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あるべき場所へ
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ズィーリオスの直ぐに行こうという発言は、精霊王の制止で実行されることはなかった。色々なことが起こり過ぎて、俺の疲れが溜まっているはずだから次の日に、ということになったからだ。自分でも気づいてなかったが、一度自覚すると空腹感と疲労感に襲われ、軽くお腹に食べ物を詰めた後、あっという間に意識が沈んでいった。
『ごめんね?』
この声、聴いたことがあるような?
『ついはしゃぎすぎちゃった。』
いつだっけ?
『今度は大丈夫だから。』
一体どこで・・・?
『おいで?』
どこに?
『うーん?やっぱり、少し離れているから?』
何が離れているんだ?
『終わりが見えるのであれば、待つのも苦じゃないね』
何を待つんだ?
『まあ、すぐ来てくれそうだけど!ハハっ!』
だから何が来るんだ?そもそもお前は誰だよ。
『それは・・・会ってのお楽しみ!』
え?今、返事、した?
直後、意識が切り放される様に何かが途切れる。そのまま気付けば意識が覚醒し、手に触れる感触がもふもふのズィーリオスの毛だと認識していた。その毛並みの気持ちよさに、再び微睡の中に身を委ねた。
夢の中でまた誰かに声を掛けられた気がしたが、目が覚めると、昨日意識を取り戻した時と同じように、何も覚えていなかった。
だが、昨日とは違う点があった。それは何か焦燥感が胸の内に有ったことだ。何にそう感じているのかは自分でも分からず、首を傾げる。
『リュゼ、どうかしたか?』
「いや、何でもない」
『体に違和感があるのならきちんと言うのよぉ?』
「ああ、分かっている。大丈夫だ」
昨日話し決めた通り、今日は再び魔晶石の空間に行くことになっていた。俺が目覚める前に、精霊王とヴァルードが魔素濃度の確認に行ったようだが、異常な魔素濃度にはなっていなかったようだ。
管理者の仕事は結界を張ることなので、ただここの聖域を見てみたいという感情で付いて行っていた俺は、本来行かなくてもいい存在だ。なので俺がいなくてもその仕事は出来るはずだが、あの魔素濃度の原因究明のために俺も同行し確かめることになった。やはり、俺が何かしら関わっていることは間違いない。
干し肉と乾パン、簡易的なスープを作り朝食にする。疲れていたはずだが、昼まで寝ることが無かったのは、ズィーリオスに起こされたからに他ならない。
食べ物を胃に詰め込んで、出発の準備をする。準備と言っても、荷物はマジックバッグに詰めるだけだし、その荷物はほとんど持っていないが。
昨日同様に、ズィーリオスに各種魔法を掛けてもらい、地底湖に飛び込む。勿論、俺はヴァルードに掴まれた状態で。
潜り始めて3分も経たないうちに、頭上に光が見えてくる。
水からヴァルードに掴まれたままだが出ると、魔晶石の空間が広がっていた。その、目を奪う美しい幻想的な光景は変わらないが、昨日とは違い明らかに魔素濃度が下がっていた。外に比べればまだ濃い分類だが、昨日の濃さに比べれば薄く感じる。
『着いたな。ふむ。魔素濃度に異変はなし、じゃな』
『そうねぇ』
着いて早々、魔素濃度の確認を始める精霊王とヴァルードを尻目に、じっと俺を見つめるズィーリオスに顔を向ける。
『リュゼ。なんか違和感は感じるか?』
違和感?魔素濃度による体調不良についてだろうか?特に問題はないな。未だに焦燥感は感じるが、それはここに来る前から感じるものだし。
「いや、何もない」
『・・・そうか』
いつまでも水から顔を出した状態というわけにはいかないので、早速、聖域と思わしき壁穴の通路が見える陸地に向かう。この壁の通路は鍾乳洞の通路とは違い、陸地と高さが変わらないので普通に歩いて入れそうだ。
『わしらは聖域に入れぬゆえ、ここで待っているとしようかのぉ』
『そうねぇ。中に入ってみたいのだけれどぉ、流石の私でも入れないものぉ。何か異変があったら聖獣を通して連絡するわぁ』
『逆もまた然りじゃな』
ヴァルードは大きさの問題から入れないとは分かっていたが、精霊王も入れないとは予想外で愕然とする。それを精霊王は微笑を浮かべながら、「だからこそ聖域の管理者の結界は特殊なのよぉ」とひらひらと手を振っていた。
精霊王でさえ入れない結界に、どうして俺が入れたのか益々疑問が積もる。でも、もしかしたらあの聖域だけが他の聖域とは違った役割だったため、特殊だっただけかもしれない。ここの聖域は入れない可能性もある。それならば俺も大人しく、精霊王たちと待っていよう。
『リュゼ。行こうか。ついて来て』
「おう」
ズィーリオスの声に答え、精霊王たちに背を向ける。聖域の通路は幻覚で見えなくなっていることもなく、普通に俺の目にも見えている。だが、ちゃんと幻覚魔法は張られているらしい。
ドキドキと煩い心臓の鼓動は、結界を通れるか不安になっているからか、それとも少しばかり強くなった焦燥感が原因か。ゆっくりと踏み出した足は、何かにぶつかることも遮られることもなく、俺を通路の中へと移動させる。僅かに感じた何かをすり抜けたという感覚が、結界内に入ったことを知らせる。
その瞬間、俺は堪らず駆け出した。
横をすり抜けたられたズィーリオスが、後ろから念話で呼びかけながら追って来るが、そこに意識を向けることが出来なかった。
行かなければならない。俺を待っている。会わなければ。会いたがっている。懐かしい。
ただそんな思考で頭がいっぱいで、他のことに気を向けることが出来なかった。ひたすら真っ直ぐな通路は長くもなく、唐突に終わりを告げる。
飛び込んだそこにあった中央の台座に目を奪われる。いや、正確にいえば台座の上に乗っているモノに、だ。
台座は1メートルぐらいの高さで、決していい高さとは言えないが、手が届かなくもない。手を伸ばせば触れられる位置にある。
ああ。焦燥感の正体はこれだったのか。ずっと感じていた焦燥感が、台座の上のモノを目にした途端にスッと溶けるように消えていった。
そして本能が理解する。コレは俺のモノで、俺はコレを手に入れなければならない、と。
手を伸ばすと、台座を覆う様に掛けられていた結界が、薄いガラスを割るような甲高い音を立てて砕け散る。そして遮るものが無くなった俺の手は、台座の上のモノに触れる。
その瞬間、ソレから強烈な光が放たれた。反射的に伸ばしていた手を引き、両目を覆い、顔を背ける。
無音の中、僅かに後方でジャリという音が聞こえた気がした。しかし、そちらに目をやる暇もなく、光が収まり、パラパラパラッと紙が捲られる音が響き渡った。
振り向いたそこには、空中に浮かんだ”本”があった。その”本”が高速で勝手に捲られていく。その音だった。
かなり分厚いその本は、パタンと音を立てて閉じる。そしてスーッと俺の眼前まで移動して、空中でピタッと停止した。まるで、早く手に取れと言われているかのようだ。
躊躇うことなく両手を伸ばす。だって、躊躇う必要などないのだから。
伸ばした両手はしっかりと本を掴んだ、と同時に右手が光り手の甲に熱を持つ。光が収まる頃には熱もなくなっていた。手の甲を見ると、金色で六芒星が描かれ、その中央部にまるで宇宙を覗き込んでいると錯覚してしまいそうな、細かな紋様が描かれていた。
恐怖など一切なかった。ただ、あるべきものがあるべき場所へと戻った、そう感じるだけだった。本をそっと抱きかかえる。そして、左手で紋様を撫でるように触れる。
紋様が刻まれたあの僅かな時間に、この本に関しての全てを理解した。新たな知識を無理やり詰め込まれたのではなく、忘れていたことを思い出したかのように、まるで昔から知っていたのに今の今まで忘れてしまっていたかの様な、そんな感覚だった。
紋様は、本の持ち主を表す印だ。絶対に消えることのない証であった。命尽きる、その時まで。
『ごめんね?』
この声、聴いたことがあるような?
『ついはしゃぎすぎちゃった。』
いつだっけ?
『今度は大丈夫だから。』
一体どこで・・・?
『おいで?』
どこに?
『うーん?やっぱり、少し離れているから?』
何が離れているんだ?
『終わりが見えるのであれば、待つのも苦じゃないね』
何を待つんだ?
『まあ、すぐ来てくれそうだけど!ハハっ!』
だから何が来るんだ?そもそもお前は誰だよ。
『それは・・・会ってのお楽しみ!』
え?今、返事、した?
直後、意識が切り放される様に何かが途切れる。そのまま気付けば意識が覚醒し、手に触れる感触がもふもふのズィーリオスの毛だと認識していた。その毛並みの気持ちよさに、再び微睡の中に身を委ねた。
夢の中でまた誰かに声を掛けられた気がしたが、目が覚めると、昨日意識を取り戻した時と同じように、何も覚えていなかった。
だが、昨日とは違う点があった。それは何か焦燥感が胸の内に有ったことだ。何にそう感じているのかは自分でも分からず、首を傾げる。
『リュゼ、どうかしたか?』
「いや、何でもない」
『体に違和感があるのならきちんと言うのよぉ?』
「ああ、分かっている。大丈夫だ」
昨日話し決めた通り、今日は再び魔晶石の空間に行くことになっていた。俺が目覚める前に、精霊王とヴァルードが魔素濃度の確認に行ったようだが、異常な魔素濃度にはなっていなかったようだ。
管理者の仕事は結界を張ることなので、ただここの聖域を見てみたいという感情で付いて行っていた俺は、本来行かなくてもいい存在だ。なので俺がいなくてもその仕事は出来るはずだが、あの魔素濃度の原因究明のために俺も同行し確かめることになった。やはり、俺が何かしら関わっていることは間違いない。
干し肉と乾パン、簡易的なスープを作り朝食にする。疲れていたはずだが、昼まで寝ることが無かったのは、ズィーリオスに起こされたからに他ならない。
食べ物を胃に詰め込んで、出発の準備をする。準備と言っても、荷物はマジックバッグに詰めるだけだし、その荷物はほとんど持っていないが。
昨日同様に、ズィーリオスに各種魔法を掛けてもらい、地底湖に飛び込む。勿論、俺はヴァルードに掴まれた状態で。
潜り始めて3分も経たないうちに、頭上に光が見えてくる。
水からヴァルードに掴まれたままだが出ると、魔晶石の空間が広がっていた。その、目を奪う美しい幻想的な光景は変わらないが、昨日とは違い明らかに魔素濃度が下がっていた。外に比べればまだ濃い分類だが、昨日の濃さに比べれば薄く感じる。
『着いたな。ふむ。魔素濃度に異変はなし、じゃな』
『そうねぇ』
着いて早々、魔素濃度の確認を始める精霊王とヴァルードを尻目に、じっと俺を見つめるズィーリオスに顔を向ける。
『リュゼ。なんか違和感は感じるか?』
違和感?魔素濃度による体調不良についてだろうか?特に問題はないな。未だに焦燥感は感じるが、それはここに来る前から感じるものだし。
「いや、何もない」
『・・・そうか』
いつまでも水から顔を出した状態というわけにはいかないので、早速、聖域と思わしき壁穴の通路が見える陸地に向かう。この壁の通路は鍾乳洞の通路とは違い、陸地と高さが変わらないので普通に歩いて入れそうだ。
『わしらは聖域に入れぬゆえ、ここで待っているとしようかのぉ』
『そうねぇ。中に入ってみたいのだけれどぉ、流石の私でも入れないものぉ。何か異変があったら聖獣を通して連絡するわぁ』
『逆もまた然りじゃな』
ヴァルードは大きさの問題から入れないとは分かっていたが、精霊王も入れないとは予想外で愕然とする。それを精霊王は微笑を浮かべながら、「だからこそ聖域の管理者の結界は特殊なのよぉ」とひらひらと手を振っていた。
精霊王でさえ入れない結界に、どうして俺が入れたのか益々疑問が積もる。でも、もしかしたらあの聖域だけが他の聖域とは違った役割だったため、特殊だっただけかもしれない。ここの聖域は入れない可能性もある。それならば俺も大人しく、精霊王たちと待っていよう。
『リュゼ。行こうか。ついて来て』
「おう」
ズィーリオスの声に答え、精霊王たちに背を向ける。聖域の通路は幻覚で見えなくなっていることもなく、普通に俺の目にも見えている。だが、ちゃんと幻覚魔法は張られているらしい。
ドキドキと煩い心臓の鼓動は、結界を通れるか不安になっているからか、それとも少しばかり強くなった焦燥感が原因か。ゆっくりと踏み出した足は、何かにぶつかることも遮られることもなく、俺を通路の中へと移動させる。僅かに感じた何かをすり抜けたという感覚が、結界内に入ったことを知らせる。
その瞬間、俺は堪らず駆け出した。
横をすり抜けたられたズィーリオスが、後ろから念話で呼びかけながら追って来るが、そこに意識を向けることが出来なかった。
行かなければならない。俺を待っている。会わなければ。会いたがっている。懐かしい。
ただそんな思考で頭がいっぱいで、他のことに気を向けることが出来なかった。ひたすら真っ直ぐな通路は長くもなく、唐突に終わりを告げる。
飛び込んだそこにあった中央の台座に目を奪われる。いや、正確にいえば台座の上に乗っているモノに、だ。
台座は1メートルぐらいの高さで、決していい高さとは言えないが、手が届かなくもない。手を伸ばせば触れられる位置にある。
ああ。焦燥感の正体はこれだったのか。ずっと感じていた焦燥感が、台座の上のモノを目にした途端にスッと溶けるように消えていった。
そして本能が理解する。コレは俺のモノで、俺はコレを手に入れなければならない、と。
手を伸ばすと、台座を覆う様に掛けられていた結界が、薄いガラスを割るような甲高い音を立てて砕け散る。そして遮るものが無くなった俺の手は、台座の上のモノに触れる。
その瞬間、ソレから強烈な光が放たれた。反射的に伸ばしていた手を引き、両目を覆い、顔を背ける。
無音の中、僅かに後方でジャリという音が聞こえた気がした。しかし、そちらに目をやる暇もなく、光が収まり、パラパラパラッと紙が捲られる音が響き渡った。
振り向いたそこには、空中に浮かんだ”本”があった。その”本”が高速で勝手に捲られていく。その音だった。
かなり分厚いその本は、パタンと音を立てて閉じる。そしてスーッと俺の眼前まで移動して、空中でピタッと停止した。まるで、早く手に取れと言われているかのようだ。
躊躇うことなく両手を伸ばす。だって、躊躇う必要などないのだから。
伸ばした両手はしっかりと本を掴んだ、と同時に右手が光り手の甲に熱を持つ。光が収まる頃には熱もなくなっていた。手の甲を見ると、金色で六芒星が描かれ、その中央部にまるで宇宙を覗き込んでいると錯覚してしまいそうな、細かな紋様が描かれていた。
恐怖など一切なかった。ただ、あるべきものがあるべき場所へと戻った、そう感じるだけだった。本をそっと抱きかかえる。そして、左手で紋様を撫でるように触れる。
紋様が刻まれたあの僅かな時間に、この本に関しての全てを理解した。新たな知識を無理やり詰め込まれたのではなく、忘れていたことを思い出したかのように、まるで昔から知っていたのに今の今まで忘れてしまっていたかの様な、そんな感覚だった。
紋様は、本の持ち主を表す印だ。絶対に消えることのない証であった。命尽きる、その時まで。
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