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閑話 髪飾り 1
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ロビンが訪ねてきたのは、バート商会が戸締りを始める直前。人目を忍んでであったから、少々びっくりした。
「あの、ご依頼の品を、お届けに、あがりました……」
そう言うのだが、なんだかとてもおどおどしていて、挙動不審すぎる。閉店間際で良かった。他の客はもういなかったので、悪目立ちすることもなく、ホッとしたのだが。
「見せてもらえるかな?」
本日はサヤが男装であったから、カメリア不在だ。
応接室に通してそう言うと、ロビンは頷き、懐から小箱を取り出した。
同じく懐から灰色の絹布が取り出され、机の上に広げられる。下準備を終えてから、小箱より出されたのは、本当に小さな装飾品が五つだった。
一つ目は、折り曲げられた金属部分の先端に、サヤの髪飾りで見た、繊細な蝶が一匹だけ鎮座しており、むき出しの金属部分には、本当に細かく、飾り線が彫り込まれている。ほんの五糎程の大きさだ。
二つ目は、一つ目より少々幅広で五粍。先端の飾りは無く、金属部分に細かな宝石が列となって取り付けられている。
三つ目は、二つ目と似たような形だが、小さな鎖で垂れ下がった、涙型の硝子玉が二連。
四つ目は少し様子が違う。少々大きめな、直径七糎程の木の葉型をした金属枠があり、裏側はやはり細い針金状の金属が一部ねじられたりしつつ、輪になって中心を通っている。
五つ目は謎だ。飾り部分は小さな花だが、裏側はなにやら針金のように細い金属が、渦を巻いていた。これは何故か、三つほどある。
「…………図案を忠実に再現してくれているのはよく分かったが……やはり私では、出来具合の判断ができないな……」
正直どれも謎だ。困った……。そう思っていたのだけど、コンコンと扉が叩かれ、急いで着替えたのだろう、サヤがカメリアの装いで、入室してきた。
祝賀会の時のように、面覆いを身に付けており、顔の大半は隠れている。そして何故か、ルーシーを伴っていた。
「ロビンさん、有難うございます。少し席を外しておりましたので、お待たせしてしまいました。申し訳ありません」
サヤの言葉にロビンは必死で首を横に振る。そんなに頭を振り回すと、気持ちが悪くなってしまわないか、心配になるくらいに。
必死な様子のロビンに「あまりかしこまらないでください」と言葉を掛け、サヤは手に持っていた、立て鏡を机に置く。
「ロビンさんは、髪飾りの使い方も充分に分からないまま、これを再現されましたよね?
なので、取り付けた状態を見ていただこうと思いまして、ルーシーさんにご足労願いました。
では、ちょっと試させて頂きますね」
そう言ったサヤが、一つ目の蝶の飾りを手に取る。
ルーシーは立て鏡の前の座席に座り、ワクワクと机の装飾品を見ていたが、サヤに右耳辺りの髪を手で掬われ、彷徨っていた視線を立て鏡の中に集中させた。
「先の、折れ曲がった部分にこうやって、指を挟んで少し広げます。
そうしたら、地肌に沿って差し込むだけ。良い位置になったと思ったら手を離します」
言葉で説明しながら、その通り行動するサヤ。ルーシーの横髪を掻き上げ、飾りを差し込み手を離す。
「……うわぁ……」
ルーシーの感嘆の声。
彼女の髪は、その小さな飾り一つで、見事に留まった。
「前髪を搔き上げておきたい時などにも使うんです」
二つ目を手に取ったサヤが、ルーシーの前髪を左側に掻き分けて、取り付ける。
ふんわりと弧をえがいたルーシーの前髪に、キラキラと綺麗な細い飾りがおさまった。
「今度はアレンジ……応用をしてみますね」
三つ目を手に取って、今度は左側に取り付けるらしく、立ち位置を変える。
そしてルーシーの、左こめかみ辺りの髪を掬い上げてから、少しだけ、くるくると捻った。
捻った髪をそのまま頭に沿わせてから、飾りを差し込む。
ただ飾りを差し込んだ右側より、ふんわりと優しい雰囲気だ。捻られただけであるのに、映える。垂れ下がった硝子玉の飾りが揺れ動くのが印象的だ。
「四つ目のこれ、少し様子が違ったでしょう?これはフレームピンという名前なのですけど……こんな風に使います」
ルーシーの、髪を集めて、後頭部で三つ編みを作っていく。飾り紐で先端をまとめてから、飾りの裏側を開いた。
正面から見ていたのでは分からなかったのだが、引っ掛けられるような仕掛けが施してあったらしい。
それを三つ編みの始まり部分に差し込んで、元のように戻す。
髪を纏める時に使う髪飾りに類似しているが、より手軽ということなのだろう。
「最後のこれは、コイルピンといいます。髪の上に添えて、くるくると回すだけで取り付けられます」
五つ目の飾りを、ルーシーの三つ編みの、適当な部分に添えて、くるくると回す。
すると飾りは、そこでピタリと止まった……。
「はい。全てきちんと使えました。ロビンさん、有難うございます。問題無しです」
全ての飾りが問題なく使えた様子だ。
取り付けた飾りを、サヤが一つずつ外していく。
そうして灰色の絹布に戻された飾りを、丁寧に確認した。
「とても綺麗。細かい部分まで、丁寧に処理されてますね。
材料費や人件費を含めて、どれくらいの価格になりましたか?」
「い、一番高いもので……銀貨二枚……です。蝶の飾りで、銅貨五枚くらいに……」
「えっ、そんなに手頃なんですか⁉︎」
ルーシーが歓喜の声をあげる。
こんなに可愛いのに、たったそれだけ⁉︎ と、大喜びだ。
「欲しいです!」
「ごめん、ルーシー。これはまだ世に出せない。試作品だ」
申し訳なく思いつつそう言うと、シュンと項垂れてしまった。
すると、ルーシーと同じく、ロビンまで項垂れて、所在無げに視線を机の飾りに落とす。
「……試作……。
試作っていっても……ちゃんと使える品であっても……使えないんですよね、これ……」
か細い声で、とても悲しそうにロビンは言い、唇を噛み締めた。
今の段階では、これは世に出せない品だ。そういう意味で、言ったのだろう。
そうしてしばらく沈黙した後、自身を奮い立たせるかのように、歯を食いしばって、顔を上げる。
「これ……楽しかったです。作ってる間、とても!
全部初めて作る意匠で、単純なのに、洗練されてて、何度も、溜息が溢れました。こんな簡単な構造なのに、今まで誰も思いつかなかったのかって……。
俺、身近な人が身につけているの想像したり、あまりしたことなかったんです。装飾品はどれもこれも高価だから、俺ら庶民には、簡単に贈ることもできなくて……身につける場所だって、ないですし……」
それはそうだろうな……と、思いつつ、彼の言葉の続きを待つ。
そんなものだろう。
貴金属は貴族の装飾品だ。ふんだんに宝石をあしらわれた、高価なものばかりが求められる。
だから、ロビンのような若手の職人には、あまり仕事が回ってこない。顧客が付かなければ、ずっと下働きが続く場合もある。
それで、無理をしてでも個人的な作品を作り、屋台で売っているのだろう。
けれど、商業広場の屋台を見て回るような客に、ギルくらいの大店の主人や、貴族の令嬢なんて、滅多にいない。つまり、ロビンの作品を、必要としてくれる客がいない。良いものを作っても、見せる場が無い……。
「御子息様が、カメリア様の提案するものは、俺らの生活を豊かにするものだって言った意味が、すごい、分かったんです。
装飾品なんて、俺ら庶民の生活には必要ない。だけどこれがもし世にあれば……俺は好きな子に、これを贈ります。感謝や、気持ちを伝えるのに使うだろうなって。
街の娘たちも、祭りや、祝いの席できっと使います。だって、少しだって綺麗に見せたいって、思うものでしょう?」
ロビンの言葉に、ルーシーが力いっぱい頷いている。
根付や帯飾りも大絶賛だった彼女のことだ。着飾るための小道具はいくらだって欲しいに違いない。
「それに……俺たち若手の、腕を磨く絶好の機会を、これは作ってくれるのかなって……感じました。
高価な装飾品一つ作る金額で、これは二十も、三十も作れます。失敗して台無しにしてしまうこともあるから、その一つを完成させるのだって大変で……。
でもこれなら、挑戦できる。家族に無理させなくても、練習ができる。それでたくさんの人に、手に取ってもらえる」
ロビンには好きな娘がいるのかもしれない。
もしくは、将来を約束した相手が。
だからその相手に、これを贈りたいって、思ったのかな。
「俺、秘匿権なんて、いらないです。
今まで単純に、作りたかった、認められたかった。だから必死だったけど、それは高価な品を作れるようになって、それを買ってくれる上客が欲しかったんじゃないんだって分かりました。
どこの誰かわからない相手に渡すものを作っていても、全然手応えがないんです……。
だから、無理してでも自分のものを作って、屋台で売ってたんだって。
でも、高価な品はほんと見向きもされなくて、ちょっとヘコんでたんです。客寄せしたって、意味ないから……。
だけどこれなら、見てもらえる気がする……。俺は、こんなのを沢山作りたい。それで、それを使って、笑って欲しいんだ、身近な人に。俺が認めて欲しかったのは、俺の周りの人たちだったんだ。
それが、これを作って、よく、分かりました」
愛おしげに、並べられた飾りを見て「それで……」と、言葉を続ける。
「その……商業会館の張り紙…………あれ、俺みたいなのでも良いんですよね……?」
「あの、ご依頼の品を、お届けに、あがりました……」
そう言うのだが、なんだかとてもおどおどしていて、挙動不審すぎる。閉店間際で良かった。他の客はもういなかったので、悪目立ちすることもなく、ホッとしたのだが。
「見せてもらえるかな?」
本日はサヤが男装であったから、カメリア不在だ。
応接室に通してそう言うと、ロビンは頷き、懐から小箱を取り出した。
同じく懐から灰色の絹布が取り出され、机の上に広げられる。下準備を終えてから、小箱より出されたのは、本当に小さな装飾品が五つだった。
一つ目は、折り曲げられた金属部分の先端に、サヤの髪飾りで見た、繊細な蝶が一匹だけ鎮座しており、むき出しの金属部分には、本当に細かく、飾り線が彫り込まれている。ほんの五糎程の大きさだ。
二つ目は、一つ目より少々幅広で五粍。先端の飾りは無く、金属部分に細かな宝石が列となって取り付けられている。
三つ目は、二つ目と似たような形だが、小さな鎖で垂れ下がった、涙型の硝子玉が二連。
四つ目は少し様子が違う。少々大きめな、直径七糎程の木の葉型をした金属枠があり、裏側はやはり細い針金状の金属が一部ねじられたりしつつ、輪になって中心を通っている。
五つ目は謎だ。飾り部分は小さな花だが、裏側はなにやら針金のように細い金属が、渦を巻いていた。これは何故か、三つほどある。
「…………図案を忠実に再現してくれているのはよく分かったが……やはり私では、出来具合の判断ができないな……」
正直どれも謎だ。困った……。そう思っていたのだけど、コンコンと扉が叩かれ、急いで着替えたのだろう、サヤがカメリアの装いで、入室してきた。
祝賀会の時のように、面覆いを身に付けており、顔の大半は隠れている。そして何故か、ルーシーを伴っていた。
「ロビンさん、有難うございます。少し席を外しておりましたので、お待たせしてしまいました。申し訳ありません」
サヤの言葉にロビンは必死で首を横に振る。そんなに頭を振り回すと、気持ちが悪くなってしまわないか、心配になるくらいに。
必死な様子のロビンに「あまりかしこまらないでください」と言葉を掛け、サヤは手に持っていた、立て鏡を机に置く。
「ロビンさんは、髪飾りの使い方も充分に分からないまま、これを再現されましたよね?
なので、取り付けた状態を見ていただこうと思いまして、ルーシーさんにご足労願いました。
では、ちょっと試させて頂きますね」
そう言ったサヤが、一つ目の蝶の飾りを手に取る。
ルーシーは立て鏡の前の座席に座り、ワクワクと机の装飾品を見ていたが、サヤに右耳辺りの髪を手で掬われ、彷徨っていた視線を立て鏡の中に集中させた。
「先の、折れ曲がった部分にこうやって、指を挟んで少し広げます。
そうしたら、地肌に沿って差し込むだけ。良い位置になったと思ったら手を離します」
言葉で説明しながら、その通り行動するサヤ。ルーシーの横髪を掻き上げ、飾りを差し込み手を離す。
「……うわぁ……」
ルーシーの感嘆の声。
彼女の髪は、その小さな飾り一つで、見事に留まった。
「前髪を搔き上げておきたい時などにも使うんです」
二つ目を手に取ったサヤが、ルーシーの前髪を左側に掻き分けて、取り付ける。
ふんわりと弧をえがいたルーシーの前髪に、キラキラと綺麗な細い飾りがおさまった。
「今度はアレンジ……応用をしてみますね」
三つ目を手に取って、今度は左側に取り付けるらしく、立ち位置を変える。
そしてルーシーの、左こめかみ辺りの髪を掬い上げてから、少しだけ、くるくると捻った。
捻った髪をそのまま頭に沿わせてから、飾りを差し込む。
ただ飾りを差し込んだ右側より、ふんわりと優しい雰囲気だ。捻られただけであるのに、映える。垂れ下がった硝子玉の飾りが揺れ動くのが印象的だ。
「四つ目のこれ、少し様子が違ったでしょう?これはフレームピンという名前なのですけど……こんな風に使います」
ルーシーの、髪を集めて、後頭部で三つ編みを作っていく。飾り紐で先端をまとめてから、飾りの裏側を開いた。
正面から見ていたのでは分からなかったのだが、引っ掛けられるような仕掛けが施してあったらしい。
それを三つ編みの始まり部分に差し込んで、元のように戻す。
髪を纏める時に使う髪飾りに類似しているが、より手軽ということなのだろう。
「最後のこれは、コイルピンといいます。髪の上に添えて、くるくると回すだけで取り付けられます」
五つ目の飾りを、ルーシーの三つ編みの、適当な部分に添えて、くるくると回す。
すると飾りは、そこでピタリと止まった……。
「はい。全てきちんと使えました。ロビンさん、有難うございます。問題無しです」
全ての飾りが問題なく使えた様子だ。
取り付けた飾りを、サヤが一つずつ外していく。
そうして灰色の絹布に戻された飾りを、丁寧に確認した。
「とても綺麗。細かい部分まで、丁寧に処理されてますね。
材料費や人件費を含めて、どれくらいの価格になりましたか?」
「い、一番高いもので……銀貨二枚……です。蝶の飾りで、銅貨五枚くらいに……」
「えっ、そんなに手頃なんですか⁉︎」
ルーシーが歓喜の声をあげる。
こんなに可愛いのに、たったそれだけ⁉︎ と、大喜びだ。
「欲しいです!」
「ごめん、ルーシー。これはまだ世に出せない。試作品だ」
申し訳なく思いつつそう言うと、シュンと項垂れてしまった。
すると、ルーシーと同じく、ロビンまで項垂れて、所在無げに視線を机の飾りに落とす。
「……試作……。
試作っていっても……ちゃんと使える品であっても……使えないんですよね、これ……」
か細い声で、とても悲しそうにロビンは言い、唇を噛み締めた。
今の段階では、これは世に出せない品だ。そういう意味で、言ったのだろう。
そうしてしばらく沈黙した後、自身を奮い立たせるかのように、歯を食いしばって、顔を上げる。
「これ……楽しかったです。作ってる間、とても!
全部初めて作る意匠で、単純なのに、洗練されてて、何度も、溜息が溢れました。こんな簡単な構造なのに、今まで誰も思いつかなかったのかって……。
俺、身近な人が身につけているの想像したり、あまりしたことなかったんです。装飾品はどれもこれも高価だから、俺ら庶民には、簡単に贈ることもできなくて……身につける場所だって、ないですし……」
それはそうだろうな……と、思いつつ、彼の言葉の続きを待つ。
そんなものだろう。
貴金属は貴族の装飾品だ。ふんだんに宝石をあしらわれた、高価なものばかりが求められる。
だから、ロビンのような若手の職人には、あまり仕事が回ってこない。顧客が付かなければ、ずっと下働きが続く場合もある。
それで、無理をしてでも個人的な作品を作り、屋台で売っているのだろう。
けれど、商業広場の屋台を見て回るような客に、ギルくらいの大店の主人や、貴族の令嬢なんて、滅多にいない。つまり、ロビンの作品を、必要としてくれる客がいない。良いものを作っても、見せる場が無い……。
「御子息様が、カメリア様の提案するものは、俺らの生活を豊かにするものだって言った意味が、すごい、分かったんです。
装飾品なんて、俺ら庶民の生活には必要ない。だけどこれがもし世にあれば……俺は好きな子に、これを贈ります。感謝や、気持ちを伝えるのに使うだろうなって。
街の娘たちも、祭りや、祝いの席できっと使います。だって、少しだって綺麗に見せたいって、思うものでしょう?」
ロビンの言葉に、ルーシーが力いっぱい頷いている。
根付や帯飾りも大絶賛だった彼女のことだ。着飾るための小道具はいくらだって欲しいに違いない。
「それに……俺たち若手の、腕を磨く絶好の機会を、これは作ってくれるのかなって……感じました。
高価な装飾品一つ作る金額で、これは二十も、三十も作れます。失敗して台無しにしてしまうこともあるから、その一つを完成させるのだって大変で……。
でもこれなら、挑戦できる。家族に無理させなくても、練習ができる。それでたくさんの人に、手に取ってもらえる」
ロビンには好きな娘がいるのかもしれない。
もしくは、将来を約束した相手が。
だからその相手に、これを贈りたいって、思ったのかな。
「俺、秘匿権なんて、いらないです。
今まで単純に、作りたかった、認められたかった。だから必死だったけど、それは高価な品を作れるようになって、それを買ってくれる上客が欲しかったんじゃないんだって分かりました。
どこの誰かわからない相手に渡すものを作っていても、全然手応えがないんです……。
だから、無理してでも自分のものを作って、屋台で売ってたんだって。
でも、高価な品はほんと見向きもされなくて、ちょっとヘコんでたんです。客寄せしたって、意味ないから……。
だけどこれなら、見てもらえる気がする……。俺は、こんなのを沢山作りたい。それで、それを使って、笑って欲しいんだ、身近な人に。俺が認めて欲しかったのは、俺の周りの人たちだったんだ。
それが、これを作って、よく、分かりました」
愛おしげに、並べられた飾りを見て「それで……」と、言葉を続ける。
「その……商業会館の張り紙…………あれ、俺みたいなのでも良いんですよね……?」
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