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助けた子供
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腕の中にいる、泣きつかれて寝てしまった子供の体温の高さにウトウトしていたが、身動きをした気配で目が覚める。
辺りは既に夕暮れ時であった。
俺が子供を抱え込んで座っている間に、ズィーリオスと精霊王と話し合い、今日の移動はここまでとすることは決めていた。その為、俺が動けない間にズィーリオスが食料確保、その間の周辺警戒に精霊王が動いてくれており、少し離れたところでさらに、半径3メートルほどの範囲がズィーリオスの地属性魔法で、砂利や岩を除いた平らな地に均されている。俺たちはともかく、腕の中の子どもが寝る分には問題ない状態だろう。
「う、うぅ」
身動きをした子供が呻きながら、瞼を開ける様子を覗き込む。すると、そのアクアブルーの瞳に俺の姿が写り込んだ。
「あ、あんたは確か・・・」
「おう。目を覚ましたみたいだな。色々と話を聞きたいが、その前に・・・まずは食事だな」
俺の向かい側、子供の後方に準備してあった鍋に顎先で示すと、その視線の先を追う様に振り返る。そこには人化ぎたズィーリオスが、鍋の中身を器に移しているところであった。
子供を抱き上げて立ち上がろうとすると、慌てたように子供が自分で移動すると告げた。先導するように場所を移動し、鍋の周りに椅子代わりに配置された、上辺が平な岩に腰を下ろす。それぞれが1人1人座れる程度の大きさだ。
子供がズィーリオスをチラチラ見ているが、俺の仲間と分かっているようだ。ただ、俺もズィーリオスもフードを被っているので、気になっているだけなのだろう。
鍋の中身はスープであった。以前大量に乱獲した、巨岩亀ジャイアントロックタートルの干し肉を利用したものだ。その時に保存用として作っていた分を、マジックバッグから出してズィーリオスに渡していた。
俺の持っているマジックバッグはそこまで高性能な物ではないので、無制限に入ることはないが、今のところは容量に支障は出ていない。しかし、容量が多ければ多い程、旅人にとっては有難い物だ。だが、時間停止機能などは異世界と言えど付いていない機能なので、食料系はため込み過ぎることは出来ないのが難点だ。
冒険者ではなくなったため、ダンジョンに入り、今よりも高性能なマジックバッグを手に入れることは、もはや出来ないけれど。
ズィーリオスが全員にスープの入った器を配り終えると、ズィーリオスも開いている席に移動する。そして静かな食事の時間が始まる。
スープは干し肉から出た出汁と、ハーブなどの香辛料で味付けされており、具材はそのまま干し肉が戻ったものだけだ。シンプルで質素な食事だ。だが、肉という具材だけはやたらと多く入っているので、満腹にはなる。
「あの・・・」
食事を終えて一休みしていると、ずっと黙っていた子供が口を開く。
「助けてくれてありがとう。それと、服。汚してしまってすまない」
「どういたしまして。服は気にしなくていい」
開口一番に出たのは感謝の言葉だった。きちんと感謝出来るなんて、偉い。結構良い子のようだ。眠ってしまう前は俺に対して、そして今度はズィーリオスに向けての言葉でもある。ズィーリオスに視線を向けていた事から分かった。その視線を再び俺に戻し、俯きながら申し訳なさそうに謝る。
全く。俺の半分ほどの年齢しかない子供なのだから、そんな事は気にしないでいいのに。服は後でズィーリオスに”クリーン”を掛けてもらえばいい。
「あと・・・、なんで女だって分かったんだ?」
何度か口を開くも、閉じる。という行動をしていたが、意を決したのか疑問を投げかけてくる。それは、俺が気になっていた事の答えでもある。どうやら”少女”で合っていたらしい。内心、ちょっとホッとした。俺と同じパターンかと思っていたが、どうやら違ったようだ。
それにその言葉は、まるで、女であることを隠していたような言い方だ。
「体格と骨格からだ。それに、俺はたまに女だと思われることがあるからな」
「体格と骨格・・・か」
少女はそう呟いて俺の顔を見つめて来る。そして、何かを納得したかのように大きく頷いた。
「確かに、服装を女もんにすれば、あんたは女にも見えるな。中性的な顔をしている。それに美人だ」
「ハハッ。そういうこと。・・・美人、か」
乾いた笑い声が漏れる。少年の恰好をした少女には言われたくないな。それに美人・・・。それなりの顔だという自覚はあるが、美人・・・。
「そんなことよりも、君はなんでこんな所に一人で居たんだ?一緒に来た奴はいないのか?近くには見当たらなかったが」
話を逸らすために、少女に質問をすることにした。
「それは・・・。探し物があったんだ。それと・・・ここには俺一人で来た」
「探し物?こんな岩だらけの場所に?誰か大人と一緒に来れば良かっただろう?」
「大人なんて頼りになるもんか!!」
「おい!いきなりどうした?」
大人に何をされたのかは分からないが、いきなり怒鳴り出した少女に目を瞠り、ズィーリオスと顔を合わせる。
『俺、何かおかしなことを言ったか?』
『いや。おかしなことは何も言ってなかったぞ』
『大人たちと何かあったから一人で来たのかもしれないわねぇ』
『ああ。子供いうことだからと、聞き入れてもらえなかったとかか。何かを探しに来たと言っていたしな』
『そういうことかもしれないね』
今までどこにいたのか分からないが、精霊王が姿を現す。少女が人間の子どもということもあり、精霊を見ることが出来ないから安全だと判断したのだろう。
「あっ。その、急にごめん」
「大丈夫だ。大人たちに心無いことでも言われたのか?」
「な!?なんで分かったんだ!」
もしやと思い口にした言葉は、ビンゴだったようだ。だから魔物のいる危険な場所だというのに、まともに戦えもしない少女が一人でこんな場所にやって来たのだろう。
「だって大人たちは皆、ダメだって言って手を貸してくれなかったんだ!だけど、早く、早くしないと弟が・・・。だから俺一人でもって思って・・・」
段々尻すぼみになる声が、少女が何故ここに居るのかその理由を紡ぐ。
「弟の為にここに来たのか?」
「そうだ!だけど、暴風地帯を抜けて直ぐに、あの魔物達に遭遇して・・・。話には聞いていたけど、あそこまで強い風が吹いているとは思わなくて」
「今回はたまたま俺たちが君を見つけたから良かったものの、そうじゃなかったら君は死んでいたかもしれないんだぞ?自分がどれほど危険なことをしたか、分かっているのか」
「ご、ごめんなさい」
再び泣き出してしまった少女を見て頭をかく。強く言ったつもりはなかったんだが。ズィーリオスと精霊王の視線が痛い。
「君にもし何かあったら、君の家族が悲しむ。今後はこんな無茶なことをするなよ」
「わかった。わかったよー」
グシグシと何度も目元を拭うせいで、赤くなってしまっている。明日は腫れてしまっているだろうな。これは。
暫くして落ち着いたようで、赤く充血した目を隠すようにそっぽを向いて話しかける。
「あんただって子供だろっ。なのになんでこんな所にいるんだよ!」
照れ隠しなのか、やけ気味に言い放つ様子がなんだか可愛らしく見えてクスリと笑ってしまう。それを聞いた少女が怒るが、子犬がキャンキャン吠えている様で全く怖くない。その様子がさらに気に入らなかったようで、完全に体ごと俺を無視して、今まで黙って聞いていたズィーリオスの方に向く。
「それで!あんた等はなんでこんな所にいるんだ」
「おいおい。俺と話していたところだろ?」
「ふん!」
「アハハ」
俺が少女に話しかけるが完全に無視だ。そのやり取りを見守っていたズィーリオスに笑われる。
俺を放置して、完全にズィーリオスと話すことを少女は決めたらしい。ズィーリオスに体ごときちんと向き直り、そして話しかけた。
辺りは既に夕暮れ時であった。
俺が子供を抱え込んで座っている間に、ズィーリオスと精霊王と話し合い、今日の移動はここまでとすることは決めていた。その為、俺が動けない間にズィーリオスが食料確保、その間の周辺警戒に精霊王が動いてくれており、少し離れたところでさらに、半径3メートルほどの範囲がズィーリオスの地属性魔法で、砂利や岩を除いた平らな地に均されている。俺たちはともかく、腕の中の子どもが寝る分には問題ない状態だろう。
「う、うぅ」
身動きをした子供が呻きながら、瞼を開ける様子を覗き込む。すると、そのアクアブルーの瞳に俺の姿が写り込んだ。
「あ、あんたは確か・・・」
「おう。目を覚ましたみたいだな。色々と話を聞きたいが、その前に・・・まずは食事だな」
俺の向かい側、子供の後方に準備してあった鍋に顎先で示すと、その視線の先を追う様に振り返る。そこには人化ぎたズィーリオスが、鍋の中身を器に移しているところであった。
子供を抱き上げて立ち上がろうとすると、慌てたように子供が自分で移動すると告げた。先導するように場所を移動し、鍋の周りに椅子代わりに配置された、上辺が平な岩に腰を下ろす。それぞれが1人1人座れる程度の大きさだ。
子供がズィーリオスをチラチラ見ているが、俺の仲間と分かっているようだ。ただ、俺もズィーリオスもフードを被っているので、気になっているだけなのだろう。
鍋の中身はスープであった。以前大量に乱獲した、巨岩亀ジャイアントロックタートルの干し肉を利用したものだ。その時に保存用として作っていた分を、マジックバッグから出してズィーリオスに渡していた。
俺の持っているマジックバッグはそこまで高性能な物ではないので、無制限に入ることはないが、今のところは容量に支障は出ていない。しかし、容量が多ければ多い程、旅人にとっては有難い物だ。だが、時間停止機能などは異世界と言えど付いていない機能なので、食料系はため込み過ぎることは出来ないのが難点だ。
冒険者ではなくなったため、ダンジョンに入り、今よりも高性能なマジックバッグを手に入れることは、もはや出来ないけれど。
ズィーリオスが全員にスープの入った器を配り終えると、ズィーリオスも開いている席に移動する。そして静かな食事の時間が始まる。
スープは干し肉から出た出汁と、ハーブなどの香辛料で味付けされており、具材はそのまま干し肉が戻ったものだけだ。シンプルで質素な食事だ。だが、肉という具材だけはやたらと多く入っているので、満腹にはなる。
「あの・・・」
食事を終えて一休みしていると、ずっと黙っていた子供が口を開く。
「助けてくれてありがとう。それと、服。汚してしまってすまない」
「どういたしまして。服は気にしなくていい」
開口一番に出たのは感謝の言葉だった。きちんと感謝出来るなんて、偉い。結構良い子のようだ。眠ってしまう前は俺に対して、そして今度はズィーリオスに向けての言葉でもある。ズィーリオスに視線を向けていた事から分かった。その視線を再び俺に戻し、俯きながら申し訳なさそうに謝る。
全く。俺の半分ほどの年齢しかない子供なのだから、そんな事は気にしないでいいのに。服は後でズィーリオスに”クリーン”を掛けてもらえばいい。
「あと・・・、なんで女だって分かったんだ?」
何度か口を開くも、閉じる。という行動をしていたが、意を決したのか疑問を投げかけてくる。それは、俺が気になっていた事の答えでもある。どうやら”少女”で合っていたらしい。内心、ちょっとホッとした。俺と同じパターンかと思っていたが、どうやら違ったようだ。
それにその言葉は、まるで、女であることを隠していたような言い方だ。
「体格と骨格からだ。それに、俺はたまに女だと思われることがあるからな」
「体格と骨格・・・か」
少女はそう呟いて俺の顔を見つめて来る。そして、何かを納得したかのように大きく頷いた。
「確かに、服装を女もんにすれば、あんたは女にも見えるな。中性的な顔をしている。それに美人だ」
「ハハッ。そういうこと。・・・美人、か」
乾いた笑い声が漏れる。少年の恰好をした少女には言われたくないな。それに美人・・・。それなりの顔だという自覚はあるが、美人・・・。
「そんなことよりも、君はなんでこんな所に一人で居たんだ?一緒に来た奴はいないのか?近くには見当たらなかったが」
話を逸らすために、少女に質問をすることにした。
「それは・・・。探し物があったんだ。それと・・・ここには俺一人で来た」
「探し物?こんな岩だらけの場所に?誰か大人と一緒に来れば良かっただろう?」
「大人なんて頼りになるもんか!!」
「おい!いきなりどうした?」
大人に何をされたのかは分からないが、いきなり怒鳴り出した少女に目を瞠り、ズィーリオスと顔を合わせる。
『俺、何かおかしなことを言ったか?』
『いや。おかしなことは何も言ってなかったぞ』
『大人たちと何かあったから一人で来たのかもしれないわねぇ』
『ああ。子供いうことだからと、聞き入れてもらえなかったとかか。何かを探しに来たと言っていたしな』
『そういうことかもしれないね』
今までどこにいたのか分からないが、精霊王が姿を現す。少女が人間の子どもということもあり、精霊を見ることが出来ないから安全だと判断したのだろう。
「あっ。その、急にごめん」
「大丈夫だ。大人たちに心無いことでも言われたのか?」
「な!?なんで分かったんだ!」
もしやと思い口にした言葉は、ビンゴだったようだ。だから魔物のいる危険な場所だというのに、まともに戦えもしない少女が一人でこんな場所にやって来たのだろう。
「だって大人たちは皆、ダメだって言って手を貸してくれなかったんだ!だけど、早く、早くしないと弟が・・・。だから俺一人でもって思って・・・」
段々尻すぼみになる声が、少女が何故ここに居るのかその理由を紡ぐ。
「弟の為にここに来たのか?」
「そうだ!だけど、暴風地帯を抜けて直ぐに、あの魔物達に遭遇して・・・。話には聞いていたけど、あそこまで強い風が吹いているとは思わなくて」
「今回はたまたま俺たちが君を見つけたから良かったものの、そうじゃなかったら君は死んでいたかもしれないんだぞ?自分がどれほど危険なことをしたか、分かっているのか」
「ご、ごめんなさい」
再び泣き出してしまった少女を見て頭をかく。強く言ったつもりはなかったんだが。ズィーリオスと精霊王の視線が痛い。
「君にもし何かあったら、君の家族が悲しむ。今後はこんな無茶なことをするなよ」
「わかった。わかったよー」
グシグシと何度も目元を拭うせいで、赤くなってしまっている。明日は腫れてしまっているだろうな。これは。
暫くして落ち着いたようで、赤く充血した目を隠すようにそっぽを向いて話しかける。
「あんただって子供だろっ。なのになんでこんな所にいるんだよ!」
照れ隠しなのか、やけ気味に言い放つ様子がなんだか可愛らしく見えてクスリと笑ってしまう。それを聞いた少女が怒るが、子犬がキャンキャン吠えている様で全く怖くない。その様子がさらに気に入らなかったようで、完全に体ごと俺を無視して、今まで黙って聞いていたズィーリオスの方に向く。
「それで!あんた等はなんでこんな所にいるんだ」
「おいおい。俺と話していたところだろ?」
「ふん!」
「アハハ」
俺が少女に話しかけるが完全に無視だ。そのやり取りを見守っていたズィーリオスに笑われる。
俺を放置して、完全にズィーリオスと話すことを少女は決めたらしい。ズィーリオスに体ごときちんと向き直り、そして話しかけた。
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