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『実演販売in魔大陸』
しおりを挟む「今日、実演販売だった」
「Σ(゜Д゜)」
「Σ(゜Д゜)」
「Σ( ̄□ ̄|||)マジか! 出遅れた! どこで!?」
「魔大陸」
「……」
「は……」
「え……」
「やはり、薬師マックは魔大陸に行けたのか……」
「俺、まだ行く資格ねえよ……クソ」
「トレの店主さんがよろしく! って言ったら即作ってくれた薬師マックは神だ」
「すげえ」
「しかも魔大陸産の使えねえ薬草をなぜか使って効能高いの作ってたパねえ」
「やっぱ神か」
「どうやって使えるようにしたんだ?」
「なんかを調薬して、それに薬草を漬け込んで洗ってた」
「え、その手順どこで知ることが出来るんだろ。どこかの攻略サイトに書いてある?」
「魔大陸産の物を使う様にする手順はなかった。俺も探したけど」
「じゃあ何で薬師マックは知ってるんだろ」
「どこかに独自情報ルートがあるとか」
「マジか。今度突ってみるかな」
「自分で発見してたりしてな」
「それこそ神の所業だろ。限りなく無理」
「でも薬師マックだし」
「う、それを言われると否定できねえ」
「でもって、普段よりちょっと回復能力がついたホーリーハイポーションをゲットした。一人2本だったけど」
「こっちではそのアイテム売ってないんだよな。俺も欲しい」
「っつうか飲むと魔大陸のHPガン減りが止まるっつーアイテムっぽいから、そっちではいらねえよ」
「あ、でも俺試しに使ってみたけど、普通にこっちでもかなり有用。聖属性が一定時間つくから、アンデッド系の時の攻撃が怖くなくなる」
「Σ( ̄□ ̄|||)それこそ知らなかった……俺、買い貯めとこ」
「あ、俺欲しい。誰か代理で買って」
「代理とか無理だから。こっちで買った物を転売したり渡したり出来ないらしいから。他のやつにその場で使う分には大丈夫らしいけど。即BANされるくらい転売はヤバいからやめとけ。実力で買いに行けるようになれよ」
「Σ( ̄□ ̄|||)即BANって……厳しい。そうする。垢BAN怖い。俺はもっとADOで遊んでいたいんだ」
「俺も」
「俺も俺も」
「垢BANされたら俺鬱になる自信ある」
「↑大丈夫かよ……まあ、よほどのことをしない限り大丈夫だとは思うけど」
「そうだな」
「早く魔大陸の店に買い物行きたい」
「珍しいやつとかあるから楽しいぞ」
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