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悪魔の料理
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「おーい。出来たぞ!」
悪魔が料理の完成を告げる。先ほどから漂う芳しい匂いは嗅覚だけでなく胃袋を刺激し、脳はさっさと食にありつけとばかりに唾液の分泌を促していた。唾液をゴクリと飲み込む度に、背後の様子を確認したくなるが、未来の自分のために耐え凌ぐ。早い段階で絶望を知ってしまえば、この素晴らしい匂いとの壮絶な格差に耐え切る自信はない。どうかまともな料理であってくれと祈りながら、ズィーリオスの毛に顔をめり込ませ、何とかズィーリオスの匂いを嗅いで衝動を抑え込む。もう無理、お腹空いた。
最後の最後にゴクリと唾液を飲み込む。そしてのそりと立ち上がり、後ろを振り返る。
そこには、以前見たテーブルとイスが用意され、そのテーブルの上にはカトラリーが並べられていた。そしてそのテーブルより更に奥の方には、まるで現代のキッチンのような細長く四角い台があり、その台の上には湯気が湧き上がる鍋があった。しかし、その中身までは見えない。だが、その鍋が俺の忍耐力を揺さぶりにかかっていた匂いの元凶が入っていることは明白だ。
「パン持っていただろ?それを出してくれ。一緒に食おう」
悪魔が俺にパンを用意するように指示を出す。パン、無駄にならないよな?大丈夫だよな?美味いパンが不味くなってしまってはたまらない。けれど漂う匂いは確実に相性が良いと思わせる。
パンをそれぞれの席に用意する。あろうことか、ズィーリオスは食べないと言い出し、俺と悪魔だけが食べることになった。
「なんだよ、折角作ったのに。まあ、沢山作ったから食いたくなりゃー食えば良い」
悪魔がズィーリオスに対して少し残念そうに零すが、俺がいっぱい食うから大丈夫かと付け加える。いや、絶対に大丈夫ではない。ズィーリオスだって夕食は食べていないから空腹のはずだ。俺と待っている間、どれだけその鼻がピクピク動いていたか俺は知っているぞ!なのに、自分は食わないとはどういうことだ!
おずおずと俺は席につく。テーブルとイスをどこから引っ張り出したのか気になるが、今はそれどころではない。先ほどから動かないで俺の様子を見つめているズィーリオスに視線を向ける。
『リュゼ、安心しろ。ちゃんと俺が治癒してやる。即死はないだろうし、即死さえしなければ俺が助けられるから。一度は毒というものを体感してみた方が良いぞ』
・・・・。俺は被験体か?被験体なのか?俺が毒見すんの!?確かに?一番肉体的に弱いのは俺だが、毒の効果をその反応を分かりやすく観察するためっていうのは酷くない!?
なー、ユヴェーレンだってそう思うよなっ!?目の前で、面白そうに両肘をついて顎を支えるユヴェーレンは、何も言わずにただ俺を見つめたままウフフっと妖艶に笑うだけ。強調されたお胸が目に悪い。逃げる様に悪魔に視線を向けて、俺は固まった。
悪魔が鍋ごとテーブルの上に乗せた瞬間だった。そのため見えてしまった。見たいようで見たくない、その鍋の中身が。
思考が完璧に停止した。鍋の中に見えていたのは、何の生きものか全く分からない、魚のような豚のような顔をしたモノが苦悶の表情で絶叫した状態で丸ごとドンと入っていた。更にそれは、お腹を壊しそうな緑色で、スープの色は綺麗なほどの原色の青。なぜかうねうねと動いている赤い海藻に、どこか見たことある、細長い絶叫するアヒルのおもちゃと同じ見た目の10センチほどの大きさの黒い何か。気のせいだろうか。そのアヒルの口元から、空気がポコポコと出てきている。え?・・・まさか叫んでる?
・・・・誰がどう見たって完全に毒だろう。食べなくとも分かる。いくら食欲を掻き立てる良い匂いをしていても、どう見たって完全にアウトなやつだ。そもそも、一体何を使ったらこんな食欲を削ぐ色合いに出来るのか。あっ、いや、やっぱいい。聞かない。聞いてはいけない。絶対に聞いてはいけないやつだこれは!!
錆びついた機械のように、ギギギと音が聞こえるのではと思うほど不自然な動きで悪魔の顔を見る。ユヴェーレンに奪われたイスを取り返し、目をキラキラさせて俺が食べるのを今か今かと待っている。頬がピクピクと痙攣する。無意識かワザとか、ズィーリオスからのご愁傷様という声が聞こえた。真横に移動させられたユヴェーレンは、相変わらず楽しそうにニコニコと俺の反応を眺めている。
これは俺が絶対に食べないといけないやつか?食べないという選択肢はないのか?以前ズィーリオスによって無理やり食べさせられた巨岩亀の肉は、まともな食品だったのだ。あの時の忌避感など、今のこの状況に比べたらなんでもない。寧ろ美味しい料理に見えるだろう。食わず嫌い?いやいやいや。こんなの絶対に腹を壊すって。もしかして滞在を長引かせるのを、俺の回復待ちに充てるつもりか?絶対におかしい!
全員から向けられる期待と憐みの視線。微塵も動けずに、ダラダラと冷汗だけは忙しなく上から下に流れていく。
ゴクリ。先ほどとは違った唾を飲み込む。俺の人生は此処まででした。この森で生まれ、この森に帰って来て死ぬ。自分の意思で死ぬタイミングを決められるだけ良かったのだ。それも大好きなもふもふに看取られるのだ。出来ればもふもふに埋もれて死にたかった。だが、きっと俺の死の間際にはもふもふに包んでくれるだろう。それぐらいはしてくれるはずだ。
ズィーリオスがどうにかすると言っていた言葉を完全に忘れ去り、死を覚悟する。震える手でしっかりと器とお玉を持つ。そしてお玉を鍋の中に侵入させる。赤い海藻がお玉に絡みつく。黒いアヒルが青いスープの中から顔を出し、ギャーギャーと叫ぶ。ビクッと体を震わせ、思わずお玉を持っている手を止める。今すぐにでもお玉の中身を悪魔の顔面へぶん投げたい気分になったが、そこは気合で止める。頑張って作ってくれた悪魔に失礼だ。
何とか一掬い分だけ器の中に注ぎ込む。海藻がアヒルにも絡みついていたため、重力に従い器の中へ移動する。器の中で海藻が元気よく外へと乗り出しかけていた。だが、器の壁面を超えることが出来ないのか、もう少しで脱走出来そうなところでぼちゃんと中へ戻って来る。
そのまま早く脱走して欲しいのに、なぜ逃げてくれないのだ。俺が食べることになってしまうだろ!お願いだから俺に食べられないように逃げてくれ!表情は変えずに心の中で切実に祈る。
鍋の中のモノたちを刺激しないように、そっとお玉を鍋の中に入れておく。すぐに海藻が絡みついていたが見なかったことにした。
「最後の仕上げだ。これを掛けたら出来上がり!これがないと完成しないんだぜ?」
そう言って悪魔は俺の器の中に何かを入れた。それは細かな粒々だった。嫌な予感しかしない。恐る恐るその細かな粒々を見つめると、それは黄色い色をした小さな木の実のようなもので、一粒一粒に小さな顔がついていた。声は全く聞こえないが、全部が全部何かしら騒いでいる。声が聞こえたならば確実に騒音となっていただろうという数であった。
本当に俺と契約したいのか?俺を殺して魂を奪いたいだけではないのか。そんな疑問が溢れる。だが、そんなことはズィーリオスとユヴェーレンが絶対に許さないだろう。殺意はないと分かっている。分かっているが・・・・、これは誰がどう見ても毒殺を目論んでいるとしか思えない。
スプーンを手に取り、青いスープを一掬いする。海藻がスプーンに巻き付き、更に先ほど追加された黄色の木の実のようなモノも一緒に掬ってしまう。せめてスープだけと思ったがそういう訳にはいかないようだ。
期待に満ちた瞳が俺の一挙手一投足をつぶさに見つめる。諦めよう。
意を決して、大きく口を開けて一気にスプーンを口の中に突っ込んだ。
悪魔が料理の完成を告げる。先ほどから漂う芳しい匂いは嗅覚だけでなく胃袋を刺激し、脳はさっさと食にありつけとばかりに唾液の分泌を促していた。唾液をゴクリと飲み込む度に、背後の様子を確認したくなるが、未来の自分のために耐え凌ぐ。早い段階で絶望を知ってしまえば、この素晴らしい匂いとの壮絶な格差に耐え切る自信はない。どうかまともな料理であってくれと祈りながら、ズィーリオスの毛に顔をめり込ませ、何とかズィーリオスの匂いを嗅いで衝動を抑え込む。もう無理、お腹空いた。
最後の最後にゴクリと唾液を飲み込む。そしてのそりと立ち上がり、後ろを振り返る。
そこには、以前見たテーブルとイスが用意され、そのテーブルの上にはカトラリーが並べられていた。そしてそのテーブルより更に奥の方には、まるで現代のキッチンのような細長く四角い台があり、その台の上には湯気が湧き上がる鍋があった。しかし、その中身までは見えない。だが、その鍋が俺の忍耐力を揺さぶりにかかっていた匂いの元凶が入っていることは明白だ。
「パン持っていただろ?それを出してくれ。一緒に食おう」
悪魔が俺にパンを用意するように指示を出す。パン、無駄にならないよな?大丈夫だよな?美味いパンが不味くなってしまってはたまらない。けれど漂う匂いは確実に相性が良いと思わせる。
パンをそれぞれの席に用意する。あろうことか、ズィーリオスは食べないと言い出し、俺と悪魔だけが食べることになった。
「なんだよ、折角作ったのに。まあ、沢山作ったから食いたくなりゃー食えば良い」
悪魔がズィーリオスに対して少し残念そうに零すが、俺がいっぱい食うから大丈夫かと付け加える。いや、絶対に大丈夫ではない。ズィーリオスだって夕食は食べていないから空腹のはずだ。俺と待っている間、どれだけその鼻がピクピク動いていたか俺は知っているぞ!なのに、自分は食わないとはどういうことだ!
おずおずと俺は席につく。テーブルとイスをどこから引っ張り出したのか気になるが、今はそれどころではない。先ほどから動かないで俺の様子を見つめているズィーリオスに視線を向ける。
『リュゼ、安心しろ。ちゃんと俺が治癒してやる。即死はないだろうし、即死さえしなければ俺が助けられるから。一度は毒というものを体感してみた方が良いぞ』
・・・・。俺は被験体か?被験体なのか?俺が毒見すんの!?確かに?一番肉体的に弱いのは俺だが、毒の効果をその反応を分かりやすく観察するためっていうのは酷くない!?
なー、ユヴェーレンだってそう思うよなっ!?目の前で、面白そうに両肘をついて顎を支えるユヴェーレンは、何も言わずにただ俺を見つめたままウフフっと妖艶に笑うだけ。強調されたお胸が目に悪い。逃げる様に悪魔に視線を向けて、俺は固まった。
悪魔が鍋ごとテーブルの上に乗せた瞬間だった。そのため見えてしまった。見たいようで見たくない、その鍋の中身が。
思考が完璧に停止した。鍋の中に見えていたのは、何の生きものか全く分からない、魚のような豚のような顔をしたモノが苦悶の表情で絶叫した状態で丸ごとドンと入っていた。更にそれは、お腹を壊しそうな緑色で、スープの色は綺麗なほどの原色の青。なぜかうねうねと動いている赤い海藻に、どこか見たことある、細長い絶叫するアヒルのおもちゃと同じ見た目の10センチほどの大きさの黒い何か。気のせいだろうか。そのアヒルの口元から、空気がポコポコと出てきている。え?・・・まさか叫んでる?
・・・・誰がどう見たって完全に毒だろう。食べなくとも分かる。いくら食欲を掻き立てる良い匂いをしていても、どう見たって完全にアウトなやつだ。そもそも、一体何を使ったらこんな食欲を削ぐ色合いに出来るのか。あっ、いや、やっぱいい。聞かない。聞いてはいけない。絶対に聞いてはいけないやつだこれは!!
錆びついた機械のように、ギギギと音が聞こえるのではと思うほど不自然な動きで悪魔の顔を見る。ユヴェーレンに奪われたイスを取り返し、目をキラキラさせて俺が食べるのを今か今かと待っている。頬がピクピクと痙攣する。無意識かワザとか、ズィーリオスからのご愁傷様という声が聞こえた。真横に移動させられたユヴェーレンは、相変わらず楽しそうにニコニコと俺の反応を眺めている。
これは俺が絶対に食べないといけないやつか?食べないという選択肢はないのか?以前ズィーリオスによって無理やり食べさせられた巨岩亀の肉は、まともな食品だったのだ。あの時の忌避感など、今のこの状況に比べたらなんでもない。寧ろ美味しい料理に見えるだろう。食わず嫌い?いやいやいや。こんなの絶対に腹を壊すって。もしかして滞在を長引かせるのを、俺の回復待ちに充てるつもりか?絶対におかしい!
全員から向けられる期待と憐みの視線。微塵も動けずに、ダラダラと冷汗だけは忙しなく上から下に流れていく。
ゴクリ。先ほどとは違った唾を飲み込む。俺の人生は此処まででした。この森で生まれ、この森に帰って来て死ぬ。自分の意思で死ぬタイミングを決められるだけ良かったのだ。それも大好きなもふもふに看取られるのだ。出来ればもふもふに埋もれて死にたかった。だが、きっと俺の死の間際にはもふもふに包んでくれるだろう。それぐらいはしてくれるはずだ。
ズィーリオスがどうにかすると言っていた言葉を完全に忘れ去り、死を覚悟する。震える手でしっかりと器とお玉を持つ。そしてお玉を鍋の中に侵入させる。赤い海藻がお玉に絡みつく。黒いアヒルが青いスープの中から顔を出し、ギャーギャーと叫ぶ。ビクッと体を震わせ、思わずお玉を持っている手を止める。今すぐにでもお玉の中身を悪魔の顔面へぶん投げたい気分になったが、そこは気合で止める。頑張って作ってくれた悪魔に失礼だ。
何とか一掬い分だけ器の中に注ぎ込む。海藻がアヒルにも絡みついていたため、重力に従い器の中へ移動する。器の中で海藻が元気よく外へと乗り出しかけていた。だが、器の壁面を超えることが出来ないのか、もう少しで脱走出来そうなところでぼちゃんと中へ戻って来る。
そのまま早く脱走して欲しいのに、なぜ逃げてくれないのだ。俺が食べることになってしまうだろ!お願いだから俺に食べられないように逃げてくれ!表情は変えずに心の中で切実に祈る。
鍋の中のモノたちを刺激しないように、そっとお玉を鍋の中に入れておく。すぐに海藻が絡みついていたが見なかったことにした。
「最後の仕上げだ。これを掛けたら出来上がり!これがないと完成しないんだぜ?」
そう言って悪魔は俺の器の中に何かを入れた。それは細かな粒々だった。嫌な予感しかしない。恐る恐るその細かな粒々を見つめると、それは黄色い色をした小さな木の実のようなもので、一粒一粒に小さな顔がついていた。声は全く聞こえないが、全部が全部何かしら騒いでいる。声が聞こえたならば確実に騒音となっていただろうという数であった。
本当に俺と契約したいのか?俺を殺して魂を奪いたいだけではないのか。そんな疑問が溢れる。だが、そんなことはズィーリオスとユヴェーレンが絶対に許さないだろう。殺意はないと分かっている。分かっているが・・・・、これは誰がどう見ても毒殺を目論んでいるとしか思えない。
スプーンを手に取り、青いスープを一掬いする。海藻がスプーンに巻き付き、更に先ほど追加された黄色の木の実のようなモノも一緒に掬ってしまう。せめてスープだけと思ったがそういう訳にはいかないようだ。
期待に満ちた瞳が俺の一挙手一投足をつぶさに見つめる。諦めよう。
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