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黒剣の奪還
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『こっちよぉ!』
ユヴェーレンの後を追いかけ、城壁周辺から王城の辺りまで来ていた。俺が寄り道をしている間に騎士たちに通達が回ったのか、あちらこちらで警戒態勢の騎士たちが溢れていた。普段よりも増員している気がする。
「あ!いたぞ!!」
だが、そんなことはどうでも良い。ユヴェーレンについて行くために騎士たちの目の前に姿を晒す。拘束しようと飛び交う魔法を駆け抜けて交わし、城内へと侵入を果たす。ユヴェーレンの闇の力で姿を消すことが出来れば楽だったが、それは出来ない状態だった。
ユヴェーレンの核が剣に移行したことで、魔力供給は剣の中の核に注ぎこまないといけないという、謎の制約が付いていた。そして、核から精霊自身が離れると力が落ちるらしく、その状態で高度な闇魔法である、影移動という魔力消費量の多い魔法を行使させたことで、常時俺を闇に包むことは厳しい状態らしい。真正契約という、媒体を介した契約は非常に強力であるが、その分制約も多々あるようだ。
精霊という肉体を持たない存在のため、ユヴェーレンにとって壁は無意味な物だ。ユヴェーレンが壁を通り抜けて消えていく。普段から壁の存在は在ってないようなものなので、俺は通れないことを失念しているのだろう。
けれど、今の俺の最重要目的は、ヴァルードの素材で作った剣の奪還である。他の剣と区別するために分かりやすく黒剣と呼ぼうか。その黒剣の奪還は急務なのである。
だから、城の通路を道なりに通るよりも、最短距離を突っ走ることの出来るユヴェーレンを追いかける方が、どう考えても最速で到着する。ならば、やることは1つだ。
部位強化を掛けた拳で、立ち塞がる壁を殴るっ!
ドガァーーーン!
王城の一角に大穴が開く。凡庸な材質の壁など、簡単に崩れ落ちる。砂埃の舞う壁を突き抜け、ユヴェーレンの後を追う。勝手知ったる王城内であった騎士たちの有利性が瓦解する。
そしてその後も王城内には破壊音が響き、その発生地には砂埃と崩れ瓦礫となった壁だったものが残された。
ぶん殴って開けた“道”を通って城内を駆ける。道なりに走っていたら、ここまで早く辿り着くことはなかっただろう。
『この先よぉ!』
ユヴェーレンの言葉に、握り締めていた拳をより一層強く握る。俺の物を、好き勝手触られて堪るか!
ガガァーーンッ!
「俺のもんをっ!返ッせェーーー!」
壁を破壊すると同時に乗り込んで叫ぶ。室内には研究者っぽい人が数名と、身分の高そうな男、そして騎士団長がいた。破壊音でこちらに近づいていたことに気付くはずだが、どうやら逃げずにギリギリまで何かしていたようだ。動かないでいてくれるとは。騎士団長が抜剣してこちらを睨み付ける。
「なッ!?貴様は!」
誰かが俺の登場に愕然とした声を上げたが、反応してあげる暇はない。サッと室内を見渡すと、独特の存在感を放つ黒剣の姿があった。黒剣は台の上に置かれており、その周辺には様々工具が置かれていた。心がざわつきだした時、研究者の男が黒剣を持ち去ろうと手を伸ばした。それを見た瞬間、反射的に彼らとの間に在った様々な置物を一息に飛び越えて、研究者の男の前に降り立つ。そのまま台の上に乗せられていた黒剣を奪還した。そして、一息遅れて抜き身の剣が振り下ろされる。台の向こう側へ乗り越えながらその一撃を回避した。
台を挟んだ先で剣を構え直したのは、騎士団長であった。
「脱獄しただけでは飽き足らず、王家の物を盗みに来るとは!所詮罪人は罪人か」
目を細めた騎士団長が鋭い視線を向けて来る。
「はあ!?ふざけるな!コレは正真正銘俺のもんだ!テメェ等が盗んだんだろうが!」
語気を荒げて言い返す。だが、騎士団長は顔を顰めただけで引く素振りを見せない。研究者たちはいきなりの戦いに腰を抜かして座り込んでいた。
「お前のような無能が持つには過ぎた代物だ。それに、誰も抜けやしない剣を持って何になる。鉄剣すらまともに扱えもしない者が」
そう言い放つ騎士団長は蔑視していた。自分が圧倒的強者だと信じて疑わない顔であった。そんな騎士団長を一瞥して、黒剣の状態を確認する。誰も抜いていないようなので、剣身は問題ないだろう。だから、鞘や柄などの外側の様子を確認する。
疵はないか。汚れはないか。騎士団長を無視してチェックしていった。よし、特に損傷はないようだ。良い材質を使っているから大丈夫だったのだろう。ホッと一息ついて顔を緩める。
「この状況で無視とは・・・良い度胸だな!」
無視していた騎士団長がキレた。俺たちの間にある台ごと俺を斬ろうと剣を振りかざす。その一撃を黒剣を抜剣して受け止めた。
ギィイイィーーーン。
受け止めた、と思ったのだが、騎士団長の持っている剣が俺の黒剣にぶつかった瞬間に折れた。折れた剣先が吹き飛んで落ちる。床とぶつかった音が響いて、クルクル回った後に止まった。
自身の折れた剣を茫然と見つめる騎士団長に、目を丸くして黒剣の剣身を見つめる研究者と、今まで静かに壁際で見守っていた身分の高そうな男。
ハッと我に返った騎士団長が、折れた剣をそのまま構えて吠える。
「どういうことだ!なぜ抜けなかった剣がお前には抜けたのだ!!」
こいつはバカなのだろうか。脳まで全て筋肉で出来ているのではないか。書類仕事は副騎士団長辺りに任せていてもおかしくない。
冷嘲しつつも、悟られないように周囲の様子を窺いながら答える。騒ぎに気付いた者や、俺の痕跡を辿って来た者達がこちらに近づいて来ている。
「始めに言ったはずだが?コレは俺の物だと。剣の腕だけでなく、耳も頭も悪いみたいだな。医者に診てもらえよ」
騎士団長の顔が赤く染まる。震える肩が上がるまで1秒もかからなかった。
「おおっと!」
折れた状態の剣にも関わらず、短剣のように扱いながら距離を詰めて首を狙って来た。その攻撃を冷静に避けて、俺が開けた穴から部屋の外へと出る。まんまと引っかかった騎士団長の攻撃は、力任せで単純だった。
無能だと思っていた人物に、悉く自慢の剣檄を避けられ、見下されたら、精神が鋼で出来ている者ではない限り頭に血が昇るのも無理はない。その状況を作り出したのは俺なのだが。
穴から出た先は廊下であり、左右から騎士の群れが押し寄せてきていた。目の前の穴の奥の方にも人の姿が見える。獣人の騎士の動きは速い。瓦礫を物ともせずに他よりも群を抜いて飛び出していた。
騎士団長が俺を追って穴から出て来る。そのタイミングを狙い、黒剣を思いっきり騎士団長の横っ腹に振り抜いた。折れた剣を盾にしたが、衝撃全てを受け止めることは出来なかった。綺麗な二つ折りになって、左側から向かってくる部下たちに突っ込んで行った。
誰が見ても実力差は歴然としていた。無能ではなかったのか。剣はまともに使えないのではなかったか。例え剣が折れていたからだとしても、他の騎士たちにとっては、騎士団長の剣を折ることすら信じがたい出来事だ。そしてその上、騎士団長が攻撃にきちんと対応することが出来ず、吹っ飛ばされる姿など、己の目を疑ってしまう。騎士たちは、騎士団長が呆気なく意識を失ったことで動揺を隠しきれなかった。
それでも、いやだからこそ、無秩序に飛んでくる魔法を剣を振って無効化する。その現象に騎士たちがどよめいた。その隙に、目の前の穴の中に飛び込んですぐに左に曲がり、駆け抜ける。入った先の部屋の扉を開けて別の廊下に飛び出し、騎士たちの追撃を掻い潜った。
『ユヴェーレン!今度は俺のマジックバッグを探しに行きたい!中身が取り出されていた場合は、その中身も回収だ!』
『分かったわぁ。ちゃんとどこにあるかは確認してきたからぁ、付いて来てぇ』
王城内には再び、壁が破壊されて穴が増産される音が響いた。
ユヴェーレンの後を追いかけ、城壁周辺から王城の辺りまで来ていた。俺が寄り道をしている間に騎士たちに通達が回ったのか、あちらこちらで警戒態勢の騎士たちが溢れていた。普段よりも増員している気がする。
「あ!いたぞ!!」
だが、そんなことはどうでも良い。ユヴェーレンについて行くために騎士たちの目の前に姿を晒す。拘束しようと飛び交う魔法を駆け抜けて交わし、城内へと侵入を果たす。ユヴェーレンの闇の力で姿を消すことが出来れば楽だったが、それは出来ない状態だった。
ユヴェーレンの核が剣に移行したことで、魔力供給は剣の中の核に注ぎこまないといけないという、謎の制約が付いていた。そして、核から精霊自身が離れると力が落ちるらしく、その状態で高度な闇魔法である、影移動という魔力消費量の多い魔法を行使させたことで、常時俺を闇に包むことは厳しい状態らしい。真正契約という、媒体を介した契約は非常に強力であるが、その分制約も多々あるようだ。
精霊という肉体を持たない存在のため、ユヴェーレンにとって壁は無意味な物だ。ユヴェーレンが壁を通り抜けて消えていく。普段から壁の存在は在ってないようなものなので、俺は通れないことを失念しているのだろう。
けれど、今の俺の最重要目的は、ヴァルードの素材で作った剣の奪還である。他の剣と区別するために分かりやすく黒剣と呼ぼうか。その黒剣の奪還は急務なのである。
だから、城の通路を道なりに通るよりも、最短距離を突っ走ることの出来るユヴェーレンを追いかける方が、どう考えても最速で到着する。ならば、やることは1つだ。
部位強化を掛けた拳で、立ち塞がる壁を殴るっ!
ドガァーーーン!
王城の一角に大穴が開く。凡庸な材質の壁など、簡単に崩れ落ちる。砂埃の舞う壁を突き抜け、ユヴェーレンの後を追う。勝手知ったる王城内であった騎士たちの有利性が瓦解する。
そしてその後も王城内には破壊音が響き、その発生地には砂埃と崩れ瓦礫となった壁だったものが残された。
ぶん殴って開けた“道”を通って城内を駆ける。道なりに走っていたら、ここまで早く辿り着くことはなかっただろう。
『この先よぉ!』
ユヴェーレンの言葉に、握り締めていた拳をより一層強く握る。俺の物を、好き勝手触られて堪るか!
ガガァーーンッ!
「俺のもんをっ!返ッせェーーー!」
壁を破壊すると同時に乗り込んで叫ぶ。室内には研究者っぽい人が数名と、身分の高そうな男、そして騎士団長がいた。破壊音でこちらに近づいていたことに気付くはずだが、どうやら逃げずにギリギリまで何かしていたようだ。動かないでいてくれるとは。騎士団長が抜剣してこちらを睨み付ける。
「なッ!?貴様は!」
誰かが俺の登場に愕然とした声を上げたが、反応してあげる暇はない。サッと室内を見渡すと、独特の存在感を放つ黒剣の姿があった。黒剣は台の上に置かれており、その周辺には様々工具が置かれていた。心がざわつきだした時、研究者の男が黒剣を持ち去ろうと手を伸ばした。それを見た瞬間、反射的に彼らとの間に在った様々な置物を一息に飛び越えて、研究者の男の前に降り立つ。そのまま台の上に乗せられていた黒剣を奪還した。そして、一息遅れて抜き身の剣が振り下ろされる。台の向こう側へ乗り越えながらその一撃を回避した。
台を挟んだ先で剣を構え直したのは、騎士団長であった。
「脱獄しただけでは飽き足らず、王家の物を盗みに来るとは!所詮罪人は罪人か」
目を細めた騎士団長が鋭い視線を向けて来る。
「はあ!?ふざけるな!コレは正真正銘俺のもんだ!テメェ等が盗んだんだろうが!」
語気を荒げて言い返す。だが、騎士団長は顔を顰めただけで引く素振りを見せない。研究者たちはいきなりの戦いに腰を抜かして座り込んでいた。
「お前のような無能が持つには過ぎた代物だ。それに、誰も抜けやしない剣を持って何になる。鉄剣すらまともに扱えもしない者が」
そう言い放つ騎士団長は蔑視していた。自分が圧倒的強者だと信じて疑わない顔であった。そんな騎士団長を一瞥して、黒剣の状態を確認する。誰も抜いていないようなので、剣身は問題ないだろう。だから、鞘や柄などの外側の様子を確認する。
疵はないか。汚れはないか。騎士団長を無視してチェックしていった。よし、特に損傷はないようだ。良い材質を使っているから大丈夫だったのだろう。ホッと一息ついて顔を緩める。
「この状況で無視とは・・・良い度胸だな!」
無視していた騎士団長がキレた。俺たちの間にある台ごと俺を斬ろうと剣を振りかざす。その一撃を黒剣を抜剣して受け止めた。
ギィイイィーーーン。
受け止めた、と思ったのだが、騎士団長の持っている剣が俺の黒剣にぶつかった瞬間に折れた。折れた剣先が吹き飛んで落ちる。床とぶつかった音が響いて、クルクル回った後に止まった。
自身の折れた剣を茫然と見つめる騎士団長に、目を丸くして黒剣の剣身を見つめる研究者と、今まで静かに壁際で見守っていた身分の高そうな男。
ハッと我に返った騎士団長が、折れた剣をそのまま構えて吠える。
「どういうことだ!なぜ抜けなかった剣がお前には抜けたのだ!!」
こいつはバカなのだろうか。脳まで全て筋肉で出来ているのではないか。書類仕事は副騎士団長辺りに任せていてもおかしくない。
冷嘲しつつも、悟られないように周囲の様子を窺いながら答える。騒ぎに気付いた者や、俺の痕跡を辿って来た者達がこちらに近づいて来ている。
「始めに言ったはずだが?コレは俺の物だと。剣の腕だけでなく、耳も頭も悪いみたいだな。医者に診てもらえよ」
騎士団長の顔が赤く染まる。震える肩が上がるまで1秒もかからなかった。
「おおっと!」
折れた状態の剣にも関わらず、短剣のように扱いながら距離を詰めて首を狙って来た。その攻撃を冷静に避けて、俺が開けた穴から部屋の外へと出る。まんまと引っかかった騎士団長の攻撃は、力任せで単純だった。
無能だと思っていた人物に、悉く自慢の剣檄を避けられ、見下されたら、精神が鋼で出来ている者ではない限り頭に血が昇るのも無理はない。その状況を作り出したのは俺なのだが。
穴から出た先は廊下であり、左右から騎士の群れが押し寄せてきていた。目の前の穴の奥の方にも人の姿が見える。獣人の騎士の動きは速い。瓦礫を物ともせずに他よりも群を抜いて飛び出していた。
騎士団長が俺を追って穴から出て来る。そのタイミングを狙い、黒剣を思いっきり騎士団長の横っ腹に振り抜いた。折れた剣を盾にしたが、衝撃全てを受け止めることは出来なかった。綺麗な二つ折りになって、左側から向かってくる部下たちに突っ込んで行った。
誰が見ても実力差は歴然としていた。無能ではなかったのか。剣はまともに使えないのではなかったか。例え剣が折れていたからだとしても、他の騎士たちにとっては、騎士団長の剣を折ることすら信じがたい出来事だ。そしてその上、騎士団長が攻撃にきちんと対応することが出来ず、吹っ飛ばされる姿など、己の目を疑ってしまう。騎士たちは、騎士団長が呆気なく意識を失ったことで動揺を隠しきれなかった。
それでも、いやだからこそ、無秩序に飛んでくる魔法を剣を振って無効化する。その現象に騎士たちがどよめいた。その隙に、目の前の穴の中に飛び込んですぐに左に曲がり、駆け抜ける。入った先の部屋の扉を開けて別の廊下に飛び出し、騎士たちの追撃を掻い潜った。
『ユヴェーレン!今度は俺のマジックバッグを探しに行きたい!中身が取り出されていた場合は、その中身も回収だ!』
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