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交渉
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「条件?」
「ああ、条件だ」
ポツリと零した俺の言葉を王女が拾う。静まり返った部屋で王女に視線が集まる。王女の次の言葉を固唾を飲んで待ち構えるが、王女たち用に用意された椅子に座り、お茶のお代わりを使用人に言いつけた王女に、ズィーリオスが戸惑いながら声をかける。
「あの、殿下?」
「他所の兄弟喧嘩に首を突っ込むなと思うだろうが、こちらとしては彼に協力を頼む側であるからな。嫌々協力させて計画が失敗してしまった場合、目も当てられない。自らの意思で今回も力を貸して欲しい。けれど、彼は話を聞いていなかった云々関係なく、協力を拒んでいただろう」
「今回の計画にはどうしてもリュゼさ・・・んの女装が必要ですからね」
王女の背後に立っているエリムが当惑しながらも王女に相槌を打つ。途中、言い間違えそうになっていたが、そこに触れていい雰囲気ではないのでスルーだ。
「そう、だから交換条件を設けたい」
王女がズィーリオスとしっかり目を合わせつつ告げる。ねえ、その交換条件。普通ズィーリオスに尋ねるんじゃなくて、俺じゃね?聞かれたところで受け入れる気は更々ないけどさ?
「交換条件を設けるのは構いません。俺は、リュゼがちゃんと協力してくれればそれで良いので。ただ・・・」
ズィーリオスが俺に視線を向け、後頭部に視線が突き刺さる。なんでこの状況下でも、ズィーリオスは俺を掴む力が緩まないのだろうか?力を抜いてくれたらさっさとこの場から退散するというのに。皆の視線が王女とズィーリオスに集まっている隙に、そっと退出するつもりが。なんということだ!
「其方は弟思いだな。嫌がることはさせたくないが、我々のために自らの心を鬼に出来るとは素晴らしい。だが、そのように心労を全く表情に表さないのは、なかなか出来ることではない」
「いえ、無理して偽っているなど全くないですよ。確かにリュゼは大事ですが、この程度で死ぬような子ではないだけです」
「それほど信頼しているということか」
「はい。信頼しています。それに今までが甘やかし過ぎたのです。だからこれからは厳しくしようかと」
『あらぁ、聖獣は本気なのねぇ。リュゼは頑張ってねぇ!』
体勢はそのままに、顔の向きだけ王女に向けて和やかに談笑するズィーリオス。精霊王の一言により、そのズィーリオスの可笑しな宣言が本心からのものだと判明する。
おかしい。武器無し、魔法無しの状態で、物理耐性がかなり高い魔物の前に何度も置き去りにしたり、岩要素が多めだったからなんとか耐えられたが、それでも耐えるのはギリギリだった、大っ嫌いな虫の軍隊と素手で戦わされたり。思い返せばキリがない程、今までだって十分に厳しかったはずだ。なのに、更に厳しくするとはどんな冗談だ。
冗談続きで言えば、今回の女装に件だ。
今日この後、何が行われるかは知っている。ベン領で行われるパーティーで、ベン領主家内部への侵入を行う際に、出席者に扮した方が都合が良いということだとも理解している。ズィーリオスよりも年齢の低い俺の方が、万が一侵入がバレてパーティー会場以外の場所で発見されてしまったとしても、迷子になったとか言って誤魔化しが効くから、と面倒ながらも引き受けたのだ。そのために、エリムが持ってきたラナン作と思われる、髪の色を一時的に変える魔道具を使って、ダガリスの孫、ジュリアの従兄設定で髪色を変えているのだ。
しかし、それだけでも十分なのにわざわざ女装する意味が分からない。そこにいてもおかしくないように、パーティー会場に入れさえすればいいのだから、男の恰好でもいいはずだ。
女装は、昔を思い出すから嫌いなんだよ・・・。
そういえば、なんでズィーリオスは俺が女装をするという案を許可しているのだろう。俺が女扱いされるのが嫌だってことを、誰よりもよくわかっているはずだ。いつものズィーリオスなら最初にその案を反対する。例え多数決などで可決してしまったのだとしても、俺に何か一言ぐらいあるはず。だけど今回、何もなかった。
そもそも思い返せば、他人となるべく関わらずに聖域を巡る旅だと決めていたじゃないか。なんでこんなにも他人にズブズブと深く関わりを持ってしまっているんだ?いつからだ?
ああ、ズィーリオスが俺たちの外交担当になってからだな。ネーデの街にいるときは他人とそこまで関わりあっていなかっただろ?ズィーリオスはなんで一々面倒事に首を突っ込むんだよ。他所の問題は他所が自力で解決するべきものだろうが。たどり着いた場所で毎回手を貸して歩いていたら、俺が生きている間に全ての聖域を回れないじゃないか。俺との約束は・・・・。
ズィーリオスはずっと何事も俺を一番優先的に考えてくれていた。それは分かっているし、それを強要する気はない。他者を俺に縛り付けるようなことは出来ないと理解しているし、したくない。けれど、何だろう、このモヤモヤは。
胸の中に初めての感情が渦巻く。この感情の名前を俺は知らない。扉に張り付いた状態のまま近着状態が続き、ズィーリオスが王女と会話をしているということもあって、そっと左手で胸元を握りしめる。この感情が消えてなくなれと切に願いながら。
「リュゼがノるような条件があるのですか?」
名前を呼ばれハッとし、すぐに左手をドアノブに戻す。色々な事が頭の中を駆け巡っていたが、今はそれどころではない。守ってくれると思っていたズィーリオスがいないのだから、自分の身は自分で守らないといけない。だから俺のやるべきことは単純だ。
この部屋から逃げる。そして町の衣服店で男性用のフォーマルな服を手に入れて、パーティー会場へ向かう時間になるまで身を隠す。洋服代はダガリスの名前で領主宛に請求してもらおう。これほど嫌な事を無理やりやらそうとしてるんだ。それぐらい許されるだろう。いや、許してもらう。
やることはたったこれだけ。されど、相手はズィーリオスだからどこに隠れようと場所が割れてしまう。ずっと動きながら隠れ続けなければならない。かなりハードな任務だが、女装をして大勢の人の目に晒されるよりはずっとマシだ。
チャンスが来たときのために全神経を研ぎ澄まさせておく。さあ、来い!
「おい。リュゼとやら、手を貸してくれたら我らから褒美をやる」
「要らない」
王女が俺に交渉を持ちかけてくるが、俺の返答は既に決まっているんだ。絶対に頷かない!
「それなりの地位を約束するぞ?」
「要らない」
「ならば金か?」
「要らない」
「では、パールや貝殻などはどうだ?人間たちに人気が高い。こういったものは好きだろう?」
「要らないってば」
王女の提案全てに拒否の言葉を重ね続ける。すると、オネエサン達お店の人には聞こえない程の大きさに抑えて、苦々しく口を開く。
「仕方ない。其方はラナンを知っているのだろう?何をしている者なのかを」
「・・・ああ」
質問の形に内容が変わり、次に来る言葉に薄々感づきつつも、引き摺られるように小さな声でぶっきらぼうに答える。
「ラナンが作った魔道具を其方にいくつかあげよう。好きに選ばせてやる」
「・・・・・・・・要らない」
危ない。今のは危ない。とても魅力的な提案だった。頷かないという決意が揺らいだ。
「これ以上はどうしようもないぞ!なんだったら頷くというのだ!」
器用にも、先ほどよりも小声でもどかし気に叫んでいるが、俺の耳には普通に問題なく聞こえる。これ以上は向こうも譲歩は出来ないだろうから、もう諦めるかな?
「殿下。私に一つ考えがあるのですが、任せていただけませんか?」
「何かあるのか?」
「はい。もしやと思い、ジュリアさんから色々と聞いていたのです」
「他に手はないからな。良いだろう。やってみろ」
「ありがとうございます」
まだ諦めてはくれないようだ。こそこそと王女とエリムが話し合っているが、こちらは逃げるタイミングを窺ってバチバチに身体強化を掛けているので、生憎丸聞こえだ。エリムの提案さえ跳ね除ければもう終わりだろう。
エリムと顔を見合わせ、最後の提案を待つ。最後の希望を打ち砕かれた瞬間の様子を眺めようではないか。性格が悪い?ハハッ。そんなの分かり切ったことだ。そもそも性格が良いなら、初めからこんな交渉などせずとも受け入れるだろう。
「好きなだけ海鮮食をご馳走しましょう。どうですか?」
「ああ、条件だ」
ポツリと零した俺の言葉を王女が拾う。静まり返った部屋で王女に視線が集まる。王女の次の言葉を固唾を飲んで待ち構えるが、王女たち用に用意された椅子に座り、お茶のお代わりを使用人に言いつけた王女に、ズィーリオスが戸惑いながら声をかける。
「あの、殿下?」
「他所の兄弟喧嘩に首を突っ込むなと思うだろうが、こちらとしては彼に協力を頼む側であるからな。嫌々協力させて計画が失敗してしまった場合、目も当てられない。自らの意思で今回も力を貸して欲しい。けれど、彼は話を聞いていなかった云々関係なく、協力を拒んでいただろう」
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王女の背後に立っているエリムが当惑しながらも王女に相槌を打つ。途中、言い間違えそうになっていたが、そこに触れていい雰囲気ではないのでスルーだ。
「そう、だから交換条件を設けたい」
王女がズィーリオスとしっかり目を合わせつつ告げる。ねえ、その交換条件。普通ズィーリオスに尋ねるんじゃなくて、俺じゃね?聞かれたところで受け入れる気は更々ないけどさ?
「交換条件を設けるのは構いません。俺は、リュゼがちゃんと協力してくれればそれで良いので。ただ・・・」
ズィーリオスが俺に視線を向け、後頭部に視線が突き刺さる。なんでこの状況下でも、ズィーリオスは俺を掴む力が緩まないのだろうか?力を抜いてくれたらさっさとこの場から退散するというのに。皆の視線が王女とズィーリオスに集まっている隙に、そっと退出するつもりが。なんということだ!
「其方は弟思いだな。嫌がることはさせたくないが、我々のために自らの心を鬼に出来るとは素晴らしい。だが、そのように心労を全く表情に表さないのは、なかなか出来ることではない」
「いえ、無理して偽っているなど全くないですよ。確かにリュゼは大事ですが、この程度で死ぬような子ではないだけです」
「それほど信頼しているということか」
「はい。信頼しています。それに今までが甘やかし過ぎたのです。だからこれからは厳しくしようかと」
『あらぁ、聖獣は本気なのねぇ。リュゼは頑張ってねぇ!』
体勢はそのままに、顔の向きだけ王女に向けて和やかに談笑するズィーリオス。精霊王の一言により、そのズィーリオスの可笑しな宣言が本心からのものだと判明する。
おかしい。武器無し、魔法無しの状態で、物理耐性がかなり高い魔物の前に何度も置き去りにしたり、岩要素が多めだったからなんとか耐えられたが、それでも耐えるのはギリギリだった、大っ嫌いな虫の軍隊と素手で戦わされたり。思い返せばキリがない程、今までだって十分に厳しかったはずだ。なのに、更に厳しくするとはどんな冗談だ。
冗談続きで言えば、今回の女装に件だ。
今日この後、何が行われるかは知っている。ベン領で行われるパーティーで、ベン領主家内部への侵入を行う際に、出席者に扮した方が都合が良いということだとも理解している。ズィーリオスよりも年齢の低い俺の方が、万が一侵入がバレてパーティー会場以外の場所で発見されてしまったとしても、迷子になったとか言って誤魔化しが効くから、と面倒ながらも引き受けたのだ。そのために、エリムが持ってきたラナン作と思われる、髪の色を一時的に変える魔道具を使って、ダガリスの孫、ジュリアの従兄設定で髪色を変えているのだ。
しかし、それだけでも十分なのにわざわざ女装する意味が分からない。そこにいてもおかしくないように、パーティー会場に入れさえすればいいのだから、男の恰好でもいいはずだ。
女装は、昔を思い出すから嫌いなんだよ・・・。
そういえば、なんでズィーリオスは俺が女装をするという案を許可しているのだろう。俺が女扱いされるのが嫌だってことを、誰よりもよくわかっているはずだ。いつものズィーリオスなら最初にその案を反対する。例え多数決などで可決してしまったのだとしても、俺に何か一言ぐらいあるはず。だけど今回、何もなかった。
そもそも思い返せば、他人となるべく関わらずに聖域を巡る旅だと決めていたじゃないか。なんでこんなにも他人にズブズブと深く関わりを持ってしまっているんだ?いつからだ?
ああ、ズィーリオスが俺たちの外交担当になってからだな。ネーデの街にいるときは他人とそこまで関わりあっていなかっただろ?ズィーリオスはなんで一々面倒事に首を突っ込むんだよ。他所の問題は他所が自力で解決するべきものだろうが。たどり着いた場所で毎回手を貸して歩いていたら、俺が生きている間に全ての聖域を回れないじゃないか。俺との約束は・・・・。
ズィーリオスはずっと何事も俺を一番優先的に考えてくれていた。それは分かっているし、それを強要する気はない。他者を俺に縛り付けるようなことは出来ないと理解しているし、したくない。けれど、何だろう、このモヤモヤは。
胸の中に初めての感情が渦巻く。この感情の名前を俺は知らない。扉に張り付いた状態のまま近着状態が続き、ズィーリオスが王女と会話をしているということもあって、そっと左手で胸元を握りしめる。この感情が消えてなくなれと切に願いながら。
「リュゼがノるような条件があるのですか?」
名前を呼ばれハッとし、すぐに左手をドアノブに戻す。色々な事が頭の中を駆け巡っていたが、今はそれどころではない。守ってくれると思っていたズィーリオスがいないのだから、自分の身は自分で守らないといけない。だから俺のやるべきことは単純だ。
この部屋から逃げる。そして町の衣服店で男性用のフォーマルな服を手に入れて、パーティー会場へ向かう時間になるまで身を隠す。洋服代はダガリスの名前で領主宛に請求してもらおう。これほど嫌な事を無理やりやらそうとしてるんだ。それぐらい許されるだろう。いや、許してもらう。
やることはたったこれだけ。されど、相手はズィーリオスだからどこに隠れようと場所が割れてしまう。ずっと動きながら隠れ続けなければならない。かなりハードな任務だが、女装をして大勢の人の目に晒されるよりはずっとマシだ。
チャンスが来たときのために全神経を研ぎ澄まさせておく。さあ、来い!
「おい。リュゼとやら、手を貸してくれたら我らから褒美をやる」
「要らない」
王女が俺に交渉を持ちかけてくるが、俺の返答は既に決まっているんだ。絶対に頷かない!
「それなりの地位を約束するぞ?」
「要らない」
「ならば金か?」
「要らない」
「では、パールや貝殻などはどうだ?人間たちに人気が高い。こういったものは好きだろう?」
「要らないってば」
王女の提案全てに拒否の言葉を重ね続ける。すると、オネエサン達お店の人には聞こえない程の大きさに抑えて、苦々しく口を開く。
「仕方ない。其方はラナンを知っているのだろう?何をしている者なのかを」
「・・・ああ」
質問の形に内容が変わり、次に来る言葉に薄々感づきつつも、引き摺られるように小さな声でぶっきらぼうに答える。
「ラナンが作った魔道具を其方にいくつかあげよう。好きに選ばせてやる」
「・・・・・・・・要らない」
危ない。今のは危ない。とても魅力的な提案だった。頷かないという決意が揺らいだ。
「これ以上はどうしようもないぞ!なんだったら頷くというのだ!」
器用にも、先ほどよりも小声でもどかし気に叫んでいるが、俺の耳には普通に問題なく聞こえる。これ以上は向こうも譲歩は出来ないだろうから、もう諦めるかな?
「殿下。私に一つ考えがあるのですが、任せていただけませんか?」
「何かあるのか?」
「はい。もしやと思い、ジュリアさんから色々と聞いていたのです」
「他に手はないからな。良いだろう。やってみろ」
「ありがとうございます」
まだ諦めてはくれないようだ。こそこそと王女とエリムが話し合っているが、こちらは逃げるタイミングを窺ってバチバチに身体強化を掛けているので、生憎丸聞こえだ。エリムの提案さえ跳ね除ければもう終わりだろう。
エリムと顔を見合わせ、最後の提案を待つ。最後の希望を打ち砕かれた瞬間の様子を眺めようではないか。性格が悪い?ハハッ。そんなの分かり切ったことだ。そもそも性格が良いなら、初めからこんな交渉などせずとも受け入れるだろう。
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掲載は不定期になります。
追記
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