じんわり

フジワラオサム

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生活の中のじんわり

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あ、る、暑い、部屋の中には、扇風機、
背中に風が刹那く擦れる
今は、過去昔夢見た栄光の達者な筆は今蘇る、上手い下手、見せ掛けだけの腕ならば、読み手は飽きて読む気もせぬわ。
絵空事、空想交じり、マジありの、あっちやこっち大行列だ。
おっと、とと、セリフからどうぞ、「暑いなあ」、「暑いなあ、さて」互いに同じ、会話から夏の挨拶いついつも、これでは話続きに悔いは、キラッとも閃かないのそろそろか初めてよねえ始めるさヨォ。
苦労して、始めたばかりの話がいよ!始まるよはっはっははは。

気配を考えて居た、一人は、じっとして居た。腹這いになり、ウッラウッラ、と、眠気が来たようだ、一日中家の中で、熱射病と、戦いながら、室温四十度、無論壊れた、温度計の針のさす先は、間違いで、二度は、誤差があると思って居た。
そんなこんなで、ある人の話だが、何はともあれ、不真面目である、難波なくとも七癖とか言って、得意不得意などあるものだが、この御仁、得意とは言え、小説などを、書く事が、至って、達者な筈と、思っている節がある。
だからこそ、出だしで難儀な、ことを、こねくり回しながら書いているわけである。
け、これだけそりゃ仕方ない、おしまいで、チャンチャカちやんちやか、ん。

困難で、ダメダメですが、絶対に栄光取るぞ、チャレンジです。
汗がじんわりと流れた。
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