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精霊
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「名前を付ければ契約は完了だな。そうだなー、何がいいか」
ズィーリオスの時は偶々だったが、名前が契約のカギとなることは理解している。折角、契約を結ぶのだから良い名前を付けてやりたい。
『そのことなんだけどぉ、やっぱりちょーっと待ってくれないかしらぁ?』
契約したいと言っていた本人から、まさかの提案が出される。
『貴方と契約を結びたくないってわけじゃぁないのよぉ?契約方法を変えたいのよぉ』
「契約方法を変える?名を付ける以外に方法があるのか?」
『ええ。あるわよぉ。知らなかったぁ?まぁそれも無理はないわねぇ。あまり一般的な方法ではないものぉ』
契約方法を変えるとは。元々契約方法に関してはあまり知らなかったのだから、他にもあったのかもしれない。だが、一般的ではない契約方法とはどういうものなのだろう。
「それはどういう契約方法なんだ?」
『そこにいる聖獣と行った一般的な契約方法とは違ってぇ、この方法はぁ、精霊との契約でしか使えない方法なのぉ。だけど精霊も皆がこの契約方法を使うというわけではないからぁ、あまり知られていないのよぉ』
「そうなのか。契約方法を変えたら何か変わるということだよな?何が変わるんだ?」
態々契約方法について変更をしたいと言っているのだ。何か違いがあるから言っているのだろう。
『貴方の魔力が思っていたよりも多くてぇ、質も良くてぇ、今後も成長して増えると考えたらぁ、普通の契約では面白くないなぁって思ったのよぉ。そしたら特殊な、今はあまり使われていないけどぉ、もう1つの契約の方が良いなぁって思ってねぇ?これに変えた方がぁ、契約者間の繋がりが強固なものになってぇ、もっと色々なことが出来るようになるのぉ。そこの聖獣とさっき繋がりが強化されたでしょうぉ?』
確かに魔力が開放された後、ズィーリオスとの繋がりが強くなったと感じる。だが他に何か変わったとは感じない。
『何が変わったか分かってない顔ねぇ。本来あるべき契約の形がぁ、魔封じにより制限されていたのよぉ。だから今は魔力の繋がりが出来たことでぇ、貴方がその聖獣に魔力供給をすることが出来るようになったのよぉ。今までは出来なかったことだけれどねぇ。聖獣や精霊にとって魔力はぁ、生命の源であって生きるエネルギーなのよぉ。特に精霊にとっては肉体がない魔力体だからぁ、魔力を供給してくれる契約者はぁ、大事なパートナーとなるのよぉ。そして魔法を放つ場合にぃ、普通なら体の消滅が起きないように抑える威力を気にすることなく放てるのよぉ。契約者から魔力を供給してもらえばいいだけだからねぇ。』
ここで一度口を閉じ、溜息を吐きながら髪を後ろへ払う。動作の1つ1つが無駄にエロい。精神年齢は実年齢より高く、元女だった俺ならいいが、まだ子供のレオとシゼに見せることは出来ないな。彼らがこの様子を見ることが出来なくて良かった。完全に目に毒だ。
『しかしこの供給はぁ、一般的な契約では出来ないのよねぇ。一般的な契約はぁ、契約者から受け取った分の魔力を利用して魔法を行使するのぉ。エルフの精霊魔法はぁ、魔力を渡されて指示されたように精霊が魔法を行使しているだけなのよぉ?そんなものつまらないじゃなぁい。だから契約をするなら最も良い条件で契約を結びたいなぁってだけよぉ?』
つまり、俺の魔力を糧として自由に動けるから、一般的な方法ではなくさらに強い繋がりとなる契約方法で契約したいということか。制限されるのは俺も好きではない。気持ちは良くわかる。俺としても属性魔法が使えず、無駄に多い魔力を持て余すぐらいなら彼女に魔力を渡すのは、どちらにとってもメリットとなるだろう。成長期の魔力は使えば使うほど増えるので、特に何かに使う予定もないが増えるのならば増やしておきたい。
「そういうことなら別に構わないぞ。だがこの前、あんたはズィーリオスとじゃれていた時に魔法を使っていなかったか?契約者がいないのに魔力は大丈夫だったのか?」
『あらぁ。心配してくれるのぉ?ありがとうねぇ。あれぐらいなら大丈夫よぉ。私ぃ、魔力量は精霊の中でも多い方だしぃ。そして訂正するならぁ、あれはそこの聖獣が悪いのよぉ?貴方に私の言葉が伝えられないから何も言えなかったけれどぉ。私に虫って言うのよぉ?酷くなぁい?だからお仕置きをしていたのだけれどぉ、途中からお互い少し本気になってしまってねぇ。本当に悪かったわぁ』
魔力は大丈夫なようだが、あの時のことを気にしていたようだ。怒った顔が困った顔になり俺に謝るのを見て、きちんと反省していることがわかった。
そもそも、元の発端がズィーリオスの発言なようだ。確かにこれほどの美人に対して虫はない。聖獣だから人の顔の造形には興味がないのかもしれないが、だとしても元女として彼女に味方してしまうのは仕方ないことだ。
ズィーリオスをジトっと見つめると、慌てて近くに寄って来て、上目遣いで俺を見つめる。くっ!あざと可愛い!
『待ってリュゼ!だってこいつ、ずっと俺の周りを飛びながら、「リュゼと契約したい。」「橋渡しをして欲しい」ってしつこかったんだよ。俺は嫌だって何度も断ったのに。リュゼの周りを飛び回る悪い虫から守るのは俺の役目だもの!』
謝るどころか何故か開き直っている。精神はまだ子供なのか。そりゃそうか。寿命が約1000年の聖獣にとって、3歳はまだまだ子供だ。契約という確固たる繋がりを持つ相手が増えると、俺を取られると思ってしまったのかもしれない。そんなことは絶対にないのに。
両手でズィーリオスの顔を挟み込み、ズィーリオスの目を俺の目と合わせる。
「あのなズィーリオス。俺が他の誰かと契約しても、俺がお前の契約者でずっと大切な相棒であることには変わらない。俺はお前にたくさん支えられているんだから、お前がいないと生きてけない。俺はお前の虜だからな」
挟んでいる顔をくしゃくしゃに揉み、額と額を合わせ微笑む。そして思いっきり抱き着く。俺はこのもふもふとした存在がいないと安眠出来ないんだ。俺がズィーリオスから離れることはあり得ない。その想いを込めてわしゃわしゃしていると、心の整理が出来たようで納得したようだ。
『ごめんね、リュゼ』
「謝るのは俺じゃないだろ?」
『酷いこと言ってごめんなさい』
『いいえぇ。私も何日もしつこかったわぁ。ごめんなさいねぇ』
俺はズィーリオスを放し、ズィーリオスは精霊に向かって謝り、精霊もお互いに謝り合う。
だが精霊さん?何日も付きまとっていたらそりゃ、嫌がられるだろ。ズィーリオスはよく我慢していたもんだ。お互いに自分の悪い所を認めて謝り、許し合えたのだからもう大丈夫だろう。これから仲間になるんだ。仲良くしてくれる方が良い。蟠りはさっさと解消するのが一番だ。
これですっきりと契約を結べるな。精霊に向かって姿勢を戻す。
「これで心置きなく契約を結べるが、どのようにすればいいんだ?」
『この契約には媒体となるものが必要なのぉ。貴方が日常的に使っているものが一番いいわねぇ。大事にしているものとかが良いかしらぁ。使えなくなることはないから安心してねぇ』
俺の持ち物を思い浮かべながら考える。1番は剣か?商売道具で俺の命綱でもあるから、手入れもしっかりして大事にしているしな。
腰の剣を軽く叩きながら確認する。
「これならどうだ?大事にしているぞ。」
『うーんそうねぇ。他にはないかしらぁ』
これではダメなのか?他には思いつかない。正直に伝えると、哀感を帯びた目で見つめられる。
『出来ればもっと質が良い物が良いのぉ。実はねぇ、私の精霊としての格が高くてぇ、その低純度のミスリル合金の剣では剣が耐え切れないのよぉ。残念だけれどぉ、今はまだお預けねぇ。私との契約に耐えうる質の物が手に入ったらぁ、契約することにしましょうかぁ。だから当分の間はお友達ってぇことにするわねぇ?』
そう少し切なげに告げられた。
ズィーリオスの時は偶々だったが、名前が契約のカギとなることは理解している。折角、契約を結ぶのだから良い名前を付けてやりたい。
『そのことなんだけどぉ、やっぱりちょーっと待ってくれないかしらぁ?』
契約したいと言っていた本人から、まさかの提案が出される。
『貴方と契約を結びたくないってわけじゃぁないのよぉ?契約方法を変えたいのよぉ』
「契約方法を変える?名を付ける以外に方法があるのか?」
『ええ。あるわよぉ。知らなかったぁ?まぁそれも無理はないわねぇ。あまり一般的な方法ではないものぉ』
契約方法を変えるとは。元々契約方法に関してはあまり知らなかったのだから、他にもあったのかもしれない。だが、一般的ではない契約方法とはどういうものなのだろう。
「それはどういう契約方法なんだ?」
『そこにいる聖獣と行った一般的な契約方法とは違ってぇ、この方法はぁ、精霊との契約でしか使えない方法なのぉ。だけど精霊も皆がこの契約方法を使うというわけではないからぁ、あまり知られていないのよぉ』
「そうなのか。契約方法を変えたら何か変わるということだよな?何が変わるんだ?」
態々契約方法について変更をしたいと言っているのだ。何か違いがあるから言っているのだろう。
『貴方の魔力が思っていたよりも多くてぇ、質も良くてぇ、今後も成長して増えると考えたらぁ、普通の契約では面白くないなぁって思ったのよぉ。そしたら特殊な、今はあまり使われていないけどぉ、もう1つの契約の方が良いなぁって思ってねぇ?これに変えた方がぁ、契約者間の繋がりが強固なものになってぇ、もっと色々なことが出来るようになるのぉ。そこの聖獣とさっき繋がりが強化されたでしょうぉ?』
確かに魔力が開放された後、ズィーリオスとの繋がりが強くなったと感じる。だが他に何か変わったとは感じない。
『何が変わったか分かってない顔ねぇ。本来あるべき契約の形がぁ、魔封じにより制限されていたのよぉ。だから今は魔力の繋がりが出来たことでぇ、貴方がその聖獣に魔力供給をすることが出来るようになったのよぉ。今までは出来なかったことだけれどねぇ。聖獣や精霊にとって魔力はぁ、生命の源であって生きるエネルギーなのよぉ。特に精霊にとっては肉体がない魔力体だからぁ、魔力を供給してくれる契約者はぁ、大事なパートナーとなるのよぉ。そして魔法を放つ場合にぃ、普通なら体の消滅が起きないように抑える威力を気にすることなく放てるのよぉ。契約者から魔力を供給してもらえばいいだけだからねぇ。』
ここで一度口を閉じ、溜息を吐きながら髪を後ろへ払う。動作の1つ1つが無駄にエロい。精神年齢は実年齢より高く、元女だった俺ならいいが、まだ子供のレオとシゼに見せることは出来ないな。彼らがこの様子を見ることが出来なくて良かった。完全に目に毒だ。
『しかしこの供給はぁ、一般的な契約では出来ないのよねぇ。一般的な契約はぁ、契約者から受け取った分の魔力を利用して魔法を行使するのぉ。エルフの精霊魔法はぁ、魔力を渡されて指示されたように精霊が魔法を行使しているだけなのよぉ?そんなものつまらないじゃなぁい。だから契約をするなら最も良い条件で契約を結びたいなぁってだけよぉ?』
つまり、俺の魔力を糧として自由に動けるから、一般的な方法ではなくさらに強い繋がりとなる契約方法で契約したいということか。制限されるのは俺も好きではない。気持ちは良くわかる。俺としても属性魔法が使えず、無駄に多い魔力を持て余すぐらいなら彼女に魔力を渡すのは、どちらにとってもメリットとなるだろう。成長期の魔力は使えば使うほど増えるので、特に何かに使う予定もないが増えるのならば増やしておきたい。
「そういうことなら別に構わないぞ。だがこの前、あんたはズィーリオスとじゃれていた時に魔法を使っていなかったか?契約者がいないのに魔力は大丈夫だったのか?」
『あらぁ。心配してくれるのぉ?ありがとうねぇ。あれぐらいなら大丈夫よぉ。私ぃ、魔力量は精霊の中でも多い方だしぃ。そして訂正するならぁ、あれはそこの聖獣が悪いのよぉ?貴方に私の言葉が伝えられないから何も言えなかったけれどぉ。私に虫って言うのよぉ?酷くなぁい?だからお仕置きをしていたのだけれどぉ、途中からお互い少し本気になってしまってねぇ。本当に悪かったわぁ』
魔力は大丈夫なようだが、あの時のことを気にしていたようだ。怒った顔が困った顔になり俺に謝るのを見て、きちんと反省していることがわかった。
そもそも、元の発端がズィーリオスの発言なようだ。確かにこれほどの美人に対して虫はない。聖獣だから人の顔の造形には興味がないのかもしれないが、だとしても元女として彼女に味方してしまうのは仕方ないことだ。
ズィーリオスをジトっと見つめると、慌てて近くに寄って来て、上目遣いで俺を見つめる。くっ!あざと可愛い!
『待ってリュゼ!だってこいつ、ずっと俺の周りを飛びながら、「リュゼと契約したい。」「橋渡しをして欲しい」ってしつこかったんだよ。俺は嫌だって何度も断ったのに。リュゼの周りを飛び回る悪い虫から守るのは俺の役目だもの!』
謝るどころか何故か開き直っている。精神はまだ子供なのか。そりゃそうか。寿命が約1000年の聖獣にとって、3歳はまだまだ子供だ。契約という確固たる繋がりを持つ相手が増えると、俺を取られると思ってしまったのかもしれない。そんなことは絶対にないのに。
両手でズィーリオスの顔を挟み込み、ズィーリオスの目を俺の目と合わせる。
「あのなズィーリオス。俺が他の誰かと契約しても、俺がお前の契約者でずっと大切な相棒であることには変わらない。俺はお前にたくさん支えられているんだから、お前がいないと生きてけない。俺はお前の虜だからな」
挟んでいる顔をくしゃくしゃに揉み、額と額を合わせ微笑む。そして思いっきり抱き着く。俺はこのもふもふとした存在がいないと安眠出来ないんだ。俺がズィーリオスから離れることはあり得ない。その想いを込めてわしゃわしゃしていると、心の整理が出来たようで納得したようだ。
『ごめんね、リュゼ』
「謝るのは俺じゃないだろ?」
『酷いこと言ってごめんなさい』
『いいえぇ。私も何日もしつこかったわぁ。ごめんなさいねぇ』
俺はズィーリオスを放し、ズィーリオスは精霊に向かって謝り、精霊もお互いに謝り合う。
だが精霊さん?何日も付きまとっていたらそりゃ、嫌がられるだろ。ズィーリオスはよく我慢していたもんだ。お互いに自分の悪い所を認めて謝り、許し合えたのだからもう大丈夫だろう。これから仲間になるんだ。仲良くしてくれる方が良い。蟠りはさっさと解消するのが一番だ。
これですっきりと契約を結べるな。精霊に向かって姿勢を戻す。
「これで心置きなく契約を結べるが、どのようにすればいいんだ?」
『この契約には媒体となるものが必要なのぉ。貴方が日常的に使っているものが一番いいわねぇ。大事にしているものとかが良いかしらぁ。使えなくなることはないから安心してねぇ』
俺の持ち物を思い浮かべながら考える。1番は剣か?商売道具で俺の命綱でもあるから、手入れもしっかりして大事にしているしな。
腰の剣を軽く叩きながら確認する。
「これならどうだ?大事にしているぞ。」
『うーんそうねぇ。他にはないかしらぁ』
これではダメなのか?他には思いつかない。正直に伝えると、哀感を帯びた目で見つめられる。
『出来ればもっと質が良い物が良いのぉ。実はねぇ、私の精霊としての格が高くてぇ、その低純度のミスリル合金の剣では剣が耐え切れないのよぉ。残念だけれどぉ、今はまだお預けねぇ。私との契約に耐えうる質の物が手に入ったらぁ、契約することにしましょうかぁ。だから当分の間はお友達ってぇことにするわねぇ?』
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