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逢瀬 5
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首飾りは黒いし、腰帯も濃い灰色であったけれど、他は純白のサヤ。
黒髪は側面の一部のみが下ろされており、後頭部は編み込まれ、高く結わえて纏められていた。
黒の首飾りが目立つようにと選ばれたのだろう短衣は、飾りの無い簡素なもの。
上着は綴れ織りで、簡略化された花模様が浮き上がって見える。この布地、手間が掛かるので結構な高級品だ。
袴も簡素ではあったけれど、部分的に刺繍が施されていて、それが動きに合わせ、光の加減で浮かび上がる。
化粧も直され、目元と唇が赤く強調されていて、蜜でも塗ってあるのかというほどに潤んだ唇が、なんというかこう……い……っ、大人びて見えるというか…………!
って、あああぁぁ、結局俺、サヤの姿を目に焼き付けてる…………っ。
「目の毒だったみたいだな……」
呆れた声音でギルが言う。
「ええっ、お祖母様は大絶賛だったのに!」
「いや、そりゃよく似合ってるけど……こいつのこの反応を見ろ」
どうせ俺のことあげつらうのだって分かってたけど!
「き、着替えて来ます!」
咄嗟にそう叫び、踵を返したサヤだったのだけど、その腕はギルに掴まれ、阻まれてしまった。
「まぁ待てサヤ。ルーシーの言う通り、今日は特別なんだし。別にこいつも嫌がってるわけじゃない。
もちろん綺麗だって思ってんだろうけど、他の目がある場所で、お前を褒めるのが恥ずかしいってだけだ。
……酒が入ればその辺どうでも良くなるんだろうけど」
「悪かったよ昨日は!」
「そういうわけだからルーシー、俺たちが野暮。出るぞ」
「はーい!」
「では私も失礼します」
「ハイン⁉︎」
「サヤ、レイシール様の御髪をお願いします」
「ハイン、お前俺の声は完全無視か⁉︎」
無視された。
結局部屋に二人きりにされる羽目になり、皆は俺が過ちを犯せば良いと、本気で思っているのではないか……と疑った。
…………いや、どうせ俺にそこまでの度胸があるなんて、誰も思ってないよな……。
だけど俺はさっき、サヤに対して邪な衝動を抱いてしまった後だし、だから余計、下手なことはできないというか……ううううぅぅ。
でもこうして、顔を伏せていたって何も始まらない……。
指の間からチラリと見ると、まるで大いに場違いだと思っているような困りきった顔で俯いているサヤがいた。
せっかく綺麗なのに、縮こまって所在無げに。
居た堪れないのか、手は袴を掴み、そこにしわを寄せてしまっている。
これは、似合わないのにって、思ってる顔だ……。
「……似合わないなんて、思ってない。
本当に、似合ってるし綺麗だよ……ただ…………サヤのそれは、俺には花嫁姿かと思えてしまって……その……ごめん…………」
黙っていたら、誤解を招きそうで、それも怖くて……。
直視できないのは、そういう理由で、サヤが悪いんじゃないと、正直に伝えた。
三年先だと決めているのに、気持ちが揺さぶられて、決心が鈍ってしまいそうで、怖いのだ。
だのにサヤは、別のことに驚いた様子。
「お、覚えてたんですか⁉︎」
半年以上前に、チラリと話しただけのことを、覚えていたのかと……。
「そりゃ覚えてるよ。
サヤと話したことは、だいたいなんだって全部、覚えてるよ……」
忘れるわけがないではないか……。
うっとりと、記憶の中の花嫁姿に頬を紅潮させていたサヤは、とても麗しかったのだ。
だから今の姿が俺にとっては……。サヤの憧れる花嫁姿を、正しく知らない俺にとっては……、本当の花嫁に、見えてしまう……。
「ち、違うんですよ⁉︎ 花嫁は全身白なので、こういうのじゃなく……!」
「分かってる。白いドレスに白いブーケ。装飾品も白で、頭にはヴェール……って言ってたろ?」
ドレスが礼装であることは分かってる。ブーケは花束だって言ってた、ヴェールが薄絹のことだよな。
なら、今のこの姿で、首飾りを真珠に変えて、花束を握らせ、陽除け外套を纏ったサヤは…………。
そう考えると、胸が高鳴った。考えまいとしているのに、思考が切り離せない……。
いつしかサヤに魅入っている……。駄目だと分かっていて、三年後だと何度も自分に言い含めているのに、熱が、頭を上気せさせる。
あんな装いのサヤと、三年後俺は、婚姻を結ぶ……。
「お酒を酌み交わしたり、揃いの指輪をつけたり、誓いのキスを……する……んだよな?」
ふわふわとした思考で、諳んじていたサヤの言葉を反芻していたら、今日も聞いた言葉が出てきた。
キス……。
そういえば、キスという言葉は、ここでも耳にしたのだった。
なら……、キスというのは……きっとこれだ。
サヤの、赤く艶やかな、艶かしいほどに潤んだ唇に、視線が吸い寄せられる。
「……サヤ、キスって……口づけのこと?」
十中八九、当たりだろう。
そんな風に思いながら、そう聞いたのは、ちょっとした悪戯心…………。
最近秘密を増やすサヤへの、牽制程度のつもりだった。
サヤが悪意をもって意味を隠しているだなんて風には思っていない。
恥ずかしいとか、言いにくいとか……さしたる理由ではないことを、伏せているのだろうと、そんな風に考えていたから。気軽に、聞いてしまった。
けれどそう問われたサヤは……。
サヤは耳まで真っ赤になり…………次の瞬間、限界を超えてしまったとでもいうように、ほろりと涙を零す。
…………えっ⁉︎ な、なんで⁉︎
唖然とする中、唇を戦慄かせ、羞恥に耐えかねたとでもいうように、その場にぺたんと蹲ってしまった。
「これ聞くのってそんなに駄目なことだった⁉︎」
全力で拒否してたのって、そんな、泣いてしまうほどのことだったの⁉︎
浮かれた気分は吹き飛んだ!
俺の叫びにもサヤは無言で、両膝に頭を伏せたまま。
更に両手で顔を覆い、グスッと、鼻を鳴らしだして、彼女の涙がフリでもなんでもないことを、嫌でも理解した。
ほ、本気泣きだ……これは、聞いたら駄目なやつだ!
「ご、ごめんっ、もう言わない、聞かない! サヤが意味を言っていいって思う時まで、言わなくていいから……ごめん、ホントごめん! サヤ、泣かないで⁉︎」
必死で謝り倒す。全力で。
儀式の一環だし、言っちゃいけないってそういう……儀式の重要なことだったのかもしれない!
だからモヤっとする、この違和感からは目を逸らせと自分に言い聞かせた。
キスだって、しいひんのに、こっちはもっと、しいひんの
こっち。って……?
キスが口づけなら、こっちは、何を指してる? って…………。
……………………………………。
あの状況に答えはあるはずなのに、分からない。
サヤを泣かせてしまうほどのことが、全然、想像できない…………っ。
と……っ、駄目だ。とにかくこの思考ごと捨てろ。考えない!
サヤを泣かせてまで知らなきゃいけないことじゃなかったんだ。ほんの、ちょっとした出来心……。
「サヤ、本当にごめん。
ふ、触れても……大丈夫?」
何も言わないサヤの背中にそっと触れ、拒否されていないことを確認した。
そして抱き寄せる。
本当、今日はとんでもない誕生日だ……。初めから、終わりまで、サヤを困らせてる。とんでもない、十九歳の始まりだ……。
「…………ごめんサヤ、待つって、大切にするって言ったのに……」
気持ちは空回って、大切にするどころか、さして拘ってもいないことでサヤを追い詰め、泣かせてしまうとは……。
「べつに、絶対今知らなきゃいけないとか、思ってるわけじゃなかったんだ。
ただその……ひ、秘密にされると余計、気になっちゃうっていう……その……子供っぽい理由だった、ごめん。
サヤが言える時で良い……もう、急かしたりしない……ごめん、本当に。な、泣き止んで、お願い…………」
花嫁みたいなサヤを罪悪感いっぱいで抱きしめている自分が不甲斐なくて、申し訳なかった。
こんな状況なのに、腕の中のサヤの姿に胸を高鳴らせている自分にも、幻滅した。
俺ってどうしてこう…………なんかもう、ほんと、ごめん……。
黒髪は側面の一部のみが下ろされており、後頭部は編み込まれ、高く結わえて纏められていた。
黒の首飾りが目立つようにと選ばれたのだろう短衣は、飾りの無い簡素なもの。
上着は綴れ織りで、簡略化された花模様が浮き上がって見える。この布地、手間が掛かるので結構な高級品だ。
袴も簡素ではあったけれど、部分的に刺繍が施されていて、それが動きに合わせ、光の加減で浮かび上がる。
化粧も直され、目元と唇が赤く強調されていて、蜜でも塗ってあるのかというほどに潤んだ唇が、なんというかこう……い……っ、大人びて見えるというか…………!
って、あああぁぁ、結局俺、サヤの姿を目に焼き付けてる…………っ。
「目の毒だったみたいだな……」
呆れた声音でギルが言う。
「ええっ、お祖母様は大絶賛だったのに!」
「いや、そりゃよく似合ってるけど……こいつのこの反応を見ろ」
どうせ俺のことあげつらうのだって分かってたけど!
「き、着替えて来ます!」
咄嗟にそう叫び、踵を返したサヤだったのだけど、その腕はギルに掴まれ、阻まれてしまった。
「まぁ待てサヤ。ルーシーの言う通り、今日は特別なんだし。別にこいつも嫌がってるわけじゃない。
もちろん綺麗だって思ってんだろうけど、他の目がある場所で、お前を褒めるのが恥ずかしいってだけだ。
……酒が入ればその辺どうでも良くなるんだろうけど」
「悪かったよ昨日は!」
「そういうわけだからルーシー、俺たちが野暮。出るぞ」
「はーい!」
「では私も失礼します」
「ハイン⁉︎」
「サヤ、レイシール様の御髪をお願いします」
「ハイン、お前俺の声は完全無視か⁉︎」
無視された。
結局部屋に二人きりにされる羽目になり、皆は俺が過ちを犯せば良いと、本気で思っているのではないか……と疑った。
…………いや、どうせ俺にそこまでの度胸があるなんて、誰も思ってないよな……。
だけど俺はさっき、サヤに対して邪な衝動を抱いてしまった後だし、だから余計、下手なことはできないというか……ううううぅぅ。
でもこうして、顔を伏せていたって何も始まらない……。
指の間からチラリと見ると、まるで大いに場違いだと思っているような困りきった顔で俯いているサヤがいた。
せっかく綺麗なのに、縮こまって所在無げに。
居た堪れないのか、手は袴を掴み、そこにしわを寄せてしまっている。
これは、似合わないのにって、思ってる顔だ……。
「……似合わないなんて、思ってない。
本当に、似合ってるし綺麗だよ……ただ…………サヤのそれは、俺には花嫁姿かと思えてしまって……その……ごめん…………」
黙っていたら、誤解を招きそうで、それも怖くて……。
直視できないのは、そういう理由で、サヤが悪いんじゃないと、正直に伝えた。
三年先だと決めているのに、気持ちが揺さぶられて、決心が鈍ってしまいそうで、怖いのだ。
だのにサヤは、別のことに驚いた様子。
「お、覚えてたんですか⁉︎」
半年以上前に、チラリと話しただけのことを、覚えていたのかと……。
「そりゃ覚えてるよ。
サヤと話したことは、だいたいなんだって全部、覚えてるよ……」
忘れるわけがないではないか……。
うっとりと、記憶の中の花嫁姿に頬を紅潮させていたサヤは、とても麗しかったのだ。
だから今の姿が俺にとっては……。サヤの憧れる花嫁姿を、正しく知らない俺にとっては……、本当の花嫁に、見えてしまう……。
「ち、違うんですよ⁉︎ 花嫁は全身白なので、こういうのじゃなく……!」
「分かってる。白いドレスに白いブーケ。装飾品も白で、頭にはヴェール……って言ってたろ?」
ドレスが礼装であることは分かってる。ブーケは花束だって言ってた、ヴェールが薄絹のことだよな。
なら、今のこの姿で、首飾りを真珠に変えて、花束を握らせ、陽除け外套を纏ったサヤは…………。
そう考えると、胸が高鳴った。考えまいとしているのに、思考が切り離せない……。
いつしかサヤに魅入っている……。駄目だと分かっていて、三年後だと何度も自分に言い含めているのに、熱が、頭を上気せさせる。
あんな装いのサヤと、三年後俺は、婚姻を結ぶ……。
「お酒を酌み交わしたり、揃いの指輪をつけたり、誓いのキスを……する……んだよな?」
ふわふわとした思考で、諳んじていたサヤの言葉を反芻していたら、今日も聞いた言葉が出てきた。
キス……。
そういえば、キスという言葉は、ここでも耳にしたのだった。
なら……、キスというのは……きっとこれだ。
サヤの、赤く艶やかな、艶かしいほどに潤んだ唇に、視線が吸い寄せられる。
「……サヤ、キスって……口づけのこと?」
十中八九、当たりだろう。
そんな風に思いながら、そう聞いたのは、ちょっとした悪戯心…………。
最近秘密を増やすサヤへの、牽制程度のつもりだった。
サヤが悪意をもって意味を隠しているだなんて風には思っていない。
恥ずかしいとか、言いにくいとか……さしたる理由ではないことを、伏せているのだろうと、そんな風に考えていたから。気軽に、聞いてしまった。
けれどそう問われたサヤは……。
サヤは耳まで真っ赤になり…………次の瞬間、限界を超えてしまったとでもいうように、ほろりと涙を零す。
…………えっ⁉︎ な、なんで⁉︎
唖然とする中、唇を戦慄かせ、羞恥に耐えかねたとでもいうように、その場にぺたんと蹲ってしまった。
「これ聞くのってそんなに駄目なことだった⁉︎」
全力で拒否してたのって、そんな、泣いてしまうほどのことだったの⁉︎
浮かれた気分は吹き飛んだ!
俺の叫びにもサヤは無言で、両膝に頭を伏せたまま。
更に両手で顔を覆い、グスッと、鼻を鳴らしだして、彼女の涙がフリでもなんでもないことを、嫌でも理解した。
ほ、本気泣きだ……これは、聞いたら駄目なやつだ!
「ご、ごめんっ、もう言わない、聞かない! サヤが意味を言っていいって思う時まで、言わなくていいから……ごめん、ホントごめん! サヤ、泣かないで⁉︎」
必死で謝り倒す。全力で。
儀式の一環だし、言っちゃいけないってそういう……儀式の重要なことだったのかもしれない!
だからモヤっとする、この違和感からは目を逸らせと自分に言い聞かせた。
キスだって、しいひんのに、こっちはもっと、しいひんの
こっち。って……?
キスが口づけなら、こっちは、何を指してる? って…………。
……………………………………。
あの状況に答えはあるはずなのに、分からない。
サヤを泣かせてしまうほどのことが、全然、想像できない…………っ。
と……っ、駄目だ。とにかくこの思考ごと捨てろ。考えない!
サヤを泣かせてまで知らなきゃいけないことじゃなかったんだ。ほんの、ちょっとした出来心……。
「サヤ、本当にごめん。
ふ、触れても……大丈夫?」
何も言わないサヤの背中にそっと触れ、拒否されていないことを確認した。
そして抱き寄せる。
本当、今日はとんでもない誕生日だ……。初めから、終わりまで、サヤを困らせてる。とんでもない、十九歳の始まりだ……。
「…………ごめんサヤ、待つって、大切にするって言ったのに……」
気持ちは空回って、大切にするどころか、さして拘ってもいないことでサヤを追い詰め、泣かせてしまうとは……。
「べつに、絶対今知らなきゃいけないとか、思ってるわけじゃなかったんだ。
ただその……ひ、秘密にされると余計、気になっちゃうっていう……その……子供っぽい理由だった、ごめん。
サヤが言える時で良い……もう、急かしたりしない……ごめん、本当に。な、泣き止んで、お願い…………」
花嫁みたいなサヤを罪悪感いっぱいで抱きしめている自分が不甲斐なくて、申し訳なかった。
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