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夢世界の出来事②
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よーし!!気合を入れて、しっかり任務を達成するぞ。
「えいえいおー」
私は右腕を大きく突き上げながら、夢の中で大声で叫んでやった。
多分、まだ寝ている私は、寝言を大声で叫んでいることだろう。
もしかしたら、寝相も最悪なことになっているかもしれない。
恋人がいれば、絶対できない行為だけど、私は10歳になったばかりのピチピチキャピキャピな女の子だから、まだ大丈夫なはず。
だけど、同じ学校に通う女子のお仲間達は、みんな、おませさんばかりだから、こんな寝言ばかり言ってる私の寝相をみたら、やっぱり幻滅しちゃうのかな。
今度、みんなのご意見ご感想を聞いてみよう。
──さーてと、では、では、御開帳といきますか。
──あれれっ....うそっ...もうイケメン君が登場してるよ。
「うわーやっぱり、ちょっとまったー」
「もう、そんなに時間進んだの」
「ちょっと早すぎだよ」
あーあ、視点操作で手間取ってたから、夢世界の演目は、もうすでに内容が大分過ぎてたよ。
おーっと、調子こいて、また大声で叫んじゃった。てへぺろ
でももう少しで、私の1番観たい部分を完全に見逃す所だったから、仕方が無い。
仕様がない。問題無い。ない!ない!ない!
この夢の中では、私はいないものとして扱われているから、問題なくセーフなのでしたー。
だけどね、恋人出来てから大声で寝言いう女子は、嫌われる可能性大だよって、学校の友人が私にまるで見てきたかのように、たまに注意してくるから、今度からもう少し自重するように気をつけようかな。
今は、1番見たい部分を、じっくり見学して見終わってから、その余韻に少し浸って、それから一旦仕切り直して、御開帳する任務に復帰するとしよう。
そうだよ!そうだよ!取り敢えずそうしよう。
後で、絶対に確認するから──覚悟しなさいよ!!
前世の女神!!絶対、女神の仮面を暴いてあげるから──楽しみにしてなさい。
そんな感じで予定変更した私は、この夢世界の物語を思い返してみた。
この夢の世界には登場人物では、3神の神様が登場するんだけど、前半部分は2神の神様で舞台進行して、後半にもう1神の神様が登場するのよ。
今は、ようやく出番がきた最後のイケメン神様が、満を持してのご登場となった直後の時間帯なのよ。
その最後に登場する男性のイケメン神様は、私の理想をこのイケメン神様が全部叶えたような風貌をしていて、少し見ただけで、あーもう胸がきゅんきゅうしちゃう。
夢世界で、毎回同じ女優を演じている前世の女神の私と、夢世界で漂っている純粋で無垢な私を、即刻交代チェンジしたいよ。
そんでもって、そのまますぐに衣装も変えないで、その女優の女神役を演じてしまいたいくらい、本当に私好みの素敵なイケメンちゃんなのよ。
そのイケメン神様のお名前は、この夢物語の中でゼルラージュって呼ばれてた。
私は、このイケメン君をゼル様の愛称で呼びながら、未来の婚約者のようにお慕いしていて、彼の小さな彫像を錬金創造し、本宅の離れにある私の住んでる建物の、私専用娯楽部屋に崇め奉っているんだよ。
そのイケメンゼル様の御姿は、適度に短い柔らかそうな癖のある銀髪を、無造作に2つにふんわりとわけ、日焼けしたような、しなやかそうな素肌が、とっても素敵で、超イケてる。
強そうな黒の瞳と強くて優しそうなお顔立ち、身長も夢世界の女神より少し大きい程度で、体型も大柄すぎない、丁度良い引き締まった体をしていて、思わず抱きしめたくなっちゃう。
身のこなしや立ち振る舞いも、私の理想をまさに具現化した存在が、目をキラキラ輝かせた状態で、私のすぐ傍に佇んでいるのよ。
あー代わりに抱きしめて、思う存分くんくんしたい。
よーし、思い立ったら直ぐに行動するのが私の持論!!
この世界では匂いも再現されてるから、勿論大丈夫!!
それっ、心置きなくいっちゃうよー!くんか!くんか!
「ぷは──」
やっぱり良い匂いで、やめられない!止まらない!
それっ、もう1丁追加しちゃうぞー!!
くんか!くんか!くんか!くんか!くんか!
「ぷふぁ──」
じゅるり、唾液が口から溢れちゃう。
やり始めたら、もう、止まらなくなるんだよ。
ほんと、ゼル様の匂い最高よ!!
それでは最後の締めに、もう1丁追加しよう。
それ―、くんか!くんか!くんか!くんか!
「ぶふぉぁ──」
──は~世は満足したっCHU♡!!
次に、舐め回してペロペロしたい.....でも、それは、無理なんだ。
夢世界の中では、私は透けてるから、ゼル様を抱きしめられないの。
う────ん、悲しいよ。
代わりに夢なら、そこで驚いたように佇んでいる大人びた女神の私と、今この場で物欲しそうに眺めている幼い私を、あの場面が終わるまででいいから、お願いだから取り替えてくれないかな。
まあ、もう何回も心の底から必死にお願いしたけど、この夢世界で、その願いが叶えられたことは、1度もなかったけどね。
──あーあっ、ほんと、悔しい。
プン!プン!プン!
いつかどうにかして、夢世界で見た、そのままの場面を、実際に生で体験してやるんだから。
この夢を作った神様ー今にみてなさい。
私は諦めない女の子なのよ。
──さーて、場所取りして準備して、1番いい場所で見物してやる。
どうせ、相手からは私が見えないみたいだし、最高の特等席で──ようは超至近距離で観戦しちゃいまーす。
──では、準備作業として........
「私が欲しい観戦アイテム、全てこいこい」
私がそう言葉に出して言うと、この白い空間に、ゆったりとした白色ソファーと、その横にはお洒落な小さな白色丸テーブルが、瞬時に私の目の前に現れる。
その丸テーブルには、4段重ねのお皿の塔が、美味しそうな種類の豊富なお菓子の詰め合わせセットが入った状態で目の前に出現していて、美味しそうなジュースの入った水晶グラスや水晶ポットも、今私が欲しい物が一瞬にして、目の前に全て出揃った。
この胡散臭い夢世界では、大抵の食べ物やお菓子は、すぐに用意できるみたいなんだ。
「何故か、味覚もあるから、この世界大好きなんだよね」
多分、生真面目な神様が、超凄いこだわりや気合いを入れて、この夢世界を作られたんだろうな。
しっかり、私が利用するから、安心してね、神様♡。
その後、私は白色ソファーに身を委ねて、美味しいお菓子を御口に頬張りながら、夢物語で1番見たいハイライトを見逃すまいと、その演目が始まるまで、この場で癒しの寛ぎタイムをする事にしたんだ。
「──もぐもぐ、あー美味しい!!....もぐもぐ」
「これも、美味しい!!....もぐもぐ」
「それ、食べたこと無いお菓子だ」
「どんな味だろう....もぐもぐ....」
「ウッヒョ──、あっま──い」
「どうせだから、私が食べたら、直ぐに食べたこと無いお菓子を補充してよ」
「──お願いだよ、夢世界ちゃん」
私のお願いを直ぐに叶えてくれる親切な夢世界は、本当に最高に感心しちゃう。
私のお願いで、ぷにぷにした透明な丸いお菓子や、雲みたいなふわふわしたお菓子や、星の形をした美味しそうな菓子パンなどなど、見たことないお菓子が山のように現れた。
「ウッヒョ─、なんじゃそりゃ──」
瞬時に丸テーブルの上に綺麗なお皿に飾られて現れた、ぷにぷにした透明な丸いお菓子や、雲みたいなお菓子を、両手で掴み次々に頬張る私。
「うっわ──!!何よ!!この甘さは!!美味しすぎだよ」
「ウッヒョ──、口の中で蕩けちゃった」
「美味し──」
「よーし、負けないぞ、夢世界ちゃん」
「こうなったら、全部食べてやる」
「勝負だー、夢世界ちゃん」
「それっ、もぐもぐ....もぐもぐ....」
お菓子を両手に持ち、お顔の口回しをお菓子でべっとり汚しながら、次々に魔導掃除機のようにお菓子を頬張りつつ喋る私。
もし恋人がいてこの光景をみたら、そのまま走って二度と現れないくらいの幻滅空間が、夢世界でお披露目されていた。
そんな醜態を、私は開けっぴろげに晒しているけど、全く問題ないもんね。
だって、ここは私の夢の中だから、まったく誰も見てないもん。
だから、安心して心の素顔を曝け出すんだもんね。
「普段こんな豪勢なお菓子、絶対に食べられないから、もっと食べ置きしとこっと」
この夢世界では、勿論ダイエットの心配なんぞ、しなくていいから、いくらでも食べられるんだもん。
お腹も全く一杯にならないから、無限に甘味の陶酔に浸れるんだよ。
しかも、ずっとこの世界で食べ続けてると満腹中枢が刺激されて、少しずつ普段の食事の量が少し細くなるんだ。
そんな訳で、私みたいな純粋で可憐な乙女には、絶対に必要不可欠の必須の世界なんだよね。
「やっぱり、この夢世界は最高だよ」
「もぐもぐ....もぐもぐ.....」
「えいえいおー」
私は右腕を大きく突き上げながら、夢の中で大声で叫んでやった。
多分、まだ寝ている私は、寝言を大声で叫んでいることだろう。
もしかしたら、寝相も最悪なことになっているかもしれない。
恋人がいれば、絶対できない行為だけど、私は10歳になったばかりのピチピチキャピキャピな女の子だから、まだ大丈夫なはず。
だけど、同じ学校に通う女子のお仲間達は、みんな、おませさんばかりだから、こんな寝言ばかり言ってる私の寝相をみたら、やっぱり幻滅しちゃうのかな。
今度、みんなのご意見ご感想を聞いてみよう。
──さーてと、では、では、御開帳といきますか。
──あれれっ....うそっ...もうイケメン君が登場してるよ。
「うわーやっぱり、ちょっとまったー」
「もう、そんなに時間進んだの」
「ちょっと早すぎだよ」
あーあ、視点操作で手間取ってたから、夢世界の演目は、もうすでに内容が大分過ぎてたよ。
おーっと、調子こいて、また大声で叫んじゃった。てへぺろ
でももう少しで、私の1番観たい部分を完全に見逃す所だったから、仕方が無い。
仕様がない。問題無い。ない!ない!ない!
この夢の中では、私はいないものとして扱われているから、問題なくセーフなのでしたー。
だけどね、恋人出来てから大声で寝言いう女子は、嫌われる可能性大だよって、学校の友人が私にまるで見てきたかのように、たまに注意してくるから、今度からもう少し自重するように気をつけようかな。
今は、1番見たい部分を、じっくり見学して見終わってから、その余韻に少し浸って、それから一旦仕切り直して、御開帳する任務に復帰するとしよう。
そうだよ!そうだよ!取り敢えずそうしよう。
後で、絶対に確認するから──覚悟しなさいよ!!
前世の女神!!絶対、女神の仮面を暴いてあげるから──楽しみにしてなさい。
そんな感じで予定変更した私は、この夢世界の物語を思い返してみた。
この夢の世界には登場人物では、3神の神様が登場するんだけど、前半部分は2神の神様で舞台進行して、後半にもう1神の神様が登場するのよ。
今は、ようやく出番がきた最後のイケメン神様が、満を持してのご登場となった直後の時間帯なのよ。
その最後に登場する男性のイケメン神様は、私の理想をこのイケメン神様が全部叶えたような風貌をしていて、少し見ただけで、あーもう胸がきゅんきゅうしちゃう。
夢世界で、毎回同じ女優を演じている前世の女神の私と、夢世界で漂っている純粋で無垢な私を、即刻交代チェンジしたいよ。
そんでもって、そのまますぐに衣装も変えないで、その女優の女神役を演じてしまいたいくらい、本当に私好みの素敵なイケメンちゃんなのよ。
そのイケメン神様のお名前は、この夢物語の中でゼルラージュって呼ばれてた。
私は、このイケメン君をゼル様の愛称で呼びながら、未来の婚約者のようにお慕いしていて、彼の小さな彫像を錬金創造し、本宅の離れにある私の住んでる建物の、私専用娯楽部屋に崇め奉っているんだよ。
そのイケメンゼル様の御姿は、適度に短い柔らかそうな癖のある銀髪を、無造作に2つにふんわりとわけ、日焼けしたような、しなやかそうな素肌が、とっても素敵で、超イケてる。
強そうな黒の瞳と強くて優しそうなお顔立ち、身長も夢世界の女神より少し大きい程度で、体型も大柄すぎない、丁度良い引き締まった体をしていて、思わず抱きしめたくなっちゃう。
身のこなしや立ち振る舞いも、私の理想をまさに具現化した存在が、目をキラキラ輝かせた状態で、私のすぐ傍に佇んでいるのよ。
あー代わりに抱きしめて、思う存分くんくんしたい。
よーし、思い立ったら直ぐに行動するのが私の持論!!
この世界では匂いも再現されてるから、勿論大丈夫!!
それっ、心置きなくいっちゃうよー!くんか!くんか!
「ぷは──」
やっぱり良い匂いで、やめられない!止まらない!
それっ、もう1丁追加しちゃうぞー!!
くんか!くんか!くんか!くんか!くんか!
「ぷふぁ──」
じゅるり、唾液が口から溢れちゃう。
やり始めたら、もう、止まらなくなるんだよ。
ほんと、ゼル様の匂い最高よ!!
それでは最後の締めに、もう1丁追加しよう。
それ―、くんか!くんか!くんか!くんか!
「ぶふぉぁ──」
──は~世は満足したっCHU♡!!
次に、舐め回してペロペロしたい.....でも、それは、無理なんだ。
夢世界の中では、私は透けてるから、ゼル様を抱きしめられないの。
う────ん、悲しいよ。
代わりに夢なら、そこで驚いたように佇んでいる大人びた女神の私と、今この場で物欲しそうに眺めている幼い私を、あの場面が終わるまででいいから、お願いだから取り替えてくれないかな。
まあ、もう何回も心の底から必死にお願いしたけど、この夢世界で、その願いが叶えられたことは、1度もなかったけどね。
──あーあっ、ほんと、悔しい。
プン!プン!プン!
いつかどうにかして、夢世界で見た、そのままの場面を、実際に生で体験してやるんだから。
この夢を作った神様ー今にみてなさい。
私は諦めない女の子なのよ。
──さーて、場所取りして準備して、1番いい場所で見物してやる。
どうせ、相手からは私が見えないみたいだし、最高の特等席で──ようは超至近距離で観戦しちゃいまーす。
──では、準備作業として........
「私が欲しい観戦アイテム、全てこいこい」
私がそう言葉に出して言うと、この白い空間に、ゆったりとした白色ソファーと、その横にはお洒落な小さな白色丸テーブルが、瞬時に私の目の前に現れる。
その丸テーブルには、4段重ねのお皿の塔が、美味しそうな種類の豊富なお菓子の詰め合わせセットが入った状態で目の前に出現していて、美味しそうなジュースの入った水晶グラスや水晶ポットも、今私が欲しい物が一瞬にして、目の前に全て出揃った。
この胡散臭い夢世界では、大抵の食べ物やお菓子は、すぐに用意できるみたいなんだ。
「何故か、味覚もあるから、この世界大好きなんだよね」
多分、生真面目な神様が、超凄いこだわりや気合いを入れて、この夢世界を作られたんだろうな。
しっかり、私が利用するから、安心してね、神様♡。
その後、私は白色ソファーに身を委ねて、美味しいお菓子を御口に頬張りながら、夢物語で1番見たいハイライトを見逃すまいと、その演目が始まるまで、この場で癒しの寛ぎタイムをする事にしたんだ。
「──もぐもぐ、あー美味しい!!....もぐもぐ」
「これも、美味しい!!....もぐもぐ」
「それ、食べたこと無いお菓子だ」
「どんな味だろう....もぐもぐ....」
「ウッヒョ──、あっま──い」
「どうせだから、私が食べたら、直ぐに食べたこと無いお菓子を補充してよ」
「──お願いだよ、夢世界ちゃん」
私のお願いを直ぐに叶えてくれる親切な夢世界は、本当に最高に感心しちゃう。
私のお願いで、ぷにぷにした透明な丸いお菓子や、雲みたいなふわふわしたお菓子や、星の形をした美味しそうな菓子パンなどなど、見たことないお菓子が山のように現れた。
「ウッヒョ─、なんじゃそりゃ──」
瞬時に丸テーブルの上に綺麗なお皿に飾られて現れた、ぷにぷにした透明な丸いお菓子や、雲みたいなお菓子を、両手で掴み次々に頬張る私。
「うっわ──!!何よ!!この甘さは!!美味しすぎだよ」
「ウッヒョ──、口の中で蕩けちゃった」
「美味し──」
「よーし、負けないぞ、夢世界ちゃん」
「こうなったら、全部食べてやる」
「勝負だー、夢世界ちゃん」
「それっ、もぐもぐ....もぐもぐ....」
お菓子を両手に持ち、お顔の口回しをお菓子でべっとり汚しながら、次々に魔導掃除機のようにお菓子を頬張りつつ喋る私。
もし恋人がいてこの光景をみたら、そのまま走って二度と現れないくらいの幻滅空間が、夢世界でお披露目されていた。
そんな醜態を、私は開けっぴろげに晒しているけど、全く問題ないもんね。
だって、ここは私の夢の中だから、まったく誰も見てないもん。
だから、安心して心の素顔を曝け出すんだもんね。
「普段こんな豪勢なお菓子、絶対に食べられないから、もっと食べ置きしとこっと」
この夢世界では、勿論ダイエットの心配なんぞ、しなくていいから、いくらでも食べられるんだもん。
お腹も全く一杯にならないから、無限に甘味の陶酔に浸れるんだよ。
しかも、ずっとこの世界で食べ続けてると満腹中枢が刺激されて、少しずつ普段の食事の量が少し細くなるんだ。
そんな訳で、私みたいな純粋で可憐な乙女には、絶対に必要不可欠の必須の世界なんだよね。
「やっぱり、この夢世界は最高だよ」
「もぐもぐ....もぐもぐ.....」
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