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ドラゴン
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『あのねぇ。普通自己紹介ってぇ、名前を言うものでしょうぉ。隠居の老龍なんて見れば分かるわよぉ』
『名乗るほどのものではないじゃろ?』
『あららぁ?もしかしてぇ、当時呼ばれていた名で呼ばれたくないとかぁ?そうなんでしょぉ!』
『今の人の子は知らなくてよいことじゃ!態々言う必要もなかろう!それにあれは若気の至りでな!』
『若気の至り、ねぇ?』
精霊王がドラゴンの目の高さまで浮かびながらその目を覗き込む。訝しむように覗き込んでいる横顔は、嗤笑しているようにも見える。精霊王に揶揄われた哀れな老龍はたじたじだ。
今の精霊王の姿や、普段のズィーリオスとの様子を見る限り、他人を揶揄うのが好きなのだろう。俺には親切にしてくれるが、契約を結ぶまでなのだろうか。少し不安だ。例え揶揄われてもズィーリオスに押し付けよう。そう、精霊王の相手はズィーリオスに任せるのだ。それが良い。うん。
『なんで頷いてるんだ?』
「何でもない。気にするな」
『??』
危ない。無意識に体が反応してしまっていたようだ。
『リュゼぇ~!この老龍はねぇ~?』
『ぬわーーーっ!止めるのじゃ!』
老龍とは言っているがかなり元気だ。でも、なんだかお疲れだ。いや、理由は分かっているのだけれども。
精霊王が俺の背後に周り、頭を抱き締める。実体が無いので、その豊満なお胸の感触は一切ないが。ふわりと魔力に包まれた感覚がする。
『この老龍はねぇ、かつて消滅の邪龍ヴァルードってぇー呼ばれていたのよぉ』
『うわああーーー!』
念話で話している為、多少の距離は関係ないにも関わらず、精霊王は耳元で囁くように告げる。しかし結局念話である為、囁きにはならず老龍こと消滅の邪龍ヴァルードに聞こえたようだ。
滝のように流れる涙が水面を叩き、地底湖に波紋を広げる。今回は溢れて来ることはないようだ。
「消滅の邪龍ヴァルード。聞いたことがある。実在したのか・・・。それも、本物」
呆然とその体躯を見上げる。大昔に世界を恐怖に陥れたというその存在を。
消滅の邪龍ヴァルード。
今から4000年以上前、世界中で暴れまくり災害指定されたドラゴン。ドラゴンの中でも最上位の実力を有し、ありとあらゆる魔法を無効化。純度100%のミスリル武器でさえ傷が付かないと言われる鱗を持つ。傷を付けることが出来たのは、同格のドラゴンに、王位精霊のみ。
ラドニア神が生み出した魔法を無効化することから、神に仇なす者として邪龍と認定された。
しかしある時急にその姿が消え、世界に平穏が訪れる。曰く、同格のドラゴンが総出で滅ぼしたとか、全ての王位精霊が怒りで消し去ったとか色々な逸話がある。
これらが歴史書に載ってはいたが、今ではほとんど伝説上のおとぎ話として伝わっている。庶民の間では、悪い子には消滅の邪龍が攫いに来ると言われているらしい。
つまり、死んだものと思われている存在なのだ。そんな伝説上の存在が何故このような所にいるのか。
『・・・・・。闇の。お主のせいでバレてしまったではないか!数百年ぶりの客人と楽しい時間が過ごせると思っとったのに。ううっ』
相変わらず泣いているドラゴンを見る。恐れられた消滅の邪龍には全く見えない。人違い、じゃなかった、ドラゴン違いだろう。
「なあー、ズィー。これどうすりゃいいんだ?というか、本当にあの消滅の邪龍ヴァルードなのか?全くそのようには見えないんだが」
『本物だぞ。あれでも一応』
「えっ?知ってるのか!?」
『ああ。先代に、聖域の1つにドラゴンが途中でいる所があるって聞いてた。確かに昔、そんな感じで呼ばれていた時代があった奴らしいぞ』
「そうなのか」
本当に本物なのか。そういえば先ほど若気の至りって言ってたな。だからそう見えないのかもしれない。
『人の子よ。わしが怖くはないのか?』
ずいっと近づいて来たヴァルードの顔が、涙目で訊ねてくる。やっぱり怖くはないな。
「いや、全然。あの消滅の邪龍ヴァルードっていうのは驚いたけど、怖さは感じないぞ?」
むしろ真ん丸お目目が、ウルウルとしているのは可愛く見えるというのは黙っておこう。初めはかっこよく見えたが、精霊王に弄られて今はかっこよく見えないということも。
『本当か!人の子よ!?』
「ちょっ!止めっ!?んん!?」
ベロンッ。
開放されて全身を見下ろすと、ベットーっと唾液塗れになっていた。広げた両腕からは唾液が滴り落ちている。うわー、最悪だ。ベトベトする。凄い臭い。鼻がやられそう。男の、それも爺さんの涎塗れになるとかダレトクだよ。それに精霊王はいつの間にか側にいないし。逃げようとしたら間に合わなかったし。
今すぐに、ズィーリオスにクリーンをしてもらわなければ。振り返ってズィーリオスを見ると、何故か離れた所にいる。俺がズィーリオスに一歩踏み出すと、ズィーリオスが後方に一歩下がる。俺が二歩近づくと、二歩下がる。
「ズィー!クリーンを掛けてくれ!!」
『頼む!臭い!近づくなーー!?』
走ってズィーリオスを追いかけるが、空中へと逃げようとしたので飛び掛かる。
が、すんでの所で届かず俺の伸ばした手は空を切り、重力に従って落ちていく。
「あっ」
ドボーーーン!
飛んだ先に地面はなく。地底湖へとダイブした。
「ハクシュンッ!ああー。寒っ!」
豪快に地底湖へダイブした俺は、自力で岸まで泳ぎ、陸に上陸した。水温は思っていたよりも冷たく、寒中水泳をしているかのようで、入った瞬間心臓が止まったかと思った。が、身体強化を掛けると筋肉が活性化したからか、多少寒さがマシになったので自力での上陸が可能だった。
ああ、ヴァルード?役に立たなかったぞ。慌てふためいて波を起こして、俺を岸にたどり着かせなくしやがった奴だ。何度陸地付近から離されたことか。
ズィーリオスが水魔法で陸地までの流れを作ってくれなかったら、もっと時間がかかっただろう。あれ?自力ではないのか?まあいい。気にしない。
地底湖のおかげで誰かさんの涎は落ちたが、精神的な汚れがあるので、ズィーリオスにクリーンをしてもらい新しい服に着替えた。濡れた服もクリーンをして、風魔法と火魔法の2属性でもって乾かしてもらい、マジックバッグに片付けた。因みにマジックバックは、外側だけ濡れていたが中身には影響はなかった。勿論こちらもクリーンと乾燥をしてもらった。
そして現在、ズィーリオスに温めてもらいながら精神を回復中である。もふもふは、いついかなる時でも癒しとなる。素晴らしい。
『人の子よ。すまなかったのぉ』
「今度からは舐めないでもらいたい」
『あい、わかった』
お座りをして項垂れたヴァルード。地底湖から上がり、陸地にてその巨体を晒していた。高さは首を伸ばすと、20メートルぐらいになるだろう大きさだ。老龍とは言っているが、身体つきはしっかりしているように見える。他を知らないので比較対象はないが。
『数百年前に先代の聖域の管理者が来て以来、誰もここに来たことはなくてのぉ。それも人の子までおるではないか。年甲斐もなくはしゃいでいたようじゃ。もう嫌いになってしまったかのぉ』
ずっと1人でここにいたのか。だったらあれだけはしゃぐのは仕方ないのかもしれない。周りに人がいても、自身と関わりがないと孤独を感じるんだ。誰もいないとなれば余計に寂しいだろう。
「ずっと1人だったんだな。すまない。そりゃあ辛かったよな。これぐらいで嫌うことはない」
『!?本当か!』
「ああ。勿論だ」
『ありがたい!』
嫌われて俺たちがいなくなると思っていたのだろう。嫌わないと言うたったそれだけの発言に、嬉しそうに目を輝かせ、尻尾を振る。ヴァルードの後方では砂煙の竜巻が発生していたが、こちらに来ない限り問題ないだろう。見なかったことにしよう。
『名乗るほどのものではないじゃろ?』
『あららぁ?もしかしてぇ、当時呼ばれていた名で呼ばれたくないとかぁ?そうなんでしょぉ!』
『今の人の子は知らなくてよいことじゃ!態々言う必要もなかろう!それにあれは若気の至りでな!』
『若気の至り、ねぇ?』
精霊王がドラゴンの目の高さまで浮かびながらその目を覗き込む。訝しむように覗き込んでいる横顔は、嗤笑しているようにも見える。精霊王に揶揄われた哀れな老龍はたじたじだ。
今の精霊王の姿や、普段のズィーリオスとの様子を見る限り、他人を揶揄うのが好きなのだろう。俺には親切にしてくれるが、契約を結ぶまでなのだろうか。少し不安だ。例え揶揄われてもズィーリオスに押し付けよう。そう、精霊王の相手はズィーリオスに任せるのだ。それが良い。うん。
『なんで頷いてるんだ?』
「何でもない。気にするな」
『??』
危ない。無意識に体が反応してしまっていたようだ。
『リュゼぇ~!この老龍はねぇ~?』
『ぬわーーーっ!止めるのじゃ!』
老龍とは言っているがかなり元気だ。でも、なんだかお疲れだ。いや、理由は分かっているのだけれども。
精霊王が俺の背後に周り、頭を抱き締める。実体が無いので、その豊満なお胸の感触は一切ないが。ふわりと魔力に包まれた感覚がする。
『この老龍はねぇ、かつて消滅の邪龍ヴァルードってぇー呼ばれていたのよぉ』
『うわああーーー!』
念話で話している為、多少の距離は関係ないにも関わらず、精霊王は耳元で囁くように告げる。しかし結局念話である為、囁きにはならず老龍こと消滅の邪龍ヴァルードに聞こえたようだ。
滝のように流れる涙が水面を叩き、地底湖に波紋を広げる。今回は溢れて来ることはないようだ。
「消滅の邪龍ヴァルード。聞いたことがある。実在したのか・・・。それも、本物」
呆然とその体躯を見上げる。大昔に世界を恐怖に陥れたというその存在を。
消滅の邪龍ヴァルード。
今から4000年以上前、世界中で暴れまくり災害指定されたドラゴン。ドラゴンの中でも最上位の実力を有し、ありとあらゆる魔法を無効化。純度100%のミスリル武器でさえ傷が付かないと言われる鱗を持つ。傷を付けることが出来たのは、同格のドラゴンに、王位精霊のみ。
ラドニア神が生み出した魔法を無効化することから、神に仇なす者として邪龍と認定された。
しかしある時急にその姿が消え、世界に平穏が訪れる。曰く、同格のドラゴンが総出で滅ぼしたとか、全ての王位精霊が怒りで消し去ったとか色々な逸話がある。
これらが歴史書に載ってはいたが、今ではほとんど伝説上のおとぎ話として伝わっている。庶民の間では、悪い子には消滅の邪龍が攫いに来ると言われているらしい。
つまり、死んだものと思われている存在なのだ。そんな伝説上の存在が何故このような所にいるのか。
『・・・・・。闇の。お主のせいでバレてしまったではないか!数百年ぶりの客人と楽しい時間が過ごせると思っとったのに。ううっ』
相変わらず泣いているドラゴンを見る。恐れられた消滅の邪龍には全く見えない。人違い、じゃなかった、ドラゴン違いだろう。
「なあー、ズィー。これどうすりゃいいんだ?というか、本当にあの消滅の邪龍ヴァルードなのか?全くそのようには見えないんだが」
『本物だぞ。あれでも一応』
「えっ?知ってるのか!?」
『ああ。先代に、聖域の1つにドラゴンが途中でいる所があるって聞いてた。確かに昔、そんな感じで呼ばれていた時代があった奴らしいぞ』
「そうなのか」
本当に本物なのか。そういえば先ほど若気の至りって言ってたな。だからそう見えないのかもしれない。
『人の子よ。わしが怖くはないのか?』
ずいっと近づいて来たヴァルードの顔が、涙目で訊ねてくる。やっぱり怖くはないな。
「いや、全然。あの消滅の邪龍ヴァルードっていうのは驚いたけど、怖さは感じないぞ?」
むしろ真ん丸お目目が、ウルウルとしているのは可愛く見えるというのは黙っておこう。初めはかっこよく見えたが、精霊王に弄られて今はかっこよく見えないということも。
『本当か!人の子よ!?』
「ちょっ!止めっ!?んん!?」
ベロンッ。
開放されて全身を見下ろすと、ベットーっと唾液塗れになっていた。広げた両腕からは唾液が滴り落ちている。うわー、最悪だ。ベトベトする。凄い臭い。鼻がやられそう。男の、それも爺さんの涎塗れになるとかダレトクだよ。それに精霊王はいつの間にか側にいないし。逃げようとしたら間に合わなかったし。
今すぐに、ズィーリオスにクリーンをしてもらわなければ。振り返ってズィーリオスを見ると、何故か離れた所にいる。俺がズィーリオスに一歩踏み出すと、ズィーリオスが後方に一歩下がる。俺が二歩近づくと、二歩下がる。
「ズィー!クリーンを掛けてくれ!!」
『頼む!臭い!近づくなーー!?』
走ってズィーリオスを追いかけるが、空中へと逃げようとしたので飛び掛かる。
が、すんでの所で届かず俺の伸ばした手は空を切り、重力に従って落ちていく。
「あっ」
ドボーーーン!
飛んだ先に地面はなく。地底湖へとダイブした。
「ハクシュンッ!ああー。寒っ!」
豪快に地底湖へダイブした俺は、自力で岸まで泳ぎ、陸に上陸した。水温は思っていたよりも冷たく、寒中水泳をしているかのようで、入った瞬間心臓が止まったかと思った。が、身体強化を掛けると筋肉が活性化したからか、多少寒さがマシになったので自力での上陸が可能だった。
ああ、ヴァルード?役に立たなかったぞ。慌てふためいて波を起こして、俺を岸にたどり着かせなくしやがった奴だ。何度陸地付近から離されたことか。
ズィーリオスが水魔法で陸地までの流れを作ってくれなかったら、もっと時間がかかっただろう。あれ?自力ではないのか?まあいい。気にしない。
地底湖のおかげで誰かさんの涎は落ちたが、精神的な汚れがあるので、ズィーリオスにクリーンをしてもらい新しい服に着替えた。濡れた服もクリーンをして、風魔法と火魔法の2属性でもって乾かしてもらい、マジックバッグに片付けた。因みにマジックバックは、外側だけ濡れていたが中身には影響はなかった。勿論こちらもクリーンと乾燥をしてもらった。
そして現在、ズィーリオスに温めてもらいながら精神を回復中である。もふもふは、いついかなる時でも癒しとなる。素晴らしい。
『人の子よ。すまなかったのぉ』
「今度からは舐めないでもらいたい」
『あい、わかった』
お座りをして項垂れたヴァルード。地底湖から上がり、陸地にてその巨体を晒していた。高さは首を伸ばすと、20メートルぐらいになるだろう大きさだ。老龍とは言っているが、身体つきはしっかりしているように見える。他を知らないので比較対象はないが。
『数百年前に先代の聖域の管理者が来て以来、誰もここに来たことはなくてのぉ。それも人の子までおるではないか。年甲斐もなくはしゃいでいたようじゃ。もう嫌いになってしまったかのぉ』
ずっと1人でここにいたのか。だったらあれだけはしゃぐのは仕方ないのかもしれない。周りに人がいても、自身と関わりがないと孤独を感じるんだ。誰もいないとなれば余計に寂しいだろう。
「ずっと1人だったんだな。すまない。そりゃあ辛かったよな。これぐらいで嫌うことはない」
『!?本当か!』
「ああ。勿論だ」
『ありがたい!』
嫌われて俺たちがいなくなると思っていたのだろう。嫌わないと言うたったそれだけの発言に、嬉しそうに目を輝かせ、尻尾を振る。ヴァルードの後方では砂煙の竜巻が発生していたが、こちらに来ない限り問題ないだろう。見なかったことにしよう。
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