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一章 始まった異世界での日常

No.11 ダンジョン内にて

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着々と探索を進めていく3人。
大半の魔物も楽々処理出来た。
「…全然余裕だねぇ」
「そうだな…」
しかし、問題が一つ…
いつの間にか広い洞窟のような場所に出ていた…
「どうなってんだよ!これは!」
「…ダンジョンは未開の土地とは言えど、中には空間に作用する固有の魔術が仕掛けられていますから…」
「それを先に言えよ…」
城の中に比べ、魔物も強くなっていた。
「さて…また来たよ」
今度はゴーレム。
鎧に岩石を大量に付けておいたような見た目をしている…
「硬いものには硬いものを…」
岩石弾コメットシュート
岩と岩がぶつかり合い、互いに砕け散る。
「時間かかりそうですね…」
ミレーヌがその後何十発を岩石弾コメットシュートを繰り出した…
もうやめて!とっくにゴーレムのライフは0よ!
「終わりました…」
「完全にオーバーキルだったがな…」
ゴーレムはその場で粉々に砕け散っていた。
「これからどうします?」
「進むしかないだろ」
「でも…この先を?」
アッシュが指さした先は…闇。暗黒。
ただ暗い道のり。
「…戻りましょう…」
「でもどうやって?」
「(._.)」
「無言になんなよ!あとその顔やめろ!」
「やっぱり進むしか無さそうだね…」
「分かりましたよ…」
導きの光スターライト
その後何分か歩いたが、魔物には遭遇しなかった。
「…おい」
「…戻りましょう?」
「いやでもねぇ…」
さすがのアッシュでも疲れを隠しきれないようだ。
するとどこからか悲鳴。
「…行くしかない…か」
悲鳴が聞こえた方に向かうと、腐臭が鼻腔を突き刺す。
死体だ…
「おいおいこれは…」
「どういう事だ…」
「ひどい…」
そこにいたのは赤いミノタウロス。
持っているのは…曲刀。
エースが持っていた物とは明らかにスケールが違う。
「やるしかないみたいだな…」
「えぇ。ここは先手必勝!アッシュさん!任せます!」
いや人任せかよ…
「こいつは…無理だな」
無理なのかよ…
ん?ということは…
「エース。任せた」
デスヨネー…
「というか…こいつが…このダンジョンのボス?」
「いや…さすがにこいつでは無いな…」
「マジかよ…でも…このスケールはない…」
俺は改めてミノタウロスを見据える。
「畜生…」














次回   ミノタウロスVSエース達!
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