婚約者から用済みにされた聖女 〜私を処分するおつもりなら、国から逃げようと思います〜
「覚悟しておけよ。貴様がこの世から消えれば良いだけの話だ」
「薄気味悪い人形が、私と結婚などできると思うな」
侯爵令嬢――エムザラ・エイルは、婚約者の王子から忌み嫌われていた。
彼女は邪悪な力を払う『聖女』の力を持って生まれた。
国にとって重要な存在である聖女のエムザラは、第一王子の婚約者となった。
国に言われるまま、道具のように生きてきたエムザラ。
そのため感情に乏しく、周囲からも婚約者からも疎ましく思われていた。
そして、婚姻を直前に控えて夜――婚約者の王子から送られてきた刺客。
「エムザラ……俺と来い。俺が君を幸せにしてやる」
だが、刺客は命を奪わずに言った。
君を幸せにしてやる……と。
「俺がもう一度、君を笑わせてやる」
聖女を誘拐した暗殺者。
彼の正体は、帝国の皇子で――
ただ一人の少女が心を取り戻すための、小さな恋の話。
「薄気味悪い人形が、私と結婚などできると思うな」
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完結したお話を読みたくてこちらを読ませて頂きました。
エムザラの祖国で周りにいる人達が余りにも酷くて王子は自分勝手な理由で刺客を送ったり妹も屑だしこんな環境じゃ笑えなくなっちゃいますよ。
この先どうなっちゃうと思っていたらまさかの刺客さんが救い出すとは(°0°)!!
その後の帝国に行ってからは周りに恵まれて笑える様になって本当に良かったです♪
クズ王子と妹、父親は表舞台から消えてくれてホッです。
最後まで楽しく読ませて頂きました、素敵なお話をありがとうございました♪
ありがとうございます!
楽しく読んでいただけて嬉しいです!
最後までとても素敵でした!純愛って感じが良かったし、変に第2王子が(帝国の)出てきて荒らしたりが無くって、ただただ二人の成長と幸せが続いていて、ほんわか致しました。これこそハピエン!ですね。
ありがとうございます!
楽しんでもらえてよかったです!
ごめんなさい。先の投稿で
公爵家←侯爵家
自分ったら。。(苦笑
ご指摘ありがとうございます!
すみません、間違っていたので修正しました!
一気読みしてます。
8話で、同じ伯爵家、とありましたが、聖女様、公爵家の出ではなかったでしょうか?
完結作らしいので最後まで楽しみです。
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