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いざ、パーティーへ!
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「確認出来ました。どうぞ、ポートライト様とそのお連れ様、お入りください」
守衛が扉を開けて建物の中へ促す。慣れたように中へと向かうダガリスに付いて俺も中へと入る。武器等の危険物の確認が完了し、今回の目的地であるベン家の領主邸へと足を踏み入れたのだ。だから今の俺たちは丸腰だ。剣は持っていけないからと、マジックバッグの中に入れてズィーリオスに預けている状態だ。マジックバッグもドレスに合わないからと置いていくことになったのだ。
あ、どうやら近くに立っていた人間の女性が案内をしてくれるようだ。玄関ホールを突き抜け、奥のパーティーホールへと向かう。
「なるほど。馬車の中で言っていた安全確認とはあの事か」
「そうだ。本当だっただろう?」
「だな。でも、なぜわざわざこんなことをするんだ?パーティーなんだから貴族しかいないだろう?」
少し前を歩いている案内人に聞こえないように、小さな声でダガリスに話しかけた。ここに来る前に馬車の中で色々と注意事項を説明されたが、そこで解消しきれなかった疑問を今のうちに聞いておこう。
俺の知っているパーティーは武器のチェックは行っていなかった。パーティー会場の警備は、その会場となる家が警備を行うのが常識だった。だから逆に武器を持ち込むというのは、その主催している家の実力を疑うということになり、関係性が悪化してしまうため有り得ないことなのだ。単純に危険だからというもの勿論あるだろうが。他の貴族家も多くいる場で、わざわざ自分たちはあなたたちの警備の安全性を信頼していないと喧伝するアホはいない。他の貴族から後ろ指を指される可能性が高いのだから。
貴族の世界は繋がりが重要だ。それも、下の者は自分より上の権力者に、上の権力者は信頼出来る、または利用出来る下の者と繋がりを作る。そうすることで自らの保身やお零れをもらったり、自らの派閥を形成する。足並みを崩す異分子は切り捨てられ、潰されかねない。そのことを貴族たちは十分に理解しているのだ。だからこそ、主催者側も招待客に対し、当然持ってきていないですよね?とばかりに武器の確認を行うことはなかったのだ。
しかし先ほど、武器等の確認をされた。俺は割と軽いチェックだったが、ダガリスはかなり念入りに調べられていた。何かしでかしたことがあるのか、それとも見た目怖いおっさんだからか。
「お前が知っているパーティーは、大国の貴族連中のパーティーの常識だな。この国は元々、他国からの干渉を防ぐために、今の俺たち領主のような地域のまとめ役が中心となって建国したんだ。共和国制の形であり、貴族らしい貴族はいない。貴族と言っても各領主家の者たちぐらいだろう。そして毎度パーティーが開かれる度に、他の全ての領主が主催側に顔を出すことはない。そもそも全ての領主家に必ず招待状を出すことはしないからな。実際、人魚の王女様側に招待状が来ていなかっただろ?だからパーティーに参列するのは、殆どその領主家と繋がりの強い商人達ばかりだ。そしてその商人達の中には商売敵がいることもある。だから、パーティー会場で問題を起こすことがないように入口でチェックしてるんだ」
「へー」
そういうことかー。国や地域によって全然違うものなんだな。貴族間のルールは皆同じようなものじゃないんだ。まあ、文化も価値観も違えば、そりゃあ違ってくるものか。さすがに他国に関しての知識はあまり手に入れられなかったし仕方ないか。まともに勉強していたのは5歳までだし!?あれ?5歳の頃の俺の方が真面目で頭良かったんじゃね?・・・・・まあまあまあ、仕方ない!あの時頑張り過ぎたんだよ。5歳児が過去の知識を何とかひねり出して弟に色々な事を教え、更にその弟に勉強を教えるために年齢の割には難しい勉強をしていたんだし?
当時の俺のたどたどしい朧げな記憶からの説明で、良くシゼは理解出来たよな?銀行という仕組みまで実際にやってのけているわけだし。はあー、シゼは相変わらず今も頑張っているんだろうなー。この前再開した時は、それはもう予想通りのイケメンになっていたな。それにいつも甘えてきて、素直で可愛いし、女の子たちにモテモテだろう。あ、レオも。
そういえばあの二人、連行されるように俺から匿われていたけどどうなったんだ?まあ、犯人が俺となっているから罰を受けるようなことはなかったはずだけど。
「おい。そろそろだぞ、戻ってこい。美味い物は後で鱈腹食えるし、なんならこのパーティーでも食えるんだから現実に戻って来い」
ダガリスが耳元で囁き、あちらこちらに飛んでいた意識が戻って来る。
待て。今、聞き捨てならない言葉を聞いたぞ。パーティーで出てくる物を食べても良いのか!?絶対に高くて美味いものばっかりだよな!?
「食べて良いのか!?」
相変わらずこそこそと喋る、俺とダガリス。だが、数メートル先で案内人が扉の前で立ち止まったことで、ピタリと会話が止む。
「パーティーの出席者なんだから問題ないぞ。ただ・・・令嬢らしく、な?あ、聞いてねぇー・・・」
仕事だからパーティーの食事は禁止だと思っていたが何たる幸運。是非とも味わわせてもらおう。深呼吸をし、表情を引き締める。
案内人がお辞儀をして立ち去り、扉の両隣に立っている兵士が扉を開ける。そこに広がっているのは煌びやかな空間。
ダガリスと顔を見合わせ、そして前を向き、その空間に2人同時に足を踏み入れた。
「ポートライト殿がいらっしゃるとは珍しいですね。それも見たことのないお嬢さんをお連れとは。私たちにもご紹介頂けますか?」
うん。流石にこれは想像してなかった。まさか、一口も食べ物を口にする暇がないとは。聞いてないって。
蜜に群がる虫のように俺たちの周りに群がっていた人垣が割れ、遠くから近づいてくる二人組。1人は中肉中背の歳若い20代ぐらい至って平凡な容姿の青年で、もう1人は頭頂部がシャンデリアの光を反射させているデブおやじだ。口髭と脂肪はたっぷりと抱えている。両者共に質の良さげな服を身にまとっており、金糸や金のボタンなどギラギラした格好だ。顔は似てないが親子か?
「これは久しぶりだな、ジェニス殿とデロン会頭。今日は俺の孫のお披露目に来たんだ。リュゼ、この青年がベン家の一人息子のジェニス殿で、こっちがベッツェで知らない者はいないあの大商会のデロン会頭だ」
なーんだ。似た格好しているのに親子じゃないのか。てか、あのってなんだよ。あのって。俺は知らないんだけど?分かったのは成金ぽいってことぐらいだぞ。
ちらりと2人の顔を見て、すぐさまカーテシーをしつつ俯いて視線を逸らす。俯いたまま僅かにダガリスの後ろに移動することも忘れない。
「済まない。この子はリュゼと言う。この通り極度の恥ずかしがり屋なんだ」
名前はそのままリュゼで通すことにしていた。女の子の名前と取れなくともないからだ。それに、全然違う名前にしてしまい俺が反応しなかったら、怪しまれてしまう可能性があるのだ。
目の前に立つ紹介された2人から視線を感じる。ジロジロ見ているようだが男だってバレていないよな?
「そうみたいですな。初々しくてとても可愛らしい」
「ええ、デロン会頭の言う通りです。これほど可愛らしい令嬢は初めてお目にかかりましたよ」
デロン会頭の言葉にジェニスとか言う奴が同意する。令嬢として見られているなら作戦通りで問題はないが、やっぱり気分が良いものではない。気持ち悪いな!ブルっと体が震える。
「ああ、震えています。それほど緊張しているのですね」
青年が腰を軽く折って覗き込んで来る。ダガリスの背後から顔を少し出してペコリと会釈する。するとニコリと笑い返してくれた。けど、視線は直ぐに逸らしたが。
すると、俺たちの周囲で様子を窺っていた人たちが再び割れる。そこにいたのは、ダガリスよりは細身の、でも筋肉質な肉体を持ったこの家の主然とした漢だった。この雰囲気は武を嗜んでいる者だ。それなりの腕がありそうだが、ダガリスに比べたら劣るだろう。
「おお、これはこれはダガリスじゃないか。久々に招待に応じてくれたのか。待っていたぞ。どうだ?やっとジュリアを嫁にくれる気になったのか?ってんん??誰だ?そのお嬢ちゃんは?」
守衛が扉を開けて建物の中へ促す。慣れたように中へと向かうダガリスに付いて俺も中へと入る。武器等の危険物の確認が完了し、今回の目的地であるベン家の領主邸へと足を踏み入れたのだ。だから今の俺たちは丸腰だ。剣は持っていけないからと、マジックバッグの中に入れてズィーリオスに預けている状態だ。マジックバッグもドレスに合わないからと置いていくことになったのだ。
あ、どうやら近くに立っていた人間の女性が案内をしてくれるようだ。玄関ホールを突き抜け、奥のパーティーホールへと向かう。
「なるほど。馬車の中で言っていた安全確認とはあの事か」
「そうだ。本当だっただろう?」
「だな。でも、なぜわざわざこんなことをするんだ?パーティーなんだから貴族しかいないだろう?」
少し前を歩いている案内人に聞こえないように、小さな声でダガリスに話しかけた。ここに来る前に馬車の中で色々と注意事項を説明されたが、そこで解消しきれなかった疑問を今のうちに聞いておこう。
俺の知っているパーティーは武器のチェックは行っていなかった。パーティー会場の警備は、その会場となる家が警備を行うのが常識だった。だから逆に武器を持ち込むというのは、その主催している家の実力を疑うということになり、関係性が悪化してしまうため有り得ないことなのだ。単純に危険だからというもの勿論あるだろうが。他の貴族家も多くいる場で、わざわざ自分たちはあなたたちの警備の安全性を信頼していないと喧伝するアホはいない。他の貴族から後ろ指を指される可能性が高いのだから。
貴族の世界は繋がりが重要だ。それも、下の者は自分より上の権力者に、上の権力者は信頼出来る、または利用出来る下の者と繋がりを作る。そうすることで自らの保身やお零れをもらったり、自らの派閥を形成する。足並みを崩す異分子は切り捨てられ、潰されかねない。そのことを貴族たちは十分に理解しているのだ。だからこそ、主催者側も招待客に対し、当然持ってきていないですよね?とばかりに武器の確認を行うことはなかったのだ。
しかし先ほど、武器等の確認をされた。俺は割と軽いチェックだったが、ダガリスはかなり念入りに調べられていた。何かしでかしたことがあるのか、それとも見た目怖いおっさんだからか。
「お前が知っているパーティーは、大国の貴族連中のパーティーの常識だな。この国は元々、他国からの干渉を防ぐために、今の俺たち領主のような地域のまとめ役が中心となって建国したんだ。共和国制の形であり、貴族らしい貴族はいない。貴族と言っても各領主家の者たちぐらいだろう。そして毎度パーティーが開かれる度に、他の全ての領主が主催側に顔を出すことはない。そもそも全ての領主家に必ず招待状を出すことはしないからな。実際、人魚の王女様側に招待状が来ていなかっただろ?だからパーティーに参列するのは、殆どその領主家と繋がりの強い商人達ばかりだ。そしてその商人達の中には商売敵がいることもある。だから、パーティー会場で問題を起こすことがないように入口でチェックしてるんだ」
「へー」
そういうことかー。国や地域によって全然違うものなんだな。貴族間のルールは皆同じようなものじゃないんだ。まあ、文化も価値観も違えば、そりゃあ違ってくるものか。さすがに他国に関しての知識はあまり手に入れられなかったし仕方ないか。まともに勉強していたのは5歳までだし!?あれ?5歳の頃の俺の方が真面目で頭良かったんじゃね?・・・・・まあまあまあ、仕方ない!あの時頑張り過ぎたんだよ。5歳児が過去の知識を何とかひねり出して弟に色々な事を教え、更にその弟に勉強を教えるために年齢の割には難しい勉強をしていたんだし?
当時の俺のたどたどしい朧げな記憶からの説明で、良くシゼは理解出来たよな?銀行という仕組みまで実際にやってのけているわけだし。はあー、シゼは相変わらず今も頑張っているんだろうなー。この前再開した時は、それはもう予想通りのイケメンになっていたな。それにいつも甘えてきて、素直で可愛いし、女の子たちにモテモテだろう。あ、レオも。
そういえばあの二人、連行されるように俺から匿われていたけどどうなったんだ?まあ、犯人が俺となっているから罰を受けるようなことはなかったはずだけど。
「おい。そろそろだぞ、戻ってこい。美味い物は後で鱈腹食えるし、なんならこのパーティーでも食えるんだから現実に戻って来い」
ダガリスが耳元で囁き、あちらこちらに飛んでいた意識が戻って来る。
待て。今、聞き捨てならない言葉を聞いたぞ。パーティーで出てくる物を食べても良いのか!?絶対に高くて美味いものばっかりだよな!?
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相変わらずこそこそと喋る、俺とダガリス。だが、数メートル先で案内人が扉の前で立ち止まったことで、ピタリと会話が止む。
「パーティーの出席者なんだから問題ないぞ。ただ・・・令嬢らしく、な?あ、聞いてねぇー・・・」
仕事だからパーティーの食事は禁止だと思っていたが何たる幸運。是非とも味わわせてもらおう。深呼吸をし、表情を引き締める。
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ダガリスと顔を見合わせ、そして前を向き、その空間に2人同時に足を踏み入れた。
「ポートライト殿がいらっしゃるとは珍しいですね。それも見たことのないお嬢さんをお連れとは。私たちにもご紹介頂けますか?」
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蜜に群がる虫のように俺たちの周りに群がっていた人垣が割れ、遠くから近づいてくる二人組。1人は中肉中背の歳若い20代ぐらい至って平凡な容姿の青年で、もう1人は頭頂部がシャンデリアの光を反射させているデブおやじだ。口髭と脂肪はたっぷりと抱えている。両者共に質の良さげな服を身にまとっており、金糸や金のボタンなどギラギラした格好だ。顔は似てないが親子か?
「これは久しぶりだな、ジェニス殿とデロン会頭。今日は俺の孫のお披露目に来たんだ。リュゼ、この青年がベン家の一人息子のジェニス殿で、こっちがベッツェで知らない者はいないあの大商会のデロン会頭だ」
なーんだ。似た格好しているのに親子じゃないのか。てか、あのってなんだよ。あのって。俺は知らないんだけど?分かったのは成金ぽいってことぐらいだぞ。
ちらりと2人の顔を見て、すぐさまカーテシーをしつつ俯いて視線を逸らす。俯いたまま僅かにダガリスの後ろに移動することも忘れない。
「済まない。この子はリュゼと言う。この通り極度の恥ずかしがり屋なんだ」
名前はそのままリュゼで通すことにしていた。女の子の名前と取れなくともないからだ。それに、全然違う名前にしてしまい俺が反応しなかったら、怪しまれてしまう可能性があるのだ。
目の前に立つ紹介された2人から視線を感じる。ジロジロ見ているようだが男だってバレていないよな?
「そうみたいですな。初々しくてとても可愛らしい」
「ええ、デロン会頭の言う通りです。これほど可愛らしい令嬢は初めてお目にかかりましたよ」
デロン会頭の言葉にジェニスとか言う奴が同意する。令嬢として見られているなら作戦通りで問題はないが、やっぱり気分が良いものではない。気持ち悪いな!ブルっと体が震える。
「ああ、震えています。それほど緊張しているのですね」
青年が腰を軽く折って覗き込んで来る。ダガリスの背後から顔を少し出してペコリと会釈する。するとニコリと笑い返してくれた。けど、視線は直ぐに逸らしたが。
すると、俺たちの周囲で様子を窺っていた人たちが再び割れる。そこにいたのは、ダガリスよりは細身の、でも筋肉質な肉体を持ったこの家の主然とした漢だった。この雰囲気は武を嗜んでいる者だ。それなりの腕がありそうだが、ダガリスに比べたら劣るだろう。
「おお、これはこれはダガリスじゃないか。久々に招待に応じてくれたのか。待っていたぞ。どうだ?やっとジュリアを嫁にくれる気になったのか?ってんん??誰だ?そのお嬢ちゃんは?」
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