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第2章 将軍義昭の野望
第8話 交渉成立
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「我らはあなた方の最大の秘密を知っているのだ」
秀吉とは対照的に、義昭は落ち着いた口調で言う。
その時、1人の男が入ってきた。
秀吉の軍師、黒田官兵衛である。官兵衛はすぐに、
「確かに、信長様と信忠様は本能寺で自害されたました。しかし、この条件は信長様が生きている間に既に提示されたもの、これに不満を抱いた光秀が信長様を襲撃したのだ、つまり光秀はそなたらと共謀したのではなく、利用しようとしていたのです」
「そなたが官兵衛殿か、して光秀はどうしているのだ?」
義昭は官兵衛に問いかけると、官兵衛は真剣な目で、
「今は恐らく京の近くにいるはずです、そして我らは光秀を討つために和議を終わらせ、畿内へ向かわなければなりません。」
さらに官兵衛は続ける。
「光秀との戦いは厳しいものになるでしょう。そのために毛利様の力をお借りしたいのです、ぜひ我らと共に光秀討伐に来てくだされ!」
義昭は返す。
「ふむ…では長政と輝政を援軍で向かわせましょう」
「かたじけのうございます、早速手配をよろしくお願いいたします。」
「うむ、任せていただく」
こうして停戦交渉は成立した。そして義昭と長政、輝政は秀吉らと共に出陣した。
「それでは長政殿、よろしく頼みましたぞ」
秀吉とは対照的に、義昭は落ち着いた口調で言う。
その時、1人の男が入ってきた。
秀吉の軍師、黒田官兵衛である。官兵衛はすぐに、
「確かに、信長様と信忠様は本能寺で自害されたました。しかし、この条件は信長様が生きている間に既に提示されたもの、これに不満を抱いた光秀が信長様を襲撃したのだ、つまり光秀はそなたらと共謀したのではなく、利用しようとしていたのです」
「そなたが官兵衛殿か、して光秀はどうしているのだ?」
義昭は官兵衛に問いかけると、官兵衛は真剣な目で、
「今は恐らく京の近くにいるはずです、そして我らは光秀を討つために和議を終わらせ、畿内へ向かわなければなりません。」
さらに官兵衛は続ける。
「光秀との戦いは厳しいものになるでしょう。そのために毛利様の力をお借りしたいのです、ぜひ我らと共に光秀討伐に来てくだされ!」
義昭は返す。
「ふむ…では長政と輝政を援軍で向かわせましょう」
「かたじけのうございます、早速手配をよろしくお願いいたします。」
「うむ、任せていただく」
こうして停戦交渉は成立した。そして義昭と長政、輝政は秀吉らと共に出陣した。
「それでは長政殿、よろしく頼みましたぞ」
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