スミス・ロード -辺境の鍛冶屋ー

 剣と魔法の世界。

 魔物の跋扈(ばっこ)する「魔の森」と、魔物を生み出す魔素の多い「灰の山」と呼ばれる辺境の地で、

「鍛冶屋キュロプス」

を営む店主、ミカゲ。

 今は湖の村の自警団だが、実は先の魔王との戦いで貢献した勇者、「剣の勇者」、「槍の勇者」、「槌の勇者」の稽古をつけ、共に戦った「銀狼騎士団」の団長とその面子だった。

「草の門」隊長で、好奇心旺盛、高い身体能力と人智越えの膂力を持つヴィート。
 知略と記録力に優れ、且つむっつりスケベの腕利きコックのビアン。
「旅のエルフ」として高名。でもパンチラ要員の弓の名手でエルフのアルテ。
「森の門」隊長で、領主の三男坊。魔法剣の使い手ルワース。
 盾の使い手で、近隣の領主の子。子供達の人気者スチュアート。
 槍の名手でスチュアートの付き人パーチ
 村の連絡係で器用貧乏なケット。
 酒飲みでイートにすぐ迫るクックリの使い手で自警団一の俊足フィート。
 料理の腕もぴか一、自警団一の聴覚。そんでもって色々と万能な、小振り同盟団長兼お色気担当(しぶしぶ)イート。
 「王の門」隊長で魔界でもその名を轟かす『闘犬』の二つ名をもつガッハ。
 露出狂で淫乱で大酒飲みだがナイスバディ超絶美女、でも口は悪いわ、純情な男の子を色気で惑わすは、予測不明の大魔法使いで「智の勇者」の親友(マブダチ)ステイシア。

 「湖の村」を中心とした人達の、とある日常、戦い、笑い、様々な恋模様。
 いろんな要素と伏線を盛り込んでおります。
 生暖かい目で、彼ら(彼女)を読んでみてください。

PS・・・一介の鍛冶屋にしては、思いっきり裏のあるおっさんのお話です。
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