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フォンルージュ家編
50-横取り※
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ーラルクsideー
兄上が消えた。おれが稽古と兄上と一緒の学園に行くための勉強という名の折檻中に。
使用人に問いただしても誰も何も知らない。いや、おれに言わなかった。
ふざけるな。なんで、なんで。
また置いていくのか。母と同じくおれを置いて行ってしまうのか?
あにうえ。あなたがいないとおれは。
地獄の日々だった。毎日毎日兄上を部屋で待つが、帰ってこない。
ベッドに残る兄上の匂いで何とか誤魔化そうとするも、あの温もりがないとおれはもう寝れなくなっていた。
…やりすぎたからだろうか。
兄上にも俺と同じでおれがいないとダメになって欲しくて、父上に直談判して兄上をおれの傀儡にするための調教の道具を用意して欲しいと頼み込んで、色々と手に入れた。
少しずつ、少しずつ、優しく、丁寧に。
そうするつもりだったのに、兄上に煽られてキレてそこからは好き勝手やっていた。
兄上は諦めてるのか、それともおれを傷つけたくないからか抵抗しなかった、それをいいことに兄上が泣いて懇願するまで、おれはやめなかった。泣いておれに縋ってくる兄上、本当に可愛かった。
…おれを嫌いになった?こんなおれに呆れた?
ごめんなさい。もうやらないから、帰ってきて。兄上、あにうえ…。
兄上が帰ってきたのはいなくなってから4日目の事だ。
稽古場に向かおうと中央広間を通りがかった時、外へと繋がる大扉が開いた。
目を向けるとおれの愛しい大切な人が少しやつれた様子で立っていた。
あにうえっ…!
反射的に兄上へと走り、その身体に抱き着く。その温もりに涙が出そうになる。
かえってきてくれた!おれの元にかえってきてくれた!
うれしい。あにうえ。あにうえっ!
衝動のまま兄上に頭を擦り付けて甘える。
すると兄上が遠慮がちにおれの頭を撫でる。よく母がおれを撫でてくれたのを思い出す。
やさしい。あにうえ、だいすき。
そう思い、より深く抱きつこうと身体を密着させた時だった。
…兄上の勃ってる。
おれに会えて兄上も嬉しかったから…?いや、まだそんな調教していない。じゃあ、なんで?
そう考えているとふとバラのような臭いが兄上から漂う。
……何処かで嗅いだことがある臭いだ。
そう、あの兄上の婚約者だと宣っているあの王子。おれと兄上の邪魔をするあいつ、あいつの臭い。
怒りを通り越してスー…と冷静になってくる。
おれに何も言わずにあいつと会ってた兄上にも怒ってるけど、何よりもあいつ。
…あいつ、兄上に何をした?
兄上の右腕を掴み、お風呂場へと向かう。
確かめなければ、あの男に何をされたのか。おれの兄上に、あいつが何をしたのか。ああ、考えるだけで腸が煮えくり返りそうだ。兄上。あにうえ。
ーーー
ぐち、ぐちゅん!グチュグチュ…
「ラゥク…ッごぇ、ごめんなさッ…ぁっ♡しょこだめッッ♡あ゛…っ♡」
兄上を脱がしたおれは風呂場で四つん這いにさせ兄上の尻の中に指を3本突っ込んで感情のまま掻き回す。
兄上の身体はあいつの大量の噛み跡と、キスマーク、そして何より首を締められたであろう跡があった。
兄上に危害を加えようとした証拠。
そしてこんな風になるまで甚振っておきながら、まるで自分のものだと言わんばかりに左薬指に嵌められてる指輪。
怒りで一気に頭に血が登る。
…ふざけるな。
「いやぁぁあ゛ぁぁッ♡ゆびッつよいっ…♡!とまってぇ…ッ♡!イクッ♡イっちゃうからァ…ッ♡♡!!」
無意識のうちに怒りで兄上の前よりも大きくなってるしこりを強く潰しすぎたらしい。兄上が善がり泣いている。
「…兄上、今キレイにしますから」
クパァ…
掻き回していた指で兄上のおしりの穴を拡げる。そのままシャワーからぬるま湯を出し、ヘッドを兄上のおしりの穴に当てて、中を洗浄する。
おれが知ってる時よりも拡がるので容易に洗える事実にまた頭が熱くなる。
…また先を越された。アイツに、あの王子に、
横取りされて食われてしまった。
こんなことだったら、こんなことだったら、早く食べてしまえばよかったんだ。
泣いて縋る兄上が可愛くて、愛しくて、
順番通りにしようと流暢にやってたおれが馬鹿だった。
…兄上を守ると決めたくせに、こんな危害まで加えられてしまった。
強く絞めない限り、こんな跡首に残らない。首の項に複数付いてる噛み跡も瘡蓋にはなっているが、相当深いのが分かる。
おれが前噛んだ時よりも。
痛々しい姿に、何も出来なかった自分に、先を越された自分に腹が立つ。
「…あにうえ」
シャワーを止めて洗浄をやめる。
兄上のヒクヒクと動いているピンクの縁の穴に自身のそそり立つ肉棒を押し当てる。
兄上の身体は相当仕込まれたのか、当てるだけでチュウ、とおれに吸い付いてくる。
ドチュッッ!!
「お゛ぁッッ♡!」
兄上の雌穴を肉棒で一気に奥まで貫く。
中はトロトロであつく、おれに絡みついてきゅうきゅうと締め付ける。
少しきついと思ったら兄上はどうやらイったらしい。プルプルと震えながらポタポタと床に精液を垂らしていた。
「っ…あにうえ、あにうえ…!」
兄上の華奢な腰を掴み自身の体を密着させ中に打ち付ける。
兄上に覆いかぶさりながら、兄上の身体の至る所についてる傷を舌で労わるように舐る。
「はっ…あアッ…♡あんっ♡!ラゥク…ッ♡!ラルクゥ…ッ♡!」
おれが舐める度にピクンピクンと身体を震わせ、喜んでいる。
こんなに淫乱になってしまった。
いや、元からか。素質はあった。だからアーノルドの調教の成果ではない。断じて違う。
背中の筋からツー…とそのまま一番痛々しい首の傷と跡まで舐る。
ちゅっと口付けをすると、痛いのか気持ちいいのかビクンと兄上の体が反応する。
あにうえ、あにうえ、おれはアーノルドとは違う。あにうえがおれを思ってくれる限り、おれはこんなに痛めつけたりはしない。
兄上の前立腺に雁首の出っ張りを当て、執拗に攻める。
兄上の雌肉がおれを締め付け、搾り取るように痙攣している。
コチュぱちゅぱちゅぱちゅ!
「っぁあぁあ゛ッッ♡♡!それぇッ♡やば…ッ♡♡ぁあッ♡!イ゛っ…♡イクからぁ…ッ♡!!」
「…ッ…あにうえ…ッ、俺でイって、イけよッ!」
「ラゥ…ッッッンぁあ゛あ゛あ゛あ♡♡!!」
「っ…く…」
兄上の中が更に強く締まり、おれも中に出してしまう。
兄上のプルプル震えるペニスを見ると、精液と一緒におしっこにしては透明な液体がプシッと漏れ出ていた。
潮吹いたんだ兄上…可愛い。
「潮吹くくらい気持ち良かった?あにうえ」
「ッ…るさ……」
耳まで真っ赤にして俺から顔を逸らす。
可愛い耳……そうだ。ピアスにしよう。
兄上がもう俺から離れないように、兄上が何処にいても分かるように呪いをかけたピアスを付けよう。
父上やアーノルドは良くて、おれはダメなんてことはないだろ?
兄上の耳をスリっと撫でる。その感触にすら敏感になっている兄上の身体は反応しているのか、ピクピクと肩を震わせ、熱い吐息を吐く。
「ッ…みみさわるなぁ…♡!」
相変わらず口は生意気だな。身体は喜んでいるくせに。
その口も素直になるくらい甘やかしてやるよ。兄上。
兄上が消えた。おれが稽古と兄上と一緒の学園に行くための勉強という名の折檻中に。
使用人に問いただしても誰も何も知らない。いや、おれに言わなかった。
ふざけるな。なんで、なんで。
また置いていくのか。母と同じくおれを置いて行ってしまうのか?
あにうえ。あなたがいないとおれは。
地獄の日々だった。毎日毎日兄上を部屋で待つが、帰ってこない。
ベッドに残る兄上の匂いで何とか誤魔化そうとするも、あの温もりがないとおれはもう寝れなくなっていた。
…やりすぎたからだろうか。
兄上にも俺と同じでおれがいないとダメになって欲しくて、父上に直談判して兄上をおれの傀儡にするための調教の道具を用意して欲しいと頼み込んで、色々と手に入れた。
少しずつ、少しずつ、優しく、丁寧に。
そうするつもりだったのに、兄上に煽られてキレてそこからは好き勝手やっていた。
兄上は諦めてるのか、それともおれを傷つけたくないからか抵抗しなかった、それをいいことに兄上が泣いて懇願するまで、おれはやめなかった。泣いておれに縋ってくる兄上、本当に可愛かった。
…おれを嫌いになった?こんなおれに呆れた?
ごめんなさい。もうやらないから、帰ってきて。兄上、あにうえ…。
兄上が帰ってきたのはいなくなってから4日目の事だ。
稽古場に向かおうと中央広間を通りがかった時、外へと繋がる大扉が開いた。
目を向けるとおれの愛しい大切な人が少しやつれた様子で立っていた。
あにうえっ…!
反射的に兄上へと走り、その身体に抱き着く。その温もりに涙が出そうになる。
かえってきてくれた!おれの元にかえってきてくれた!
うれしい。あにうえ。あにうえっ!
衝動のまま兄上に頭を擦り付けて甘える。
すると兄上が遠慮がちにおれの頭を撫でる。よく母がおれを撫でてくれたのを思い出す。
やさしい。あにうえ、だいすき。
そう思い、より深く抱きつこうと身体を密着させた時だった。
…兄上の勃ってる。
おれに会えて兄上も嬉しかったから…?いや、まだそんな調教していない。じゃあ、なんで?
そう考えているとふとバラのような臭いが兄上から漂う。
……何処かで嗅いだことがある臭いだ。
そう、あの兄上の婚約者だと宣っているあの王子。おれと兄上の邪魔をするあいつ、あいつの臭い。
怒りを通り越してスー…と冷静になってくる。
おれに何も言わずにあいつと会ってた兄上にも怒ってるけど、何よりもあいつ。
…あいつ、兄上に何をした?
兄上の右腕を掴み、お風呂場へと向かう。
確かめなければ、あの男に何をされたのか。おれの兄上に、あいつが何をしたのか。ああ、考えるだけで腸が煮えくり返りそうだ。兄上。あにうえ。
ーーー
ぐち、ぐちゅん!グチュグチュ…
「ラゥク…ッごぇ、ごめんなさッ…ぁっ♡しょこだめッッ♡あ゛…っ♡」
兄上を脱がしたおれは風呂場で四つん這いにさせ兄上の尻の中に指を3本突っ込んで感情のまま掻き回す。
兄上の身体はあいつの大量の噛み跡と、キスマーク、そして何より首を締められたであろう跡があった。
兄上に危害を加えようとした証拠。
そしてこんな風になるまで甚振っておきながら、まるで自分のものだと言わんばかりに左薬指に嵌められてる指輪。
怒りで一気に頭に血が登る。
…ふざけるな。
「いやぁぁあ゛ぁぁッ♡ゆびッつよいっ…♡!とまってぇ…ッ♡!イクッ♡イっちゃうからァ…ッ♡♡!!」
無意識のうちに怒りで兄上の前よりも大きくなってるしこりを強く潰しすぎたらしい。兄上が善がり泣いている。
「…兄上、今キレイにしますから」
クパァ…
掻き回していた指で兄上のおしりの穴を拡げる。そのままシャワーからぬるま湯を出し、ヘッドを兄上のおしりの穴に当てて、中を洗浄する。
おれが知ってる時よりも拡がるので容易に洗える事実にまた頭が熱くなる。
…また先を越された。アイツに、あの王子に、
横取りされて食われてしまった。
こんなことだったら、こんなことだったら、早く食べてしまえばよかったんだ。
泣いて縋る兄上が可愛くて、愛しくて、
順番通りにしようと流暢にやってたおれが馬鹿だった。
…兄上を守ると決めたくせに、こんな危害まで加えられてしまった。
強く絞めない限り、こんな跡首に残らない。首の項に複数付いてる噛み跡も瘡蓋にはなっているが、相当深いのが分かる。
おれが前噛んだ時よりも。
痛々しい姿に、何も出来なかった自分に、先を越された自分に腹が立つ。
「…あにうえ」
シャワーを止めて洗浄をやめる。
兄上のヒクヒクと動いているピンクの縁の穴に自身のそそり立つ肉棒を押し当てる。
兄上の身体は相当仕込まれたのか、当てるだけでチュウ、とおれに吸い付いてくる。
ドチュッッ!!
「お゛ぁッッ♡!」
兄上の雌穴を肉棒で一気に奥まで貫く。
中はトロトロであつく、おれに絡みついてきゅうきゅうと締め付ける。
少しきついと思ったら兄上はどうやらイったらしい。プルプルと震えながらポタポタと床に精液を垂らしていた。
「っ…あにうえ、あにうえ…!」
兄上の華奢な腰を掴み自身の体を密着させ中に打ち付ける。
兄上に覆いかぶさりながら、兄上の身体の至る所についてる傷を舌で労わるように舐る。
「はっ…あアッ…♡あんっ♡!ラゥク…ッ♡!ラルクゥ…ッ♡!」
おれが舐める度にピクンピクンと身体を震わせ、喜んでいる。
こんなに淫乱になってしまった。
いや、元からか。素質はあった。だからアーノルドの調教の成果ではない。断じて違う。
背中の筋からツー…とそのまま一番痛々しい首の傷と跡まで舐る。
ちゅっと口付けをすると、痛いのか気持ちいいのかビクンと兄上の体が反応する。
あにうえ、あにうえ、おれはアーノルドとは違う。あにうえがおれを思ってくれる限り、おれはこんなに痛めつけたりはしない。
兄上の前立腺に雁首の出っ張りを当て、執拗に攻める。
兄上の雌肉がおれを締め付け、搾り取るように痙攣している。
コチュぱちゅぱちゅぱちゅ!
「っぁあぁあ゛ッッ♡♡!それぇッ♡やば…ッ♡♡ぁあッ♡!イ゛っ…♡イクからぁ…ッ♡!!」
「…ッ…あにうえ…ッ、俺でイって、イけよッ!」
「ラゥ…ッッッンぁあ゛あ゛あ゛あ♡♡!!」
「っ…く…」
兄上の中が更に強く締まり、おれも中に出してしまう。
兄上のプルプル震えるペニスを見ると、精液と一緒におしっこにしては透明な液体がプシッと漏れ出ていた。
潮吹いたんだ兄上…可愛い。
「潮吹くくらい気持ち良かった?あにうえ」
「ッ…るさ……」
耳まで真っ赤にして俺から顔を逸らす。
可愛い耳……そうだ。ピアスにしよう。
兄上がもう俺から離れないように、兄上が何処にいても分かるように呪いをかけたピアスを付けよう。
父上やアーノルドは良くて、おれはダメなんてことはないだろ?
兄上の耳をスリっと撫でる。その感触にすら敏感になっている兄上の身体は反応しているのか、ピクピクと肩を震わせ、熱い吐息を吐く。
「ッ…みみさわるなぁ…♡!」
相変わらず口は生意気だな。身体は喜んでいるくせに。
その口も素直になるくらい甘やかしてやるよ。兄上。
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