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アンドリューと精霊
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「もう一度言うが、今度聞いてなかったらもう教えないからな?ちゃんと聞いておけよ?」
ダガリスに念を押される。俺だって意識を逸らしたくて逸らしているわけではないのだ。だが、聞き逃すわけにはいかないので、しっかりと集中して聞くことにした。集中・・・出来るよな?出来・・るはず!!
自分自身に喝を入れて、説明役を担うことになったエリムの話に耳を傾ける。
どうやら俺が聞き逃していたのは、今後の動きについての話ばかりだった。まず、土人形を身代わりとして逃げたザスとアンドリューの2人に関してだが、まず、土人形のからくりについて魔道具が使用されていたことが判明した。
使われたのは、ダンジョン産の高価な魔道具だった。性能としては、魔道具に流した魔力の持ち主の姿形、性格を反映するものだ。もちろん、対峙していたから分かる通り、会話も成立する。魔道具に込めた魔力が多ければ多いほど、長くその性能を発揮する。
欠点として、込められた魔力が尽きれば土人形は崩れ去り、もう二度と使用出来ない。つまり、使い捨ての道具なのだ。
今回のように犯罪で使われる可能性が高いということから、一般的には流通していない。裏の世界で取引されるのがほとんどだ。そのため価格は高額になり、簡単に使い捨てられる代物ではない。けれど今回使われたということで、彼らには潤沢な資金があるか、または使わざるを得ない状況に追い込めたのか、あるいはその両方か。そう、憶測を立てているようだ。
次に、逃げ出すのに使用したであろう、地上に繋がる地下の出入り口周辺を捜索したが、途中で足跡が途切れており追跡が出来なかったらしい。
しかし、何の収穫もないわけではなかったようだ。それは、いきなり口を開いた精霊王からの情報だった。
精霊が見えるエリムに伝えることも、ズィーリオスに伝えることも出来たのに、初めに俺に教えるというところがなんとも精霊王らしい。
俺が精霊王から聞いた情報を他の皆にも伝える。皆というよりも、どちらかと言えば王女とダガリスに向けてであるが。
精霊王曰く、俺がザスとアンドリューの2人と戦闘をしていた時に、少し気になることがあったらしく、2人が逃げる時に追跡していたらしい。思わぬ大手柄に、そのままどこに行ったのか聞いたが、途中で俺の意識が弱くなった気配を感じて大童で戻って来たようで、知らないとのことだった。俺が意識を保つことが出来なかったのが悔やまれる。多少、仕方ないとも思えるが。
そのため彼らがどこに行ったのかは分からないが、気になったことについては氷解し、得心がいったようだ。
その精霊王が気になったこととは、どうやらアンドリューに精霊の気配を感じたことらしい。それも自分が知っている気配を。アンドリューの近くには精霊はいなかったし、そもそも居たとして、同じ精霊で格が最上位である精霊王が見逃すはずがない。だがアンドリューは、精霊王の存在を認識していなかった。精霊王も、自分が認識されていないのは確かだと言う。
だから気になり、ついて行ってみたのだという。そこで暫く観察をしていると、あることに気付き、合点がいったらしいのだ。
アンドリューはエルフの血が混じっている。血の濃さとしては、大体クォーターぐらいだろうと。そのため、魔力量は人の中でもかなり多い分類だが、精霊を見るに至るほどではないらしい。
そして精霊の気配についてだが、アンドリューは光の精霊王の加護が施されているようなのだ。加護は契約とは違い、精霊からの一方的なものだ。精霊が気に入り契約者にしたいが、本人がその条件を満たしていない時に行うもの。今回のアンドリューのように。
加護にも色々あるが、アンドリューの加護は、魔法発動時の威力が通常時の2倍に増幅されるものらしい。だからあれほど魔法系が強かったのだ。バカみたいな魔力量を利用した、発動した魔法を無理やりキャンセルにする方法を身に着けておいてこれほど良かったと思ったことはない。
だが、なぜアンドリューだったのだろうか。かつて、光の精霊王の契約者にかなりお気に入りのエルフがいたらしいのだが、そのエルフの魔力の雰囲気に、アンドリューの魔力が似ているらしい。もしかしたら、その契約者の子孫だからと加護を授けたのではないか、と。そう、精霊王は言った。
「なるほど。加護持ちであったか」
王女が顎に手を当てながら、椅子に深く座りなおす。そして、隣に座っているエリムに視線を向けることもせずに話しかける。
「心当たりはあるか?」
それはアンドリューの血縁者と思しきエルフを知っているか、ということであった。
「残念ながら、私の知っている人物にはいませんね。本家の方であれば、何かしら知っている者がいるかもしれません。そうでなくとも、国元の王家であれば何かしらの情報があると思います。光だけとは言わず、精霊王の契約者などほとんどいませんから。調べればすぐに見つかると思いますよ」
話しながら俺にニコリと笑いかけてくるエリムを睨み付ける。そんな怪しい行動をするんじゃない!そして「あらぁあらぁ!」と言いながら俺の周りをクルクルする精霊王。動きが気になるからじっとしていてくれ。エリムにそこまでして見せつけなくて良いから。
「そうか・・・。その調査を精霊に頼むことは出来るか?」
「うーん、厳しいかと」
「やはりいくら其方でも、出来まいか」
「はい。王位精霊であれば可能性はあると思いますが。私ではお力になれず申し訳ありません」
「構わん。もとよりダメ元だ。お前の価値は、精霊の契約者だからというわけではない」
エリムが静かに首肯する。エリムがエルフだからと、精霊の力をあてにしているわけではないのだ。人魚の国は役職で地位を与えているだけある。その人の力量、中身を見て判断しているのだろう。貴族だから・・・、奴隷だから・・・と偏見で物事を決めやすい人間とは違う。ああ、これも偏見か。
ここで、ズィーリオスとエリムが精霊についてダガリスに説明をし始める。それは、精霊について全く知らないダガリスへの配慮だろう。
精霊の階級は、魔力量や技といった、分かりやすい直接的な力だけで分類されているわけではない。精霊の見た目や性格、頭脳にも判りやすく影響が出る。
精霊は人型の見た目であるが、その大きさは階級によって異なる。
階級が低いと、その姿は小さい。1番下の下位精霊だと、精々身長10センチほどだ。それに、人間の3歳児程度の片言会話レベルの頭脳なのだ。
だが、階級が上がれば上がるほど、実際の人と同じような大きさと頭脳になっていく。人間や獣人、エルフといった、人と同じ大きさになるということだ。その時、たとえ子供の容姿をしていても、人と同じ大きさの精霊なのであれば、意思疎通に全く支障がない程度の頭脳を有していることになる。全く人と同サイズの精霊王を見ていたらよく分かるだろう。ただその容姿が子供か大人かは、精霊本人の性格によるらしい。
つまり、精霊王はたとえ下位精霊であったとしても、ミニチュアのグラマラス美女というわけだ。色気が激減している気がするのは気のせいだろうか。色気はどこへ行った?
どこか想像しずらいミニチュア精霊王の話は置いといて。
問題は、エリムの契約精霊が“契約精霊”ということだ。エリムは複数の精霊と契約関係にいるらしいが、1番高い階級で上位精霊なのだ。上位精霊で高1ぐらいの頭脳レベルであるため、それなりに理解力はある。なんの問題もないように思えるが、そうではない。
契約関係にある精霊は、基本契約者から魔力供給を受けるため、長時間の間、側を離れることが出来ない。いくら精霊でも、エルフたちの国がある大陸の端まで、反対側の端のほうであるこの地からは距離があり過ぎる。魔力提供無しで往復するには、かなりハードな道なりだ。だからと言って、契約関係にない高位精霊がその辺にいるわけでもなく、また、自由気ままに生きる精霊が、そんなめんどくさい頼みを引き受けてくれることはまずあり得ない。特に、階級が上がればその分、自由気ままな性質はより顕著になる。
だからこそ、エリムは出来ないと判断したのだ。だが、例外として、元々上位精霊とは桁違いの魔力量を有する王位精霊であれば、たとえ契約関係にあったとしても、往復が出来る可能性がある。
しかし、王位精霊は上位精霊より、さらに出会いがなく協力してくれる可能性が低い。
この、ダガリスへの説明という閑話休題に入った直後の事を思い出す。いきなり部屋からスッと消え去った精霊王は、無言の意思表示を示したのだった。
ダガリスに念を押される。俺だって意識を逸らしたくて逸らしているわけではないのだ。だが、聞き逃すわけにはいかないので、しっかりと集中して聞くことにした。集中・・・出来るよな?出来・・るはず!!
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どうやら俺が聞き逃していたのは、今後の動きについての話ばかりだった。まず、土人形を身代わりとして逃げたザスとアンドリューの2人に関してだが、まず、土人形のからくりについて魔道具が使用されていたことが判明した。
使われたのは、ダンジョン産の高価な魔道具だった。性能としては、魔道具に流した魔力の持ち主の姿形、性格を反映するものだ。もちろん、対峙していたから分かる通り、会話も成立する。魔道具に込めた魔力が多ければ多いほど、長くその性能を発揮する。
欠点として、込められた魔力が尽きれば土人形は崩れ去り、もう二度と使用出来ない。つまり、使い捨ての道具なのだ。
今回のように犯罪で使われる可能性が高いということから、一般的には流通していない。裏の世界で取引されるのがほとんどだ。そのため価格は高額になり、簡単に使い捨てられる代物ではない。けれど今回使われたということで、彼らには潤沢な資金があるか、または使わざるを得ない状況に追い込めたのか、あるいはその両方か。そう、憶測を立てているようだ。
次に、逃げ出すのに使用したであろう、地上に繋がる地下の出入り口周辺を捜索したが、途中で足跡が途切れており追跡が出来なかったらしい。
しかし、何の収穫もないわけではなかったようだ。それは、いきなり口を開いた精霊王からの情報だった。
精霊が見えるエリムに伝えることも、ズィーリオスに伝えることも出来たのに、初めに俺に教えるというところがなんとも精霊王らしい。
俺が精霊王から聞いた情報を他の皆にも伝える。皆というよりも、どちらかと言えば王女とダガリスに向けてであるが。
精霊王曰く、俺がザスとアンドリューの2人と戦闘をしていた時に、少し気になることがあったらしく、2人が逃げる時に追跡していたらしい。思わぬ大手柄に、そのままどこに行ったのか聞いたが、途中で俺の意識が弱くなった気配を感じて大童で戻って来たようで、知らないとのことだった。俺が意識を保つことが出来なかったのが悔やまれる。多少、仕方ないとも思えるが。
そのため彼らがどこに行ったのかは分からないが、気になったことについては氷解し、得心がいったようだ。
その精霊王が気になったこととは、どうやらアンドリューに精霊の気配を感じたことらしい。それも自分が知っている気配を。アンドリューの近くには精霊はいなかったし、そもそも居たとして、同じ精霊で格が最上位である精霊王が見逃すはずがない。だがアンドリューは、精霊王の存在を認識していなかった。精霊王も、自分が認識されていないのは確かだと言う。
だから気になり、ついて行ってみたのだという。そこで暫く観察をしていると、あることに気付き、合点がいったらしいのだ。
アンドリューはエルフの血が混じっている。血の濃さとしては、大体クォーターぐらいだろうと。そのため、魔力量は人の中でもかなり多い分類だが、精霊を見るに至るほどではないらしい。
そして精霊の気配についてだが、アンドリューは光の精霊王の加護が施されているようなのだ。加護は契約とは違い、精霊からの一方的なものだ。精霊が気に入り契約者にしたいが、本人がその条件を満たしていない時に行うもの。今回のアンドリューのように。
加護にも色々あるが、アンドリューの加護は、魔法発動時の威力が通常時の2倍に増幅されるものらしい。だからあれほど魔法系が強かったのだ。バカみたいな魔力量を利用した、発動した魔法を無理やりキャンセルにする方法を身に着けておいてこれほど良かったと思ったことはない。
だが、なぜアンドリューだったのだろうか。かつて、光の精霊王の契約者にかなりお気に入りのエルフがいたらしいのだが、そのエルフの魔力の雰囲気に、アンドリューの魔力が似ているらしい。もしかしたら、その契約者の子孫だからと加護を授けたのではないか、と。そう、精霊王は言った。
「なるほど。加護持ちであったか」
王女が顎に手を当てながら、椅子に深く座りなおす。そして、隣に座っているエリムに視線を向けることもせずに話しかける。
「心当たりはあるか?」
それはアンドリューの血縁者と思しきエルフを知っているか、ということであった。
「残念ながら、私の知っている人物にはいませんね。本家の方であれば、何かしら知っている者がいるかもしれません。そうでなくとも、国元の王家であれば何かしらの情報があると思います。光だけとは言わず、精霊王の契約者などほとんどいませんから。調べればすぐに見つかると思いますよ」
話しながら俺にニコリと笑いかけてくるエリムを睨み付ける。そんな怪しい行動をするんじゃない!そして「あらぁあらぁ!」と言いながら俺の周りをクルクルする精霊王。動きが気になるからじっとしていてくれ。エリムにそこまでして見せつけなくて良いから。
「そうか・・・。その調査を精霊に頼むことは出来るか?」
「うーん、厳しいかと」
「やはりいくら其方でも、出来まいか」
「はい。王位精霊であれば可能性はあると思いますが。私ではお力になれず申し訳ありません」
「構わん。もとよりダメ元だ。お前の価値は、精霊の契約者だからというわけではない」
エリムが静かに首肯する。エリムがエルフだからと、精霊の力をあてにしているわけではないのだ。人魚の国は役職で地位を与えているだけある。その人の力量、中身を見て判断しているのだろう。貴族だから・・・、奴隷だから・・・と偏見で物事を決めやすい人間とは違う。ああ、これも偏見か。
ここで、ズィーリオスとエリムが精霊についてダガリスに説明をし始める。それは、精霊について全く知らないダガリスへの配慮だろう。
精霊の階級は、魔力量や技といった、分かりやすい直接的な力だけで分類されているわけではない。精霊の見た目や性格、頭脳にも判りやすく影響が出る。
精霊は人型の見た目であるが、その大きさは階級によって異なる。
階級が低いと、その姿は小さい。1番下の下位精霊だと、精々身長10センチほどだ。それに、人間の3歳児程度の片言会話レベルの頭脳なのだ。
だが、階級が上がれば上がるほど、実際の人と同じような大きさと頭脳になっていく。人間や獣人、エルフといった、人と同じ大きさになるということだ。その時、たとえ子供の容姿をしていても、人と同じ大きさの精霊なのであれば、意思疎通に全く支障がない程度の頭脳を有していることになる。全く人と同サイズの精霊王を見ていたらよく分かるだろう。ただその容姿が子供か大人かは、精霊本人の性格によるらしい。
つまり、精霊王はたとえ下位精霊であったとしても、ミニチュアのグラマラス美女というわけだ。色気が激減している気がするのは気のせいだろうか。色気はどこへ行った?
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問題は、エリムの契約精霊が“契約精霊”ということだ。エリムは複数の精霊と契約関係にいるらしいが、1番高い階級で上位精霊なのだ。上位精霊で高1ぐらいの頭脳レベルであるため、それなりに理解力はある。なんの問題もないように思えるが、そうではない。
契約関係にある精霊は、基本契約者から魔力供給を受けるため、長時間の間、側を離れることが出来ない。いくら精霊でも、エルフたちの国がある大陸の端まで、反対側の端のほうであるこの地からは距離があり過ぎる。魔力提供無しで往復するには、かなりハードな道なりだ。だからと言って、契約関係にない高位精霊がその辺にいるわけでもなく、また、自由気ままに生きる精霊が、そんなめんどくさい頼みを引き受けてくれることはまずあり得ない。特に、階級が上がればその分、自由気ままな性質はより顕著になる。
だからこそ、エリムは出来ないと判断したのだ。だが、例外として、元々上位精霊とは桁違いの魔力量を有する王位精霊であれば、たとえ契約関係にあったとしても、往復が出来る可能性がある。
しかし、王位精霊は上位精霊より、さらに出会いがなく協力してくれる可能性が低い。
この、ダガリスへの説明という閑話休題に入った直後の事を思い出す。いきなり部屋からスッと消え去った精霊王は、無言の意思表示を示したのだった。
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