男子校の悪役令嬢

冴島

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間話 或る生徒の妄想(生徒会長×司)

令嬢様は生徒会長に逆らえない2 ※

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 続きを読むのか……?と一瞬悩んだが、こんな途中でやめたところで、気になってしまうだろう。だったら覚悟を決めて、最後まで読む。
 どうせ20~30ページ程度しかないので、あっという間だ。1ページあたりの情報量が多いし濃すぎるけど。

「い、行くぞ龍次!」
「……俺は検閲がてら見るけど、トラウマにならないといいな」

 龍次はなんか達観した目になっている。これまでも、生徒が所持していたありとあらゆる違反物を押収してチェックしていることもあって、慣れてはいるんだろう。
 とはいえ、二次元にされていたとしてもリアル友人が知り合いにエロいことをされている漫画なんて、好んで読みたくはない。

 先程のページに戻り、次を捲った。
 チンコを剥き出しにされて、美作に擦られている。流石にチンコをそのまま描くのは色々まずいこともあって、一部に修正がされていた。AVと似たようなアレだろうか。

「あっ、あ、ああ......だめぇっ」
「ほら、どんどん勃ってきた。エッチな汁がいっぱい垂れてきてるよ」

 エロ漫画みたいな(これ自体エロ漫画以外の何者でもないが)セリフを吐きながら、勃起したチンコが奴の手で扱かれている。
 あっ♡あっ♡なんて、ハートマークがついた喘ぎを溢して、本の中の俺は気持ちよさそうなトロトロの顔になっていた。
 ぐちゃ♡ ぐちゃ、ぐちゃ♡という擬音が生々しい。

 「ぁん、ひぅっ......♡ ぁ、あ♡」
「足、プルプル震えてるね?お腹の筋肉も痙攣してきた。イキそう?」
「言わない、でぇ……あ、だめ、いく、イくうぅぅ!」

 AVみたいな声を上げながら、本の中の俺が奴の手の中に射精した。真っ赤な顔で、なのに顔は心底気持ちいいとばかりに蕩け切っている。
 いや確かに出すの気持ちいいけどさ……右手が相棒の身からしても……いやでも、このシチュエーションはちょっと……。

 ハァ、ハァ……と余韻に浸りながらも、無理矢理イかされたことにキッと美作を睨み上げた俺だったが、腰砕けになってしまってそのまま崩れ落ちそうになった。
 そこを、グイッと奴に引き寄せられて、移動させられるとソファの上に押し倒される。

「やめて、退いてくださ……っ」
「脱がせるよ」

 奴の胸に手を当てて押すが、びくともせずにズボンを脱がされて放り投げられた。
 これがリアル俺だったが、押し倒される前に殴って逃げていたことだろう。流石にヤられそうになったら正当防衛だろ。でも実際キスされた時引き剥がせなかったから、そういうところはリアルなんだよなぁ……。

 両足を持って、開かされる。
 う、うわーーー!股開かされてる……。これが美少女のエロ漫画だったならよかったのだが、残念ながら大股開きにさせられているのは、俺自身だった。メンタルにダメージ。
 足を開かされたままのしかかられて、奴の指が俺の後ろの穴、つまりは肛門に押し当てられた。展開が早い。
 つか、そうだよな……男同士ってアナルセックスだもんな……。
 ここはエロ漫画と同じファンタジーで、いきなり指を突っ込まれて、どこかを触られた瞬間、俺は驚いた顔をしながら喘いでいた。

「前立腺、気持ちいいね」
「や、そこ、触らない、で……っひ、ぁ゛!?」
「ほら、もっと啼いて」

 アレだろうか、女の子で言うGスポット的なのだろうか。前立腺。そっか……男ってそこが気持ちよくなるんだ……。
 いらん知識を得てしまった。
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