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演習場
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「ふわーーあぁあう」
特大の欠伸を放つ。眠い。眠り過ぎて眠い。ベッドの上で寝転がりながら、天蓋を見つめる。この客室に通されて5日目。やることがなさ過ぎて、ずっと寝て過ごしていた。スマホがないから時間を潰すことが出来ない。娯楽が足りない。もふもふが足りない。王城にいるよりも外の方が楽しい。
昨日からは、騎士の人に暇ならどうかと誘われて、騎士団の鍛錬に紛れ込んでいた。と言っても、本当に騎士と同じ内容の鍛錬をするわけではないので、基本は1人で素振りだった。部屋の中では素振りなどは出来ないし、そもそも未だに剣とカバンを返してもらえていない。シゼに返却を頼んだのだが、どうやらなんか揉めているらしい。すぐに帰って来る気配ではなかった。だから仕方なく騎士団の木剣を使っているのだが、やっぱり自分の剣を振るいたい。
『そんなに暇しているなら今日も演習場に行ったらぁ?』
欠伸を連発している俺を見兼ねたようにユヴェーレンがやって来る。俺の部屋には簡単に客が尋ねて来ないようにされているのか、世話をするための侍女ぐらいしか入ってこないので、本当に1人だった。そんな中、お喋りが出来るユヴェーレンは本当にありがたい。知っている存在がいるというのは、暇な時間を潰すことが出来るし安心する。
『そうするかー』
のそりと上体を起こす。ズィーリオスがいれば、モフることが出来るので暇ではなくなるのだが、もふもふがいなければ暇すぎて、鍛錬でも良いから時間を潰そうと思ってしまう。
いつもの装備に着替えて廊下に繋がる扉を開ける。そこに立っている騎士に鍛錬するから演習場に行くと告げると、道案内をしてくれる。場所が分からないので案内してくれるのはありがたい。時間帯によって、護衛してくれている騎士の人は違うが、今案内してくれている人は、昨日俺に演習場に行くことを勧めてくれた人であった。彼は庶民から騎士になった人のようで、喜怒哀楽がはっきりしていて接し易い。貴族出身の騎士もいるのだが、相手の腹を探るような視線ですぐに貴族なのだなと感じ、疲れてしまうのだ。
騎士の人は俺がバルネリアの血を引いた人間だということを知っているので、初めのうちは接するのに緊張していたようだが、元々人懐っこい性格なのか俺が砕けた口調で喋っても怒らないと分かると、だいぶフランクな関係になった。特に、昨日俺が鍛錬していた姿を見ていたことで、今日は一層キラキラした目で見つめて来る気がする。尊敬の目というのだろうか。恥ずかしいから目線は前に向けてくれ。
騎士の人の話を聞きながら移動する。ユヴェーレンも一緒に付いて来てくれている。
「着きましたね。ではここで待っていてください。今日も団長に許可は貰っているので、木剣を取って来ますね」
そう言って離れて行った。今日は昨日とは違って人が多い。時間帯の問題だろうか。演習場を眺める。演習場は広大で、ランニングをしている集団や、打ち合っている集団、魔法を放っている集団などが混在している。
そしてそこら中から俺に集まる視線。白い髪だから目立つのは分かっているが、こんなあからさまに視線を向けるなど騎士として大丈夫なのだろうか。相手にバレないように盗み見るのが普通だと思うのだが。あ、もしかして敢えてワザと?そうかもしれないな。ここは彼らのテリトリー。見知らぬ人物が入って来ていたら、訝しむのも当然だろう。
演習場の端で木剣が届けられるまで待っていると、5,6人の集団がやって来る姿が見えた。彼らの視線がこちらにターゲットを絞っている様子から、面倒な事になったと溜息を吐く。あの騎士の人には悪いがもう帰ろうか。
クルリと回れ右をして元来た道を帰ろうとした途端、俺の意図に目敏く気付いた奴が声を掛けて来た。
「おい!そこの嬢ちゃん!ここには何しに来たんだ?ここは女が来るところじゃないぞ」
げっ。声掛けて来るなよ。近くにいた他の騎士たちが、俺たちの様子に気付いて様子を窺い出す。
「はぁ。暇だから鍛錬しに来ただけだが?」
「なっ!?その声、お前男か!?」
声を掛けて来た男を筆頭に、一緒にいた仲間の男たちも驚愕を露わにする。この反応久しぶりだな。この格好でも女と見間違うなんて、こいつらの目は腐っているんじゃないか?
半目になって男たちを見返す。めんどくさい。早くあの騎士、帰って来てくれないだろうか。
「いや、男だとしても、何で部外者がここに鍛錬しに来るんだよ!ここは王国騎士団の演習場だ!お前のようなひょろっちぃ奴は邪魔だ!帰れ!」
うわーめんどくさい。だが、来て速攻帰るには時間を十分に潰せてないんだよな。もう少しすれば騎士が木剣持ってやってくるだろう。そしたら後は、こいつらの事をその騎士に任せて俺は鍛錬で時間を潰そう。そうだ、そうしよう。こっちは使って良いと言われているから来てるんだ。団長とやらの許可は出ているみたいだから、こいつらに指図される謂れはない。
『さっきの人間が帰って来るまで無視しておきましょうぉ』
『そうだな』
ユヴェーレンの提案に賛同し、男たちを無視して騎士が去って行った方向を見つめる。すると、無視されたことに気付いた男たちが、怒鳴りだした。
「おい!貴様なに無視してやがる!消えろっつってるだろうが!」
そして胸倉を掴んで顔を引き寄せた後、後ろに押しやられる。尻餅をつかないようにバランスを取りながら彼らから距離を取る。すると、俺がコケなかったことが気に食わなかったらしく、睨み付けて来た。
「お前、この方がどなたか知っての態度か!?お前のような奴は、消えろと言われたら消えるのが礼儀なんだよ!!」
最初に声を掛けてきた男ではない男が声を上げる。なるほど、どうやら最初に声を掛けて来た男の皆取り巻きのようだ。他の奴らもそうなのだろう。自慢気に男を見ている。
この男はどこかの家の子息なのだろう。他の男たちもそうなのかもしれないが、この中で一番地位が高いのは、この男であるのは間違いない。
俺が返答しないのを良いことに、どのように受け止めたのかは分からないが、取り巻きが自分の事のように鼻高々に紹介した。
「この方はな、イバーリ侯爵家の方だぞ!!」
はあ。だから何だというのだ。聞いたことあるようなないような。思えているわけがない。どこの誰だ。知らんぞ。
「なんだお前?まさかイバーリ侯爵家を知らないとでも言うのか!?はっ!もしやお前、庶民だな!?庶民風情が貴族様の事を知らないのは無理もない話だ!!」
黙っていると、勝手に何かを納得しだして内輪で盛り上がっていた。楽しそうだし、俺が抜けても気付かないよな。そっとその場から移動しようとしたが、すぐさま見つかる。
「おい!なに逃げようとしているんだ!庶民なら庶民らしく、地べたに頭を付けて貴族様に謝れ!邪魔をしてしまい申し訳ありませんでした、とな!」
ああ、めんどくせー。こいつら、典型的な嫌な貴族じゃないか。一番関わりたくないタイプの人だ。だが、穏便に済ませるために言うことを聞く気もない。そうだな。全員ぶん殴って抜け出すか?周囲を見渡し、その考えを諦める。ダメだ。あまりにも見物人が多すぎる。
かなり俺たちは目立ってしまっていたようで、多くの者たちが手を止めて集まって来ていた。こいつらはいつもこうなのか、誰も止めようとする者はおらず、皆が俺を可哀そうな視線で眺めている。助ける気はなさそうだ。
「はあぁ」
「貴様!?」
あ、つい溜息を吐いてしまった。それに気づいた彼らが、目を吊り上げて剣を引き抜いた。周りが騒めきだす。流石にまずいんじゃという声が聞こえてくるだけで、誰も実際に行動しようとはしない。
取り巻き達が歓声を上げて囃し立てる。その歓声を受け、調子に乗った男が剣を振り上げる。
太陽の光を反射し煌めく剣が、俺に向かって振り降ろされた。
特大の欠伸を放つ。眠い。眠り過ぎて眠い。ベッドの上で寝転がりながら、天蓋を見つめる。この客室に通されて5日目。やることがなさ過ぎて、ずっと寝て過ごしていた。スマホがないから時間を潰すことが出来ない。娯楽が足りない。もふもふが足りない。王城にいるよりも外の方が楽しい。
昨日からは、騎士の人に暇ならどうかと誘われて、騎士団の鍛錬に紛れ込んでいた。と言っても、本当に騎士と同じ内容の鍛錬をするわけではないので、基本は1人で素振りだった。部屋の中では素振りなどは出来ないし、そもそも未だに剣とカバンを返してもらえていない。シゼに返却を頼んだのだが、どうやらなんか揉めているらしい。すぐに帰って来る気配ではなかった。だから仕方なく騎士団の木剣を使っているのだが、やっぱり自分の剣を振るいたい。
『そんなに暇しているなら今日も演習場に行ったらぁ?』
欠伸を連発している俺を見兼ねたようにユヴェーレンがやって来る。俺の部屋には簡単に客が尋ねて来ないようにされているのか、世話をするための侍女ぐらいしか入ってこないので、本当に1人だった。そんな中、お喋りが出来るユヴェーレンは本当にありがたい。知っている存在がいるというのは、暇な時間を潰すことが出来るし安心する。
『そうするかー』
のそりと上体を起こす。ズィーリオスがいれば、モフることが出来るので暇ではなくなるのだが、もふもふがいなければ暇すぎて、鍛錬でも良いから時間を潰そうと思ってしまう。
いつもの装備に着替えて廊下に繋がる扉を開ける。そこに立っている騎士に鍛錬するから演習場に行くと告げると、道案内をしてくれる。場所が分からないので案内してくれるのはありがたい。時間帯によって、護衛してくれている騎士の人は違うが、今案内してくれている人は、昨日俺に演習場に行くことを勧めてくれた人であった。彼は庶民から騎士になった人のようで、喜怒哀楽がはっきりしていて接し易い。貴族出身の騎士もいるのだが、相手の腹を探るような視線ですぐに貴族なのだなと感じ、疲れてしまうのだ。
騎士の人は俺がバルネリアの血を引いた人間だということを知っているので、初めのうちは接するのに緊張していたようだが、元々人懐っこい性格なのか俺が砕けた口調で喋っても怒らないと分かると、だいぶフランクな関係になった。特に、昨日俺が鍛錬していた姿を見ていたことで、今日は一層キラキラした目で見つめて来る気がする。尊敬の目というのだろうか。恥ずかしいから目線は前に向けてくれ。
騎士の人の話を聞きながら移動する。ユヴェーレンも一緒に付いて来てくれている。
「着きましたね。ではここで待っていてください。今日も団長に許可は貰っているので、木剣を取って来ますね」
そう言って離れて行った。今日は昨日とは違って人が多い。時間帯の問題だろうか。演習場を眺める。演習場は広大で、ランニングをしている集団や、打ち合っている集団、魔法を放っている集団などが混在している。
そしてそこら中から俺に集まる視線。白い髪だから目立つのは分かっているが、こんなあからさまに視線を向けるなど騎士として大丈夫なのだろうか。相手にバレないように盗み見るのが普通だと思うのだが。あ、もしかして敢えてワザと?そうかもしれないな。ここは彼らのテリトリー。見知らぬ人物が入って来ていたら、訝しむのも当然だろう。
演習場の端で木剣が届けられるまで待っていると、5,6人の集団がやって来る姿が見えた。彼らの視線がこちらにターゲットを絞っている様子から、面倒な事になったと溜息を吐く。あの騎士の人には悪いがもう帰ろうか。
クルリと回れ右をして元来た道を帰ろうとした途端、俺の意図に目敏く気付いた奴が声を掛けて来た。
「おい!そこの嬢ちゃん!ここには何しに来たんだ?ここは女が来るところじゃないぞ」
げっ。声掛けて来るなよ。近くにいた他の騎士たちが、俺たちの様子に気付いて様子を窺い出す。
「はぁ。暇だから鍛錬しに来ただけだが?」
「なっ!?その声、お前男か!?」
声を掛けて来た男を筆頭に、一緒にいた仲間の男たちも驚愕を露わにする。この反応久しぶりだな。この格好でも女と見間違うなんて、こいつらの目は腐っているんじゃないか?
半目になって男たちを見返す。めんどくさい。早くあの騎士、帰って来てくれないだろうか。
「いや、男だとしても、何で部外者がここに鍛錬しに来るんだよ!ここは王国騎士団の演習場だ!お前のようなひょろっちぃ奴は邪魔だ!帰れ!」
うわーめんどくさい。だが、来て速攻帰るには時間を十分に潰せてないんだよな。もう少しすれば騎士が木剣持ってやってくるだろう。そしたら後は、こいつらの事をその騎士に任せて俺は鍛錬で時間を潰そう。そうだ、そうしよう。こっちは使って良いと言われているから来てるんだ。団長とやらの許可は出ているみたいだから、こいつらに指図される謂れはない。
『さっきの人間が帰って来るまで無視しておきましょうぉ』
『そうだな』
ユヴェーレンの提案に賛同し、男たちを無視して騎士が去って行った方向を見つめる。すると、無視されたことに気付いた男たちが、怒鳴りだした。
「おい!貴様なに無視してやがる!消えろっつってるだろうが!」
そして胸倉を掴んで顔を引き寄せた後、後ろに押しやられる。尻餅をつかないようにバランスを取りながら彼らから距離を取る。すると、俺がコケなかったことが気に食わなかったらしく、睨み付けて来た。
「お前、この方がどなたか知っての態度か!?お前のような奴は、消えろと言われたら消えるのが礼儀なんだよ!!」
最初に声を掛けてきた男ではない男が声を上げる。なるほど、どうやら最初に声を掛けて来た男の皆取り巻きのようだ。他の奴らもそうなのだろう。自慢気に男を見ている。
この男はどこかの家の子息なのだろう。他の男たちもそうなのかもしれないが、この中で一番地位が高いのは、この男であるのは間違いない。
俺が返答しないのを良いことに、どのように受け止めたのかは分からないが、取り巻きが自分の事のように鼻高々に紹介した。
「この方はな、イバーリ侯爵家の方だぞ!!」
はあ。だから何だというのだ。聞いたことあるようなないような。思えているわけがない。どこの誰だ。知らんぞ。
「なんだお前?まさかイバーリ侯爵家を知らないとでも言うのか!?はっ!もしやお前、庶民だな!?庶民風情が貴族様の事を知らないのは無理もない話だ!!」
黙っていると、勝手に何かを納得しだして内輪で盛り上がっていた。楽しそうだし、俺が抜けても気付かないよな。そっとその場から移動しようとしたが、すぐさま見つかる。
「おい!なに逃げようとしているんだ!庶民なら庶民らしく、地べたに頭を付けて貴族様に謝れ!邪魔をしてしまい申し訳ありませんでした、とな!」
ああ、めんどくせー。こいつら、典型的な嫌な貴族じゃないか。一番関わりたくないタイプの人だ。だが、穏便に済ませるために言うことを聞く気もない。そうだな。全員ぶん殴って抜け出すか?周囲を見渡し、その考えを諦める。ダメだ。あまりにも見物人が多すぎる。
かなり俺たちは目立ってしまっていたようで、多くの者たちが手を止めて集まって来ていた。こいつらはいつもこうなのか、誰も止めようとする者はおらず、皆が俺を可哀そうな視線で眺めている。助ける気はなさそうだ。
「はあぁ」
「貴様!?」
あ、つい溜息を吐いてしまった。それに気づいた彼らが、目を吊り上げて剣を引き抜いた。周りが騒めきだす。流石にまずいんじゃという声が聞こえてくるだけで、誰も実際に行動しようとはしない。
取り巻き達が歓声を上げて囃し立てる。その歓声を受け、調子に乗った男が剣を振り上げる。
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