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異変〈ズィーリオス視点〉
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聞き慣れた一定のリズムの呼吸が聴こえる。どうやらリュゼは眠ってしまったようだ。ギルドマスターという立場の、アランという人に返事をすることすら出来なかったようだ。確かリュゼは、ギルマスと呼んでいたな。
俺の体はリュゼ曰く、"魅惑のもふもふ"らしい。大好きなリュゼがいつも抱き締めてくれるのは、めちゃくちゃ嬉しい。だから今日は、とっても頑張ったんだ。そしたらやっぱりリュゼは喜んでくれたんだよ!
俺が倒した今までで1番と感じた強敵は、Bランクの魔物だったらしい。だから強かったし、美味しかったんだね。牙に毒があるナーガという魔物だったんだけど、牙以外に毒はないから風魔法で切り刻むだけで簡単に倒せたけどね。ナーガは魔力が沢山あって美味しかった。だけど、やっぱりリュゼが料理してくれて、一緒に食べる食事が1番美味しいんだよね。あんまり作ってくれないけど。でも、どうしてもってお願いしたら作ってくれるんだ。
人は好きじゃないようだけど、仕方ないと思うんだ。俺が卵のときに、先代との会話が聞こえていたからね。そして先代にリュゼを人の世で暮らせるようにって、託されているし。人は人の世界で暮らすのが自然だって言ってたし、それがリュゼの為でもあるんだって。
だけどやっぱり、リュゼにとっての1番が俺だっていうのは毎日伝わってくるから幸せ。特に俺の役目の旅に、リュゼも一緒っていうのが最高だよね!ちょっと無理に引っ張り出したから、責任持ってリュゼを守るよ。もっともっと強くなる。俺だけはリュゼを裏切らないし、ずっと側にいる。例え世界中が敵にまわってもね。
だからね、アラン。君達がリュゼに、権力や武力で仇なすというのなら、俺は持てる力の全てで以て潰す。
それだけの想いを持っている俺に、君の質問程度ではリュゼの気は引けないんだよ。だから、何度も呼び掛けて、リュゼを起こそうとするのは止めてくれないかな?リュゼだって疲れてるんだよ。寝かせてあげてよ。
「グルゥゥゥーウ」
「うわっ。ごめんって。でも確認しなければいけないことなんだよ。お前だってリュゼが嫌がる展開にはなってほしくないだろ?」
その嫌がる展開が今なんだけど。睡眠妨害をされると機嫌が悪くなるんだよね。始めから起こされることが前提として分かっていたり、俺が起こせば多少不機嫌になる程度だけど、それ以外での起こし方だとかなり不機嫌になる。特に、騒がしい起こされ方だと確実に機嫌が悪くなってしまう。機嫌が悪いリュゼはめんどくさいんだよ。
「ゥウウゥゥーー」
「あー、もう分かったよ。俺たちの会話は理解してるんだろう?早めに行けよ」
「ねえ、エレメンタルウルフ。あなたは何の属性なの?」
今まで黙っていたエルフか。答えるわけないじゃん。リュゼから離れてまで、人型になって答える気はないよ。リュゼが冷えちゃう。
プイっと顔をそらし、意思を示す。伝わったようだ。
あ、足音が近づいて来る。出ていった人達が帰って来たみたいだね。あれ?1人増えてる。
扉が開き入って来たのは、先ほど出て行った3人とアネットという女だった。
「あら。リュゼ君の初以来達成と、Dランク昇級のお祝いをしようと思っていたのに寝ちゃったのね。明日にしましょう。にしてもやっぱり可愛いわねー。いいなー気持ちよさそう。私も一緒に寝たいな」
むっ!一緒に寝るのは俺だけの特権だ。渡さない!
リュゼを起こさないように身動ぎし、翼をさらに広げてリュゼを覆い隠し見えないようにする。これでリュゼの安眠は守られるだろう。ふふん。
「あーあ。隠されちゃった」
「おい、アネット。今はもっと重要なことがあるだろう。何のためにギルマスのところまで来たんだ」
「わかってるわよ。ギルマス、報告よ」
アネットの真面目な顔に、ギルマスの表情が引き締まり姿勢を正す。
「ネーデの森の魔物の量が、昨日に比べてさらに増えているわ。特に夕方辺りから、Cランクが急に増えたみたい。それにDランクだけでなく、Bランクも増えてるわ。あそこにいるはずのないミノタウロスの複数の目撃情報まであるの」
「なんだと!Bランクのミノタウロスだと!誰からの情報だ?」
「ジェロのパーティよ。森からの帰還途中でミノタウロスに遭遇したそうよ。それもだいぶ浅いところにいたらしいわ。交戦に発展したそうなんだけど、倒せそうな時に別のミノタウロスが現れて、続行不可能、危険と判断して逃げて来たらしいわ」
「あいつ等は無事なのか?」
「ええ。怪我はしているけれど、大きなものはなかったわ。ただ全員凄く疲れていたから、私が代わりに報告に来たの」
「お前たちの次に強い、Bランクパーティが危険と判断したのか。しかも浅い場所に出現したとなれば、明日から当面の間、森へ入るのは禁止にしないといけないな。お前たち、調査を頼めるか」
「ああ、引き受けよう」
「では俺から、大地の剣への指名依頼としよう。もっと他に詳細があるなら聞かせてくれ」
俺たちがいることを忘れているのか、話し合いが始まる。どうやら聞いていた感じとしては、俺たちがギルドに来た初日に、ガルドと睨みあっていた相手がジェロという奴っぽい。本人のランクはBらしいが、現状最もAに近いBらしい。それなりの実力はあるようだ。
暫く放置され、リュゼを宿で寝かせてやりたいと思い始めたころ、やっと俺たちの存在を思い出してくれた。もう帰ろう。今までずっと壁際で待機していた職員が、カードと報酬が入った袋を渡してくれる。袋を口に咥えて受け取り、立ち上がってリュゼを風魔法で浮かし、背中に起こさないようにそっと乗せて支える。
風ね、という言葉は聞こえなかったことにしよう。
部屋から出ようとするとガルムに止められる。なんだ、という気持ちを込めながら睨みつける。
「そう睨むなって。いくらお前という優秀な護衛がいても、夜になった街では酔っ払いが絡んでくることもあるんだぞ。それに、宿の主人がびっくりするだろうから説明できる奴は必要だろう?」
確かに街中で攻撃魔法は使えないし、俺が話すことも出来ない。仕方ないな。
睨みつけるのを止めて、扉を開けるように顔を向けて示すと、扉を開けて歩き出したので後ろを付いて行く。さらに俺の後ろからガルムの仲間たちも付いて来る。どうやら皆で来るようだ。
ギルドを出ると、流石に宿の場所までは分からないからか、立ち止まって振り返って来たので、俺が先頭になって歩き出す。途中、ガルドが隣に並んで歩こうとしたため、スピードを上げてずらす、という攻防があったが、溜息と共に苦笑いを浮かべて諦めたので俺の勝ちである。
宿に着くと案の定驚かれたが、ちゃんと説明をしたからか大騒ぎにはならなかった。
部屋に入り、リュゼをベッドの上に乗せ寝かせていると、遠くからドーンという音が聞こえ、僅かに振動が伝わって来た。何事だ?
種族と役職柄か、ガルム、ナルシア、ジェイドはこの異変に気付いたようだ。アネットは気付いていなかったが、3人の様子から何か起きたことは察したらしい。
「街の門の方向で爆発が起きたようね。精霊に調べてきてもらうわ。少し待って」
なるほど。エルフの使う精霊魔法の契約精霊か。
「!?街に魔物の群れが押し寄せているそうよ!」
「「「!?」」」
やはりそうだったか。魔力動きと、気配で何となく想像していたが確定だろう。ナルシアの言葉を聞くとすぐに4人は部屋を飛び出して行った。
再び爆発音が聞こえてきて、その数を増やしていく。
これはマズいことになった。リュゼが起こされなければいいが・・・。
次第に、異変に気付いた街が騒めき出した。
俺の体はリュゼ曰く、"魅惑のもふもふ"らしい。大好きなリュゼがいつも抱き締めてくれるのは、めちゃくちゃ嬉しい。だから今日は、とっても頑張ったんだ。そしたらやっぱりリュゼは喜んでくれたんだよ!
俺が倒した今までで1番と感じた強敵は、Bランクの魔物だったらしい。だから強かったし、美味しかったんだね。牙に毒があるナーガという魔物だったんだけど、牙以外に毒はないから風魔法で切り刻むだけで簡単に倒せたけどね。ナーガは魔力が沢山あって美味しかった。だけど、やっぱりリュゼが料理してくれて、一緒に食べる食事が1番美味しいんだよね。あんまり作ってくれないけど。でも、どうしてもってお願いしたら作ってくれるんだ。
人は好きじゃないようだけど、仕方ないと思うんだ。俺が卵のときに、先代との会話が聞こえていたからね。そして先代にリュゼを人の世で暮らせるようにって、託されているし。人は人の世界で暮らすのが自然だって言ってたし、それがリュゼの為でもあるんだって。
だけどやっぱり、リュゼにとっての1番が俺だっていうのは毎日伝わってくるから幸せ。特に俺の役目の旅に、リュゼも一緒っていうのが最高だよね!ちょっと無理に引っ張り出したから、責任持ってリュゼを守るよ。もっともっと強くなる。俺だけはリュゼを裏切らないし、ずっと側にいる。例え世界中が敵にまわってもね。
だからね、アラン。君達がリュゼに、権力や武力で仇なすというのなら、俺は持てる力の全てで以て潰す。
それだけの想いを持っている俺に、君の質問程度ではリュゼの気は引けないんだよ。だから、何度も呼び掛けて、リュゼを起こそうとするのは止めてくれないかな?リュゼだって疲れてるんだよ。寝かせてあげてよ。
「グルゥゥゥーウ」
「うわっ。ごめんって。でも確認しなければいけないことなんだよ。お前だってリュゼが嫌がる展開にはなってほしくないだろ?」
その嫌がる展開が今なんだけど。睡眠妨害をされると機嫌が悪くなるんだよね。始めから起こされることが前提として分かっていたり、俺が起こせば多少不機嫌になる程度だけど、それ以外での起こし方だとかなり不機嫌になる。特に、騒がしい起こされ方だと確実に機嫌が悪くなってしまう。機嫌が悪いリュゼはめんどくさいんだよ。
「ゥウウゥゥーー」
「あー、もう分かったよ。俺たちの会話は理解してるんだろう?早めに行けよ」
「ねえ、エレメンタルウルフ。あなたは何の属性なの?」
今まで黙っていたエルフか。答えるわけないじゃん。リュゼから離れてまで、人型になって答える気はないよ。リュゼが冷えちゃう。
プイっと顔をそらし、意思を示す。伝わったようだ。
あ、足音が近づいて来る。出ていった人達が帰って来たみたいだね。あれ?1人増えてる。
扉が開き入って来たのは、先ほど出て行った3人とアネットという女だった。
「あら。リュゼ君の初以来達成と、Dランク昇級のお祝いをしようと思っていたのに寝ちゃったのね。明日にしましょう。にしてもやっぱり可愛いわねー。いいなー気持ちよさそう。私も一緒に寝たいな」
むっ!一緒に寝るのは俺だけの特権だ。渡さない!
リュゼを起こさないように身動ぎし、翼をさらに広げてリュゼを覆い隠し見えないようにする。これでリュゼの安眠は守られるだろう。ふふん。
「あーあ。隠されちゃった」
「おい、アネット。今はもっと重要なことがあるだろう。何のためにギルマスのところまで来たんだ」
「わかってるわよ。ギルマス、報告よ」
アネットの真面目な顔に、ギルマスの表情が引き締まり姿勢を正す。
「ネーデの森の魔物の量が、昨日に比べてさらに増えているわ。特に夕方辺りから、Cランクが急に増えたみたい。それにDランクだけでなく、Bランクも増えてるわ。あそこにいるはずのないミノタウロスの複数の目撃情報まであるの」
「なんだと!Bランクのミノタウロスだと!誰からの情報だ?」
「ジェロのパーティよ。森からの帰還途中でミノタウロスに遭遇したそうよ。それもだいぶ浅いところにいたらしいわ。交戦に発展したそうなんだけど、倒せそうな時に別のミノタウロスが現れて、続行不可能、危険と判断して逃げて来たらしいわ」
「あいつ等は無事なのか?」
「ええ。怪我はしているけれど、大きなものはなかったわ。ただ全員凄く疲れていたから、私が代わりに報告に来たの」
「お前たちの次に強い、Bランクパーティが危険と判断したのか。しかも浅い場所に出現したとなれば、明日から当面の間、森へ入るのは禁止にしないといけないな。お前たち、調査を頼めるか」
「ああ、引き受けよう」
「では俺から、大地の剣への指名依頼としよう。もっと他に詳細があるなら聞かせてくれ」
俺たちがいることを忘れているのか、話し合いが始まる。どうやら聞いていた感じとしては、俺たちがギルドに来た初日に、ガルドと睨みあっていた相手がジェロという奴っぽい。本人のランクはBらしいが、現状最もAに近いBらしい。それなりの実力はあるようだ。
暫く放置され、リュゼを宿で寝かせてやりたいと思い始めたころ、やっと俺たちの存在を思い出してくれた。もう帰ろう。今までずっと壁際で待機していた職員が、カードと報酬が入った袋を渡してくれる。袋を口に咥えて受け取り、立ち上がってリュゼを風魔法で浮かし、背中に起こさないようにそっと乗せて支える。
風ね、という言葉は聞こえなかったことにしよう。
部屋から出ようとするとガルムに止められる。なんだ、という気持ちを込めながら睨みつける。
「そう睨むなって。いくらお前という優秀な護衛がいても、夜になった街では酔っ払いが絡んでくることもあるんだぞ。それに、宿の主人がびっくりするだろうから説明できる奴は必要だろう?」
確かに街中で攻撃魔法は使えないし、俺が話すことも出来ない。仕方ないな。
睨みつけるのを止めて、扉を開けるように顔を向けて示すと、扉を開けて歩き出したので後ろを付いて行く。さらに俺の後ろからガルムの仲間たちも付いて来る。どうやら皆で来るようだ。
ギルドを出ると、流石に宿の場所までは分からないからか、立ち止まって振り返って来たので、俺が先頭になって歩き出す。途中、ガルドが隣に並んで歩こうとしたため、スピードを上げてずらす、という攻防があったが、溜息と共に苦笑いを浮かべて諦めたので俺の勝ちである。
宿に着くと案の定驚かれたが、ちゃんと説明をしたからか大騒ぎにはならなかった。
部屋に入り、リュゼをベッドの上に乗せ寝かせていると、遠くからドーンという音が聞こえ、僅かに振動が伝わって来た。何事だ?
種族と役職柄か、ガルム、ナルシア、ジェイドはこの異変に気付いたようだ。アネットは気付いていなかったが、3人の様子から何か起きたことは察したらしい。
「街の門の方向で爆発が起きたようね。精霊に調べてきてもらうわ。少し待って」
なるほど。エルフの使う精霊魔法の契約精霊か。
「!?街に魔物の群れが押し寄せているそうよ!」
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やはりそうだったか。魔力動きと、気配で何となく想像していたが確定だろう。ナルシアの言葉を聞くとすぐに4人は部屋を飛び出して行った。
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