76 / 340
浮き島
しおりを挟む
『だめ。だめだよ』
声が聞こえる。
『行かないで』
男のような、女のような。
『折角、近づいたのに』
若いような、老いているような。
『ずっと、待ってたんだ』
懐かしいような、初めましてのような。
『長い間、ずっと』
温かいような、冷たいような。
『やっと、見つけた』
響くような、掻き消えそうな。
『ここで待ってるよ。ずっと』
透き通っているような。淀んでいるような。
『だって君は『リュゼ!!』から』
誰かが俺の名を叫んでいる。
『リュゼ!!』
だから!叫ばなくてもさっきから聞こえているってば。うるさい。
『目を開けろ!開けてくれ!』
『まだ契約は済んでないないのよぉ!』
『魔力の扱い方を教えると約束したじゃろー!』
あー!もう!頭に響くんだって!グワングワンする。それにしても、誰かに何か言われた気がする。何だったっけ?
『この状況で契約だなんだとよく言えるな!』
『この状況だからこそよぉ!』
『お主ら!喧嘩しとる場合ではなかろう!』
『『うるさい!』』
『うっ!?』
またズィーリオスと精霊王は喧嘩しているのか。念話で叫ぶのは止めるように言わないと。
「うるっさい。念話で叫ぶな。頭イテェ。」
右手で頭を押さえながら呟く。
『『リュゼ!?』』
『良かった!人の子よ、目を覚ましたか!』
ゆっくりと目を開けると、ズィーリオスと精霊王が覗き込んでいた。どうやら寝かされている様だ。
『良かったーー。どこか体におかしなところはない?』
『気分はどぉ?』
上半身を起こして全身を確認してみるも、特におかしなところはない。だが、若干頭痛がする。こいつ等が念話で叫ぶせいだろう。
「頭痛がするぐらいで大したことはない。お前ら、念話で叫ばないでくれ。頭痛くなる」
『ごめん』
『ごめんなさぁい』
『すまなかったのぉ』
頭痛がする場所の付近を、親指で押して揉み解す。これは、頭痛が起きた時の前世からの癖だ。痛みの中心地に届かないと分かっていても、どうしてもしてしまう。けれど、これでいつも痛みがマシになるのだ。だからこそ、この癖を治そうとすら思わないのだろうけど。
暫くマッサージをしていると、頭痛が引いてきた。マッサージの効果か、念話で叫ばれないからか。はたまたそのどちらもか。分からないが、今はそんなことはどうでもいい。
「ここは?」
俺が寝かされていたのは、鍾乳洞の空間でも魔晶石の空間でもない、浮島のように周りを水で囲まれた空間だった。相変わらずヒカリゴケが壁一面を覆っているので、周りに広がる水が地底湖の水であることは分かる。
浮島の様なこの陸地は、ズィーリオスと俺がギリギリ寝そべることが出来る程度の大きさしかなく、ヴァルードは地底湖に浸かった状態でこちらを眺めていた。
『ここは、あの魔晶石の部屋からさらに進んだ先にある部屋だな』
『陸地が小さいが、ここが一番あの空間から近い場所だったんじゃよ』
なるほど。また別の空間に移動したのか。空間自体は天井も鍾乳洞の場所よりは低く、水面から10メートルぐらいしかない。だが広さはかなりのもので、鍾乳洞の空間よりも広大だ。それが余計にこの浮島の小ささを助長させる。
『リュゼ、何があったか覚えているか?』
唐突に話しかけられ、意識をズィーリオスに向けて切り替える。その声は真剣そのもので、何かしら重要な話なのだろう。だからこそ、今言われた内容を思い出す。確か何があったか覚えているかって聞いたんだよな。何があったかって、俺の意識が切れた時のことだよな。
魔晶石だらけの空間にいたのは覚えてる。今までで一番幻想的な光景だったな。って聞いてるのはそのことではないよな。えーっと、確か気分が悪くなる前に、何かがおかしいって思ったような?何だっけ?
「あ!魔素!そうそう!魔素濃度が異常なほど高かったよな。あの空間」
思い出せたことにスッキリとして、思わずパンッと手を合わせる。その音がかなり反響して聞こえ、自分で出した音にも関わらず、大げさに反応してしまう。
そんな俺の様子が余程滑稽にでも映ったのか、ズィーリオスが肩を小刻みに震わし、ヴァルードは頑張って声を押し殺しているが、僅かに漏れている。水が細波となって広がって行っていることで隠し通せていない。もういっそのこと、思いっきり笑えばいい。というかもう笑えよ。
諦めて溜息を吐きながら、精霊王はどう反応しているんだと思い首を回すと、空中に浮かびながらニコニコと微笑みを浮かべて俺を見ていた。まるで慈愛に満ちた聖母の様である。
うっ。なんか今、目に見えないダメージを受けた気がする。
その後、ズィーリオスもヴァルードも落ち着いてきたようで、何とか会話の内容に戻れそうになった。俺がダメージを受けることになったが、先ほどまでの張り詰めたような空気はなくなっており、随分と居心地の良い空気になっていた。
『どうやらちゃんと、リュゼも覚えていたみたいだな』
数分前まで笑っていたのが嘘のように、穏やかだが真剣な声色である。その言葉を肯定するように頷き、その先を促す。
『実はのぉ、前回あの空間に立ち寄った際は、あれ程の魔素濃度ではなかったのじゃ。それに今まであのような状態になったことがないのじゃよ』
『私もあれ程の魔素濃度は聞いたことがないわぁ。前代未聞のことよぉ』
『わしでさえ気分が悪くなるほどの魔素濃度じゃ。それも闇のもな』
「精霊王もなのか?」
『そうよぉ』
「ズィーリオスは?」
『俺は不快には感じたが、気分が悪くなるほどではなかったな』
どうやら、ズィーリオスだけが割と平気なようである。流石聖域の管理者と言うべきか。
『そこでだ。今度は俺だけであそこへ行こうと思うんだ。何が原因か調べる必要があるからな。もしもまずい異変が起きていたら、すぐに対処しなければならない。だから、ここで待っていてくれるか?』
全員に問いかけているというよりも、俺に問いかけている様だ。この中で一番魔素に弱いのが俺なのだから、さらに足を引っ張るわけにはいかない。
「もちろんだ。俺は役に立たないようだしな。大人しくここで精霊王とヴァルードと共に待っている」
『ありがとう』
ズィーリオスの翼が俺を抱き締めるように覆い、もふもふの毛との間に挟み込まれる。なるほど、今のうちにもふもふを堪能しておけってことだな。よし。
『え?ちょっ!?急に何!?』
わしゃわしゃと全身を撫で繰り回す。ふー、満足!ん?あれ?ズィーリオス、疲れた顔してどうした?あーやっぱり、手よりもブラシを使った方が良いのかな?ハーデル王国の王都には、大型魔獣用のブラシなんて売ってなかったからな。特注すべきか。
ズィーリオスがどれぐらい調査に時間が掛かるか分からないが、その間に早速ヴァルードから魔力の扱い方について指導してもらうか。
『じゃあ、行って来る』
「疲れているなら休んでからがいいんじゃないか?」
『いや、大丈夫だ。一刻の猶予もない状態かもしれないからな』
「そうか。なら気を付けてな」
『ああ』
水の中に飛び込み、直ぐに白い存在は見えなくなる。全く。疲れているのなら休んで行けばいいのに。ズィーリオスは真面目だなー。いくら役目と言っても、無理してまでは働かなくていいのに。まあ、危機的状況になっているのであれば、急ぐに越したことはないけど。
「ヴァルード。早速だが、暇だから魔力の扱い方についての指導を頼みたい」
『今からか?別にわしは構わないが、先ほどまで気分が優れずにおったのじゃぞ?無理する必要はないぞ?』
「無理はしてないから大丈夫だ」
『そうか。なら始めるかのぉ。だが、もし具合が再び悪くなったら必ず言うのじゃぞ?』
「わかった。よろしく頼む」
ヴァルードが俺の正面に移動し対峙する。精霊王は興味深げに身を乗り出し、俺の隣に移動してくる。だが、座ることはせず浮いたままだ。
ヴァルードが説明を始めようと声を発しかけた瞬間、水の飛び散る音でその声が止まる。音のする方へ視線を向けると、今はいるはずのない存在がいた。
「え?ズィー?」
声が聞こえる。
『行かないで』
男のような、女のような。
『折角、近づいたのに』
若いような、老いているような。
『ずっと、待ってたんだ』
懐かしいような、初めましてのような。
『長い間、ずっと』
温かいような、冷たいような。
『やっと、見つけた』
響くような、掻き消えそうな。
『ここで待ってるよ。ずっと』
透き通っているような。淀んでいるような。
『だって君は『リュゼ!!』から』
誰かが俺の名を叫んでいる。
『リュゼ!!』
だから!叫ばなくてもさっきから聞こえているってば。うるさい。
『目を開けろ!開けてくれ!』
『まだ契約は済んでないないのよぉ!』
『魔力の扱い方を教えると約束したじゃろー!』
あー!もう!頭に響くんだって!グワングワンする。それにしても、誰かに何か言われた気がする。何だったっけ?
『この状況で契約だなんだとよく言えるな!』
『この状況だからこそよぉ!』
『お主ら!喧嘩しとる場合ではなかろう!』
『『うるさい!』』
『うっ!?』
またズィーリオスと精霊王は喧嘩しているのか。念話で叫ぶのは止めるように言わないと。
「うるっさい。念話で叫ぶな。頭イテェ。」
右手で頭を押さえながら呟く。
『『リュゼ!?』』
『良かった!人の子よ、目を覚ましたか!』
ゆっくりと目を開けると、ズィーリオスと精霊王が覗き込んでいた。どうやら寝かされている様だ。
『良かったーー。どこか体におかしなところはない?』
『気分はどぉ?』
上半身を起こして全身を確認してみるも、特におかしなところはない。だが、若干頭痛がする。こいつ等が念話で叫ぶせいだろう。
「頭痛がするぐらいで大したことはない。お前ら、念話で叫ばないでくれ。頭痛くなる」
『ごめん』
『ごめんなさぁい』
『すまなかったのぉ』
頭痛がする場所の付近を、親指で押して揉み解す。これは、頭痛が起きた時の前世からの癖だ。痛みの中心地に届かないと分かっていても、どうしてもしてしまう。けれど、これでいつも痛みがマシになるのだ。だからこそ、この癖を治そうとすら思わないのだろうけど。
暫くマッサージをしていると、頭痛が引いてきた。マッサージの効果か、念話で叫ばれないからか。はたまたそのどちらもか。分からないが、今はそんなことはどうでもいい。
「ここは?」
俺が寝かされていたのは、鍾乳洞の空間でも魔晶石の空間でもない、浮島のように周りを水で囲まれた空間だった。相変わらずヒカリゴケが壁一面を覆っているので、周りに広がる水が地底湖の水であることは分かる。
浮島の様なこの陸地は、ズィーリオスと俺がギリギリ寝そべることが出来る程度の大きさしかなく、ヴァルードは地底湖に浸かった状態でこちらを眺めていた。
『ここは、あの魔晶石の部屋からさらに進んだ先にある部屋だな』
『陸地が小さいが、ここが一番あの空間から近い場所だったんじゃよ』
なるほど。また別の空間に移動したのか。空間自体は天井も鍾乳洞の場所よりは低く、水面から10メートルぐらいしかない。だが広さはかなりのもので、鍾乳洞の空間よりも広大だ。それが余計にこの浮島の小ささを助長させる。
『リュゼ、何があったか覚えているか?』
唐突に話しかけられ、意識をズィーリオスに向けて切り替える。その声は真剣そのもので、何かしら重要な話なのだろう。だからこそ、今言われた内容を思い出す。確か何があったか覚えているかって聞いたんだよな。何があったかって、俺の意識が切れた時のことだよな。
魔晶石だらけの空間にいたのは覚えてる。今までで一番幻想的な光景だったな。って聞いてるのはそのことではないよな。えーっと、確か気分が悪くなる前に、何かがおかしいって思ったような?何だっけ?
「あ!魔素!そうそう!魔素濃度が異常なほど高かったよな。あの空間」
思い出せたことにスッキリとして、思わずパンッと手を合わせる。その音がかなり反響して聞こえ、自分で出した音にも関わらず、大げさに反応してしまう。
そんな俺の様子が余程滑稽にでも映ったのか、ズィーリオスが肩を小刻みに震わし、ヴァルードは頑張って声を押し殺しているが、僅かに漏れている。水が細波となって広がって行っていることで隠し通せていない。もういっそのこと、思いっきり笑えばいい。というかもう笑えよ。
諦めて溜息を吐きながら、精霊王はどう反応しているんだと思い首を回すと、空中に浮かびながらニコニコと微笑みを浮かべて俺を見ていた。まるで慈愛に満ちた聖母の様である。
うっ。なんか今、目に見えないダメージを受けた気がする。
その後、ズィーリオスもヴァルードも落ち着いてきたようで、何とか会話の内容に戻れそうになった。俺がダメージを受けることになったが、先ほどまでの張り詰めたような空気はなくなっており、随分と居心地の良い空気になっていた。
『どうやらちゃんと、リュゼも覚えていたみたいだな』
数分前まで笑っていたのが嘘のように、穏やかだが真剣な声色である。その言葉を肯定するように頷き、その先を促す。
『実はのぉ、前回あの空間に立ち寄った際は、あれ程の魔素濃度ではなかったのじゃ。それに今まであのような状態になったことがないのじゃよ』
『私もあれ程の魔素濃度は聞いたことがないわぁ。前代未聞のことよぉ』
『わしでさえ気分が悪くなるほどの魔素濃度じゃ。それも闇のもな』
「精霊王もなのか?」
『そうよぉ』
「ズィーリオスは?」
『俺は不快には感じたが、気分が悪くなるほどではなかったな』
どうやら、ズィーリオスだけが割と平気なようである。流石聖域の管理者と言うべきか。
『そこでだ。今度は俺だけであそこへ行こうと思うんだ。何が原因か調べる必要があるからな。もしもまずい異変が起きていたら、すぐに対処しなければならない。だから、ここで待っていてくれるか?』
全員に問いかけているというよりも、俺に問いかけている様だ。この中で一番魔素に弱いのが俺なのだから、さらに足を引っ張るわけにはいかない。
「もちろんだ。俺は役に立たないようだしな。大人しくここで精霊王とヴァルードと共に待っている」
『ありがとう』
ズィーリオスの翼が俺を抱き締めるように覆い、もふもふの毛との間に挟み込まれる。なるほど、今のうちにもふもふを堪能しておけってことだな。よし。
『え?ちょっ!?急に何!?』
わしゃわしゃと全身を撫で繰り回す。ふー、満足!ん?あれ?ズィーリオス、疲れた顔してどうした?あーやっぱり、手よりもブラシを使った方が良いのかな?ハーデル王国の王都には、大型魔獣用のブラシなんて売ってなかったからな。特注すべきか。
ズィーリオスがどれぐらい調査に時間が掛かるか分からないが、その間に早速ヴァルードから魔力の扱い方について指導してもらうか。
『じゃあ、行って来る』
「疲れているなら休んでからがいいんじゃないか?」
『いや、大丈夫だ。一刻の猶予もない状態かもしれないからな』
「そうか。なら気を付けてな」
『ああ』
水の中に飛び込み、直ぐに白い存在は見えなくなる。全く。疲れているのなら休んで行けばいいのに。ズィーリオスは真面目だなー。いくら役目と言っても、無理してまでは働かなくていいのに。まあ、危機的状況になっているのであれば、急ぐに越したことはないけど。
「ヴァルード。早速だが、暇だから魔力の扱い方についての指導を頼みたい」
『今からか?別にわしは構わないが、先ほどまで気分が優れずにおったのじゃぞ?無理する必要はないぞ?』
「無理はしてないから大丈夫だ」
『そうか。なら始めるかのぉ。だが、もし具合が再び悪くなったら必ず言うのじゃぞ?』
「わかった。よろしく頼む」
ヴァルードが俺の正面に移動し対峙する。精霊王は興味深げに身を乗り出し、俺の隣に移動してくる。だが、座ることはせず浮いたままだ。
ヴァルードが説明を始めようと声を発しかけた瞬間、水の飛び散る音でその声が止まる。音のする方へ視線を向けると、今はいるはずのない存在がいた。
「え?ズィー?」
22
お気に入りに追加
1,778
あなたにおすすめの小説
幼女と執事が異世界で
天界
ファンタジー
宝くじを握り締めオレは死んだ。
当選金額は約3億。だがオレが死んだのは神の過失だった!
謝罪と称して3億分の贈り物を貰って転生したら異世界!?
おまけで貰った執事と共に異世界を満喫することを決めるオレ。
オレの人生はまだ始まったばかりだ!
ナイナイづくしで始まった、傷物令嬢の異世界生活
天三津空らげ
ファンタジー
日本の田舎で平凡な会社員だった松田理奈は、不慮の事故で亡くなり10歳のマグダリーナに異世界転生した。転生先の子爵家は、どん底の貧乏。父は転生前の自分と同じ歳なのに仕事しない。二十五歳の青年におまるのお世話をされる最悪の日々。転生チートもないマグダリーナが、美しい魔法使いの少女に出会った時、失われた女神と幻の種族にふりまわされつつQOLが爆上がりすることになる――
転生先ではゆっくりと生きたい
ひつじ
ファンタジー
勉強を頑張っても、仕事を頑張っても誰からも愛されなかったし必要とされなかった藤田明彦。
事故で死んだ明彦が出会ったのは……
転生先では愛されたいし必要とされたい。明彦改めソラはこの広い空を見ながらゆっくりと生きることを決めた
小説家になろうでも連載中です。
なろうの方が話数が多いです。
https://ncode.syosetu.com/n8964gh/
まさか転生?
花菱
ファンタジー
気付いたら異世界? しかも身体が?
一体どうなってるの…
あれ?でも……
滑舌かなり悪く、ご都合主義のお話。
初めてなので作者にも今後どうなっていくのか分からない……
クラス転移から逃げ出したイジメられっ子、女神に頼まれ渋々異世界転移するが職業[逃亡者]が無能だと処刑される
こたろう文庫
ファンタジー
日頃からいじめにあっていた影宮 灰人は授業中に突如現れた転移陣によってクラスごと転移されそうになるが、咄嗟の機転により転移を一人だけ回避することに成功する。しかし女神の説得?により結局異世界転移するが、転移先の国王から職業[逃亡者]が無能という理由にて処刑されることになる
初執筆作品になりますので日本語などおかしい部分があるかと思いますが、温かい目で読んで頂き、少しでも面白いと思って頂ければ幸いです。
なろう・カクヨム・アルファポリスにて公開しています
こちらの作品も宜しければお願いします
[イラついた俺は強奪スキルで神からスキルを奪うことにしました。神の力で学園最強に・・・]
悪役令息に転生したけど、静かな老後を送りたい!
えながゆうき
ファンタジー
妹がやっていた乙女ゲームの世界に転生し、自分がゲームの中の悪役令息であり、魔王フラグ持ちであることに気がついたシリウス。しかし、乙女ゲームに興味がなかった事が仇となり、断片的にしかゲームの内容が分からない!わずかな記憶を頼りに魔王フラグをへし折って、静かな老後を送りたい!
剣と魔法のファンタジー世界で、精一杯、悪足搔きさせていただきます!
転生貴族のスローライフ
マツユキ
ファンタジー
現代の日本で、病気により若くして死んでしまった主人公。気づいたら異世界で貴族の三男として転生していた
しかし、生まれた家は力主義を掲げる辺境伯家。自分の力を上手く使えない主人公は、追放されてしまう事に。しかも、追放先は誰も足を踏み入れようとはしない場所だった
これは、転生者である主人公が最凶の地で、国よりも最強の街を起こす物語である
*基本は1日空けて更新したいと思っています。連日更新をする場合もありますので、よろしくお願いします
お前じゃないと、追い出されたが最強に成りました。ざまぁ~見ろ(笑)
いくみ
ファンタジー
お前じゃないと、追い出されたので楽しく復讐させて貰いますね。実は転生者で今世紀では貴族出身、前世の記憶が在る、今まで能力を隠して居たがもう我慢しなくて良いな、開き直った男が楽しくパーティーメンバーに復讐していく物語。
---------
掲載は不定期になります。
追記
「ざまぁ」までがかなり時間が掛かります。
お知らせ
カクヨム様でも掲載中です。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる