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昼食
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「そろそろ休憩に入る時間か」
旅路の確認が終わって暫くして、ガルムが荷台から外を覗きながらポツリと呟く。寝そべるズィーリオスにブラッシングしていた俺は、やって来た昼食の時間にニヤリと笑みを浮かべた。
『おい。なんだ、その不敵な笑みは』
俺に顔を向けていたズィーリオスが呆れた声音で尋ねて来る。だが、ズィーリオス以外には俺の表情に気付いた者はいないため、更に笑みを深めて舌なめずりをした。
『まあまあ。気にすんなって!』
『いや、怪し過ぎるからな?』
ズィーリオスからの指摘はスルーして、馬車が止まるまで体を揺らしてブラッシングを続ける。そのため、馬車が止まるまでの間、ズィーリオスは全身の力を抜くことが出来ていなかった。
馬車が止まり、全員が荷台から降りる。ストレッチをして体を伸ばし、各自が思い思いに一息つく。馬車が止まったのは木立の近くであった。まばらに生えている木が道の両サイドに広がり、地面には若草が生い茂る。鳥たちの歌声が清風に乗って聞こえてくる。そして、僅かに水が流れる音も聞こえる気がする。視界に川はどこにも映らないが、なんともお昼寝したくなる心地よさだ。
先程まで考えていたことが一瞬で蒸発し、表情を維持する筋肉が解けて、間抜けな面を晒してしまう。
「リュゼ!昼食の準備をするぞ!食べられるものがないか探しに行くから手伝ってくれ!」
名前を呼ばれて我に返った俺は、ガルム達の姿に目をやる。すると、各自でやることが決まっているようで、テキパキと準備を開始していた。その姿を見て、俺は馬車の中で考えていたことを思い出し、口角を上げる。
「ガルム!因みにだが、何を食べる予定なんだ?」
「スープを作って、乾パンと一緒に食べるつもりだぞ?」
何を言っているんだ?これしかないだろうと言いたげにガルムが答える。だが、ズィーリオスは俺の意図に気付いたらしい。溜息を吐いて木陰まで歩いて行った。
「道中ずっとか?」
「ん?そりゃあそうだな。街とか村に着ければ別だが、基本はそうなるだろう。冒険者はこれが普通だぞ?」
ガルムにうんうんと頷く。そんな俺たちの会話を尻目に、ジェイドがマジックバッグから鍋を取り出した。
「もしさ、道中美味い物が食えるとしたらどうする?」
俺の質問の意図が掴めず、ガルムが眉間に皺を寄せる。早く水を汲みに行きたそうにソワソワしている。
「食べられるなら嬉しいが・・・」
チラリと仲間たちの様子を見て、いつまでも喋ってはいられないとガルムが俺に向かって近づきだした。
「なら、めちゃくちゃ美味い物を食べさせてやるよっ!・・・アバドンがッ!!」
そう言って近くにいたアバドンを捕獲し、ジャーンと前に押し出して紹介した。すると、ガルムの目がスッと細くなり、薄く笑った。なんだろう。ガルムに近づきたくないぞ。
「変な事を言って無駄に時間を費やすんじゃない。食べるの好きだろ?さっさと探しに行くぞ」
俺の肩を捕まえようとしたガルムの腕から逃れ、アバドンを盾にして回避する。アバドンは何してるんだ?と言いたげに、背後にいる俺に振り向こうとしていた。
「変な事は言ってない!!アバドンはめちゃくちゃ料理が上手いんだぞ!それも王城の料理人より上手い!!どうせ食事を取るなら美味しい物を食べたいじゃないか!!」
アバドンの後ろから顔だけを出して、ガルムに必死で捲し立てる。すると、ガルムではなくアネットが反応し、こちらに勢いよくやって来た。
「え!?アバドンさんって料理出来るの!?しかも王城の料理人より美味しいって!?」
食い気味に目を輝かせる。アネットの後ろからは、駆け足でやって来るナルシアの姿が見えた。アネットを追いかけ、仕方なさそうにやって来たナルシアもどことなく嬉しそうに見える。
「そうそう!この俺が言うんだから間違いない!一度食べたらもう、引き返せない美味さだぞ!」
ガルムを攻略するより女性陣を攻略する方が良さそうだと判断し、俺はここぞとばかりに女性陣に訴えかけた。
「王城で客人として過ごしていたんだものね。そのリュゼ君がそこまで言うなら・・・!それに・・・」
アネットは俺の言葉の信憑性を感じ取り、納得した表情を浮かべた。そして興味深々と言った顔でアバドンに視線を向ける。本当にアバドンが王城の料理人を超える腕を持っているのか、とでも思っているのだろう。
「なあ、アバドン。お前の料理は美味い!だけど、こいつはお前の腕を訝しんでいるっ!お前が出来るわけないと思っているということだ!良いのかッ!?見せつけてやらなくて!!」
最後のダメ押しとばかりにアバドンを説得する。アバドンがやる気になってくれれば、この場の意見が4対1で決定する!
「んだと?俺様が料理出来ないと思っているのか?ハッ!確かに見せつけてやる必要があるな」
よっしゃー!小さくガッツポーズを取って、ニヤリとアネットとナルシアに顔を向ける。
「なあ、アネットとナルシアもアバドンの料理を食べてみたいよな?」
「ええ、もちろん!」
「そうね」
完全に女性陣は落ちた!さあ、ガルム、どうする?勝ち誇ってガルムを見上げる。準備の分担の様子を見ていた限り、調理担当は女性陣のようであった。だからこそ、発言力は女性陣の方が強い。
「分かったよ」
「よっしゃッ!!」
ガルムが敗北を認めた瞬間、俺はアネットとハイタッチを交わして歓声を上げた。
「うっ、スッゴク良い匂いね!」
アネットの喉元が上下する。食欲を刺激する、えも言われる匂いが全員の鼻腔を襲撃していた。ガルムが大人しく待機して、今か今かとアバドンの方に視線を向ける姿は、なんだか面白い。
アバドンは、俺たちとは少し離れた所で自分のキッチンを取り出して料理していた。俺のマジックバッグを利用して、アバドンの次元収納を誤魔化した。そのため、ガルム達はマジックバッグにキッチンを持ち歩いていることに愕然とし、更にこれがアバドン専用のキッチンだということに暫く再起不能に陥っていた。
食材は魔界の物を使うわけにはいかないので、魔界の食材は禁止で作ってもらっていた。ガルム達が持っていた食材も使っている。
ここに来るまで魔物に遭遇することがなかったが、アバドンの次元収納には肉も保存されていたらしい。干し肉ではない美味しい肉が食べられることが確定していた。肉だからというわけではないが、先ほどから溢れ出る唾液を飲み込むのが忙しい。一体どれだけ分泌されるというのだ。
「うっし、こんなもんか」
アバドンが味見した小皿から口を離した。完成したらしい。器を握りしめ、万全の態勢で待ち構える。アバドンが鍋を持って俺たちのところにやって来て、目の前に置く。金色に煌めくスープの中に、一口大の肉と野菜が大量に入っていた。野菜にスープが染み込み、肉の旨味がスープと溶け合っていることは一目瞭然であった。
誰かがゴクリと唾を飲み込む音が聞こえた。ガルムの目はスープに釘付けだ。アネットとナルシア、アバドンと俺は、そんなガルムの姿にニヤリと笑みを浮かべて、お互いに視線を交わし合う。これは勝った!
アバドンが料理をすることになった過程を知らないジェイドだけが、ガルムのその様子になんの悪気もなく同調したことで、ガルムは自分の態度に気付き、慌てて味をしてみないとなどと言い訳を始めた。
「さあ、熱いうちに食べな」
アバドンが促したことで、全員が自分の器を構える。ズィーリオスだけが離れた所で様子を見守っていた。どうやら魔物肉を使っているとは言え、ズィーリオスが食べられるものはそれだけだからこそ、今回は食べないことにしたらしい。
誰もが早く食したい気持ちであったが、皆の視線がガルムに集中していた。まずはガルムに優先すると。その意思を感じ取ったガルムが、一番先に器にスープを注ぐ。そして皆がガルムの様子を見守る中、ガルムはゆっくりとスープに口を付けた。
「なんっだコレ!?美味ッ!?」
その瞬間、我先にとスープ争奪戦が始まり、鍋の中身はあっという間に空になった。
旅路の確認が終わって暫くして、ガルムが荷台から外を覗きながらポツリと呟く。寝そべるズィーリオスにブラッシングしていた俺は、やって来た昼食の時間にニヤリと笑みを浮かべた。
『おい。なんだ、その不敵な笑みは』
俺に顔を向けていたズィーリオスが呆れた声音で尋ねて来る。だが、ズィーリオス以外には俺の表情に気付いた者はいないため、更に笑みを深めて舌なめずりをした。
『まあまあ。気にすんなって!』
『いや、怪し過ぎるからな?』
ズィーリオスからの指摘はスルーして、馬車が止まるまで体を揺らしてブラッシングを続ける。そのため、馬車が止まるまでの間、ズィーリオスは全身の力を抜くことが出来ていなかった。
馬車が止まり、全員が荷台から降りる。ストレッチをして体を伸ばし、各自が思い思いに一息つく。馬車が止まったのは木立の近くであった。まばらに生えている木が道の両サイドに広がり、地面には若草が生い茂る。鳥たちの歌声が清風に乗って聞こえてくる。そして、僅かに水が流れる音も聞こえる気がする。視界に川はどこにも映らないが、なんともお昼寝したくなる心地よさだ。
先程まで考えていたことが一瞬で蒸発し、表情を維持する筋肉が解けて、間抜けな面を晒してしまう。
「リュゼ!昼食の準備をするぞ!食べられるものがないか探しに行くから手伝ってくれ!」
名前を呼ばれて我に返った俺は、ガルム達の姿に目をやる。すると、各自でやることが決まっているようで、テキパキと準備を開始していた。その姿を見て、俺は馬車の中で考えていたことを思い出し、口角を上げる。
「ガルム!因みにだが、何を食べる予定なんだ?」
「スープを作って、乾パンと一緒に食べるつもりだぞ?」
何を言っているんだ?これしかないだろうと言いたげにガルムが答える。だが、ズィーリオスは俺の意図に気付いたらしい。溜息を吐いて木陰まで歩いて行った。
「道中ずっとか?」
「ん?そりゃあそうだな。街とか村に着ければ別だが、基本はそうなるだろう。冒険者はこれが普通だぞ?」
ガルムにうんうんと頷く。そんな俺たちの会話を尻目に、ジェイドがマジックバッグから鍋を取り出した。
「もしさ、道中美味い物が食えるとしたらどうする?」
俺の質問の意図が掴めず、ガルムが眉間に皺を寄せる。早く水を汲みに行きたそうにソワソワしている。
「食べられるなら嬉しいが・・・」
チラリと仲間たちの様子を見て、いつまでも喋ってはいられないとガルムが俺に向かって近づきだした。
「なら、めちゃくちゃ美味い物を食べさせてやるよっ!・・・アバドンがッ!!」
そう言って近くにいたアバドンを捕獲し、ジャーンと前に押し出して紹介した。すると、ガルムの目がスッと細くなり、薄く笑った。なんだろう。ガルムに近づきたくないぞ。
「変な事を言って無駄に時間を費やすんじゃない。食べるの好きだろ?さっさと探しに行くぞ」
俺の肩を捕まえようとしたガルムの腕から逃れ、アバドンを盾にして回避する。アバドンは何してるんだ?と言いたげに、背後にいる俺に振り向こうとしていた。
「変な事は言ってない!!アバドンはめちゃくちゃ料理が上手いんだぞ!それも王城の料理人より上手い!!どうせ食事を取るなら美味しい物を食べたいじゃないか!!」
アバドンの後ろから顔だけを出して、ガルムに必死で捲し立てる。すると、ガルムではなくアネットが反応し、こちらに勢いよくやって来た。
「え!?アバドンさんって料理出来るの!?しかも王城の料理人より美味しいって!?」
食い気味に目を輝かせる。アネットの後ろからは、駆け足でやって来るナルシアの姿が見えた。アネットを追いかけ、仕方なさそうにやって来たナルシアもどことなく嬉しそうに見える。
「そうそう!この俺が言うんだから間違いない!一度食べたらもう、引き返せない美味さだぞ!」
ガルムを攻略するより女性陣を攻略する方が良さそうだと判断し、俺はここぞとばかりに女性陣に訴えかけた。
「王城で客人として過ごしていたんだものね。そのリュゼ君がそこまで言うなら・・・!それに・・・」
アネットは俺の言葉の信憑性を感じ取り、納得した表情を浮かべた。そして興味深々と言った顔でアバドンに視線を向ける。本当にアバドンが王城の料理人を超える腕を持っているのか、とでも思っているのだろう。
「なあ、アバドン。お前の料理は美味い!だけど、こいつはお前の腕を訝しんでいるっ!お前が出来るわけないと思っているということだ!良いのかッ!?見せつけてやらなくて!!」
最後のダメ押しとばかりにアバドンを説得する。アバドンがやる気になってくれれば、この場の意見が4対1で決定する!
「んだと?俺様が料理出来ないと思っているのか?ハッ!確かに見せつけてやる必要があるな」
よっしゃー!小さくガッツポーズを取って、ニヤリとアネットとナルシアに顔を向ける。
「なあ、アネットとナルシアもアバドンの料理を食べてみたいよな?」
「ええ、もちろん!」
「そうね」
完全に女性陣は落ちた!さあ、ガルム、どうする?勝ち誇ってガルムを見上げる。準備の分担の様子を見ていた限り、調理担当は女性陣のようであった。だからこそ、発言力は女性陣の方が強い。
「分かったよ」
「よっしゃッ!!」
ガルムが敗北を認めた瞬間、俺はアネットとハイタッチを交わして歓声を上げた。
「うっ、スッゴク良い匂いね!」
アネットの喉元が上下する。食欲を刺激する、えも言われる匂いが全員の鼻腔を襲撃していた。ガルムが大人しく待機して、今か今かとアバドンの方に視線を向ける姿は、なんだか面白い。
アバドンは、俺たちとは少し離れた所で自分のキッチンを取り出して料理していた。俺のマジックバッグを利用して、アバドンの次元収納を誤魔化した。そのため、ガルム達はマジックバッグにキッチンを持ち歩いていることに愕然とし、更にこれがアバドン専用のキッチンだということに暫く再起不能に陥っていた。
食材は魔界の物を使うわけにはいかないので、魔界の食材は禁止で作ってもらっていた。ガルム達が持っていた食材も使っている。
ここに来るまで魔物に遭遇することがなかったが、アバドンの次元収納には肉も保存されていたらしい。干し肉ではない美味しい肉が食べられることが確定していた。肉だからというわけではないが、先ほどから溢れ出る唾液を飲み込むのが忙しい。一体どれだけ分泌されるというのだ。
「うっし、こんなもんか」
アバドンが味見した小皿から口を離した。完成したらしい。器を握りしめ、万全の態勢で待ち構える。アバドンが鍋を持って俺たちのところにやって来て、目の前に置く。金色に煌めくスープの中に、一口大の肉と野菜が大量に入っていた。野菜にスープが染み込み、肉の旨味がスープと溶け合っていることは一目瞭然であった。
誰かがゴクリと唾を飲み込む音が聞こえた。ガルムの目はスープに釘付けだ。アネットとナルシア、アバドンと俺は、そんなガルムの姿にニヤリと笑みを浮かべて、お互いに視線を交わし合う。これは勝った!
アバドンが料理をすることになった過程を知らないジェイドだけが、ガルムのその様子になんの悪気もなく同調したことで、ガルムは自分の態度に気付き、慌てて味をしてみないとなどと言い訳を始めた。
「さあ、熱いうちに食べな」
アバドンが促したことで、全員が自分の器を構える。ズィーリオスだけが離れた所で様子を見守っていた。どうやら魔物肉を使っているとは言え、ズィーリオスが食べられるものはそれだけだからこそ、今回は食べないことにしたらしい。
誰もが早く食したい気持ちであったが、皆の視線がガルムに集中していた。まずはガルムに優先すると。その意思を感じ取ったガルムが、一番先に器にスープを注ぐ。そして皆がガルムの様子を見守る中、ガルムはゆっくりとスープに口を付けた。
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追記
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