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悍ましい一夜
狂った宴の終焉 ※
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「ぁ、あぁッ、ぁ、は……あ、んっ」
「うわ、結合部丸見えだから、理玖ちゃんのまんこがぐっぽり咥えてるのがよく見えるねー」
「や、見ないでっ、ら、ぇ、あっぅ、ぁ……は、ぅ」
「いやいや。こんなエロい絵面、見ないわけにいかないでしょ。ほら記念撮影しようね」
「とらないで、くださつ、あぁ、ぁう゛
っ!」
ソファに腰掛けた男の上に跨らせられて、深々と埋め込まれて突き上げられる。
後ろから両腿を強く掴まれて、持ち上げては落とされると、自重のせいもあって奥まで飲み込んでしまった。背面騎乗位の体位で、大股開きで何もかも見られている。
じっとりと粘りつくような視線の数々に、羞恥と揶揄う言葉の数々が合わさって、中のペニスを締め付けてしまった。
「締め付け、すっげ。とんでもねぇ名器だなこれ」
「しかも顔も可愛いし、よくここまで処女でいられたよな。どっかで喰われててもおかしくないって」
「感度も良いし、ほんと才能ありすぎ」
「ハメ撮り映像、いっぱい見てもらおうな~」
犯されて喘いでいる様子を、カメラを向けられて録画されている。
彼等曰く、この映像にはプロテクトがかかっているので学外に流出することはないらしい。あくまでも、学内での特待生の紹介として水面下で一般生に見られるものだとか。
安心してね、などと言われても、何一つ安心できる要素がなかった。こんな姿を、学園中の生徒達に見られるなんて、考えるだけでも恐ろしい。
なのに、嫌がる言動は全て受け流されて、結合部も蕩ける顔も何もかもカメラに収められるしかなかった。
「また勃っちまったわ。理玖チャン、舐めて」
「っふ、んんっ、ぐ……っ!?」
頬を掴まれて、唇の隙間にむき出しのペニスを押し付けられた。
顔を背けることもできず、無理矢理口の中に押し込まれてしまった。苦くてしょっぱい味が舌に広がる。
「っん、むぅ……っ」
「口ン中あったけぇ~、歯立てるなよ」
「んッ……んッ」
広がる先走りの苦味に眉を顰め、吐きたくても、口の中の勃起したそれが邪魔で吐けない。
万が一にでも歯を立てたら、何をされるかわからない。必死に歯を立てないことだけに神経を注いでいると、男の方が腰を動かしてきた。
「っ、ふ、ぐぅっ、んんっ」
頭を押さえられて、口から喉へと押し入ってくる。
下からの突き上げも容赦なく続いていて、上も下も、なすがままに男達の欲望の捌け口にされるしかなかった。
苦しい、気持ちいい……辛い。
感情がない混ぜになって、頭の中がぐちゃぐちゃだった。
「理玖くんの口の中もサイコーだわ……出るっ」
次の瞬間、口の中で限界まで膨張していたそれが勢い良く熱を吐き出した。広がる苦味に耐えられず、唾液と共に口から溢した。
「うっ、……ぁ、ぅ……」
「流石にごっくんはしてくれないか」
「無理矢理飲ませんのはアウトだから気をつけろよ。ほら、理玖くんティッシュにザーメン出していいからな」
ティッシュで口を拭かれて、言葉通りできる限りそこに吐き出した。それでも猛烈な気持ち悪さが治らない。
「っげほっ、ぅえっ」
「かわいそー、むせちゃってんじゃん」
「そのセリフ、ガン突きしながら言うなよ」
「っぁ、や……んん……あっ」
太腿に痕がつくんじゃないかというくらい強く掴まれて、力の抜けた身体を好き勝手突き上げられた。
限界が近いのだろう。男の息が浅くなってきて、射精を促すためだけの動きが繰り返される。男の体に寄りかかって、喘ぐだけの人形になっていた。
ゴム越しの熱を浴び、引き抜かれてソファの上に転がされる。もう指の一本も自分の意思で動かせないくらい、疲労困憊だ。
虚な視線でぼんやりとしていると、パサリとタオルがかけられた。
「……もう、終わりだ。出てってくれ」
「先輩風吹かせてんの?可愛いね、御影」
どうやらタオルをかけてくれたのは、久木のようだ。自分も全裸で何も隠せていない状態であるにも関わらず、理玖の体を慮っていた。
「後処理は僕がする。教育係だから」
「自分もフラフラの癖に無理すんなよ」
「煩い。今すぐここからいなくなってくれ」
久木の鋭い視線は、瀬川にも向けられていた。
理玖の元に寄って行って、あわよくば後処理をしようと思っていた瀬川だったが、久木の剣幕に押されて断念した。
饗宴が終わり、栗栖達が部屋から出て行く。バタン、とドアが閉まる音と共に静寂が訪れた。
「………三ツ橋、ごめんね」
静かな室内に、か細い声が響く。
視線を声の方へと向けると、唇を噛み締めた久木と目が合った。
「ひさき、せん、ぱい……」
酷い声だった。
散々喘いでいたせいで、すっかり声が掠れて自分のものとは思えないものになっていた。
「あいつらの方が、上手だった。まさか君の友達を引き込むなんて」
「ゆ、ぅき、が」
もう出ないと思った涙が、目尻を伝い落ちる。
「後処理は僕がするから、三ツ橋は寝てて」
「ん……、」
まともな返事も出来ないくらい、もう意識を手放しかけていた。
温かい久木の掌の感触を得ながら、静かに眠りに落ちた。
「うわ、結合部丸見えだから、理玖ちゃんのまんこがぐっぽり咥えてるのがよく見えるねー」
「や、見ないでっ、ら、ぇ、あっぅ、ぁ……は、ぅ」
「いやいや。こんなエロい絵面、見ないわけにいかないでしょ。ほら記念撮影しようね」
「とらないで、くださつ、あぁ、ぁう゛
っ!」
ソファに腰掛けた男の上に跨らせられて、深々と埋め込まれて突き上げられる。
後ろから両腿を強く掴まれて、持ち上げては落とされると、自重のせいもあって奥まで飲み込んでしまった。背面騎乗位の体位で、大股開きで何もかも見られている。
じっとりと粘りつくような視線の数々に、羞恥と揶揄う言葉の数々が合わさって、中のペニスを締め付けてしまった。
「締め付け、すっげ。とんでもねぇ名器だなこれ」
「しかも顔も可愛いし、よくここまで処女でいられたよな。どっかで喰われててもおかしくないって」
「感度も良いし、ほんと才能ありすぎ」
「ハメ撮り映像、いっぱい見てもらおうな~」
犯されて喘いでいる様子を、カメラを向けられて録画されている。
彼等曰く、この映像にはプロテクトがかかっているので学外に流出することはないらしい。あくまでも、学内での特待生の紹介として水面下で一般生に見られるものだとか。
安心してね、などと言われても、何一つ安心できる要素がなかった。こんな姿を、学園中の生徒達に見られるなんて、考えるだけでも恐ろしい。
なのに、嫌がる言動は全て受け流されて、結合部も蕩ける顔も何もかもカメラに収められるしかなかった。
「また勃っちまったわ。理玖チャン、舐めて」
「っふ、んんっ、ぐ……っ!?」
頬を掴まれて、唇の隙間にむき出しのペニスを押し付けられた。
顔を背けることもできず、無理矢理口の中に押し込まれてしまった。苦くてしょっぱい味が舌に広がる。
「っん、むぅ……っ」
「口ン中あったけぇ~、歯立てるなよ」
「んッ……んッ」
広がる先走りの苦味に眉を顰め、吐きたくても、口の中の勃起したそれが邪魔で吐けない。
万が一にでも歯を立てたら、何をされるかわからない。必死に歯を立てないことだけに神経を注いでいると、男の方が腰を動かしてきた。
「っ、ふ、ぐぅっ、んんっ」
頭を押さえられて、口から喉へと押し入ってくる。
下からの突き上げも容赦なく続いていて、上も下も、なすがままに男達の欲望の捌け口にされるしかなかった。
苦しい、気持ちいい……辛い。
感情がない混ぜになって、頭の中がぐちゃぐちゃだった。
「理玖くんの口の中もサイコーだわ……出るっ」
次の瞬間、口の中で限界まで膨張していたそれが勢い良く熱を吐き出した。広がる苦味に耐えられず、唾液と共に口から溢した。
「うっ、……ぁ、ぅ……」
「流石にごっくんはしてくれないか」
「無理矢理飲ませんのはアウトだから気をつけろよ。ほら、理玖くんティッシュにザーメン出していいからな」
ティッシュで口を拭かれて、言葉通りできる限りそこに吐き出した。それでも猛烈な気持ち悪さが治らない。
「っげほっ、ぅえっ」
「かわいそー、むせちゃってんじゃん」
「そのセリフ、ガン突きしながら言うなよ」
「っぁ、や……んん……あっ」
太腿に痕がつくんじゃないかというくらい強く掴まれて、力の抜けた身体を好き勝手突き上げられた。
限界が近いのだろう。男の息が浅くなってきて、射精を促すためだけの動きが繰り返される。男の体に寄りかかって、喘ぐだけの人形になっていた。
ゴム越しの熱を浴び、引き抜かれてソファの上に転がされる。もう指の一本も自分の意思で動かせないくらい、疲労困憊だ。
虚な視線でぼんやりとしていると、パサリとタオルがかけられた。
「……もう、終わりだ。出てってくれ」
「先輩風吹かせてんの?可愛いね、御影」
どうやらタオルをかけてくれたのは、久木のようだ。自分も全裸で何も隠せていない状態であるにも関わらず、理玖の体を慮っていた。
「後処理は僕がする。教育係だから」
「自分もフラフラの癖に無理すんなよ」
「煩い。今すぐここからいなくなってくれ」
久木の鋭い視線は、瀬川にも向けられていた。
理玖の元に寄って行って、あわよくば後処理をしようと思っていた瀬川だったが、久木の剣幕に押されて断念した。
饗宴が終わり、栗栖達が部屋から出て行く。バタン、とドアが閉まる音と共に静寂が訪れた。
「………三ツ橋、ごめんね」
静かな室内に、か細い声が響く。
視線を声の方へと向けると、唇を噛み締めた久木と目が合った。
「ひさき、せん、ぱい……」
酷い声だった。
散々喘いでいたせいで、すっかり声が掠れて自分のものとは思えないものになっていた。
「あいつらの方が、上手だった。まさか君の友達を引き込むなんて」
「ゆ、ぅき、が」
もう出ないと思った涙が、目尻を伝い落ちる。
「後処理は僕がするから、三ツ橋は寝てて」
「ん……、」
まともな返事も出来ないくらい、もう意識を手放しかけていた。
温かい久木の掌の感触を得ながら、静かに眠りに落ちた。
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