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懇話会 1
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密談の場から懇話会会場と化した歓談室は、うら若き乙女がひしめき合う場となった。
多少は男性も紛れているが、従者であるか、印を与えた華に付き添う方だろう。
お身内の男性が部屋の入り口まで送ってくることもあったけれど、大概は遠慮して、ご令嬢を残して去る。
それは、出入り口の扉横に直立した近衛……ディート殿が警護する部屋に、滅多な人物はおるまいという信頼ゆえ。
そして、クオンティーヌ様の人望の賜物なのだと思う。
……新参セイバーンとの接点を得るという目的も、多少は貢献しているかもしれない。
待っている間に最新号の淑女草紙も見せていただいたのだけど……成る程、若い女性はこんな男性を望むのか……ていうかこれはもう女性なのでは……という物腰の柔らかな男性との恋物語が紙の半分を占めていて、正直視線が滑った。……俺、これ似てないと思うんですけど……。
「まあ、この紙面の王子はオリヴィエラが元になっておるゆえな」
「あ、納得です。あぁ……それでか」
リヴィ様が茶会でも何か緊張した様子であったのは、この王子様像を意識したゆえだったのだろう。
「……ところで姫様……」
「馬鹿者。クリスタと呼べ」
「クリスタ様、なんでまだいらっしゃるんですか……」
「オリヴィエラとクオンティーヌがおって私がいてはならん理由は無かろう」
いや、あなた王家の人でしょ……なに姉妹の顔してるんですか……。
と、口にできるならばもうしている。
ディート殿が部屋の入り口で警護しているのも、姫様がまだここに残っていらっしゃるから。
クリスタ様は姫様の影である。という設定のため、この方は基本夜会には参加しないで良いらしいのだが、こうしてチョロチョロと顔を出し、お忍びで立ち聞き等を楽しむのだという。
それ、クオンティーヌ様を叱れる立場ですか? と、やはり口にできないので、心の中だけで思うに留めた。この方に常識を説くのって無駄なんだよな……。
「私は私の目的のため、ここにいるのだから気にするな。
あぁ、そうそう。レイシールよ、ここは明るくてあまり目が効かぬ。武術を嗜む可能性のあるご令嬢を見付けたら知らせろ」
「……はい。仰せのままに」
体調の方は大丈夫なのかと心配になってしまったけれど、どうせ戻る気は無いのだろうと諦めた。
どうやら女近衛の勧誘目的も兼ねて残っていたらしい。
かなり望み薄だと思うが……それも承知してらっしゃるのだろうしな。
そんなわけで、緊急の懇話会は始まったのだけど……。
「皆様よくお越し下さったわ。此度は淑女草紙愛読者様方への緊急特別付録、懇話会への参加、誠に有難うございます。
なにせ承諾をいただいたのがつい先程でしたの。なんとかご了承いただけて良かったですわ」
クオンティーヌ様のそんな挨拶より始まった懇話会は、苦笑を押し殺し、笑顔を作ることから始まった。
この人本当に十五歳かな……。なんかいつの間にか草紙の特別付録という設定になっている……。機転がきくというか、なんでも使う精神というか……。
でもそう言っておく方が人集めには効果的であったろうし、急にこんな懇話会を開くことの違和感も薄らぐよなと、感心するしかない。
そんな俺の内心など気にもとめていないだろうクオンティーヌ様は、滑らかに舌を回し朗々と語る。
「彼を必死で説得したのには理由がありますのよ。
皆様も色々お聞きになっていらっしゃいますわよね、この方の噂……。実しやかに囁かれている数多の事柄。これの真偽を、確かめたかったのです。
お父様の挨拶にも期待したのですけど……やっぱり何も無かったのでしょう?」
そう言ってわざとらしく溜息を吐いたクオンティーヌ様に、会場から小さな笑い声がいくつも聞こえた。
従来の社交界では当たり前にあるであろう新規参入者の紹介。アギーではしない方針であるようだったしな。ようは、自身の伝手を利用して人間関係を作れなければならない……ということなのだと思うが、それはある意味とても厳しい対応でもある。ただ紛れ込んだとて、弾き出されるだけということだから。
そういう意味でいうと……初めから注目を集めまくる賓客扱いに見せかけた連行とか、父上の車椅子、サヤの存在……。注目を集めるには本当、うってつけだったのだ。後は、その集めた視線の主をどうこちらで捕まえるかという話。
「まあそれで、そうなるだろうことは予想しておりましたから、私もあの手この手でこの方を口説きましたの。
なんとかアギーと縁を繋げることまではご承知いただけましたし、今回限り、私の顔を立ててくださいなとお願いして、この懇話会を承諾していただいたの。
私にいただけた時間は三時間。うち、一時間は皆様へのお声掛けで使用してしまいましたから、残り二時間ですわ」
指を三本立て、一本を減らす。
見た目でも意味を理解できるよう……更には参加者一同に無言の圧力をかけるためなのだろう、時間制限を付けてきた。
初めから二時間としなかったのは上手いやり方だなと思う。そうする方が、皆焦るだろうし、積極的に口を開くだろう。
「時間を制限する代わりに、答えられることはなんでも答えてくださるってお約束をいただきましたから、皆様は是非、お聞きになりたい事柄を遠慮せず、ぶつけてくださいませね。私もそうしますから」
まるで凄い奮発したよみたいに言ってるけど……答えれることにしか答えなくて良いって言ってるので、普通なんだよなぁ……。
やっぱりこの人、機転がきく人なのだろうな。
「家名は伏せていただいて結構ですわ。発言する際は、はじめに名前のみ、述べてくださいませ。
では手始めに、私クオンティーヌから皆様共通の疑問をまずひとつ。
セイバーン後継殿、貴方のお名前と、お隣の女性……について、お聞きしたいわ。
その女性……我が家にご招待した方の中には含まれておらず、遅れていらっしゃったというわけでもない……その理由を、教えてくださらない?」
満面の笑顔でまずは自己紹介からとのことだ。
俺はサヤと共に席を立ち、まずは皆様に一礼。
「皆様、急遽決定致しました懇話会にご参加いただき、ありがとうございます。
この度、セイバーン後継となりました、レイシール・ハツェン・セイバーンと申します。
そして私の華、ツルギノ・サヤ。共に成人前の若輩者でありますが、どうぞこれよりよろしくお願い致します。
まず皆様の疑問の一つ目は、この私の華についてですね。承りました。
サヤは、初めから私と共に参りましたので、遅れて来てはいません。
先日、オリヴィエラ様のお誘いで参加させていただいた茶会……そこにいらっしゃった方はご存知かと思います、私の従者……。名と、色と、顔を、よく思い出していただければ、答えはもうお分かりかと思います」
ホーデリーフェ様と他数名。見渡した中に見つけた知った顔に向けて、そう語り掛けると息を飲む音。ホーデリーフェ様は一足先にご存知であったから、驚く様子は見受けられなかったが、隣の女性に何かを一生懸命語っていた。彼女の周りも、その内容に興味津々である様子。
ある程度時間を取って、騒めきの広がりが多少落ち着いたのを見計らい、俺は更に口を開いた。
「彼女は私に付き従い、従者をしておりました。
茶会に参加されていなかった方々も、噂は耳にされているかと思います。王家近衛と無手でやりあう幼き猛者……それがサヤです」
そう言うと、数少ない男性陣も加わって更なるざわめきが広がった。
まぁねぇ。眉唾とされていただろう噂が、まさか本当どころか、相手が女性でしたとくれば、驚くなという方が無理だ。
隣のサヤに視線をやると。色々聞こえているのだろう、落ち着かなげに視線を彷徨わせているから、大丈夫だよと小さく声を掛ける。
こうなることは想定しているし、あえてこうしてる。だから、心配しないで。
「信じられぬかと思います。私も同じ噂を耳にしたならば、そう思うでしょう。
ですので、真偽は後方のディートフリート殿にご確認いただけたらと思います。やりあっていたご本人ですから」
そう付け足すと、視線が一気に後方に向かった。
多少は男性も紛れているが、従者であるか、印を与えた華に付き添う方だろう。
お身内の男性が部屋の入り口まで送ってくることもあったけれど、大概は遠慮して、ご令嬢を残して去る。
それは、出入り口の扉横に直立した近衛……ディート殿が警護する部屋に、滅多な人物はおるまいという信頼ゆえ。
そして、クオンティーヌ様の人望の賜物なのだと思う。
……新参セイバーンとの接点を得るという目的も、多少は貢献しているかもしれない。
待っている間に最新号の淑女草紙も見せていただいたのだけど……成る程、若い女性はこんな男性を望むのか……ていうかこれはもう女性なのでは……という物腰の柔らかな男性との恋物語が紙の半分を占めていて、正直視線が滑った。……俺、これ似てないと思うんですけど……。
「まあ、この紙面の王子はオリヴィエラが元になっておるゆえな」
「あ、納得です。あぁ……それでか」
リヴィ様が茶会でも何か緊張した様子であったのは、この王子様像を意識したゆえだったのだろう。
「……ところで姫様……」
「馬鹿者。クリスタと呼べ」
「クリスタ様、なんでまだいらっしゃるんですか……」
「オリヴィエラとクオンティーヌがおって私がいてはならん理由は無かろう」
いや、あなた王家の人でしょ……なに姉妹の顔してるんですか……。
と、口にできるならばもうしている。
ディート殿が部屋の入り口で警護しているのも、姫様がまだここに残っていらっしゃるから。
クリスタ様は姫様の影である。という設定のため、この方は基本夜会には参加しないで良いらしいのだが、こうしてチョロチョロと顔を出し、お忍びで立ち聞き等を楽しむのだという。
それ、クオンティーヌ様を叱れる立場ですか? と、やはり口にできないので、心の中だけで思うに留めた。この方に常識を説くのって無駄なんだよな……。
「私は私の目的のため、ここにいるのだから気にするな。
あぁ、そうそう。レイシールよ、ここは明るくてあまり目が効かぬ。武術を嗜む可能性のあるご令嬢を見付けたら知らせろ」
「……はい。仰せのままに」
体調の方は大丈夫なのかと心配になってしまったけれど、どうせ戻る気は無いのだろうと諦めた。
どうやら女近衛の勧誘目的も兼ねて残っていたらしい。
かなり望み薄だと思うが……それも承知してらっしゃるのだろうしな。
そんなわけで、緊急の懇話会は始まったのだけど……。
「皆様よくお越し下さったわ。此度は淑女草紙愛読者様方への緊急特別付録、懇話会への参加、誠に有難うございます。
なにせ承諾をいただいたのがつい先程でしたの。なんとかご了承いただけて良かったですわ」
クオンティーヌ様のそんな挨拶より始まった懇話会は、苦笑を押し殺し、笑顔を作ることから始まった。
この人本当に十五歳かな……。なんかいつの間にか草紙の特別付録という設定になっている……。機転がきくというか、なんでも使う精神というか……。
でもそう言っておく方が人集めには効果的であったろうし、急にこんな懇話会を開くことの違和感も薄らぐよなと、感心するしかない。
そんな俺の内心など気にもとめていないだろうクオンティーヌ様は、滑らかに舌を回し朗々と語る。
「彼を必死で説得したのには理由がありますのよ。
皆様も色々お聞きになっていらっしゃいますわよね、この方の噂……。実しやかに囁かれている数多の事柄。これの真偽を、確かめたかったのです。
お父様の挨拶にも期待したのですけど……やっぱり何も無かったのでしょう?」
そう言ってわざとらしく溜息を吐いたクオンティーヌ様に、会場から小さな笑い声がいくつも聞こえた。
従来の社交界では当たり前にあるであろう新規参入者の紹介。アギーではしない方針であるようだったしな。ようは、自身の伝手を利用して人間関係を作れなければならない……ということなのだと思うが、それはある意味とても厳しい対応でもある。ただ紛れ込んだとて、弾き出されるだけということだから。
そういう意味でいうと……初めから注目を集めまくる賓客扱いに見せかけた連行とか、父上の車椅子、サヤの存在……。注目を集めるには本当、うってつけだったのだ。後は、その集めた視線の主をどうこちらで捕まえるかという話。
「まあそれで、そうなるだろうことは予想しておりましたから、私もあの手この手でこの方を口説きましたの。
なんとかアギーと縁を繋げることまではご承知いただけましたし、今回限り、私の顔を立ててくださいなとお願いして、この懇話会を承諾していただいたの。
私にいただけた時間は三時間。うち、一時間は皆様へのお声掛けで使用してしまいましたから、残り二時間ですわ」
指を三本立て、一本を減らす。
見た目でも意味を理解できるよう……更には参加者一同に無言の圧力をかけるためなのだろう、時間制限を付けてきた。
初めから二時間としなかったのは上手いやり方だなと思う。そうする方が、皆焦るだろうし、積極的に口を開くだろう。
「時間を制限する代わりに、答えられることはなんでも答えてくださるってお約束をいただきましたから、皆様は是非、お聞きになりたい事柄を遠慮せず、ぶつけてくださいませね。私もそうしますから」
まるで凄い奮発したよみたいに言ってるけど……答えれることにしか答えなくて良いって言ってるので、普通なんだよなぁ……。
やっぱりこの人、機転がきく人なのだろうな。
「家名は伏せていただいて結構ですわ。発言する際は、はじめに名前のみ、述べてくださいませ。
では手始めに、私クオンティーヌから皆様共通の疑問をまずひとつ。
セイバーン後継殿、貴方のお名前と、お隣の女性……について、お聞きしたいわ。
その女性……我が家にご招待した方の中には含まれておらず、遅れていらっしゃったというわけでもない……その理由を、教えてくださらない?」
満面の笑顔でまずは自己紹介からとのことだ。
俺はサヤと共に席を立ち、まずは皆様に一礼。
「皆様、急遽決定致しました懇話会にご参加いただき、ありがとうございます。
この度、セイバーン後継となりました、レイシール・ハツェン・セイバーンと申します。
そして私の華、ツルギノ・サヤ。共に成人前の若輩者でありますが、どうぞこれよりよろしくお願い致します。
まず皆様の疑問の一つ目は、この私の華についてですね。承りました。
サヤは、初めから私と共に参りましたので、遅れて来てはいません。
先日、オリヴィエラ様のお誘いで参加させていただいた茶会……そこにいらっしゃった方はご存知かと思います、私の従者……。名と、色と、顔を、よく思い出していただければ、答えはもうお分かりかと思います」
ホーデリーフェ様と他数名。見渡した中に見つけた知った顔に向けて、そう語り掛けると息を飲む音。ホーデリーフェ様は一足先にご存知であったから、驚く様子は見受けられなかったが、隣の女性に何かを一生懸命語っていた。彼女の周りも、その内容に興味津々である様子。
ある程度時間を取って、騒めきの広がりが多少落ち着いたのを見計らい、俺は更に口を開いた。
「彼女は私に付き従い、従者をしておりました。
茶会に参加されていなかった方々も、噂は耳にされているかと思います。王家近衛と無手でやりあう幼き猛者……それがサヤです」
そう言うと、数少ない男性陣も加わって更なるざわめきが広がった。
まぁねぇ。眉唾とされていただろう噂が、まさか本当どころか、相手が女性でしたとくれば、驚くなという方が無理だ。
隣のサヤに視線をやると。色々聞こえているのだろう、落ち着かなげに視線を彷徨わせているから、大丈夫だよと小さく声を掛ける。
こうなることは想定しているし、あえてこうしてる。だから、心配しないで。
「信じられぬかと思います。私も同じ噂を耳にしたならば、そう思うでしょう。
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