箱庭アリス

目を覚ますと、とても可愛らしい部屋に閉じ込められていた。
私には記憶がなく、目の前で私を「アリス」と語る男が何者なのかもわからない。
全てがわからないまま始まる日常は、思いもよらない方向へと進んでいく。

※グロテスクな表現があります。ご注意下さい。

全9話を予定しております。

『監禁アンソロジーpain 錯』に寄稿した作品を改稿したものです。
表紙イラストも私が描いております。
24h.ポイント 63pt
0
小説 14,351 位 / 194,368件 キャラ文芸 147 位 / 4,912件

あなたにおすすめの小説

悠久思想同盟

二ノ宮明季
キャラ文芸
 完全に悲観している訳ではないが、楽しいと思って生活している訳ではない。そんな主人公――百瀬橙子が車に撥ねられ、目を覚ました世界は、同じ高校の男子生徒の日高笑太と、二人にそっくりな人形のある空間だった。  そこから始まる、苦い青春のタイムリープストーリー。  イラストは、きらきら(芝桜)さんにお願いしました。Twitterのアカウントは「@kirakira3daikon」です。

夫が妹を第二夫人に迎えたので、英雄の妻の座を捨てます。

Nao*
恋愛
夫が英雄の称号を授かり、私は英雄の妻となった。 そして英雄は、何でも一つ願いを叶える事が出来る。 だが夫が願ったのは、私の妹を第二夫人に迎えると言う信じられないものだった。 これまで夫の為に祈りを捧げて来たと言うのに、私は彼に手酷く裏切られたのだ──。 (1万字以上と少し長いので、短編集とは別にしてあります。)

御伽噺のその先へ

雪華
キャラ文芸
ほんの気まぐれと偶然だった。しかし、あるいは運命だったのかもしれない。 高校1年生の紗良のクラスには、他人に全く興味を示さない男子生徒がいた。 彼は美少年と呼ぶに相応しい容姿なのだが、言い寄る女子を片っ端から冷たく突き放し、「観賞用王子」と陰で囁かれている。 その王子が紗良に告げた。 「ねえ、俺と付き合ってよ」 言葉とは裏腹に彼の表情は険しい。 王子には、誰にも言えない秘密があった。

鬼人の養子になりまして~吾妻ミツバと鬼人の婚約者~

石動なつめ
キャラ文芸
児童養護施設で育ったミツバは鬼人の『祓い屋』我妻家に養子として引き取られる。 吾妻家の家族はツンデレ気味ながら、ミツバの事を大事にしてくれていた。 そうしてその生活にも慣れた頃、義父が不機嫌そうな顔で 「お前と婚約したいという話が来ている」 といった。お相手は同じく鬼人で祓い屋を生業とする十和田家のソウジという少年。 そんな彼が婚約を望んだのは、ミツバが持つ『天秤体質』という特殊な体質がが理由のようで――。 これは恋に興味が無い少女と少年が、面倒で厄介な恋のアレコレに巻き込まれながら、お互いをゆっくりと好きになっていく物語。 ※小説家になろう様にも投稿しています。

大神様のお気に入り

茶柱まちこ
キャラ文芸
【現在休載中……】  雪深い農村で育った少女・すずは、赤子のころにかけられた呪いによって盲目となり、姉や村人たちに虐いたげられる日々を送っていた。  ある日、すずは村人たちに騙されて生贄にされ、雪山の神社に閉じ込められてしまう。失意の中、絶命寸前の彼女を救ったのは、狼と人間を掛け合わせたような姿の男──村人たちが崇める守護神・大神だった。  呪いを解く代わりに大神のもとで働くことになったすずは、大神やあやかしたちの優しさに触れ、幸せを知っていく──。  神様と盲目少女が紡ぐ、和風恋愛幻想譚

十二支vs十二星座

ビッグバン
キャラ文芸
東洋と西洋、場所や司る物は違えど同じ12の物を司る獣や物の神達。普通なら会うはずの彼等だが年に一度、お互いの代表する地域の繁栄を決める為、年に一度12月31日の大晦日に戦い会うのだ。勝負に勝ち、繁栄するのは東洋か、それとも西洋か

Dark Night Princess

べるんご
ホラー
古より、闇の隣人は常に在る かつての神話、現代の都市伝説、彼らは時に人々へ牙をむき、時には人々によって滅ぶ 突如現れた怪異、鬼によって瀕死の重傷を負わされた少女は、ふらりと現れた美しい吸血鬼によって救われた末に、治癒不能な傷の苦しみから解放され、同じ吸血鬼として蘇生する ヒトであったころの繋がりを全て失い、怪異の世界で生きることとなった少女は、その未知の世界に何を見るのか 現代を舞台に繰り広げられる、吸血鬼や人狼を始めとする、古今東西様々な怪異と人間の恐ろしく、血生臭くも美しい物語 ホラー大賞エントリー作品です

さらさらと流れるように描くように

日野
キャラ文芸
はじめての死後の世界、右も左もわからない。 紅香は最期の記憶がないまま常世で暮らしはじめた。 これが夢であれなんであれ、現世とおなじく暮らさねばならず――未知も怪異も、衣食住の前では些細なこと。 角の生えた少年・多娥丸のもと、紅香は頼まれていないのに掃除やお使いをはじめ、居場所の確保に成功する。 しかし亡者は亡者でも、紅香は理からはぐれた特異な存在だった――安穏とした時間は短く、招いてもいない客が現れはじめた。