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王都到着
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「嫌だね。俺はさっさとダンジョンに行きたい。王都近郊だから安全なんだろう?だったら、俺でなくてもいいはずだ」
学生が戦えるレベルでの魔物しか出ないイベントだ。冒険者を配置するのも念のためであるのだし、生徒たちの精神的安定が主な目的だろう。もしそうだとしたら、余計に俺は参加しない方がいい。同い年、又は年下に護衛されるのは嫌だろうからな。がっしりとした体形をした、強面の冒険者を護衛にする方がいい。
「一緒に行ってくれませんの?」
「ああ、俺である必要性を感じない。替わりはいくらでもいるだろ」
哀感を帯びた声でアンナが問いかけるが、俺の心は揺れず不愛想に返す。俺の中での優先順位はダンジョンの方が上だった。
「・・・無理強いはいけませんものね。わかりましたわ・・・」
「俺が行ったら護衛に見えないだろう?そういうのは見た目が大事だ。例え本質がズレていてもな。人は最初外面でしか判断しない。内面で判断するのはそれなりに仲良くなったり、長いこと接することが出来てからだと思う。つまり外面でのチェックが突破してからだ。短期間という学生の合同訓練では、その時間が十分ではない。客観的に見ても俺の実力はそれなりにあるとは思うが、だからこそ、その依頼は俺には不適合な仕事なんだよ」
なんだかあまりにも憂愁していたので、一考し考えを説明する。アンナは得心がいったのか、気が晴れたようだ。
「確かにその考えは一理あるな。まあ、それでも合同訓練までは時間があるから、もし行きたくなったらいつでも言いに来てくれ。俺が王都に滞在している間は、王都のカストレア邸にいる。しばらくは王都にいるから、何かあったら俺のところに来るといい」
俺とアンナの会話を聞いていたアイゼンが首肯する。2人とも、護衛依頼延長の拒否を承諾してくれたようだ。角が立たずに済んでよかった。
その後会話を切り上げ出発して、夕方前には王都にほど近い街に到着した。その街で最後の一泊を取り、翌昼。道中で昼食を取った後、予定通りといった具合に久しぶりの王都へ到着した。
久しぶりの王都は、昔と変わらず活気に溢れていた。今までの街の外壁とは、比べ物にならない程の巨大な壁は圧迫感を感じたが、一度中へ入るとその人の多さに圧倒され、気にならなくなる。
ズィーリオスに乗った俺は、今まで寄った街で向けられた以上の視線を浴びまくっていた。しかし、幸運にも昼食後の眠気で船を漕いでいた俺は、これらの普段は不快感を感じる視線も気にせずにいられた。
貴族街と呼ばれる、王城の周囲を取り囲む貴族たちの住宅地の、出入りを管理する門の前で馬車は止まる。
カルイドが扉を開けているのを確認し、地面に降り立ち、体を伸ばして眠気を払う。
「ここまで世話になったな」
「ありがとうございました、リュゼ、ズィーリオスちゃん。お別れは寂しいけれど、やることがありますものね。短い間でしたが楽しかったですわ。ダンジョン攻略頑張って下さいね。またいつかお会いしましょう」
馬車から降りて来たアイゼンとアンナはそれぞれ手を差し出す。その差し出された手を交互に取り握手を交わす。
「じゃあな。何かあったらいつでも訪ねて来い。あ、そうだった。忘れてた。危ない危ない」
アイゼンが懐に手を入れ、何かを取り出す。手紙だ。
「アランから渡すように頼まれていたものだ。遅くなった。毎晩、明日の朝に渡そうと考えていたのだが忘れてしまっていた。すまない、もう年なものでな。なんでも、王都の冒険者ギルドのギルドマスターに渡してほしいと言ってたぞ。後、依頼の達成証明書だな。俺のサインが入っているから、ギルドに見せれば完了だ」
アイゼンから手紙と証明書を受け取り、かばんの中へしまう。あとは分かれて、ギルドに依頼達成の報告に行くだけだが、1つだけ聞いておかないといけないことがあった。
「アランって誰だ?」
「・・・ネーデの冒険者ギルドのギルドマスターに決まっているだろ。知らないってことはないよな」
ああ、ギルマスのことか。名前そんなんだったな。完全に忘れてた。
締まりのない最後に、アイゼンは呆れた表情を浮かべ、アンナはクスクスと笑っていた。
そしてアイゼンが最後の言葉を紡ぐ。
「では元気でな」
「ああ、2人も元気でな」
お互いに軽く言葉を交わし、互いに背を向ける。アイゼン達は貴族街へ、俺は来る途中で見つけた冒険者ギルドへと向かった。
王都の冒険者ギルドは、他の街のギルドと大きさも内装も変わりはなかった。どこに行けばいいか分かりやすい為ありがたいことだ。
あちらこちらから向けられる視線と、もはや慣れてしまった内容のコソコソとした話し声は、完全無視でカウンターへ行く。
昼間はどこも空いているものなのか、王都のギルドであってもこの時間帯に並んでいる冒険者はいない。入口から一番近い受付へ向かう。ピコピコと動く耳が可愛らしい、犬獣人の女性の職員だ。
「はじめまして。見ない顔ですね。何かご依頼ですか?」
「いや、依頼達成の報告に来た」
「すみません!冒険者でしたか。では、ギルドカードと証明品の提出をお願いします」
冒険者だと思われていなかったようだがまあいい。ギルドカードと、アイゼンから渡された依頼達成証明書を手渡す。内容に目を通した受付嬢が目を見開くが、目を閉じて深呼吸をして、依頼達成の処理作業を行う。
流石王都のギルド職員だな。声をあげることもなく、仕事をこなしていく。暫く待っていると声をかけられる。
「あの、リュゼさん。お話ししたいことがあるのですが、ここでは出来ませんので、別室へ移動していただきたいのですがよろしいでしょうか」
「ああ、わかった」
「ありがとうございます」
「あ、別件だが今ギルマスはいるか?」
「ギルマスですか?居りますが仕事中ですよ」
「実はネーデのギルマスから、ここのギルマス宛てに手紙を預かっているんだ」
「わかりました。確認してきますね」
貴族関連だからか、別室での対応に変わるようだ。そして話しかけられたついでに、先ほどのアランの手紙の件を伝えると、受付嬢はどこかに行ってしまう。多分ギルマスの下だろう。
ズィーリオスに抱き着き、もふもふを堪能していると先ほどの受付嬢が戻って来る。
「リュゼさん、ギルマスがお会いになるそうです。ついて来ていただけますか?」
「わかった」
どうやらギルマスとの直接対面になるようだ。ネーデの時とは違い、自分の足で向かう。連行する人はいない。治安が良いな。
階段を上りギルマスの部屋へ入ると、中には線の細い綺麗なエルフの女性と、目の下に隈を作っている中肉中背の人間の男性がいた。
「初めまして。私は王都の冒険者ギルドのマスターをしている、シェルザライド・ル・クルーレよ。シェルと呼んでちょうだい。そしてこっちは、サブマスターのロンよ。」
「サブマスターを、している、ロン、です。よろしく、お願いします」
ソファに腰を下ろしたギルマスことシェルと、その側で立っているサブマスターことロンが自己紹介をする。
「リュゼだ。今日、依頼で王都に来て、その依頼の達成報告と、シェル宛てに手紙を預かっているからそれを届けに来た」
ギルマスと言えば、カンガルー獣人のおっさんのことだと脳内変換されてしまうので、他のギルマスは名前呼びにすることにした。綺麗なエルフのお姉さんを、おっさんと同じにしてはいけないからな!
「話は聞いてるわ。先ずは手紙を見せて頂戴」
手紙を手渡し、読んでいる間部屋の中を見渡す。シェルの後ろには執務机と思わしき机があるが、今にも崩れそうなほど大量の紙が積み上げられていた。よくそのバランスで耐えきれているなと感心するレベルである。必要なものをあの中から探すのは大変そうだ。ロンのあの隈も、この机の上の紙たちのせいだろう。ご愁傷様。心の中で手を合わせる。
すると読み終えたのか、シェルが顔を上げ、真っ直ぐにこちらを見据える。そしてロンに、こちらを見ながら手紙を渡し、言葉を紡ぐ。
「ありえないわ。男の子だなんて、嘘よ。ありえない」
それはこっちのセリフだ。ありえない。手紙を読み終えた第一声がそれだというのがありえない。
これは、半目になって見つめ返しても仕方ないよね?
学生が戦えるレベルでの魔物しか出ないイベントだ。冒険者を配置するのも念のためであるのだし、生徒たちの精神的安定が主な目的だろう。もしそうだとしたら、余計に俺は参加しない方がいい。同い年、又は年下に護衛されるのは嫌だろうからな。がっしりとした体形をした、強面の冒険者を護衛にする方がいい。
「一緒に行ってくれませんの?」
「ああ、俺である必要性を感じない。替わりはいくらでもいるだろ」
哀感を帯びた声でアンナが問いかけるが、俺の心は揺れず不愛想に返す。俺の中での優先順位はダンジョンの方が上だった。
「・・・無理強いはいけませんものね。わかりましたわ・・・」
「俺が行ったら護衛に見えないだろう?そういうのは見た目が大事だ。例え本質がズレていてもな。人は最初外面でしか判断しない。内面で判断するのはそれなりに仲良くなったり、長いこと接することが出来てからだと思う。つまり外面でのチェックが突破してからだ。短期間という学生の合同訓練では、その時間が十分ではない。客観的に見ても俺の実力はそれなりにあるとは思うが、だからこそ、その依頼は俺には不適合な仕事なんだよ」
なんだかあまりにも憂愁していたので、一考し考えを説明する。アンナは得心がいったのか、気が晴れたようだ。
「確かにその考えは一理あるな。まあ、それでも合同訓練までは時間があるから、もし行きたくなったらいつでも言いに来てくれ。俺が王都に滞在している間は、王都のカストレア邸にいる。しばらくは王都にいるから、何かあったら俺のところに来るといい」
俺とアンナの会話を聞いていたアイゼンが首肯する。2人とも、護衛依頼延長の拒否を承諾してくれたようだ。角が立たずに済んでよかった。
その後会話を切り上げ出発して、夕方前には王都にほど近い街に到着した。その街で最後の一泊を取り、翌昼。道中で昼食を取った後、予定通りといった具合に久しぶりの王都へ到着した。
久しぶりの王都は、昔と変わらず活気に溢れていた。今までの街の外壁とは、比べ物にならない程の巨大な壁は圧迫感を感じたが、一度中へ入るとその人の多さに圧倒され、気にならなくなる。
ズィーリオスに乗った俺は、今まで寄った街で向けられた以上の視線を浴びまくっていた。しかし、幸運にも昼食後の眠気で船を漕いでいた俺は、これらの普段は不快感を感じる視線も気にせずにいられた。
貴族街と呼ばれる、王城の周囲を取り囲む貴族たちの住宅地の、出入りを管理する門の前で馬車は止まる。
カルイドが扉を開けているのを確認し、地面に降り立ち、体を伸ばして眠気を払う。
「ここまで世話になったな」
「ありがとうございました、リュゼ、ズィーリオスちゃん。お別れは寂しいけれど、やることがありますものね。短い間でしたが楽しかったですわ。ダンジョン攻略頑張って下さいね。またいつかお会いしましょう」
馬車から降りて来たアイゼンとアンナはそれぞれ手を差し出す。その差し出された手を交互に取り握手を交わす。
「じゃあな。何かあったらいつでも訪ねて来い。あ、そうだった。忘れてた。危ない危ない」
アイゼンが懐に手を入れ、何かを取り出す。手紙だ。
「アランから渡すように頼まれていたものだ。遅くなった。毎晩、明日の朝に渡そうと考えていたのだが忘れてしまっていた。すまない、もう年なものでな。なんでも、王都の冒険者ギルドのギルドマスターに渡してほしいと言ってたぞ。後、依頼の達成証明書だな。俺のサインが入っているから、ギルドに見せれば完了だ」
アイゼンから手紙と証明書を受け取り、かばんの中へしまう。あとは分かれて、ギルドに依頼達成の報告に行くだけだが、1つだけ聞いておかないといけないことがあった。
「アランって誰だ?」
「・・・ネーデの冒険者ギルドのギルドマスターに決まっているだろ。知らないってことはないよな」
ああ、ギルマスのことか。名前そんなんだったな。完全に忘れてた。
締まりのない最後に、アイゼンは呆れた表情を浮かべ、アンナはクスクスと笑っていた。
そしてアイゼンが最後の言葉を紡ぐ。
「では元気でな」
「ああ、2人も元気でな」
お互いに軽く言葉を交わし、互いに背を向ける。アイゼン達は貴族街へ、俺は来る途中で見つけた冒険者ギルドへと向かった。
王都の冒険者ギルドは、他の街のギルドと大きさも内装も変わりはなかった。どこに行けばいいか分かりやすい為ありがたいことだ。
あちらこちらから向けられる視線と、もはや慣れてしまった内容のコソコソとした話し声は、完全無視でカウンターへ行く。
昼間はどこも空いているものなのか、王都のギルドであってもこの時間帯に並んでいる冒険者はいない。入口から一番近い受付へ向かう。ピコピコと動く耳が可愛らしい、犬獣人の女性の職員だ。
「はじめまして。見ない顔ですね。何かご依頼ですか?」
「いや、依頼達成の報告に来た」
「すみません!冒険者でしたか。では、ギルドカードと証明品の提出をお願いします」
冒険者だと思われていなかったようだがまあいい。ギルドカードと、アイゼンから渡された依頼達成証明書を手渡す。内容に目を通した受付嬢が目を見開くが、目を閉じて深呼吸をして、依頼達成の処理作業を行う。
流石王都のギルド職員だな。声をあげることもなく、仕事をこなしていく。暫く待っていると声をかけられる。
「あの、リュゼさん。お話ししたいことがあるのですが、ここでは出来ませんので、別室へ移動していただきたいのですがよろしいでしょうか」
「ああ、わかった」
「ありがとうございます」
「あ、別件だが今ギルマスはいるか?」
「ギルマスですか?居りますが仕事中ですよ」
「実はネーデのギルマスから、ここのギルマス宛てに手紙を預かっているんだ」
「わかりました。確認してきますね」
貴族関連だからか、別室での対応に変わるようだ。そして話しかけられたついでに、先ほどのアランの手紙の件を伝えると、受付嬢はどこかに行ってしまう。多分ギルマスの下だろう。
ズィーリオスに抱き着き、もふもふを堪能していると先ほどの受付嬢が戻って来る。
「リュゼさん、ギルマスがお会いになるそうです。ついて来ていただけますか?」
「わかった」
どうやらギルマスとの直接対面になるようだ。ネーデの時とは違い、自分の足で向かう。連行する人はいない。治安が良いな。
階段を上りギルマスの部屋へ入ると、中には線の細い綺麗なエルフの女性と、目の下に隈を作っている中肉中背の人間の男性がいた。
「初めまして。私は王都の冒険者ギルドのマスターをしている、シェルザライド・ル・クルーレよ。シェルと呼んでちょうだい。そしてこっちは、サブマスターのロンよ。」
「サブマスターを、している、ロン、です。よろしく、お願いします」
ソファに腰を下ろしたギルマスことシェルと、その側で立っているサブマスターことロンが自己紹介をする。
「リュゼだ。今日、依頼で王都に来て、その依頼の達成報告と、シェル宛てに手紙を預かっているからそれを届けに来た」
ギルマスと言えば、カンガルー獣人のおっさんのことだと脳内変換されてしまうので、他のギルマスは名前呼びにすることにした。綺麗なエルフのお姉さんを、おっさんと同じにしてはいけないからな!
「話は聞いてるわ。先ずは手紙を見せて頂戴」
手紙を手渡し、読んでいる間部屋の中を見渡す。シェルの後ろには執務机と思わしき机があるが、今にも崩れそうなほど大量の紙が積み上げられていた。よくそのバランスで耐えきれているなと感心するレベルである。必要なものをあの中から探すのは大変そうだ。ロンのあの隈も、この机の上の紙たちのせいだろう。ご愁傷様。心の中で手を合わせる。
すると読み終えたのか、シェルが顔を上げ、真っ直ぐにこちらを見据える。そしてロンに、こちらを見ながら手紙を渡し、言葉を紡ぐ。
「ありえないわ。男の子だなんて、嘘よ。ありえない」
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掲載は不定期になります。
追記
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