4 / 6
シーフェル・アルガ
しおりを挟む
「……。君が…。君がシーフェル・アルガなのか?」
僕は前に現れた白髪紫眼の男の子にそう尋ねた。
「はい、貴方様の眷属シーフェル・アルガです。シーフェとお呼び下さい…。主様…。」
そう言ってシーフェは、僕の前に跪いた。
「シ、シーフェ。跪かないでいいんだよ!?
眷属だからってそんな事しなくていいよ!?年も同じに設定したし、そういうのはなんか、申し訳ない…。」僕は慌ててシーフェに言った。
「そうですか。分かりました。以後気をつけます、主様。」
シーフェは立ち上がってそう僕に告げた。
「ねぇ、シーフェ。シーフェは性別って男なの?僕ランダムって決めちゃったんだけど大丈夫だった??」
僕は心配だったことを聞いた。
「はい、男です。ランダムだったのでこっちを選択しました。ですが主様が女性の方がいいのなら…。」
言葉の最後とともに「ぽんっ!」と、音をたてて、シーフェの体か煙に包まれた。
そして中から現れたのは白髪紫眼のシーフェより、少し小さいシーフェにそっくりの…。美形の女の子が現れた。
「…こちらの方がよろしいですか??」と、女の子は僕に近づき上目遣いでそう言った。
「っっーーーー!!??も、元の姿に…!男に戻れ!!!」僕は急いで男の姿に戻させた…………。
(………。だっっ!だっ!だってそうするでしょ!可愛い女の子の顔がすぐ側にあるんだよ!?前世でも、女子とあまり関わり無かったし、年齢=彼女いない歴の僕にあんなの耐えれるわけないじゃん!!)
そう考えてる間にシーフェは男の姿に戻った。
「主様、女性の姿気に入りませんでしたか??」
「そんなことないよ!?すっごく可愛かったし!」
僕はすぐさまシーフェに伝えた。
「でしたら、なぜ?」
シーフェがそう聞いてくる。
「……。あ、あんな可愛い顔がすぐそばあったら緊張するんだよ!!危うく天に登りそうだったよ!もうのぼってるけど!」
(やばかった、まじ可愛すぎるだろ…)
そう思いながらシーフェに伝えた。
怒られたとおもったのか…。
「そ、そうでしたか。失礼しました。喜ぶと思って……。」そう言って、シーフェは、しゅんと下を向く…。
(もー、やめてくれ…!!イケメンがそんな顔しないでくれよ…!!犬みたいで、なんかキュンキュンしちゃうから……!!)
と、僕自身は心の中でなにかと戦っていた…。
「わかった…。気持ちは嬉しかったよ。ありがとうシーフェ。やるとしても、これからは女性の姿で近ずき過ぎないようにな?」
僕はシーフェにくぎをさし褒めながらそう言った
。
その言葉を聞いた途端、ぱぁぁぁっ!!っと明るくなり「はいっ!」とニコニコしながらそう言った。シーフェは褒めてもらえて嬉しいのか、しばらく笑顔のままだった。
(何あれ…可愛すぎる…犬かよっ……!!イケメンスマイル恐るべしっ!!!…地球の女性があれ見たらシーフェに群がるんだろうな…。
ところで、シーフェのステータスとかってどーなってるんだろ…。)
「シーフェ、ちょっと来て~!」
僕が呼びかけたと同時にシーフェがこちらに来る…。
僕は前に現れた白髪紫眼の男の子にそう尋ねた。
「はい、貴方様の眷属シーフェル・アルガです。シーフェとお呼び下さい…。主様…。」
そう言ってシーフェは、僕の前に跪いた。
「シ、シーフェ。跪かないでいいんだよ!?
眷属だからってそんな事しなくていいよ!?年も同じに設定したし、そういうのはなんか、申し訳ない…。」僕は慌ててシーフェに言った。
「そうですか。分かりました。以後気をつけます、主様。」
シーフェは立ち上がってそう僕に告げた。
「ねぇ、シーフェ。シーフェは性別って男なの?僕ランダムって決めちゃったんだけど大丈夫だった??」
僕は心配だったことを聞いた。
「はい、男です。ランダムだったのでこっちを選択しました。ですが主様が女性の方がいいのなら…。」
言葉の最後とともに「ぽんっ!」と、音をたてて、シーフェの体か煙に包まれた。
そして中から現れたのは白髪紫眼のシーフェより、少し小さいシーフェにそっくりの…。美形の女の子が現れた。
「…こちらの方がよろしいですか??」と、女の子は僕に近づき上目遣いでそう言った。
「っっーーーー!!??も、元の姿に…!男に戻れ!!!」僕は急いで男の姿に戻させた…………。
(………。だっっ!だっ!だってそうするでしょ!可愛い女の子の顔がすぐ側にあるんだよ!?前世でも、女子とあまり関わり無かったし、年齢=彼女いない歴の僕にあんなの耐えれるわけないじゃん!!)
そう考えてる間にシーフェは男の姿に戻った。
「主様、女性の姿気に入りませんでしたか??」
「そんなことないよ!?すっごく可愛かったし!」
僕はすぐさまシーフェに伝えた。
「でしたら、なぜ?」
シーフェがそう聞いてくる。
「……。あ、あんな可愛い顔がすぐそばあったら緊張するんだよ!!危うく天に登りそうだったよ!もうのぼってるけど!」
(やばかった、まじ可愛すぎるだろ…)
そう思いながらシーフェに伝えた。
怒られたとおもったのか…。
「そ、そうでしたか。失礼しました。喜ぶと思って……。」そう言って、シーフェは、しゅんと下を向く…。
(もー、やめてくれ…!!イケメンがそんな顔しないでくれよ…!!犬みたいで、なんかキュンキュンしちゃうから……!!)
と、僕自身は心の中でなにかと戦っていた…。
「わかった…。気持ちは嬉しかったよ。ありがとうシーフェ。やるとしても、これからは女性の姿で近ずき過ぎないようにな?」
僕はシーフェにくぎをさし褒めながらそう言った
。
その言葉を聞いた途端、ぱぁぁぁっ!!っと明るくなり「はいっ!」とニコニコしながらそう言った。シーフェは褒めてもらえて嬉しいのか、しばらく笑顔のままだった。
(何あれ…可愛すぎる…犬かよっ……!!イケメンスマイル恐るべしっ!!!…地球の女性があれ見たらシーフェに群がるんだろうな…。
ところで、シーフェのステータスとかってどーなってるんだろ…。)
「シーフェ、ちょっと来て~!」
僕が呼びかけたと同時にシーフェがこちらに来る…。
0
お気に入りに追加
6
あなたにおすすめの小説

【完結】結婚前から愛人を囲う男の種などいりません!
つくも茄子
ファンタジー
伯爵令嬢のフアナは、結婚式の一ヶ月前に婚約者の恋人から「私達愛し合っているから婚約を破棄しろ」と怒鳴り込まれた。この赤毛の女性は誰?え?婚約者のジョアンの恋人?初耳です。ジョアンとは従兄妹同士の幼馴染。ジョアンの父親である侯爵はフアナの伯父でもあった。怒り心頭の伯父。されどフアナは夫に愛人がいても一向に構わない。というよりも、結婚一ヶ月前に破棄など常識に考えて無理である。無事に結婚は済ませたものの、夫は新妻を蔑ろにする。何か勘違いしているようですが、伯爵家の世継ぎは私から生まれた子供がなるんですよ?父親?別に書類上の夫である必要はありません。そんな、フアナに最高の「種」がやってきた。
他サイトにも公開中。

冷遇妻に家を売り払われていた男の裁判
七辻ゆゆ
ファンタジー
婚姻後すぐに妻を放置した男が二年ぶりに帰ると、家はなくなっていた。
「では開廷いたします」
家には10億の価値があったと主張し、妻に離縁と損害賠償を求める男。妻の口からは二年の事実が語られていく。

【完結】悪役令嬢に転生したけど、王太子妃にならない方が幸せじゃない?
みちこ
ファンタジー
12歳の時に前世の記憶を思い出し、自分が悪役令嬢なのに気が付いた主人公。
ずっと王太子に片思いしていて、将来は王太子妃になることしか頭になかった主人公だけど、前世の記憶を思い出したことで、王太子の何が良かったのか疑問に思うようになる
色々としがらみがある王太子妃になるより、このまま公爵家の娘として暮らす方が幸せだと気が付く
【完結】もう…我慢しなくても良いですよね?
アノマロカリス
ファンタジー
マーテルリア・フローレンス公爵令嬢は、幼い頃から自国の第一王子との婚約が決まっていて幼少の頃から厳しい教育を施されていた。
泣き言は許されず、笑みを浮かべる事も許されず、お茶会にすら参加させて貰えずに常に完璧な淑女を求められて教育をされて来た。
16歳の成人の義を過ぎてから王子との婚約発表の場で、事あろうことか王子は聖女に選ばれたという男爵令嬢を連れて来て私との婚約を破棄して、男爵令嬢と婚約する事を選んだ。
マーテルリアの幼少からの血の滲むような努力は、一瞬で崩壊してしまった。
あぁ、今迄の苦労は一体なんの為に…
もう…我慢しなくても良いですよね?
この物語は、「虐げられる生活を曽祖母の秘術でざまぁして差し上げますわ!」の続編です。
前作の登場人物達も多数登場する予定です。
マーテルリアのイラストを変更致しました。
【商業企画進行中・取り下げ予定】さようなら、私の初恋。
ごろごろみかん。
ファンタジー
結婚式の夜、私はあなたに殺された。
彼に嫌悪されているのは知っていたけど、でも、殺されるほどだとは思っていなかった。
「誰も、お前なんか必要としていない」
最期の時に言われた言葉。彼に嫌われていても、彼にほかに愛するひとがいても、私は彼の婚約者であることをやめなかった。やめられなかった。私には責務があるから。
だけどそれも、意味のないことだったのだ。
彼に殺されて、気がつけば彼と結婚する半年前に戻っていた。
なぜ時が戻ったのかは分からない。
それでも、ひとつだけ確かなことがある。
あなたは私をいらないと言ったけど──私も、私の人生にあなたはいらない。
私は、私の生きたいように生きます。

いっとう愚かで、惨めで、哀れな末路を辿るはずだった令嬢の矜持
空月
ファンタジー
古くからの名家、貴き血を継ぐローゼンベルグ家――その末子、一人娘として生まれたカトレア・ローゼンベルグは、幼い頃からの婚約者に婚約破棄され、遠方の別荘へと療養の名目で送られた。
その道中に惨めに死ぬはずだった未来を、突然現れた『バグ』によって回避して、ただの『カトレア』として生きていく話。
※悪役令嬢で婚約破棄物ですが、ざまぁもスッキリもありません。
※以前投稿していた「いっとう愚かで惨めで哀れだった令嬢の果て」改稿版です。文章量が1.5倍くらいに増えています。

一家処刑?!まっぴらごめんですわ!!~悪役令嬢(予定)の娘といじわる(予定)な継母と馬鹿(現在進行形)な夫
むぎてん
ファンタジー
夫が隠し子のチェルシーを引き取った日。「お花畑のチェルシー」という前世で読んだ小説の中に転生していると気付いた妻マーサ。 この物語、主人公のチェルシーは悪役令嬢だ。 最後は華麗な「ざまあ」の末に一家全員の処刑で幕を閉じるバッドエンド‥‥‥なんて、まっぴら御免ですわ!絶対に阻止して幸せになって見せましょう!! 悪役令嬢(予定)の娘と、意地悪(予定)な継母と、馬鹿(現在進行形)な夫。3人の登場人物がそれぞれの愛の形、家族の形を確認し幸せになるお話です。
悪役令嬢は永眠しました
詩海猫
ファンタジー
「お前のような女との婚約は破棄だっ、ロザリンダ・ラクシエル!だがお前のような女でも使い道はある、ジルデ公との縁談を調えてやった!感謝して公との間に沢山の子を産むがいい!」
長年の婚約者であった王太子のこの言葉に気を失った公爵令嬢・ロザリンダ。
だが、次に目覚めた時のロザリンダの魂は別人だった。
ロザリンダとして目覚めた木の葉サツキは、ロザリンダの意識がショックのあまり永遠の眠りについてしまったことを知り、「なぜロザリンダはこんなに努力してるのに周りはクズばっかりなの?まかせてロザリンダ!きっちりお返ししてあげるからね!」
*思いつきでプロットなしで書き始めましたが結末は決めています。暗い展開の話を書いているとメンタルにもろに影響して生活に支障が出ることに気付きました。定期的に強気主人公を暴れさせないと(?)書き続けるのは不可能なようなのでメンタル状態に合わせて書けるものから書いていくことにします、ご了承下さいm(_ _)m
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる