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第4章:交易都市ペルトーセ
第47話:ベネディクトゥス家の攻防
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アイネは信じられないとばかりに目を見張り、目の前の少女を見据える。
アイネの前に立つ少女、メリクリウスはおよそ血の臭いなど似合わないゴスロリ調のフリフリの服を身に纏い、可憐な黒い長髪に真っ赤な瞳でアイネを見据えている。
しかし、その手に持つのは血に濡れた虹色の短剣。幻想具、光芒剣ステラ、と言ったか。その短剣で斬り捨てられた使用人が床に転がっている。
どれだけ血の臭いと結びつかないような外見をしていても目の前の少女は間違いなく血をすすって生きてきた人間。悪名高きゴルドニアース傭兵団の幹部なのだ。
何故、この少女がここにいる? アイネは困惑した。ラグリアでメリクリウス率いるゴルドニアース傭兵団と戦い、その追撃を振り切ってこの町ペルトーセまで逃れてきたはずなのだ。それなのに何故、そのゴルドニアース傭兵団がこのペルトーセにやって来て、あまつさえ、このベネディクトゥス家の屋敷にまで侵入を果たしているのか。
もう息をしていない使用人は武装した一団が侵入した、と言った。ならば侵入したのはこの少女だけではあるまい。「どうしてアンタたちがここにいるのよ!」とアイネは語気を強め、言った。
何がおかしいのかクスクスクス、とメリクリウスは笑う。
「この町を守る兵士の皆さんたちはみんなお留守のようだったからね。入り込むのは簡単だったわ」
「なんですって……!?」
たしかに今、この町やこの屋敷を守っていたアインクラフト軍の兵士たちは町に襲来した想獣の大群を迎撃するために町の外に出ている。
その隙を狙って? いや、しかし、この言い分は……。
「まさか……想獣の襲撃もアンタたちが手引きしたもの……?」
そうに違いなかった。メリクリウスは再びクスクスクス、と笑って、その笑い声を答えにする。
想獣を使ってまで、この町の中に、この屋敷に入り込んで来た。となれば目的は一つしかない。アイネはベッドに腰掛け、怯えた表情を見せて震えているドラセナの方をチラリ、と見た。
メリクリウスの血のような真っ赤な瞳もドラセナの方を向く。ドラセナはビクリ、と震え上がる。
「ドラセナ・エリアスを渡してもらうわ」
メリクリウスが楽しげですらある口調でそう言う。アイネは腰にかけた鞘から氷雪剣ネーヴェを引き抜いた。
メリクリウスを睨み付け、「ドラセナは渡さない!」と言葉を放つ。そうだ。自分はナハトたちからドラセナを託されているのだ。ナハトたちが町の外で想獣たちと戦っている今、彼女を守るのは自分の役目。
アイネに睨まれたメリクリウスは笑みの表情を崩すことなく「勇ましいわね」と言った。
「貴方、傭兵の真似事をやっていたみたいだけど、実はこのベネディクトゥス家のご令嬢なんですって? そんな貴方がわたしに勝てるかしら? お兄ちゃん……桜の勇者でさえ、わたしには勝てなかったのよ?」
圧倒的な余裕を持ってメリクリウスは笑う。
たしかにそうだ。この少女は聖桜剣を持つナハトとさえ互角以上の戦いをしてのけるだ。の戦闘能力を持っているのだ。
仲間たちと共に戦うのならともかく一対一は分が悪い。それくらいのことはアイネにも理解できた。だが、認める訳にはいかなかった。
「ガキンチョが生意気言ってんじゃないわよ! アンタなんか、アタシの氷雪剣で氷漬けにしてやるんだから」
「フフ……威勢だけはいいようね、お嬢様。いいわ、貴方と戦ってあげる」
来るか……! アイネは身構えた。だが、意外にもメリクリウスは踵を返し、部屋から出ていこうとする。どういうつもりか、「ちょっとどこに行くのよ?」と訊ねたアイネにメリクリウスは笑みを返す。
「この部屋はわたしと貴方がダンスを踊るには少し手狭すぎるわ。廊下でやりましょう。それともここでわたしの光芒剣と貴方の氷雪剣を打ち合って、そこで震えているドラセナ・エリアスを巻き込んでもいいの?」
チラリ、とメリクリウスがドラセナを見る。
メリクリウスの提案を拒む理由はなかったのでアイネは「いいわよ、廊下でやりましょう」と頷く。
そして、出て行く最中、ドラセナの方を見た。「アイネ……」と不安げな声をかけてくるドラセナに「大丈夫」と声をかけ、アイネは部屋の外に出た。
メリクリウスは廊下の少し離れたところに立っていた。その手に握るのは、光芒剣ステラ。
アイネも氷雪剣ネーヴェを構える。この危険すぎる相手に一切の手加減は必要ない。
それが分かっているだけにアイネは最初から氷雪剣の想力を最大限に解放した。氷雪剣の青い刀身から吹雪が渦巻く。
氷雪剣を中心に発生した吹雪が廊下の壁や天井を氷漬けにしていく。
全力の一撃。氷雪剣を纏った吹雪をそのままにアイネは氷雪剣を振るった。「はああああっ!」というアイネの気合の一声。氷雪の刀身が虚空を斬り、凄まじい勢いで氷雪の波動がメリクリウスに向かって放たれる。
この一撃で氷漬けにする。そのつもりだった。メリクリウスは迫り来る吹雪を前に微かに目を細め、光芒剣ステラを振りかぶる。
光芒剣の虹色の刀身が光を放つ。対抗しようというのか。だが、無駄だ。全力で放たれた吹雪の波動の前にはどんな抵抗も無意味。大人しく、その体を氷漬けにしなさい……! アイネは勝利を確信してメリクリウスの一挙一動を見やった。
虹色の光を放った光芒剣をメリクリウスは振るう。そこから虹色の光線が放たれる。それは真っ向からメリクリウスに迫り来る吹雪の波動とぶつかり合い、そして、粉砕した。「なっ!?」と思わずアイネの声が出る。吹雪の波動と虹色の光線はぶつかり合い、共に辺りに飛び散った。
巻き散らかされた吹雪が壁や天井を氷漬けにし、巻き散らかされた光線が凍り付いた壁や天井を焼いていく。アイネの全力の一撃。それはメリクリウスの光芒剣の一振りでしのがれた。思わず呆然とする。対するメリクリウスが浮かべるのは余裕の笑み。
「今ので終わり? だとしたら拍子抜けね。貴方では、わたしには勝てないわ」
メリクリウスの言葉に頭がカッとなるのをアイネは感じる。だが、熱くなってなどいられる状況ではなかった。
落ち着け、とアイネは自分に言い聞かせる。遠距離戦で全力の一撃を放ったが、かなわなかった。
ならば遠距離戦は不利。あのガキの放つ虹色の光線をしのぎきることは難しいだろうし、ナハトとの戦いで見せた自動で光線を放ち攻撃する光弾を生み出すこともあのガキにはできる……ならば……!
アイネは廊下を蹴り、一気にメリクリウスに迫る。遠距離戦は不利。それならば接近あるのみだ。
その目論見でアイネはメリクリウスに迫る。メリクリウスは迎撃の光線を放ってくると思いきや意外にも静止してアイネの接近を待ち構えた。
「斬り合おうというの? いいわ、それに乗ってあげる」
余裕の笑み。それが一々、アイネの癇に障る。程なく間合いに入る。
アイネの氷雪剣が青い軌跡を描きながら、メリクリウスに迫る。袈裟懸けに斬りつけようと狙った渾身の剣筋をメリクリウスは光芒剣の虹色の刀身で受け流す。
短剣の短い刀身を巧妙に活かしたその技巧。あまりに華麗なその動作にアイネは一瞬呆然とする。
この少女は、どれだけの技量を持っているというのだ? アイネは何度も氷雪剣を振るい、メリクリウスに斬り付ける。
すぐにでもその細身の体を斬り裂けそうに思える。だが、それができない。メリクリウスは器用にも短い剣を振るって、氷雪剣の青い剣筋を全て受け流し、その体に刃を届かせない。
何度、繰り返しても、それは同じだった。その事実がアイネを苛立たせる。
いい加減、頭に来て、「こんのぉ!」と叫び大上段から氷雪剣を振り下ろし、真上から斬り裂こうとした。しかし、その大振りな動作は隙だらけだった。振り下ろされた氷雪剣は短剣に触れることすらせず、メリクリウスが体を横にずらしたことで躱される。
そして、その瞬間、アイネの体は全くの無防備になった。まずい、と思うが、遅い。メリクリウスの短剣が振るわれ、その剣筋がアイネの腹を浅く斬り裂く。
傷は浅いものの、斬られたところからは血が流れ、赤いコートをさらに赤く染める。
「く……」
アイネは左手で傷口を抑え、苛立った瞳でメリクリウスを睨むがメリクリウスは余裕の笑みだった。
「貴方はダメね。そんな調子でわたしに勝とうなんて絶対に不可能よ」
メリクリウスの余裕の言葉。腹の傷の痛みがその言葉が事実であると告げているような気がして、そんなはずはない、とその思いを慌てて打ち消す。
「ふざけてんじゃ……ないわよ!」
アイネはさらに怒りを乗せた氷雪剣の一撃を振るった。
アイネの前に立つ少女、メリクリウスはおよそ血の臭いなど似合わないゴスロリ調のフリフリの服を身に纏い、可憐な黒い長髪に真っ赤な瞳でアイネを見据えている。
しかし、その手に持つのは血に濡れた虹色の短剣。幻想具、光芒剣ステラ、と言ったか。その短剣で斬り捨てられた使用人が床に転がっている。
どれだけ血の臭いと結びつかないような外見をしていても目の前の少女は間違いなく血をすすって生きてきた人間。悪名高きゴルドニアース傭兵団の幹部なのだ。
何故、この少女がここにいる? アイネは困惑した。ラグリアでメリクリウス率いるゴルドニアース傭兵団と戦い、その追撃を振り切ってこの町ペルトーセまで逃れてきたはずなのだ。それなのに何故、そのゴルドニアース傭兵団がこのペルトーセにやって来て、あまつさえ、このベネディクトゥス家の屋敷にまで侵入を果たしているのか。
もう息をしていない使用人は武装した一団が侵入した、と言った。ならば侵入したのはこの少女だけではあるまい。「どうしてアンタたちがここにいるのよ!」とアイネは語気を強め、言った。
何がおかしいのかクスクスクス、とメリクリウスは笑う。
「この町を守る兵士の皆さんたちはみんなお留守のようだったからね。入り込むのは簡単だったわ」
「なんですって……!?」
たしかに今、この町やこの屋敷を守っていたアインクラフト軍の兵士たちは町に襲来した想獣の大群を迎撃するために町の外に出ている。
その隙を狙って? いや、しかし、この言い分は……。
「まさか……想獣の襲撃もアンタたちが手引きしたもの……?」
そうに違いなかった。メリクリウスは再びクスクスクス、と笑って、その笑い声を答えにする。
想獣を使ってまで、この町の中に、この屋敷に入り込んで来た。となれば目的は一つしかない。アイネはベッドに腰掛け、怯えた表情を見せて震えているドラセナの方をチラリ、と見た。
メリクリウスの血のような真っ赤な瞳もドラセナの方を向く。ドラセナはビクリ、と震え上がる。
「ドラセナ・エリアスを渡してもらうわ」
メリクリウスが楽しげですらある口調でそう言う。アイネは腰にかけた鞘から氷雪剣ネーヴェを引き抜いた。
メリクリウスを睨み付け、「ドラセナは渡さない!」と言葉を放つ。そうだ。自分はナハトたちからドラセナを託されているのだ。ナハトたちが町の外で想獣たちと戦っている今、彼女を守るのは自分の役目。
アイネに睨まれたメリクリウスは笑みの表情を崩すことなく「勇ましいわね」と言った。
「貴方、傭兵の真似事をやっていたみたいだけど、実はこのベネディクトゥス家のご令嬢なんですって? そんな貴方がわたしに勝てるかしら? お兄ちゃん……桜の勇者でさえ、わたしには勝てなかったのよ?」
圧倒的な余裕を持ってメリクリウスは笑う。
たしかにそうだ。この少女は聖桜剣を持つナハトとさえ互角以上の戦いをしてのけるだ。の戦闘能力を持っているのだ。
仲間たちと共に戦うのならともかく一対一は分が悪い。それくらいのことはアイネにも理解できた。だが、認める訳にはいかなかった。
「ガキンチョが生意気言ってんじゃないわよ! アンタなんか、アタシの氷雪剣で氷漬けにしてやるんだから」
「フフ……威勢だけはいいようね、お嬢様。いいわ、貴方と戦ってあげる」
来るか……! アイネは身構えた。だが、意外にもメリクリウスは踵を返し、部屋から出ていこうとする。どういうつもりか、「ちょっとどこに行くのよ?」と訊ねたアイネにメリクリウスは笑みを返す。
「この部屋はわたしと貴方がダンスを踊るには少し手狭すぎるわ。廊下でやりましょう。それともここでわたしの光芒剣と貴方の氷雪剣を打ち合って、そこで震えているドラセナ・エリアスを巻き込んでもいいの?」
チラリ、とメリクリウスがドラセナを見る。
メリクリウスの提案を拒む理由はなかったのでアイネは「いいわよ、廊下でやりましょう」と頷く。
そして、出て行く最中、ドラセナの方を見た。「アイネ……」と不安げな声をかけてくるドラセナに「大丈夫」と声をかけ、アイネは部屋の外に出た。
メリクリウスは廊下の少し離れたところに立っていた。その手に握るのは、光芒剣ステラ。
アイネも氷雪剣ネーヴェを構える。この危険すぎる相手に一切の手加減は必要ない。
それが分かっているだけにアイネは最初から氷雪剣の想力を最大限に解放した。氷雪剣の青い刀身から吹雪が渦巻く。
氷雪剣を中心に発生した吹雪が廊下の壁や天井を氷漬けにしていく。
全力の一撃。氷雪剣を纏った吹雪をそのままにアイネは氷雪剣を振るった。「はああああっ!」というアイネの気合の一声。氷雪の刀身が虚空を斬り、凄まじい勢いで氷雪の波動がメリクリウスに向かって放たれる。
この一撃で氷漬けにする。そのつもりだった。メリクリウスは迫り来る吹雪を前に微かに目を細め、光芒剣ステラを振りかぶる。
光芒剣の虹色の刀身が光を放つ。対抗しようというのか。だが、無駄だ。全力で放たれた吹雪の波動の前にはどんな抵抗も無意味。大人しく、その体を氷漬けにしなさい……! アイネは勝利を確信してメリクリウスの一挙一動を見やった。
虹色の光を放った光芒剣をメリクリウスは振るう。そこから虹色の光線が放たれる。それは真っ向からメリクリウスに迫り来る吹雪の波動とぶつかり合い、そして、粉砕した。「なっ!?」と思わずアイネの声が出る。吹雪の波動と虹色の光線はぶつかり合い、共に辺りに飛び散った。
巻き散らかされた吹雪が壁や天井を氷漬けにし、巻き散らかされた光線が凍り付いた壁や天井を焼いていく。アイネの全力の一撃。それはメリクリウスの光芒剣の一振りでしのがれた。思わず呆然とする。対するメリクリウスが浮かべるのは余裕の笑み。
「今ので終わり? だとしたら拍子抜けね。貴方では、わたしには勝てないわ」
メリクリウスの言葉に頭がカッとなるのをアイネは感じる。だが、熱くなってなどいられる状況ではなかった。
落ち着け、とアイネは自分に言い聞かせる。遠距離戦で全力の一撃を放ったが、かなわなかった。
ならば遠距離戦は不利。あのガキの放つ虹色の光線をしのぎきることは難しいだろうし、ナハトとの戦いで見せた自動で光線を放ち攻撃する光弾を生み出すこともあのガキにはできる……ならば……!
アイネは廊下を蹴り、一気にメリクリウスに迫る。遠距離戦は不利。それならば接近あるのみだ。
その目論見でアイネはメリクリウスに迫る。メリクリウスは迎撃の光線を放ってくると思いきや意外にも静止してアイネの接近を待ち構えた。
「斬り合おうというの? いいわ、それに乗ってあげる」
余裕の笑み。それが一々、アイネの癇に障る。程なく間合いに入る。
アイネの氷雪剣が青い軌跡を描きながら、メリクリウスに迫る。袈裟懸けに斬りつけようと狙った渾身の剣筋をメリクリウスは光芒剣の虹色の刀身で受け流す。
短剣の短い刀身を巧妙に活かしたその技巧。あまりに華麗なその動作にアイネは一瞬呆然とする。
この少女は、どれだけの技量を持っているというのだ? アイネは何度も氷雪剣を振るい、メリクリウスに斬り付ける。
すぐにでもその細身の体を斬り裂けそうに思える。だが、それができない。メリクリウスは器用にも短い剣を振るって、氷雪剣の青い剣筋を全て受け流し、その体に刃を届かせない。
何度、繰り返しても、それは同じだった。その事実がアイネを苛立たせる。
いい加減、頭に来て、「こんのぉ!」と叫び大上段から氷雪剣を振り下ろし、真上から斬り裂こうとした。しかし、その大振りな動作は隙だらけだった。振り下ろされた氷雪剣は短剣に触れることすらせず、メリクリウスが体を横にずらしたことで躱される。
そして、その瞬間、アイネの体は全くの無防備になった。まずい、と思うが、遅い。メリクリウスの短剣が振るわれ、その剣筋がアイネの腹を浅く斬り裂く。
傷は浅いものの、斬られたところからは血が流れ、赤いコートをさらに赤く染める。
「く……」
アイネは左手で傷口を抑え、苛立った瞳でメリクリウスを睨むがメリクリウスは余裕の笑みだった。
「貴方はダメね。そんな調子でわたしに勝とうなんて絶対に不可能よ」
メリクリウスの余裕の言葉。腹の傷の痛みがその言葉が事実であると告げているような気がして、そんなはずはない、とその思いを慌てて打ち消す。
「ふざけてんじゃ……ないわよ!」
アイネはさらに怒りを乗せた氷雪剣の一撃を振るった。
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