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助けではなく敵〈ジュリア視点〉
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ん?揺れてる?あれ?私は・・・ああ、そうだ。ライナーに助けられて、馬車に乗って移動しているんだった。でも、体が痛くない。温かい。抱き締められている?
「うぅん」
薄っすらと目を開けてみると、そこに映るのは先ほどまでいたはずの馬車の中ではなく、どこかへ繋がる薄暗い通路だった。壁の両サイドには等間隔に燭台が設置され、いくつもの小さな火が揺らめいている。その明かりが揺らめく影を生み出す。その数は2つ。
「起きたか」
「ライナー?」
「なんだ?」
「ねえ、ここはどこ?どこに向かっているんだ?」
私はライナーの肩に頭を乗せる形で運ばれていた。抱き上げているライナーと私で影は1つ。
「おーおー。やっとお目覚めか。随分安心し切っちゃって、可哀相に。な?ライナー?」
私の後方、進行方向から聞こえて来たもう一つの影の持ち主の言葉に、眉を顰めて振り返る。歩みを止めた男に合わせてライナーの歩みも止まる。男は私を見て、醜悪な表情でニヤリと笑みを深めた。雑に切りそろえられた顎鬚が、男の表情の動きを強調し誇張する。
「うるさい」
苦々しい声音でライナーが男の声に答える。だが、私の質問には答えない。そして男を無視して再び進行方向に歩き出し、それを見た男が笑いながら先導し出す。
ライナーはこの髭男と知り合いの様だが・・・誰だ?ベイスの町の人間でないことは確かだ。町でこんな風貌の男を見て、覚えていないわけがない。なんでライナーはこんな怪しい奴と一緒にいるんだ?それにここはどこだ。なんで私の質問に答えてくれないんだ?
もう一度質問をしようと口を開きかけた時、歩みが止まり、ガチャガチャと鍵を弄る音が聞こえた。重々しい金属音を立てながら扉が開かれる。薄暗くて見えにくいその扉の先を覗き込もうと、身を捻って振り返ろうとした瞬間、振り返るよりも早く視界がブレ、背中を軽く押されたと感じた時には既に、体が扉の先の暗がりに倒れ込んでいた。咄嗟に両手を伸ばし字面にぶつかる衝撃を少なくする。だが、膝をしたたかに打ってしまったようで立ち上がることが出来ず、横に寝転ぶように倒れ、呻きながら膝を抱え込む。一体何が・・・。
「新入りだ。優しくしてやるんだな!バイバイ、オジョウチャン?ハハハハハ!」
髭男の嘲笑が響きながら、再び金属音が鳴り響く。そしてやっと、目の前の扉が閉じられ、その中の空間に閉じ込められたことを認識した。僅かに聞こえる足音がどんどん遠ざかって行く。その足音は2人分で。
え?待ってよ。待ってくれ!
「ライナー!?おい!ライナー!」
叫べども、ライナーが戻って来る足音は聞こえない。なんで?なんでだよ!?逃げるんじゃなかったのか!?嫌だ。置いて行かないで。嫌だ!怖い!
両親がいきなり事故で帰らぬ人となり、まだ赤ん坊だった弟と一緒にとり残された後、じーさんが仕事で忙しくあまり会えず、人肌恋しく不安だった私と四六時中いてくれて、抱き締めて安心させてくれた人の温もりが急速に冷えていく。
「嫌だ!嘘だよな!おい!ライナー!!」
薄暗さに慣れてきた目が捉えた扉まで、痛む膝を無視してにじり寄り、必死に握りしめた拳を扉に叩きつける。何度も何度も叩きつけ、叫ぶ。
けれど、それでも、反応してくれるあの温かい存在はやって来なくて。
「君、うるさいよ。静かにしてくれ」
「だ、誰?」
「ハッ。”先輩”ってとこかな。諦めた方が良いよ。身内に連れて来られたんでしょ。なら手回しはしているはずだから、助けは来ないだろうし、さっきの人は明らかに君の味方ではないよ」
「うっ。ううぅ。あぁうっ」
誰だか分からない存在が、暗闇の奥から咎めるように、見下すように冷徹に告げる。若い男の声が告げた理解したくない、受け入れたくない事実に嗚咽が止まらなくなる。
信じたくない現実の悲しみも、辛さも怖さも全てまとめて、涙に乗せて吐き出さざるをえなかった。そうしないと、重たい鈍器で殴られたようなこの痛みに押しつぶされそうで。過去の思い出まで全て嘘だと信じたくなくて。せめてその思い出だけは、ライナーの本心であったと思いたい。そう、信じたい。
「もー!もっと優しく言えないんですか!優しくしてあげて下さい!えーっと、ごめんね。あの方の代わりに私が謝るわ」
泣き崩れていると、いきなり柔らかくて暖かいものに包まれる。そしてその暖かなものから女性の声が聞こえて来て、鼻水をすすりながら視線だけ向ける。声色と同じ、優しそうな女性が私を抱き締め、背中をさすってくれていた。
「ラシェンダが謝る必要はない」
「なら貴方が謝るのですか?」
「・・・」
「やっぱり私が謝ります」
「おい!」
若い男にラシェンダと呼ばれた女性は、男性の言葉を無視して私に話しかける。
「まだ子供なのに。知り合いに騙されて連れて来られたみたいね。怖かったでしょ?1人で辛かったわよね。私がいるからもう1人じゃないわ。それにあの方もいらっしゃるから大丈夫よ。キツイことを言っていたけど、あそこにいる人は悪い人ではないのよ。私が貴女のことを守ってあげるわ。だから大丈夫よ」
朧気ながらも覚えている。その優しい声が、抱き締めてくれる温かさが、ずっと昔に死んでしまったお母さんみたいだった。その、心から私を心配してくれていると伝わる温もりが、涙腺を完全に崩壊させる。それは、先ほどとは別の涙なのか。それとも同じ涙なのか。悲嘆に暮れて泣きじゃくるだけの私には、その違いは分からない。きっと泣き止んだ後だとしても、この涙の正体を知ることは出来ないだろう。
そんな、先ほどより一層声を上げて泣きじゃくる私の気が済むまで、女性は抱き締め続けてくれた。昔抱き締めてくれた、まだ生きていた頃のお母さんを彷彿とさせる温かさで。
私の気持ちが落ち着き、女性に礼を言って、女性とその知り合いらしい男性と話し合いを行うことになった。そしてまずは自己紹介をして、ここに至るまでの経緯を話し合った。
すると驚いたことに、男性と女性は人魚の一族の人達であった。今は陸上である為、人と同じ下半身になっているから分かりにくいが、近づいて見てみると人魚の特徴であるひれが耳の後ろから生えており、また耳が人間よりも少し尖っていた。エルフのように細長くはないが、人間にはない明らかな尖りが人魚である証拠だった。
さらに驚くことに、男性の方は人魚族の王子様で、女性の方は王子の婚約者様だった。2人とも昨日捕まってしまったらしい。
そして2人の話を聞いて分かったのは、犯人達は今まで多くの人魚族の人達をここ最近捉えていたらしいことだ。じーさんが忙しかったのもきっとこの件のせいだろう。その為、人魚族は人間という種族に対し、敵対心を持つことになってしまっていたのだった。だから、人魚族との関係が悪化していたのだ。しかし、同じ人間である私まで捕まって同じ状況になったことで、王子様は人間全体が悪いわけではないと考え直してくれたようだ。元々友好な関係を築いて来たからの態度だろう。それも、私がベイスの領主の孫娘ということも大きいようだけど。
「他の人魚族の人たちはどこに?」
「それが分からないの。でも、犯人達の話ぶりを聞いている限りでは、ここではない別の場所に移動させられているみたい」
打ち解けた女同士で会話をする。王子様は少し私を睨みがちだが、その度にラシェンダが睨み返し、たじたじになっている。おっとりとした容姿のラシェンダだが、きっちりと王子様の手綱を握っているようだ。昔じーさんに聞いたことがある。こうなってしまった男は弱いと。
身分では王子様の方が上だが、実質的なヒエラルキーはラシェンダの方が高いようだ。
ラシェンダの隣に座りもたれ掛かりながら話を続ける。またラシェンダに睨みつけられた王子様に思わず笑ってしまうと、王子様が突っかかって来ようと立ち上がりかけるが、再びラシェンダによって阻止される。ラシェンダ最強だ。
「その人達の居場所が分れば良いんだけどね」
「そうだけど、それよりも私達自身の身の安全も考えないと。特にラドリー様を逃がさないといけないわ。このままでは、人魚族と人間族との間に争いが起こってしまう」
「何言っているんだ!逃げるならラシェンダが優先だよ!」
「と、まあ、こんな状態だから、皆で逃げ切れる方法を探さないとね?」
ラシェンダは茶目っ気たっぷりに私を見ながらウインクするので、頷いて同意する。ラシェンダは王子様に溺愛されているようだ。いいなー。私もいつかはこれほど大切にしてくれる人に出会えるだろうか。危険な状況でも私を助けてくれる人とか・・・。
その時、フードを目深に被った兄弟の弟の方を思い出したが、思いっきり頭を振って追い出す。
い、いくら危機的状況で助けてくれたからって、全然じーさんみたいに筋肉も身長もない奴のことを思い出して、そして、また、助けに来てくれるんじゃないかって考えるなんて。そんなことあるわけない。私があんな奴のことを、その、す、ス・・・になる、訳ないから!!
いきなり黙って、1人ウーウー唸って頭を振り出したジュリアを、ラシェンダが不思議そうに見つめていたことに本人は気付くことは出来なかった。
「うぅん」
薄っすらと目を開けてみると、そこに映るのは先ほどまでいたはずの馬車の中ではなく、どこかへ繋がる薄暗い通路だった。壁の両サイドには等間隔に燭台が設置され、いくつもの小さな火が揺らめいている。その明かりが揺らめく影を生み出す。その数は2つ。
「起きたか」
「ライナー?」
「なんだ?」
「ねえ、ここはどこ?どこに向かっているんだ?」
私はライナーの肩に頭を乗せる形で運ばれていた。抱き上げているライナーと私で影は1つ。
「おーおー。やっとお目覚めか。随分安心し切っちゃって、可哀相に。な?ライナー?」
私の後方、進行方向から聞こえて来たもう一つの影の持ち主の言葉に、眉を顰めて振り返る。歩みを止めた男に合わせてライナーの歩みも止まる。男は私を見て、醜悪な表情でニヤリと笑みを深めた。雑に切りそろえられた顎鬚が、男の表情の動きを強調し誇張する。
「うるさい」
苦々しい声音でライナーが男の声に答える。だが、私の質問には答えない。そして男を無視して再び進行方向に歩き出し、それを見た男が笑いながら先導し出す。
ライナーはこの髭男と知り合いの様だが・・・誰だ?ベイスの町の人間でないことは確かだ。町でこんな風貌の男を見て、覚えていないわけがない。なんでライナーはこんな怪しい奴と一緒にいるんだ?それにここはどこだ。なんで私の質問に答えてくれないんだ?
もう一度質問をしようと口を開きかけた時、歩みが止まり、ガチャガチャと鍵を弄る音が聞こえた。重々しい金属音を立てながら扉が開かれる。薄暗くて見えにくいその扉の先を覗き込もうと、身を捻って振り返ろうとした瞬間、振り返るよりも早く視界がブレ、背中を軽く押されたと感じた時には既に、体が扉の先の暗がりに倒れ込んでいた。咄嗟に両手を伸ばし字面にぶつかる衝撃を少なくする。だが、膝をしたたかに打ってしまったようで立ち上がることが出来ず、横に寝転ぶように倒れ、呻きながら膝を抱え込む。一体何が・・・。
「新入りだ。優しくしてやるんだな!バイバイ、オジョウチャン?ハハハハハ!」
髭男の嘲笑が響きながら、再び金属音が鳴り響く。そしてやっと、目の前の扉が閉じられ、その中の空間に閉じ込められたことを認識した。僅かに聞こえる足音がどんどん遠ざかって行く。その足音は2人分で。
え?待ってよ。待ってくれ!
「ライナー!?おい!ライナー!」
叫べども、ライナーが戻って来る足音は聞こえない。なんで?なんでだよ!?逃げるんじゃなかったのか!?嫌だ。置いて行かないで。嫌だ!怖い!
両親がいきなり事故で帰らぬ人となり、まだ赤ん坊だった弟と一緒にとり残された後、じーさんが仕事で忙しくあまり会えず、人肌恋しく不安だった私と四六時中いてくれて、抱き締めて安心させてくれた人の温もりが急速に冷えていく。
「嫌だ!嘘だよな!おい!ライナー!!」
薄暗さに慣れてきた目が捉えた扉まで、痛む膝を無視してにじり寄り、必死に握りしめた拳を扉に叩きつける。何度も何度も叩きつけ、叫ぶ。
けれど、それでも、反応してくれるあの温かい存在はやって来なくて。
「君、うるさいよ。静かにしてくれ」
「だ、誰?」
「ハッ。”先輩”ってとこかな。諦めた方が良いよ。身内に連れて来られたんでしょ。なら手回しはしているはずだから、助けは来ないだろうし、さっきの人は明らかに君の味方ではないよ」
「うっ。ううぅ。あぁうっ」
誰だか分からない存在が、暗闇の奥から咎めるように、見下すように冷徹に告げる。若い男の声が告げた理解したくない、受け入れたくない事実に嗚咽が止まらなくなる。
信じたくない現実の悲しみも、辛さも怖さも全てまとめて、涙に乗せて吐き出さざるをえなかった。そうしないと、重たい鈍器で殴られたようなこの痛みに押しつぶされそうで。過去の思い出まで全て嘘だと信じたくなくて。せめてその思い出だけは、ライナーの本心であったと思いたい。そう、信じたい。
「もー!もっと優しく言えないんですか!優しくしてあげて下さい!えーっと、ごめんね。あの方の代わりに私が謝るわ」
泣き崩れていると、いきなり柔らかくて暖かいものに包まれる。そしてその暖かなものから女性の声が聞こえて来て、鼻水をすすりながら視線だけ向ける。声色と同じ、優しそうな女性が私を抱き締め、背中をさすってくれていた。
「ラシェンダが謝る必要はない」
「なら貴方が謝るのですか?」
「・・・」
「やっぱり私が謝ります」
「おい!」
若い男にラシェンダと呼ばれた女性は、男性の言葉を無視して私に話しかける。
「まだ子供なのに。知り合いに騙されて連れて来られたみたいね。怖かったでしょ?1人で辛かったわよね。私がいるからもう1人じゃないわ。それにあの方もいらっしゃるから大丈夫よ。キツイことを言っていたけど、あそこにいる人は悪い人ではないのよ。私が貴女のことを守ってあげるわ。だから大丈夫よ」
朧気ながらも覚えている。その優しい声が、抱き締めてくれる温かさが、ずっと昔に死んでしまったお母さんみたいだった。その、心から私を心配してくれていると伝わる温もりが、涙腺を完全に崩壊させる。それは、先ほどとは別の涙なのか。それとも同じ涙なのか。悲嘆に暮れて泣きじゃくるだけの私には、その違いは分からない。きっと泣き止んだ後だとしても、この涙の正体を知ることは出来ないだろう。
そんな、先ほどより一層声を上げて泣きじゃくる私の気が済むまで、女性は抱き締め続けてくれた。昔抱き締めてくれた、まだ生きていた頃のお母さんを彷彿とさせる温かさで。
私の気持ちが落ち着き、女性に礼を言って、女性とその知り合いらしい男性と話し合いを行うことになった。そしてまずは自己紹介をして、ここに至るまでの経緯を話し合った。
すると驚いたことに、男性と女性は人魚の一族の人達であった。今は陸上である為、人と同じ下半身になっているから分かりにくいが、近づいて見てみると人魚の特徴であるひれが耳の後ろから生えており、また耳が人間よりも少し尖っていた。エルフのように細長くはないが、人間にはない明らかな尖りが人魚である証拠だった。
さらに驚くことに、男性の方は人魚族の王子様で、女性の方は王子の婚約者様だった。2人とも昨日捕まってしまったらしい。
そして2人の話を聞いて分かったのは、犯人達は今まで多くの人魚族の人達をここ最近捉えていたらしいことだ。じーさんが忙しかったのもきっとこの件のせいだろう。その為、人魚族は人間という種族に対し、敵対心を持つことになってしまっていたのだった。だから、人魚族との関係が悪化していたのだ。しかし、同じ人間である私まで捕まって同じ状況になったことで、王子様は人間全体が悪いわけではないと考え直してくれたようだ。元々友好な関係を築いて来たからの態度だろう。それも、私がベイスの領主の孫娘ということも大きいようだけど。
「他の人魚族の人たちはどこに?」
「それが分からないの。でも、犯人達の話ぶりを聞いている限りでは、ここではない別の場所に移動させられているみたい」
打ち解けた女同士で会話をする。王子様は少し私を睨みがちだが、その度にラシェンダが睨み返し、たじたじになっている。おっとりとした容姿のラシェンダだが、きっちりと王子様の手綱を握っているようだ。昔じーさんに聞いたことがある。こうなってしまった男は弱いと。
身分では王子様の方が上だが、実質的なヒエラルキーはラシェンダの方が高いようだ。
ラシェンダの隣に座りもたれ掛かりながら話を続ける。またラシェンダに睨みつけられた王子様に思わず笑ってしまうと、王子様が突っかかって来ようと立ち上がりかけるが、再びラシェンダによって阻止される。ラシェンダ最強だ。
「その人達の居場所が分れば良いんだけどね」
「そうだけど、それよりも私達自身の身の安全も考えないと。特にラドリー様を逃がさないといけないわ。このままでは、人魚族と人間族との間に争いが起こってしまう」
「何言っているんだ!逃げるならラシェンダが優先だよ!」
「と、まあ、こんな状態だから、皆で逃げ切れる方法を探さないとね?」
ラシェンダは茶目っ気たっぷりに私を見ながらウインクするので、頷いて同意する。ラシェンダは王子様に溺愛されているようだ。いいなー。私もいつかはこれほど大切にしてくれる人に出会えるだろうか。危険な状況でも私を助けてくれる人とか・・・。
その時、フードを目深に被った兄弟の弟の方を思い出したが、思いっきり頭を振って追い出す。
い、いくら危機的状況で助けてくれたからって、全然じーさんみたいに筋肉も身長もない奴のことを思い出して、そして、また、助けに来てくれるんじゃないかって考えるなんて。そんなことあるわけない。私があんな奴のことを、その、す、ス・・・になる、訳ないから!!
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