドの上から室内を睨み付ける様に確認する。そして最後に、元凶であるうるさい男に視線を固定した。それこそ殺気を乗せて睨み付けたことで、男が情けない声を上げながら俺を見つめ黙り込んだ。
「おっ、やっと起きたか。取り敢えず、勝手に処理したらまた色々言われそうだから何もしてないけど、こいつらどうする?」
この場の空気にそぐわない、まるで今日の食事は何にする?と問いかけているように軽い声で、アバドンが俺に顎をしゃくって指し示す。
なるほど、よく見たら転がっている連中の息はあるようだ。完全に伸びており、すぐには意識を取り戻すこともないだろう。そして、アバドンが抑え込んでいる男がこの連中のリーダーであるようだ。
「そいつから何か聞き出せたのか?」
「何しに来たかってことぐらいだな」
「フーン。で?」
「お前を襲うつもりだったらしいぞ。誘拐だな」
「・・・またか」
顔に掛かる鬱陶しい前髪をかき上げながら、顔ごと天井に向けて目を瞑る。俺はそんなに弱っちく見えるのか?面倒ごとばかりがやって来る今日この頃に、もう溜息しか出ない。
顔を再び前に戻して静かになった男を見据える。
「目的は?」
「・・・」
「俺を襲おうとした目的は?答えないと・・・・分かるよな?」
僅かに口角を上げて、見下すように、嘲るように問う。
「クッ!分からねぇな!」
「そう、なら仕方ないよね?」
「・・・?」
あくまでも白を切るつもりの男に、簡単には眠りに戻れないことを悟る。
「ガルム達は戻っていて良い。まだ朝までは時間あるから寝てなよ。こいつらの処理は俺たちでするから」
「いや、でもな?」
これ以上はガルム達がいる意味はなく、また俺たちにとっても身動きが取りにくいので、さっさと部屋に戻ってもらおうとしたが、なかなか素直に戻ってくれない。
「良いから、戻って寝てなよ。アバドン1人で制圧出来ているんだから、これ以上危険になるようなことは起こらないだろ。それに、こいつらが何をしようと大した脅威はない。ほら、ユヴェーレンだっているし」
ちょうど部屋に姿を現したユヴェーレンを、ナルシアに確認させて説得する。ユヴェーレンとの初邂逅であったことを完全に忘れていた俺は、ナルシアが驚愕のあまり目を見開いて硬直してしまったのを見て、後で説明せざるを得ないことを悟った。だが、そのお陰でナルシアがガルムたちを説得する立場に回ってくれ、渋々ながらもガルム達は部屋から出ていった。
面倒な事が待っていると確定してしまったが、それよりも、もっとバレてはいけないことがある。
『アバドン。呪いって、一度呪ったらもう確実に死ぬのか?体の一部だけとか出来る?』
俺の声がガルム達に聞こえてしまうことがないように、そして、ガタイの良いガルムを筆頭とした俺たち側の人数が減ったことで、少しの希望を見出している男に聞こえないようにするため、念話を使ってアバドンに尋ねる。
『さあ?それはやったことがないな』
『そうか』
やったことがない、か。そうだな、なら・・・。部屋の中に転がっている男のお仲間の1人を顎で指し示す。
「あいつで試してみれば?」
「えっ!?良いのか!?」
アバドンが楽しそうにニヤリと笑みを浮かべる。そんな俺たちの雰囲気に何か感じ取った男が、冷汗を掻きながら目を必死にキョロキョロと動かし、逃げ出すチャンスを探していた。だが、簡単に逃れられるわけがない。アバドンが抑える代わりに、ユヴェーレンが男を拘束した。建物の中ということもあり、辺り一帯を闇が多い尽くしている時間帯だ。そんな状況は、ユヴェーレンにとって最高の舞台である。自身の影響下である闇の中で、たかが人1人を拘束することなど、赤子の手を捻るようなものだ。
闇が男を覆い、行動を封じる。
「じゃあ、早速試してみたら?」
「そうだな。腕とかが良いか?」
「それでいいんじゃない」
アバドンが男の部下に近づく。そして、ワザと男の目に入りやすい月明りの差し込む場所まで移動して、部下の腕を取って持ち上げる。力なくダランと垂れ下がった手首が、部下の意識がないことを表していた。
そして、月明りに照らされた部下の腕とアバドンの手との間から、ゆっくりと部下の体が紫色に変色し始めた。始めは見えずらかったその変化は、手首の辺りまで変色が広がった時、ボトリと音を立ててアバドンが握っていた部分から先が腐敗して落ちた。室内を流れる風が、部下の腐敗した匂いを男に運ぶ。混乱して藻掻く男だが、闇が男を覆っている以上、男の身が自由になることはない。
「さて、正直に話すなら、こいつと同じ有り様にはならないぞ?」
男が許されたのは、喋ることのみ。口元だけ拘束が解ける。
だが、男は情報を吐かない。そして、男の目の前で、腐敗が続いていた部下の手首が完全に崩れ去る。更には、部下の胴体の方も肩まで腐敗が続いており、止まる様子は見られない。腐蝕の呪いは、腕のみに留まらなかった。部下が腐敗していく様を男は怯えながら見つめているだけ。魔法とは表現出来ない現象に男の思考は完全に止まってしまっており、情報を吐くという行為さえ出来ずにいた。
ついに部下の全身が腐敗しきる。鼻を摘まみたくなる悪臭が部屋に充満していた。窓際に移動して風上に立っていた俺は、匂いの被害を被らなかったが、男は風下にいたことで匂いの直撃を受けていた。そして我慢が出来なくなったのか、男は口を覆っている布を下ろすことも出来ずに、そのまま吐しゃ物をまき散らす。
汚らしいものに俺は顔を歪め、窓枠の上に座りこむ。少しでも男から距離を置きたかった。
「それでどうする?お前も同じようになりたいか?まあ、あの人間は意識がなかったから楽な最期だっただろうけど、お前は意識があるからな。体験してみるか?」
アバドンが吐しゃ物を避けながら男に近づく。男は既に怯え切っており、何でも話すと従順になっていた。
「それは良かった。だが、注意されたばかりだというのに、昨日の今日でこんなことを仕出かすとはな。本当に人間って愚かだな」
アバドンは嘲笑するが、俺はついていけずに首を傾げる。注意された・・・昨日の今日・・・もしや。
「お前、昨日ギルドで俺たちに絡んで来た冒険者か?」
俺の一言に男の肩がビクッと跳ね上がった。
ガバッと勢いよく上体を起こす。窓から差し込む光で時間を確認しようとした俺は、視界内に映る部屋の中の様子に、ただただ瞬きを繰り返す。一体何が起きているんだ?
この部屋の中にいたのは、俺とアバドンだけではなく、全身真っ黒で顔まで覆い目のみが見える恰好をした、誰がどう見ても不審者な人物が3人いた。そのうちの1人をアバドンが組み伏しており、他の2人はピクリとも動かずに転がっていた。この2人は死んでいるのだろうか?
安眠していたはずの俺のすぐ側で起きていた事件に、脳が付いて行かない。部屋の中は、月明りが入り込んでいるだけなので薄暗い。・・・・・よし、寝直そう。布団を引っ張って中に潜り込み、再び横になる。
しかし・・・。
「おい!どうした!?」
アバドンに組み伏せられていた男が騒いでいたせいだろう。不審者たちが侵入した時に開かれた扉から、起きてしまったガルム達が慌てて入って来た。部屋の中の気配が増え、騒がしさが増す。だが、次の瞬間にはガルム達の声が消え、騒いでいた男の声のみが部屋に響いていた。それと同時に、複数の視線が俺に突き刺さる。
チクチクと突き刺さる視線が気になって眠れやしない。完全に脳が起きてしまっていた。目を瞑っていてもすぐには眠れそうになかった。
「ああもう!!さっきから何なんだよ!!うるせぇっつーのッ!」
我慢出来ずに起き上がり、ベッドの上から室内を睨み付ける様に確認する。そして最後に、元凶であるうるさい男に視線を固定した。それこそ殺気を乗せて睨み付けたことで、男が情けない声を上げながら俺を見つめ黙り込んだ。
「おっ、やっと起きたか。取り敢えず、勝手に処理したらまた色々言われそうだから何もしてないけど、こいつらどうする?」
この場の空気にそぐわない、まるで今日の食事は何にする?と問いかけているように軽い声で、アバドンが俺に顎をしゃくって指し示す。
なるほど、よく見たら転がっている連中の息はあるようだ。完全に伸びており、すぐには意識を取り戻すこともないだろう。そして、アバドンが抑え込んでいる男がこの連中のリーダーであるようだ。
「そいつから何か聞き出せたのか?」
「何しに来たかってことぐらいだな」
「フーン。で?」
「お前を襲うつもりだったらしいぞ。誘拐だな」
「・・・またか」
顔に掛かる鬱陶しい前髪をかき上げながら、顔ごと天井に向けて目を瞑る。俺はそんなに弱っちく見えるのか?面倒ごとばかりがやって来る今日この頃に、もう溜息しか出ない。
顔を再び前に戻して静かになった男を見据える。
「目的は?」
「・・・」
「俺を襲おうとした目的は?答えないと・・・・分かるよな?」
僅かに口角を上げて、見下すように、嘲るように問う。
「クッ!分からねぇな!」
「そう、なら仕方ないよね?」
「・・・?」
あくまでも白を切るつもりの男に、簡単には眠りに戻れないことを悟る。
「ガルム達は戻っていて良い。まだ朝までは時間あるから寝てなよ。こいつらの処理は俺たちでするから」
「いや、でもな?」
これ以上はガルム達がいる意味はなく、また俺たちにとっても身動きが取りにくいので、さっさと部屋に戻ってもらおうとしたが、なかなか素直に戻ってくれない。
「良いから、戻って寝てなよ。アバドン1人で制圧出来ているんだから、これ以上危険になるようなことは起こらないだろ。それに、こいつらが何をしようと大した脅威はない。ほら、ユヴェーレンだっているし」
ちょうど部屋に姿を現したユヴェーレンを、ナルシアに確認させて説得する。ユヴェーレンとの初邂逅であったことを完全に忘れていた俺は、ナルシアが驚愕のあまり目を見開いて硬直してしまったのを見て、後で説明せざるを得ないことを悟った。だが、そのお陰でナルシアがガルムたちを説得する立場に回ってくれ、渋々ながらもガルム達は部屋から出ていった。
面倒な事が待っていると確定してしまったが、それよりも、もっとバレてはいけないことがある。
『アバドン。呪いって、一度呪ったらもう確実に死ぬのか?体の一部だけとか出来る?』
俺の声がガルム達に聞こえてしまうことがないように、そして、ガタイの良いガルムを筆頭とした俺たち側の人数が減ったことで、少しの希望を見出している男に聞こえないようにするため、念話を使ってアバドンに尋ねる。
『さあ?それはやったことがないな』
『そうか』
やったことがない、か。そうだな、なら・・・。部屋の中に転がっている男のお仲間の1人を顎で指し示す。
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アバドンが楽しそうにニヤリと笑みを浮かべる。そんな俺たちの雰囲気に何か感じ取った男が、冷汗を掻きながら目を必死にキョロキョロと動かし、逃げ出すチャンスを探していた。だが、簡単に逃れられるわけがない。アバドンが抑える代わりに、ユヴェーレンが男を拘束した。建物の中ということもあり、辺り一帯を闇が多い尽くしている時間帯だ。そんな状況は、ユヴェーレンにとって最高の舞台である。自身の影響下である闇の中で、たかが人1人を拘束することなど、赤子の手を捻るようなものだ。
闇が男を覆い、行動を封じる。
「じゃあ、早速試してみたら?」
「そうだな。腕とかが良いか?」
「それでいいんじゃない」
アバドンが男の部下に近づく。そして、ワザと男の目に入りやすい月明りの差し込む場所まで移動して、部下の腕を取って持ち上げる。力なくダランと垂れ下がった手首が、部下の意識がないことを表していた。
そして、月明りに照らされた部下の腕とアバドンの手との間から、ゆっくりと部下の体が紫色に変色し始めた。始めは見えずらかったその変化は、手首の辺りまで変色が広がった時、ボトリと音を立ててアバドンが握っていた部分から先が腐敗して落ちた。室内を流れる風が、部下の腐敗した匂いを男に運ぶ。混乱して藻掻く男だが、闇が男を覆っている以上、男の身が自由になることはない。
「さて、正直に話すなら、こいつと同じ有り様にはならないぞ?」
男が許されたのは、喋ることのみ。口元だけ拘束が解ける。
だが、男は情報を吐かない。そして、男の目の前で、腐敗が続いていた部下の手首が完全に崩れ去る。更には、部下の胴体の方も肩まで腐敗が続いており、止まる様子は見られない。腐蝕の呪いは、腕のみに留まらなかった。部下が腐敗していく様を男は怯えながら見つめているだけ。魔法とは表現出来ない現象に男の思考は完全に止まってしまっており、情報を吐くという行為さえ出来ずにいた。
ついに部下の全身が腐敗しきる。鼻を摘まみたくなる悪臭が部屋に充満していた。窓際に移動して風上に立っていた俺は、匂いの被害を被らなかったが、男は風下にいたことで匂いの直撃を受けていた。そして我慢が出来なくなったのか、男は口を覆っている布を下ろすことも出来ずに、そのまま吐しゃ物をまき散らす。
汚らしいものに俺は顔を歪め、窓枠の上に座りこむ。少しでも男から距離を置きたかった。
「それでどうする?お前も同じようになりたいか?まあ、あの人間は意識がなかったから楽な最期だっただろうけど、お前は意識があるからな。体験してみるか?」
アバドンが吐しゃ物を避けながら男に近づく。男は既に怯え切っており、何でも話すと従順になっていた。
「それは良かった。だが、注意されたばかりだというのに、昨日の今日でこんなことを仕出かすとはな。本当に人間って愚かだな」
アバドンは嘲笑するが、俺はついていけずに首を傾げる。注意された・・・昨日の今日・・・もしや。
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