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必ずしもそこにいるとは限らない
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「良かったな。謹慎開始が1日だけでも伸びて」
「・・・ふんっ!」
領主邸で昼食をとった後、ジュリアとズィーリオスと共に海へ向かっていた。道中暇だったのでジュリアに声を掛けるが、俺はいつの間にか嫌われたようだ。ジュリアはべったりとズィーリオスにくっついている。初めて会った時は、俺の胸で泣いていたと言うのに。涙と鼻水で、俺の数少ない服の1着をぐちゃぐちゃにしてくれてさ!いくらクリーンの生活魔法で汚れを落とせると言っても。
俺は現在13歳。ダガリスに教えてもらったのだが、ジュリアは7歳。歳は俺の半分ほどしかなく、前世の年齢と合わせると、俺より一回りも二回りも年下だ。多少、身体年齢に少し引きずられている気がするが。だけど精神は十分に大人だ。子供相手になに対抗心燃やしているんだ。もっと寛大な心を持たないと。そう、俺は今目の前に広がる海の様な広さの心を持った・・・・。
「ズィーリオス!このままこの町にずっといてくれても良いんだぞ!あんたが家うちに滞在出来るように、俺がじーさんに掛け合うぜ!」
俺は海のように広い・・・。
「なぁ?どうよ。考えてみてくれよ。魔法が得意なんだろ。俺の魔法の師匠として教えてくれよ!」
寛大な心を持って・・・。
「そうなると剣はリュゼに習うつもりかい?」
「何言ってるんだ?剣の師匠ならじーさんという偉大な師匠がいるんだ。ガキに教わることなどないだろ」
ブチ。・・・・・海の様な広さの寛大な心は、今だけはいらーーーん!!
「ガキはお前の方だろ!自分の姿を見てから言え!!」
「はあ?うるさい!多少剣が使えるからって調子乗るなよ!どうせじーさんよりは弱いくせに!」
「んなのやってみなけりゃ分からんだろうが!」
「ハッ。あんたの相手をしてやるほどじーさんは暇じゃないんだよ!」
ギャーギャー騒ぐ俺たちに、何事かと町の人たちが顔を出すが、ジュリアの姿を目にすると一様に穏やかな視線を向けられる。どこも穏やかではないと思うのだが。
「はいはい、2人共ー。着いたからおしゃべりは終わりなー」
パンパンとズィーリオスが両手を打ち付けて、俺たちの注意を自分に向けて話しかける。引率の先生みたいだ。それと、今の様子を見てどこが”お・しゃ・べ・り”だったんだよ。
内心思うところはあるが、相手は子供だ子供、と自身に言い聞かせて気持ちを切り替える。今から本物の人魚が観れるのだからな!人間の子どもを相手にしている暇はない。
「今、しつれーなこと考えてただろ」
「うるせー。薬草が必要なんだろ。早く呼べよ」
「分かってるっつーの」
何だかんだと文句を言いながらも、ジュリアも今はそれどころではないと考えたようだ。ポケットから貝殻に紐が付いた、小さなキーホルダーの様な物を取り出す。
紐の先を摘み貝殻を揺らすと、カラ~ンと軽やかな音が聞こえた。大きくもなく、響くこともなさそうな小さな音だったが、たった一度それを振っただけで再びポケットにしまい込んだ。
海は心地良い程穏やかで、青空が広がる空と対比する海の色も美しい。
幾度となく打ち寄せる波が砕け散る音。爽やかな潮風が鼻腔を擽る。
平和だ。レジャーシートでも敷いて、ズィーリオスのもふもふを堪能しながら昼寝をしたら最高だろうなー。貝類をバター醤油で焼いて、採れたての新鮮な魚を捌いて刺身で。じゅるっ。涎が!口の中に涎が溢れて止まらない!
その匂いは海辺で見ることはほとんどない、エルフやドワーフさえも呼び寄せるほど香しいだろう。そう、あのエルフとドワーフのように。・・・・・ん??
やばいな。いくら海鮮ものが食べられないからと言っても現実逃避し過ぎだな。パチンッ。痛い。
「・・・」
目を覚ますために両頬を叩いたが、視界に映る光景は変わらない。あれ?おかしいな。海の中から”エルフとドワーフが出て来た”ように見えるんだが。とうとう俺の頭がイカれたか?
「なあ、海からエルフとドワーフが出て来たように見えるんだが。俺はもう正気じゃないのかもしれない」
「大丈夫だよ、リュゼ。ちゃんと正気だから」
ポツリと呟いた言葉にズィーリオスが返答する。良かった。ズィーリオスも正気を失っているわけではないなら、俺はイカれたわけではないようだ。
「ヤッホーお嬢ちゃん!お久しぶり!呼んだってことは本当にロックゴーレムの核を持って来たんだ?持って来れるとは思ってなかったよ!どこから持って来たんだい!?」
ドワーフの女とエルフの男の2人が海から上がって来る。どこも濡れた様子は見えない。俺が唖然とこの2人を見つめている間に、ドワーフの女がやたらテンション高めにジュリアに片手を上げて近づいて来る。ジュリアも笑顔で駆け寄って行くのを見る限り、2人は知り合いのようだ。
「ロザロ山脈の祠のところに現れたアイアンゴーレムの核だ!ロックゴーレムの核ではないが、交換してくれないか?」
「何だって!?アイアンゴーレム!そりゃ上物じゃないか!ゴーレムの核なのは変わらないし、上位素材ならば文句は言わないよ!」
女性同士で楽しそうに盛り上がっている。話を聞く限りどうやら交渉成立だ。随分と簡単に済んだな。
だが、先ほどからジーっと俺たちを見ているエルフの男が気になる。手には大きめの巾着の袋を持っている。あの中に薬草が入っているのだろう。
男はエルフらしく細身で整った顔立ちだ。丸メガネをかけており、ヨレヨレの白衣を身に纏っている。研究者然とした雰囲気であった。
『ズィー。人魚って、海にいるエルフとドワーフのことではないよな?』
密かに疑問に感じていたことをズィーリオスに聞いてみると、否定の言葉と、俺が想像していた人魚の姿が人魚であると教えてもらった。良かった。幻想が打ち砕かれたわけではないようだ。だとすると、何故人魚との取引のはずなのに、エルフとドワーフが出て来たのか。
逸らしていた視線をエルフの男に向けると、目を見開いてこちらを見ていた。なんだ?はっ!そうだ、精霊王!バッと横にいて隠れていない精霊王に振り返る。・・・本人、全くに気にした様子がないのだけれど。エルフが近くにいたら隠れるっていう話は忘れたのか?半年以上前の話だから忘れていても仕方ないか。
うん。仕方ない。・・・・・どうしよう。あのエルフの人、ずっと見てるんだけど。そして精霊王よ。エルフが見ていると分かった上で、俺の周りを飛び回ってチラチラとエルフに視線をやるのを止めてくれないか。
やっと話が終わったらしいドワーフの女性とジュリアが、仲良く俺に近づいて来る。が、デジャブ。この光景さっきも見たな。ドワーフの女性の歩みが止まり、目を見開いて俺と精霊王を見ている。
そうだった。ドワーフも魔力量は多い種族だ。エルフ程ではないが、それでも人間に比べたら圧倒的に多い。そしてドワーフは斧を振り回す接近戦闘が得意のイメージがあるが、魔法も使えるのだ。ただ、ドワーフらしく鍛冶職人になる者が多いため、使う方法が主に鍛冶場での作業で使われる。勿論、普通に冒険者として生きているドワーフなんかは、戦闘で魔法を使う。そしてドワーフが使う魔法も、エルフと同じで精霊魔法だ。精霊と契約が出来るほどの魔力量を有している者がほとんどなのだ。
いきなり立ち止まり微動だにしなくなったドワーフの女性と、俺とを交互にジュリアが見ている。不思議そうな顔だ。・・・仕方ないことだものな。うん。
何故と質問されることが大いに予想出来るこの後の展開を想像しながら、説明諸々はズィーリオスに丸投げしようと決意した。
「・・・ふんっ!」
領主邸で昼食をとった後、ジュリアとズィーリオスと共に海へ向かっていた。道中暇だったのでジュリアに声を掛けるが、俺はいつの間にか嫌われたようだ。ジュリアはべったりとズィーリオスにくっついている。初めて会った時は、俺の胸で泣いていたと言うのに。涙と鼻水で、俺の数少ない服の1着をぐちゃぐちゃにしてくれてさ!いくらクリーンの生活魔法で汚れを落とせると言っても。
俺は現在13歳。ダガリスに教えてもらったのだが、ジュリアは7歳。歳は俺の半分ほどしかなく、前世の年齢と合わせると、俺より一回りも二回りも年下だ。多少、身体年齢に少し引きずられている気がするが。だけど精神は十分に大人だ。子供相手になに対抗心燃やしているんだ。もっと寛大な心を持たないと。そう、俺は今目の前に広がる海の様な広さの心を持った・・・・。
「ズィーリオス!このままこの町にずっといてくれても良いんだぞ!あんたが家うちに滞在出来るように、俺がじーさんに掛け合うぜ!」
俺は海のように広い・・・。
「なぁ?どうよ。考えてみてくれよ。魔法が得意なんだろ。俺の魔法の師匠として教えてくれよ!」
寛大な心を持って・・・。
「そうなると剣はリュゼに習うつもりかい?」
「何言ってるんだ?剣の師匠ならじーさんという偉大な師匠がいるんだ。ガキに教わることなどないだろ」
ブチ。・・・・・海の様な広さの寛大な心は、今だけはいらーーーん!!
「ガキはお前の方だろ!自分の姿を見てから言え!!」
「はあ?うるさい!多少剣が使えるからって調子乗るなよ!どうせじーさんよりは弱いくせに!」
「んなのやってみなけりゃ分からんだろうが!」
「ハッ。あんたの相手をしてやるほどじーさんは暇じゃないんだよ!」
ギャーギャー騒ぐ俺たちに、何事かと町の人たちが顔を出すが、ジュリアの姿を目にすると一様に穏やかな視線を向けられる。どこも穏やかではないと思うのだが。
「はいはい、2人共ー。着いたからおしゃべりは終わりなー」
パンパンとズィーリオスが両手を打ち付けて、俺たちの注意を自分に向けて話しかける。引率の先生みたいだ。それと、今の様子を見てどこが”お・しゃ・べ・り”だったんだよ。
内心思うところはあるが、相手は子供だ子供、と自身に言い聞かせて気持ちを切り替える。今から本物の人魚が観れるのだからな!人間の子どもを相手にしている暇はない。
「今、しつれーなこと考えてただろ」
「うるせー。薬草が必要なんだろ。早く呼べよ」
「分かってるっつーの」
何だかんだと文句を言いながらも、ジュリアも今はそれどころではないと考えたようだ。ポケットから貝殻に紐が付いた、小さなキーホルダーの様な物を取り出す。
紐の先を摘み貝殻を揺らすと、カラ~ンと軽やかな音が聞こえた。大きくもなく、響くこともなさそうな小さな音だったが、たった一度それを振っただけで再びポケットにしまい込んだ。
海は心地良い程穏やかで、青空が広がる空と対比する海の色も美しい。
幾度となく打ち寄せる波が砕け散る音。爽やかな潮風が鼻腔を擽る。
平和だ。レジャーシートでも敷いて、ズィーリオスのもふもふを堪能しながら昼寝をしたら最高だろうなー。貝類をバター醤油で焼いて、採れたての新鮮な魚を捌いて刺身で。じゅるっ。涎が!口の中に涎が溢れて止まらない!
その匂いは海辺で見ることはほとんどない、エルフやドワーフさえも呼び寄せるほど香しいだろう。そう、あのエルフとドワーフのように。・・・・・ん??
やばいな。いくら海鮮ものが食べられないからと言っても現実逃避し過ぎだな。パチンッ。痛い。
「・・・」
目を覚ますために両頬を叩いたが、視界に映る光景は変わらない。あれ?おかしいな。海の中から”エルフとドワーフが出て来た”ように見えるんだが。とうとう俺の頭がイカれたか?
「なあ、海からエルフとドワーフが出て来たように見えるんだが。俺はもう正気じゃないのかもしれない」
「大丈夫だよ、リュゼ。ちゃんと正気だから」
ポツリと呟いた言葉にズィーリオスが返答する。良かった。ズィーリオスも正気を失っているわけではないなら、俺はイカれたわけではないようだ。
「ヤッホーお嬢ちゃん!お久しぶり!呼んだってことは本当にロックゴーレムの核を持って来たんだ?持って来れるとは思ってなかったよ!どこから持って来たんだい!?」
ドワーフの女とエルフの男の2人が海から上がって来る。どこも濡れた様子は見えない。俺が唖然とこの2人を見つめている間に、ドワーフの女がやたらテンション高めにジュリアに片手を上げて近づいて来る。ジュリアも笑顔で駆け寄って行くのを見る限り、2人は知り合いのようだ。
「ロザロ山脈の祠のところに現れたアイアンゴーレムの核だ!ロックゴーレムの核ではないが、交換してくれないか?」
「何だって!?アイアンゴーレム!そりゃ上物じゃないか!ゴーレムの核なのは変わらないし、上位素材ならば文句は言わないよ!」
女性同士で楽しそうに盛り上がっている。話を聞く限りどうやら交渉成立だ。随分と簡単に済んだな。
だが、先ほどからジーっと俺たちを見ているエルフの男が気になる。手には大きめの巾着の袋を持っている。あの中に薬草が入っているのだろう。
男はエルフらしく細身で整った顔立ちだ。丸メガネをかけており、ヨレヨレの白衣を身に纏っている。研究者然とした雰囲気であった。
『ズィー。人魚って、海にいるエルフとドワーフのことではないよな?』
密かに疑問に感じていたことをズィーリオスに聞いてみると、否定の言葉と、俺が想像していた人魚の姿が人魚であると教えてもらった。良かった。幻想が打ち砕かれたわけではないようだ。だとすると、何故人魚との取引のはずなのに、エルフとドワーフが出て来たのか。
逸らしていた視線をエルフの男に向けると、目を見開いてこちらを見ていた。なんだ?はっ!そうだ、精霊王!バッと横にいて隠れていない精霊王に振り返る。・・・本人、全くに気にした様子がないのだけれど。エルフが近くにいたら隠れるっていう話は忘れたのか?半年以上前の話だから忘れていても仕方ないか。
うん。仕方ない。・・・・・どうしよう。あのエルフの人、ずっと見てるんだけど。そして精霊王よ。エルフが見ていると分かった上で、俺の周りを飛び回ってチラチラとエルフに視線をやるのを止めてくれないか。
やっと話が終わったらしいドワーフの女性とジュリアが、仲良く俺に近づいて来る。が、デジャブ。この光景さっきも見たな。ドワーフの女性の歩みが止まり、目を見開いて俺と精霊王を見ている。
そうだった。ドワーフも魔力量は多い種族だ。エルフ程ではないが、それでも人間に比べたら圧倒的に多い。そしてドワーフは斧を振り回す接近戦闘が得意のイメージがあるが、魔法も使えるのだ。ただ、ドワーフらしく鍛冶職人になる者が多いため、使う方法が主に鍛冶場での作業で使われる。勿論、普通に冒険者として生きているドワーフなんかは、戦闘で魔法を使う。そしてドワーフが使う魔法も、エルフと同じで精霊魔法だ。精霊と契約が出来るほどの魔力量を有している者がほとんどなのだ。
いきなり立ち止まり微動だにしなくなったドワーフの女性と、俺とを交互にジュリアが見ている。不思議そうな顔だ。・・・仕方ないことだものな。うん。
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