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別荘編
47-夜明け※
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ーノールsideー
ズっパァンッ!バチュッ!バチュッ!バチュッ!バチュンッ!!
「む゛ん゛ん゛ッ♡!んん゛ッ!ん~゛ッ♡♡!!」
「はっ…はっ…ルークさまッ!ルーク様…ッ」
前は俺がペニスでルークの口を塞ぎ、後ろはアーノルドが激しく攻め立てる。
「…フゥー…ッ…ルーク…口にいれられるのすきなの…?さっきからしまってしぼりとられそうっ…はぁッ…」
ルークのサファイアのような瞳からポロポロと雫が零れる。
嗚呼、やはり気持ちいいのだろうか。男二人に陵辱されて。片や婚約者には酷いことをされ、片や王子でもないただの騎士候補の俺に入れられて気持ちいいのか。
俺を欲情に濡れ、薬でグズグズになった瞳で見透かしたように下から見つめてくる。
こいつは本当に男か…?
否、男であるはずが無い。
これは悪魔だ。きっと俺を誑かすために現れた淫魔だ。そうではないとおかしい。
俺は男になど興味が無い。なかったはずなのに…!
熱に浮かされ始めた頭でとんだ不敬なことを考え始める。
もう限界が近いのだろう。
ガシッ
「ン゛ゴッッ…!!」
ルークの頭を掴み、最奥に自身を突き立てる。
苦しそうに紅潮した顔で俺を見上げてくる。
…なんて愛らしい…。
ガッガツガッ!
「ン゛グッ!オ゛グ…ッ♡!!ンんん゛~ッッ!!」
俺は夢中にルークの頭に激しく打ち付ける。そんな俺を腰を打ち付けていたアーノルドが冷たく見遣る。
「…ノール…外に出せよ。なかはダメ。
…中にだしたらおまえの首をきる」
唸るような声でアーノルドが俺に釘を刺す。
…この獣は本気だ。俺は知ってる。
昔アーノルドが大事にしていた文鳥を、逃してしまった侍女が居た。
アーノルドの大事なものを任されるくらい仲の良かった侍女。信頼されていた侍女。
翌日彼女はいなくなった。
まるで最初からいなかったかのように、なんの痕跡も無く屋敷から消えた。
「…っ…わかってるよ…」
おまえのそのイカレ具合は俺が一番よく知ってるよ。
ガツガツとルークに打付ける。下半身に熱が集まってくる。
でる…ッもうでる…ッ!
出そうになった俺はルークの口から自身を引き抜く。
その瞬間俺は射精し、ルークの顔にかかってしまう。快楽に喘ぎ恍惚としている顔に、美しい黒い髪に、俺の出したものがかかりとても扇情的だ。
まるで俺のものになったみたいだ。
そう思うと、この光景に思わず喉が鳴る。
ぱちゅん♡ぱちゅぱちゅばちゅッ♡
「ぁっ、ア゛ッ♡あぅ゛ッ…んッ♡」
いまだアーノルドから突かれているルークが俺の精液で濡れているペニスをまた口に含めようと舌を伸ばす。
「…チっ…」
パシィィンッ!
「ア゛ゥッッ♡!ぁ゛っ…!」
その行動がアーノルドの癪に触ったのだろう。強くルークの尻にビンタする。
ルークの小ぶりなペニスがプルンと揺れて、タラタラと精液を流している。
「…あっ…は…叩かれてかんじてんの…ぼくのるーくはいんらんだね……」
アーノルドがまたルークに後ろから覆いかぶさり、激しく犯す。
まるで俺の入る隙などないと牽制しているみたいだ。
自分で1回は許すなんて言ってやったら嫉妬か。子どもかよ。
…薬のせいか、それとも元々の素質か。
こいつはやっぱりバカ王子だ。
そんなバカに煽られてこんな茶番に乗っかる俺もバカだ。
俺はその様子に冷静になり、頭を冷やすために獣の巣を後にする。
部屋を出て光さす窓を見る。
夜を超え朝になりかけているのか、少し青を混ぜたような水色の空が拡がっていた。
その色にあの快楽に溺れた瞳を思い出しそうになる。
「…っ……」
俺はルークのあの瞳を思い出さないように、水を浴びにシャワーへと向かった。
ズっパァンッ!バチュッ!バチュッ!バチュッ!バチュンッ!!
「む゛ん゛ん゛ッ♡!んん゛ッ!ん~゛ッ♡♡!!」
「はっ…はっ…ルークさまッ!ルーク様…ッ」
前は俺がペニスでルークの口を塞ぎ、後ろはアーノルドが激しく攻め立てる。
「…フゥー…ッ…ルーク…口にいれられるのすきなの…?さっきからしまってしぼりとられそうっ…はぁッ…」
ルークのサファイアのような瞳からポロポロと雫が零れる。
嗚呼、やはり気持ちいいのだろうか。男二人に陵辱されて。片や婚約者には酷いことをされ、片や王子でもないただの騎士候補の俺に入れられて気持ちいいのか。
俺を欲情に濡れ、薬でグズグズになった瞳で見透かしたように下から見つめてくる。
こいつは本当に男か…?
否、男であるはずが無い。
これは悪魔だ。きっと俺を誑かすために現れた淫魔だ。そうではないとおかしい。
俺は男になど興味が無い。なかったはずなのに…!
熱に浮かされ始めた頭でとんだ不敬なことを考え始める。
もう限界が近いのだろう。
ガシッ
「ン゛ゴッッ…!!」
ルークの頭を掴み、最奥に自身を突き立てる。
苦しそうに紅潮した顔で俺を見上げてくる。
…なんて愛らしい…。
ガッガツガッ!
「ン゛グッ!オ゛グ…ッ♡!!ンんん゛~ッッ!!」
俺は夢中にルークの頭に激しく打ち付ける。そんな俺を腰を打ち付けていたアーノルドが冷たく見遣る。
「…ノール…外に出せよ。なかはダメ。
…中にだしたらおまえの首をきる」
唸るような声でアーノルドが俺に釘を刺す。
…この獣は本気だ。俺は知ってる。
昔アーノルドが大事にしていた文鳥を、逃してしまった侍女が居た。
アーノルドの大事なものを任されるくらい仲の良かった侍女。信頼されていた侍女。
翌日彼女はいなくなった。
まるで最初からいなかったかのように、なんの痕跡も無く屋敷から消えた。
「…っ…わかってるよ…」
おまえのそのイカレ具合は俺が一番よく知ってるよ。
ガツガツとルークに打付ける。下半身に熱が集まってくる。
でる…ッもうでる…ッ!
出そうになった俺はルークの口から自身を引き抜く。
その瞬間俺は射精し、ルークの顔にかかってしまう。快楽に喘ぎ恍惚としている顔に、美しい黒い髪に、俺の出したものがかかりとても扇情的だ。
まるで俺のものになったみたいだ。
そう思うと、この光景に思わず喉が鳴る。
ぱちゅん♡ぱちゅぱちゅばちゅッ♡
「ぁっ、ア゛ッ♡あぅ゛ッ…んッ♡」
いまだアーノルドから突かれているルークが俺の精液で濡れているペニスをまた口に含めようと舌を伸ばす。
「…チっ…」
パシィィンッ!
「ア゛ゥッッ♡!ぁ゛っ…!」
その行動がアーノルドの癪に触ったのだろう。強くルークの尻にビンタする。
ルークの小ぶりなペニスがプルンと揺れて、タラタラと精液を流している。
「…あっ…は…叩かれてかんじてんの…ぼくのるーくはいんらんだね……」
アーノルドがまたルークに後ろから覆いかぶさり、激しく犯す。
まるで俺の入る隙などないと牽制しているみたいだ。
自分で1回は許すなんて言ってやったら嫉妬か。子どもかよ。
…薬のせいか、それとも元々の素質か。
こいつはやっぱりバカ王子だ。
そんなバカに煽られてこんな茶番に乗っかる俺もバカだ。
俺はその様子に冷静になり、頭を冷やすために獣の巣を後にする。
部屋を出て光さす窓を見る。
夜を超え朝になりかけているのか、少し青を混ぜたような水色の空が拡がっていた。
その色にあの快楽に溺れた瞳を思い出しそうになる。
「…っ……」
俺はルークのあの瞳を思い出さないように、水を浴びにシャワーへと向かった。
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