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状況確認2
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閑話休題であった、ダガリスへ対する簡単な精霊の知識講座が終わった後、再び俺への説明へと流れる。アンドリューたちについてはこれで終わりだということだ。
次に話したのは、異常なサハギンの群れについてだ。
これは、人魚側の方が最も被害が多く出たが、こちら側にも流れてくるサハギンが多くいたことで、情報が共有されることとなった。人魚側と人間側でギスギスした関係になっていたとしても、今回の王子カップルの救出協力や、これまでの関係性から、そのような判断を下したらしい。ダガリスのこれまでの努力が実を成した結果だ。
ではどのような結果だったのか。
人魚側には、幸い死傷者は出なかったが、重傷者が何人か出てしまったらしい。水の中という、最もスピードを出せる環境下での戦闘だったこともあり、その被害の差がはっきりと出てしまった。
何とか兵士以外にも戦闘員をかき集め、撃退に成功した。その際、エリムの契約している水の精霊が大いに貢献したようだ。
そして話の途中、サハギンたちがいきなり町の方へと流れて行ったことで、撃退出来たのだ、ということを言っており、不思議な事もあるものだねー、良かったじゃーん、と流しておいた。人魚の国がどこにあるのかは知らないが、さすがにそこまで魔力を広げているわけがない。もしそうなら、きっと気付いているはずだ。
それでも一定数のサハギンが襲い掛かっていたが、一心不乱に襲い掛かるその姿は異様で、何かあると調査した結果、国内に不信な魔道具を発見した。魔道具ということでラナンが詳しく調べたところ、サハギンにのみ聞こえる特殊な音が発生する魔道具だったらしい。
この魔道具を破壊することで、襲撃は完全に収まったが、その代わり、町の方に向けて残っていたサハギンたちが移動を開始したので、もしやとラナンが代表として町の方に向かうと、やはり同じ魔道具が発見されたらしい。
人魚の国にあった魔道具は、ある人魚が陸の町に出かけた時に、商人からただ同然で買ったものであった。そして、陸地にあった魔道具だが、これも町の住人が商人からただ同然で買ったものであることが分かった。魔道具が格安で買えるということで、両者ともに、一も二もなく即決で購入したのだ。
そして両者とも「何か大変な事態になったとき、魔力を流せば、自分の大切な者たちに力を分け与えてくれる魔道具だ」と購入した商人に言われたらしい。
それを思い出し、人魚の人は自分たちが陸地に同胞の奪還に行くのだから、僅かでも力をもらえたら、という気持ちで魔力を魔道具に流したようだ。ベイスの住人の人は、人魚が攻めてくるから、という理由で魔力を流したらしい。
その結果が、あのサハギン襲撃に繋がったのだ。
本人たちに、人魚の国もダガリスも罰などは一切下さないと伝えてはいるらしいが、かなり責任を感じているようだ。
このあたりは俺には全く関係ないからな。どうでもいいや。
その次の話は、土人形のアンドリューが話していた、人攫い組織のヒントについてのことだ。現在進行形でまだ調査中ではあるらしいが、大体の事が判明しているらしい。
「ここはどこだ?」
不敵に笑いながら告げたアンドリューのヒントは、実はたったこの一言のみだった。自分たちの拠点として使っていた場所なのだから、本当に分かっていないわけがない。なら、言いたいのは別の事だ。
当時アンドリューのいた場所は、今いるダガリスの納める領の隣の領だった。そしてその領は、以前少しだけ話したらしいが、ダガリスの事を一方的に嫌っているというラダーガ・ベンという人物が治める街。ダガリス達が救出に、兵の一部を引き連れて領内に入ることを物凄く邪魔建てしていた人物。そして何とか交渉により、ベン兵たちも連れて一種の監視を付けられての行動許可。同じ陸地の人間として、人魚たちと関係が悪化すればベン領にも悪影響があるにもかかわらず、自分たちは関係ないとでも言いたげな兵士たちの反応。特に、犯罪組織の拠点が自領内にあったというのに、だ。
さらに言うと、交渉時の取引により、ライナー以外の犯罪者たちは全員ベンの兵士たちに連行された。一応、自領内の出来事ということもあり、ベン領の法に基づき処罰するとは言っていたが、その後どのような判決を下したのか、連絡が一切ない。同じ領主の身内が誘拐された事件だというのに、連絡を寄こさないというのは如何なものか。判決を下していないというのは遅すぎる。ダガリスのところだけではなく、人魚たちのところにも連絡がないことで、不信感が募り、人魚たちとダガリス達の双方でベン領について秘密裏に調査を行った。
調査を進めていくうちに、どんどん疑惑が膨らんでいく。
まず1つ目。
ベイスへの食糧の供給が少しずつ減り始め、価格がだんだん高騰し始めたのが、弟君たち町の住人が掛かった病気の発生時期と大体一致した。
2つ目。
ベイスの物価高騰と時期を同じくして、ベン領への食糧等の供給量が増加していた。
このベッツェの国は細長い国土をしており、最北端に位置するベイスは、他の町にも商人たちが寄りながら訪れる場所だ。そんな地理的状況から、商人がベイスまでの商品在庫をコントロールしなければ、まともな商品などベイスに来るまで残っていない。だが、ベッツェの国の商人たちはそのことをよくわかっており、また、ベイスの方が一番人魚たちからの商品を輸入しやすいことで、商人たちとの良い関係を築けていた。
3つ目。
1つ目、2つ目の事が起きる前ぐらいの時期に、ベッツェの商人組織の会頭をしているローリー商店の代表が、息子に代替わりしていた。そしてその現代表である息子は、金にかなり汚い性格で有名であった。
4つ目。
そのローリー商店の代表が、ここ最近ベン領の領主邸に出入りする姿を、ベン領の住人が度々目撃している。それも毎回、大きな荷馬車を何台も引き連れて。その荷馬車の後には、轍だけではなく、水滴の跡もあったと。
5つ目。
ローリー商店が息子の代になり、人身売買にまで手を染めている可能性がある。
6つ目。
ベン領の領主ラダーガ・ベンが、闇属性持ちの術士や研究者を集めている。
最後に7つ目。
これがかなり不確定要素なのだが、昔、ラダーガ・ベンが、人魚と不老不死についての噂に興味を持っていたとするもの。
いくつもの細かな調査結果から得られたことを纏めると、大まかには以上の7つのことが判明した。
これをさらにまとめると、つまり・・・。
「ラダーガは、人魚の肉が不老不死になるという出鱈目を信じ、研究者とかを集めて実現させようとしており、その研究に必要な人魚をローリー商店で拉致している。ローリー商店の新しい会頭が人身売買をしており、裏でラダーガの奴と繋がっている可能性がある。その人身売買のカモフラージュに、食糧の大量購入。で、人魚からの矛先をずっと嫌っているダガリスさんへ向けるために、今までの騒動を起こした可能性があるっていうことだ」
ズィーリオスが話を纏めてくれる。なるほどな。それにしても、この世界でも人魚の肉を食べたら不老不死になるとかいう言い伝えがあるのか。人魚自体、伝説の生き物でもなんでもないからな。今だって目の前にいるし。でも、見た目ほぼ同じ人間にしか見えないのに、良く食おうという気が起きるな。
まあ、現代の地球でも人食いの種族はいるらしいからな。パプアニューギニアの数あるうちのとある種族がそういう種族って記事があった。なんでも、日本人はかなり美味しいらしいぞ。日本人ですって言っただけで、その種族の人は涎を垂らしていたとかなんとか。その時の衝撃が凄すぎて、今でもその内容を覚えているんだよな。間違っても絶対に行かないって誓ったんだ。
今は行こうにも行けないからどうでもいいけど。それよりも・・・。
「だったらなんで、ジュリアを攫ったんだ?人魚じゃないから関係ないだろ?特にダガリスの孫娘なんだから、ジュリアを攫っちまったら、ベイスへの人魚たちのヘイトが弱まるだろ」
「ああ、そのことですか。確かにそうなんですよ。どうしてもそこが理解出来ないところなんです」
俺の疑問にエリムが同意する。沈黙が部屋に満ちた時、フラッといなくなった時と同様に、フラッと精霊王が部屋に現れて沈黙を破った。
次に話したのは、異常なサハギンの群れについてだ。
これは、人魚側の方が最も被害が多く出たが、こちら側にも流れてくるサハギンが多くいたことで、情報が共有されることとなった。人魚側と人間側でギスギスした関係になっていたとしても、今回の王子カップルの救出協力や、これまでの関係性から、そのような判断を下したらしい。ダガリスのこれまでの努力が実を成した結果だ。
ではどのような結果だったのか。
人魚側には、幸い死傷者は出なかったが、重傷者が何人か出てしまったらしい。水の中という、最もスピードを出せる環境下での戦闘だったこともあり、その被害の差がはっきりと出てしまった。
何とか兵士以外にも戦闘員をかき集め、撃退に成功した。その際、エリムの契約している水の精霊が大いに貢献したようだ。
そして話の途中、サハギンたちがいきなり町の方へと流れて行ったことで、撃退出来たのだ、ということを言っており、不思議な事もあるものだねー、良かったじゃーん、と流しておいた。人魚の国がどこにあるのかは知らないが、さすがにそこまで魔力を広げているわけがない。もしそうなら、きっと気付いているはずだ。
それでも一定数のサハギンが襲い掛かっていたが、一心不乱に襲い掛かるその姿は異様で、何かあると調査した結果、国内に不信な魔道具を発見した。魔道具ということでラナンが詳しく調べたところ、サハギンにのみ聞こえる特殊な音が発生する魔道具だったらしい。
この魔道具を破壊することで、襲撃は完全に収まったが、その代わり、町の方に向けて残っていたサハギンたちが移動を開始したので、もしやとラナンが代表として町の方に向かうと、やはり同じ魔道具が発見されたらしい。
人魚の国にあった魔道具は、ある人魚が陸の町に出かけた時に、商人からただ同然で買ったものであった。そして、陸地にあった魔道具だが、これも町の住人が商人からただ同然で買ったものであることが分かった。魔道具が格安で買えるということで、両者ともに、一も二もなく即決で購入したのだ。
そして両者とも「何か大変な事態になったとき、魔力を流せば、自分の大切な者たちに力を分け与えてくれる魔道具だ」と購入した商人に言われたらしい。
それを思い出し、人魚の人は自分たちが陸地に同胞の奪還に行くのだから、僅かでも力をもらえたら、という気持ちで魔力を魔道具に流したようだ。ベイスの住人の人は、人魚が攻めてくるから、という理由で魔力を流したらしい。
その結果が、あのサハギン襲撃に繋がったのだ。
本人たちに、人魚の国もダガリスも罰などは一切下さないと伝えてはいるらしいが、かなり責任を感じているようだ。
このあたりは俺には全く関係ないからな。どうでもいいや。
その次の話は、土人形のアンドリューが話していた、人攫い組織のヒントについてのことだ。現在進行形でまだ調査中ではあるらしいが、大体の事が判明しているらしい。
「ここはどこだ?」
不敵に笑いながら告げたアンドリューのヒントは、実はたったこの一言のみだった。自分たちの拠点として使っていた場所なのだから、本当に分かっていないわけがない。なら、言いたいのは別の事だ。
当時アンドリューのいた場所は、今いるダガリスの納める領の隣の領だった。そしてその領は、以前少しだけ話したらしいが、ダガリスの事を一方的に嫌っているというラダーガ・ベンという人物が治める街。ダガリス達が救出に、兵の一部を引き連れて領内に入ることを物凄く邪魔建てしていた人物。そして何とか交渉により、ベン兵たちも連れて一種の監視を付けられての行動許可。同じ陸地の人間として、人魚たちと関係が悪化すればベン領にも悪影響があるにもかかわらず、自分たちは関係ないとでも言いたげな兵士たちの反応。特に、犯罪組織の拠点が自領内にあったというのに、だ。
さらに言うと、交渉時の取引により、ライナー以外の犯罪者たちは全員ベンの兵士たちに連行された。一応、自領内の出来事ということもあり、ベン領の法に基づき処罰するとは言っていたが、その後どのような判決を下したのか、連絡が一切ない。同じ領主の身内が誘拐された事件だというのに、連絡を寄こさないというのは如何なものか。判決を下していないというのは遅すぎる。ダガリスのところだけではなく、人魚たちのところにも連絡がないことで、不信感が募り、人魚たちとダガリス達の双方でベン領について秘密裏に調査を行った。
調査を進めていくうちに、どんどん疑惑が膨らんでいく。
まず1つ目。
ベイスへの食糧の供給が少しずつ減り始め、価格がだんだん高騰し始めたのが、弟君たち町の住人が掛かった病気の発生時期と大体一致した。
2つ目。
ベイスの物価高騰と時期を同じくして、ベン領への食糧等の供給量が増加していた。
このベッツェの国は細長い国土をしており、最北端に位置するベイスは、他の町にも商人たちが寄りながら訪れる場所だ。そんな地理的状況から、商人がベイスまでの商品在庫をコントロールしなければ、まともな商品などベイスに来るまで残っていない。だが、ベッツェの国の商人たちはそのことをよくわかっており、また、ベイスの方が一番人魚たちからの商品を輸入しやすいことで、商人たちとの良い関係を築けていた。
3つ目。
1つ目、2つ目の事が起きる前ぐらいの時期に、ベッツェの商人組織の会頭をしているローリー商店の代表が、息子に代替わりしていた。そしてその現代表である息子は、金にかなり汚い性格で有名であった。
4つ目。
そのローリー商店の代表が、ここ最近ベン領の領主邸に出入りする姿を、ベン領の住人が度々目撃している。それも毎回、大きな荷馬車を何台も引き連れて。その荷馬車の後には、轍だけではなく、水滴の跡もあったと。
5つ目。
ローリー商店が息子の代になり、人身売買にまで手を染めている可能性がある。
6つ目。
ベン領の領主ラダーガ・ベンが、闇属性持ちの術士や研究者を集めている。
最後に7つ目。
これがかなり不確定要素なのだが、昔、ラダーガ・ベンが、人魚と不老不死についての噂に興味を持っていたとするもの。
いくつもの細かな調査結果から得られたことを纏めると、大まかには以上の7つのことが判明した。
これをさらにまとめると、つまり・・・。
「ラダーガは、人魚の肉が不老不死になるという出鱈目を信じ、研究者とかを集めて実現させようとしており、その研究に必要な人魚をローリー商店で拉致している。ローリー商店の新しい会頭が人身売買をしており、裏でラダーガの奴と繋がっている可能性がある。その人身売買のカモフラージュに、食糧の大量購入。で、人魚からの矛先をずっと嫌っているダガリスさんへ向けるために、今までの騒動を起こした可能性があるっていうことだ」
ズィーリオスが話を纏めてくれる。なるほどな。それにしても、この世界でも人魚の肉を食べたら不老不死になるとかいう言い伝えがあるのか。人魚自体、伝説の生き物でもなんでもないからな。今だって目の前にいるし。でも、見た目ほぼ同じ人間にしか見えないのに、良く食おうという気が起きるな。
まあ、現代の地球でも人食いの種族はいるらしいからな。パプアニューギニアの数あるうちのとある種族がそういう種族って記事があった。なんでも、日本人はかなり美味しいらしいぞ。日本人ですって言っただけで、その種族の人は涎を垂らしていたとかなんとか。その時の衝撃が凄すぎて、今でもその内容を覚えているんだよな。間違っても絶対に行かないって誓ったんだ。
今は行こうにも行けないからどうでもいいけど。それよりも・・・。
「だったらなんで、ジュリアを攫ったんだ?人魚じゃないから関係ないだろ?特にダガリスの孫娘なんだから、ジュリアを攫っちまったら、ベイスへの人魚たちのヘイトが弱まるだろ」
「ああ、そのことですか。確かにそうなんですよ。どうしてもそこが理解出来ないところなんです」
俺の疑問にエリムが同意する。沈黙が部屋に満ちた時、フラッといなくなった時と同様に、フラッと精霊王が部屋に現れて沈黙を破った。
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