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アジェント地区到着
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『リュゼ、起きろ。着いたみたいだぞ』
ズィーリオスに優しく揺らされて意識が浮上する。まだ眠っていたいが、到着したならば起きなければならない。到着した街がどんな街なのか、自分の目で確かめたい。心地よい眠りを惜しんでズィーリオスに顔を擦り付けた後、意を決して目を開き起き上がる。今日も御者をしていたジェイドの声が外から聞こえて来た。話を聞いた限りでは、既に前々から到着しており、街に入るために待っていたらしい。そして丁度俺たちの番が来たところであった。流石ズィーリオス。ギリギリまで眠らせてもらえるのはありがたい!
馬車の中を確認しに来た衛兵が荷台の中を覗き込む。ガルム達がそれぞれギルドカードを提示して、身分を証明し、アバドンもギルドカードを提示する。実は王都にいた時に、ギルドで身分証代わりのギルドカードを作っていたのだ。今後俺と共に行動するならば、ダンジョンに入る可能性も高い。アバドンならば、ギルドのダンジョン管理設備をぶっ壊して入ることも出来るだろうが、わざわざ問題行動を起こす必要もない。ギルドカードは簡単に作成でき、アバドンが悪魔だとバレることもないので、作っていたのだ。
そして最後に、荷台の奥でズィーリオスに包み込まれている俺に目を向け、目を見開いた。
「その魔物は従魔か?」
「そうだけど。ほら」
俺はのそのそと衛兵に近づき、自分のギルドカードを提示した。ガルム達の時よりもじっくりと確認された後、ギルドカードが返されて入門の許可が下りる。あまり大型の魔物が街に入ることはないのか、警戒されているっぽいな。ズィーリオスはそこらの人よりも大人しいのに。
ズィーリオスに人化してもらう手段もあったが、それではもふもふが不足する。ギルドではテイマーとして登録されているので、問題ないだろうという判断であった。それにガルムたち曰く、俺の見た目に騙されて喧嘩を売って来るような連中でも、ズィーリオスが側にいればそんなことはないだろうとの判断でもあった。
面倒事に巻き込まれるのは確かに困る。事前に火の粉を払うことが出来るのであれば、対策する方が賢明だろう。
馬車が進み、門の向こう側へと入る。そして少し進むと馬車が止まった。御者席からナルシアがやって来て、荷台にいる俺たちに声を掛ける。
「どうやら街中での馬車の使用は禁止されているみたい。だからここで降りて。ジェイドが馬車を預けて来るから」
「分かった。では冒険者ギルドで集合な」
「ええ」
馬車での移動は此処までのようだ。馬車から降りる準備を各々が進めていたため、もたもたせずに降りていく。ズィーリオスが降りた後、俺も後に続いて降りる。そして馬車を停める駐車場に向かってジェイドたちと別れた。
到着した街の様子をぐるりと見回す。到着したのは、予め立ち寄る予定だった帝国のアジェント地区だ。
アバドンの料理に陥落したガルム達は、アバドンに毎食作ってもらうようにと交渉したのだ。そこでアバドンから提示された条件が、食糧の確保を担うことであった。そこからはもう、毎食美味い物が食えることが確定し、矢鱈と元気よく道のりを進んでいた。魔物が出てきてもガルム達が速攻で狩り、新たな食材や調味料を手に入れて更に美味しい物を食べるために、町や村へハイスピードで進んでいたのだ。だから俺は、帝国の領土内に入った時も眠っており、気付いたらアジェント地区まで来ていたのである。
何より、大きい町の方が物資が潤沢であるため、アバドンに捧げる食糧の確保がしやすいのだ。だが、途中で寄った村で、ミルクやチーズなどの乳製品が手に入ったのはとてもデカい。そこからの料理の幅の広がり具合が半端ない。
当然の如く俺の分の食糧までも含まれているため、俺は本当に何もしなくて良かった。なんと言う楽な旅路だ。
アジェント地区は、木材性の建物が多い、温かみのある街並みだ。どんな木材を使用しているのか判断は出来ないが、黒っぽい色合いの木材で統一されている。反対に、街に敷き詰められている道は石畳であり、色合いは白。街全体がモノトーン調になっている。
そんな街の中で、白黒の俺とズィーリオスは程よく溶けこ・・・んではなかった。遠目で見れば割と溶け込んでいると言えるが、近場になるとそうはいかない。二度見されて気付かれるのだ。そもそもテイマー自体が物珍しいようで、ズィーリオスがいるだけで目立っていた。だが、近くの人ぐらいにしかバレていないので、割と溶け込んでいる方かもしれない。
いつも通り、ズィーリオスに乗ってガルム達と移動する。人通りは元王都というだけあって多いが、活気があると言えるほど、人々からエネルギーを感じない。ただ死なないために生きているといった感じだろうか。
「なんかこの街、辛気臭くないか?」
俺とズィーリオスを挿んで歩いているアバドンとアネット、最前列を歩くガルムに対して、誰にともなく声をかける。
「そうね。なーんか、皆こう、表情が暗いというかピリピリしているというか、そんな感じね」
「そうだな。ただ、場所によっては、その地域を支配する貴族によってこういう場所もあるからな」
眉を顰めたアネットに、ガルムが良くあることだから気にするなと、さっさとギルドへ向かって歩いて行った。その後ろ姿を見て、俺とアネットは顔を見合わせ、確かにどうしようもないのだから深入りするべきではないと判断し、ガルムの後を追った。
冒険者ギルドに到着すると、そこは周りの建物と同じ建築材で建てられたギルドであった。地元のギルドといった味が出ており、なかなか良い。国を跨いだ組織である冒険者ギルドであっても、その地域に合わせた展開をしているのは、この世界では珍しいのではないだろうか。
ガルムが扉を開けて中に入り、俺たちも続けて中に入る。中の造りは、今まで見て来た他のギルドと同じであった。そこだけは地域関係なく統一されているのだろう。建築材によって暗い建物内部には、至る所にランプが設置されている。時間帯の問題か、冒険者の姿はあまりいなかった。
「ジェイドとナルシアが来るまでは食堂で待っているとするか」
ガルムが食堂方面に向かいながら声を掛けた。俺たちも食堂に向かうと、そこそこ多めの冒険者たちが昼から酒を飲んでいた。既に顔が真っ赤な者達も多く、だいぶ早くから飲み始めていたことが窺える。
食堂の端、入口近くの壁際に席を取って座る。そんな俺たちには、酔っ払いどもの視線が集まっていた。ニヤニヤと不快な視線が纏わり付く。こちらに今にもやって来そうな雰囲気を感じるが、そいつらよりもアバドンの方が危ない。いつキレてもおかしくなさそうだったのだ。ジワリとアバドンの足元の床が腐り出し、俺は慌ててアバドンに声を掛ける。
「おい!アバドン、こっちに座れ!!」
状況を察したズィーリオスが、アバドンが少し動いて腐った床の上から動いた瞬間、アバドンをテーブルまで押し込んだ。
イライラしたアバドンが乱暴にイスに腰掛ける。その音で余計に酔っ払いたちの視線が俺たちに向いた。ズィーリオスから飛び降り、アバドンの隣に陣取って暴れ出さないように腕を掴む。
「あんな奴らは相手にするな。俺たちとの実力差を図ることも出来ないような雑魚どもだ。わざわざお前があいつらと同じレベルまで下りてやる必要はない」
「おい!リュゼ!?」
俺の説得にアバドンは納得したように落ち着きを取り戻した。しかしそんな俺を、ガルムが非難めいた声音で呼びかけた。なんだとガルムの方に視線を向けた瞬間目に入って来たのは、鬼の形相でこちらに向かってくる真っ赤な顔の酔っ払いたちであった。
ズィーリオスに優しく揺らされて意識が浮上する。まだ眠っていたいが、到着したならば起きなければならない。到着した街がどんな街なのか、自分の目で確かめたい。心地よい眠りを惜しんでズィーリオスに顔を擦り付けた後、意を決して目を開き起き上がる。今日も御者をしていたジェイドの声が外から聞こえて来た。話を聞いた限りでは、既に前々から到着しており、街に入るために待っていたらしい。そして丁度俺たちの番が来たところであった。流石ズィーリオス。ギリギリまで眠らせてもらえるのはありがたい!
馬車の中を確認しに来た衛兵が荷台の中を覗き込む。ガルム達がそれぞれギルドカードを提示して、身分を証明し、アバドンもギルドカードを提示する。実は王都にいた時に、ギルドで身分証代わりのギルドカードを作っていたのだ。今後俺と共に行動するならば、ダンジョンに入る可能性も高い。アバドンならば、ギルドのダンジョン管理設備をぶっ壊して入ることも出来るだろうが、わざわざ問題行動を起こす必要もない。ギルドカードは簡単に作成でき、アバドンが悪魔だとバレることもないので、作っていたのだ。
そして最後に、荷台の奥でズィーリオスに包み込まれている俺に目を向け、目を見開いた。
「その魔物は従魔か?」
「そうだけど。ほら」
俺はのそのそと衛兵に近づき、自分のギルドカードを提示した。ガルム達の時よりもじっくりと確認された後、ギルドカードが返されて入門の許可が下りる。あまり大型の魔物が街に入ることはないのか、警戒されているっぽいな。ズィーリオスはそこらの人よりも大人しいのに。
ズィーリオスに人化してもらう手段もあったが、それではもふもふが不足する。ギルドではテイマーとして登録されているので、問題ないだろうという判断であった。それにガルムたち曰く、俺の見た目に騙されて喧嘩を売って来るような連中でも、ズィーリオスが側にいればそんなことはないだろうとの判断でもあった。
面倒事に巻き込まれるのは確かに困る。事前に火の粉を払うことが出来るのであれば、対策する方が賢明だろう。
馬車が進み、門の向こう側へと入る。そして少し進むと馬車が止まった。御者席からナルシアがやって来て、荷台にいる俺たちに声を掛ける。
「どうやら街中での馬車の使用は禁止されているみたい。だからここで降りて。ジェイドが馬車を預けて来るから」
「分かった。では冒険者ギルドで集合な」
「ええ」
馬車での移動は此処までのようだ。馬車から降りる準備を各々が進めていたため、もたもたせずに降りていく。ズィーリオスが降りた後、俺も後に続いて降りる。そして馬車を停める駐車場に向かってジェイドたちと別れた。
到着した街の様子をぐるりと見回す。到着したのは、予め立ち寄る予定だった帝国のアジェント地区だ。
アバドンの料理に陥落したガルム達は、アバドンに毎食作ってもらうようにと交渉したのだ。そこでアバドンから提示された条件が、食糧の確保を担うことであった。そこからはもう、毎食美味い物が食えることが確定し、矢鱈と元気よく道のりを進んでいた。魔物が出てきてもガルム達が速攻で狩り、新たな食材や調味料を手に入れて更に美味しい物を食べるために、町や村へハイスピードで進んでいたのだ。だから俺は、帝国の領土内に入った時も眠っており、気付いたらアジェント地区まで来ていたのである。
何より、大きい町の方が物資が潤沢であるため、アバドンに捧げる食糧の確保がしやすいのだ。だが、途中で寄った村で、ミルクやチーズなどの乳製品が手に入ったのはとてもデカい。そこからの料理の幅の広がり具合が半端ない。
当然の如く俺の分の食糧までも含まれているため、俺は本当に何もしなくて良かった。なんと言う楽な旅路だ。
アジェント地区は、木材性の建物が多い、温かみのある街並みだ。どんな木材を使用しているのか判断は出来ないが、黒っぽい色合いの木材で統一されている。反対に、街に敷き詰められている道は石畳であり、色合いは白。街全体がモノトーン調になっている。
そんな街の中で、白黒の俺とズィーリオスは程よく溶けこ・・・んではなかった。遠目で見れば割と溶け込んでいると言えるが、近場になるとそうはいかない。二度見されて気付かれるのだ。そもそもテイマー自体が物珍しいようで、ズィーリオスがいるだけで目立っていた。だが、近くの人ぐらいにしかバレていないので、割と溶け込んでいる方かもしれない。
いつも通り、ズィーリオスに乗ってガルム達と移動する。人通りは元王都というだけあって多いが、活気があると言えるほど、人々からエネルギーを感じない。ただ死なないために生きているといった感じだろうか。
「なんかこの街、辛気臭くないか?」
俺とズィーリオスを挿んで歩いているアバドンとアネット、最前列を歩くガルムに対して、誰にともなく声をかける。
「そうね。なーんか、皆こう、表情が暗いというかピリピリしているというか、そんな感じね」
「そうだな。ただ、場所によっては、その地域を支配する貴族によってこういう場所もあるからな」
眉を顰めたアネットに、ガルムが良くあることだから気にするなと、さっさとギルドへ向かって歩いて行った。その後ろ姿を見て、俺とアネットは顔を見合わせ、確かにどうしようもないのだから深入りするべきではないと判断し、ガルムの後を追った。
冒険者ギルドに到着すると、そこは周りの建物と同じ建築材で建てられたギルドであった。地元のギルドといった味が出ており、なかなか良い。国を跨いだ組織である冒険者ギルドであっても、その地域に合わせた展開をしているのは、この世界では珍しいのではないだろうか。
ガルムが扉を開けて中に入り、俺たちも続けて中に入る。中の造りは、今まで見て来た他のギルドと同じであった。そこだけは地域関係なく統一されているのだろう。建築材によって暗い建物内部には、至る所にランプが設置されている。時間帯の問題か、冒険者の姿はあまりいなかった。
「ジェイドとナルシアが来るまでは食堂で待っているとするか」
ガルムが食堂方面に向かいながら声を掛けた。俺たちも食堂に向かうと、そこそこ多めの冒険者たちが昼から酒を飲んでいた。既に顔が真っ赤な者達も多く、だいぶ早くから飲み始めていたことが窺える。
食堂の端、入口近くの壁際に席を取って座る。そんな俺たちには、酔っ払いどもの視線が集まっていた。ニヤニヤと不快な視線が纏わり付く。こちらに今にもやって来そうな雰囲気を感じるが、そいつらよりもアバドンの方が危ない。いつキレてもおかしくなさそうだったのだ。ジワリとアバドンの足元の床が腐り出し、俺は慌ててアバドンに声を掛ける。
「おい!アバドン、こっちに座れ!!」
状況を察したズィーリオスが、アバドンが少し動いて腐った床の上から動いた瞬間、アバドンをテーブルまで押し込んだ。
イライラしたアバドンが乱暴にイスに腰掛ける。その音で余計に酔っ払いたちの視線が俺たちに向いた。ズィーリオスから飛び降り、アバドンの隣に陣取って暴れ出さないように腕を掴む。
「あんな奴らは相手にするな。俺たちとの実力差を図ることも出来ないような雑魚どもだ。わざわざお前があいつらと同じレベルまで下りてやる必要はない」
「おい!リュゼ!?」
俺の説得にアバドンは納得したように落ち着きを取り戻した。しかしそんな俺を、ガルムが非難めいた声音で呼びかけた。なんだとガルムの方に視線を向けた瞬間目に入って来たのは、鬼の形相でこちらに向かってくる真っ赤な顔の酔っ払いたちであった。
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