ウィザード・ロード 〜初級魔法使い アルト〜

ものすごーく辺境の息子の5男に産まれたアルト・イートフット・ヴァイスヴルスト。

彼は昔から記憶力は高く、客観的に自分を見ることのできる男の子だ。

兄妹の教育係のキヨの授業に興味を持ち、乳飲児の頃から魔力の自主練(鍛錬)をしているうちに発動した解説魔法。それが彼の運命を大きく変えてしまうことになるのだけど、赤子にわかるはずはないよね笑


5歳の聖儀の時に、「初級魔法使い」という技能を貰う。

名前からして「初級」だし、まぁパットしないけど適性がないよりマシだしと受け止めるアルト。

でも、
攻撃魔法、使える。
生活魔法、使える。
生産系魔法、使える。
召喚魔法、使える。
錬金魔術、使える。
古代魔法、使える。
元素魔法、使える。
精霊魔法、使える。
神聖魔法、使える。
特殊魔法、使える。




え?もしかして初級のいろんな魔法が使えるってことなの???

これはフツー(?!)の技能を授かったと思ったらトンデモ技能をもらった、初級魔法使いアルトのお話です。
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