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祝賀会 7

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 心臓がおかしな動きをしている。
 サヤの正体が明るみになってしまった場合、どうすれば良いのかを考えたいのに、頭が働かない。
 ただはっきりわかることは、サヤを手放すことになるであろうことだ。
 セイバーンに、連れて帰るわけにはいかない……兄上に、女性だと知れた彼女を近付けられない。
 せっかく……せっかく気持ちが通じ合ったのに、やっぱりこうなるのか?    ああでも、これで済むなら、よかったのかもしれない……。サヤという存在を失うわけじゃない。
 このままギルの元に残せば、彼女は意匠師としてやっていける。少し距離が開くだけ。手の届かない場所に、いってしまうのではないんだ。
 そう言い聞かせているのに、心臓は妙な動きをやめない。
 なんでこんなに苦しいんだ……?    これは心臓ではなく、肺の痛みなのだろうか?    なんだか呼吸が苦しい……。
 サヤは、自ら男性に話し掛けたのだ。サヤにそれくらいの決心をさせるものが、この男にあったということだ。
 あれ?    なんでそんなこと、俺は気にいているんだろう……。
 やっぱり混乱しているのか?    落ち着こう。とにかく、まだ何も動いてないんだ……。

「大丈夫か?」
「は、はい。申し訳ありません、ほんと、私、また……」
「良いんだ。気にしないで。とにかく少し休もう。長椅子で悪いが、横になって」

 小部屋の長椅子にサヤを寛がせる。
 酷く顔色が悪かった。サヤお嬢さん……と、ロビンに言われたことが、彼女を怯えさせているのは明白で、だけど、そのことを招いたのだって、元はといえば俺が原因。俺が体調を崩したから起こったようなもので……。だから、サヤもギルも、悪くない。致し方ないことだと思う。
 サヤがきちんと横になったのを確認してから、少し離れた場所にある机に移動した。
 そこにギルとロビンが座っている。壁際にはレオンが立っていて、そこはかとなく漂う剣呑な空気の原因は彼だろうと思われた。
 ギルは苦虫を噛み潰したような渋面。ロビンは何かやらかしてしまったという、怯えた表情。
 ふう……とにかく、ロビンがサヤを「サヤお嬢さん」と呼んだのは、彼女の正体を知ったからじゃない……。だから今は、この状況を、なんとか維持する努力をすべきだ。
 ただ……当たり障りないことを言ったんじゃ、逆に疑いを招きそうだと思った。だから、詮索しにくいよう、少し重たい方の作り話を伝えることにする。

「ロビン、申し訳ない。私の華は、少々事情が複雑でね。
 彼女は、異国の令嬢で……それなりの身の上だったのだけどね、亡命した身なのだよ。
 だから、素性をあまり、晒せない。万が一ということがあるから」
「い、異国の、姫様……?」
 先日サヤと決めた設定を、しかめつらしい顔で伝える。
 これは、雨季の時、姫様がサヤを疑った際に言っていたのを、そのまま拝借した。
 正直サヤを、一般庶民だと言う方が違和感あるのだから、仕方がない。
「随分と遠い国だからね……まず大丈夫だとは思うのだけど……。
 だから、今後彼女を呼ぶ際は、カメリアと呼んでやってくれ」
「え?……こ、今後?」
「ああ、君に用がある様子だったからね」

 そんな風に話しながら、どう取り込もうかと頭をひねる。
 サヤは、わざわざこのロビンに声を掛けたのだ。
 サヤが職人に声を掛けたということは、何かしら、彼に作ってほしいもの……伝えたい技術があるのではと推測できる。
 ただ、秘匿権が絡む可能性があるからな……。迂闊な人選はできない。
 この男の人となりを、まずは探る必要があると思った。
 そんなふうに考えていたら、つい、ロビンを見据えていたらしい。怯えた様子で、彼が口を開く。

「あの……お、お咎めは……」

 その声に慌てたのか、サヤが身を起こそうとするから、視線と手振りでそれを制した。
 一瞬よぎった、強硬手段も頭から振り払う。
 ……そうだよな。仮にサヤの正体を知られたのだとしても、それを罰するなんてことはできない。
 ウーヴェの時だって、そうしたのだ。だから、意識して表情を和らげる。

「たまたま名乗っていた偽名を言われただけで、咎めるわけがないだろう。
 あの場を離れたのは、彼女の体調が思わしくなかったからだから、安心してくれ。
 彼女も、少し休憩したら、きっと持ち直すと思うから、少々お茶にでも付き合ってくれると有難いね。ギルも、そういうことだから気にするな」

 実際には結構色々悩ましかったわけだが、軽くなんでもない風に言っておく。
 そんな甘い対応で良いのかよ?    といった表情のレオンにお茶をお願いして、俺はあえて気にしない素振りを徹底した。
 沢山の人に目撃されている。今ここでロビンをどうこうしたところで、余計に疑惑を招くだけ……。起こってしまったことを、無かったことにはできないしな。
 運ばれてきたお茶に手を伸ばし、一口すする。
 温かいお茶のお陰で、少し心が落ち着いた気がした。
 それで気持ちを整理してから、もう一度、ゆっくり口を開く。

「彼女は現在、バート商会の専属意匠師という立場だ。
 それまでの肩書きは、故国に捨ててきた身であるのだけど、彼女は……本当に、特別な人なんだ。狙われる可能性があるから、極力隠れて暮らしている。当然本来の名も、捨てた。
 あのおりは、まだここでの名も定めていなかった。だから私の従者の名を、一時的に名乗らせていたんだ」

 これで大丈夫か?    と、ギルに視線をやると、こくりと頷く。
 ロビンはというと、必死でこくこくと頷いていた。

「あの場の、他の者たちにもし、何か聞かれたとしても、王都の大店の娘と言っておいてくれ。
 出歩くことを許されていない身であったから、お忍びで歩き回っていたのだと。
 そのことが身内に知られると、こうして私と、逢瀬を重ねることすらままならなくなってしまうとね」
「も、勿論です!   言いません、絶対に、口外しません!」
「ありがとう……頼む。
 私はまだ成人してないから、正式に娶ることができない。なのにあと二年、会うことすらもおあずけになってしまったら、辛いからね」

 最後はあえて茶化しておいた。あまり重く受け止めることになっても、可愛そうだと思ったのだ。
 それでどうにか、この場は丸く収まった。
 ロビンは疑いを抱いている様子は無い。問題は会場の、土建組合員たちだが……そちらはハインに任せるしかない。なんとかなってくれることを祈るばかりだ。
 そうこうしていると、また衣擦れの音。振り返ると、サヤが身を起こしている。そちらに向かおうとするレオンを制して、俺が席を立った。

「もう、大丈夫なのか?」
「ええ、私がお呼び立てしたのに、お待たせしてしまっては……」
「良いんです!    俺全然気にして無いんで!    全然待ちますんで、ゆっくり休んでください!」
「いえ、本当にもう、大丈夫です」

 サヤの手を取ると、まだ冷たい……。けれど、彼女はこれ以上横になる気は無い様子だ。仕方がないので、手を引いて机まで誘導し、気分が悪くなったら、隠さず言うようにと言い置き、俺の座っていた席に座らせた。ここがロビンの向かい側だったのだ。
 そして俺は、サヤの右隣に席を移す。

「先程は失礼致しました。
 近いうち、ギルさんにお願いして、もう一度ロビンさんにお会いしたいと思っていました。そうしたら、会場にロビンさんがいらっしゃって……つい、勢いで、声を掛けてしまい……おおごとになってしまって、申し訳ありません」
「いえいえいえ、そんな、全然良いんです!    あれを使ってもらえてたってだけで充分なんで!」

 頭を下げるサヤに、真っ赤になってしまうロビン。
 彼の反応が、サヤを苦しめるものになりはしないかと、ハラハラ見守るが、どうも大丈夫である様子だ。
 そのことに、少なからずほっとする。
 じゃあ、先程体調を崩しかけたのは、彼の視線のせいではないということだな。

「あの、それで……改善点というのは、特に無いんです。
 ただその……これ一つのお値段が、結構なものだったのが、ずっと気になってまして。
 先日ルーシーさんと装飾品のお店を回った時も、どれもこれもで……。
 小物で、安価な装飾品というのを、全然見かけなかったんです」

 安価な装飾品は無いのでしょうか?    とサヤが問うと。

「それはまあ、そうですよ。装飾品は、どうしたって高くなります。材料費だってかさみますし、時間もかかるから……。
 例えば海渡りの蝶を作るのに、俺は二ヶ月かかりました。まあ、仕事の合間にちまちまやるから、余計になんですけど……」
「はい、わかってます。これをただ安くしたいというのではないんです。
 でも、あんな値段じゃあ、街の女性がおいそれと買えませんよね?
 しかも、作るロビンさんだって……かなりのお金を、つぎ込んでらっしゃるんじゃないでしょうか」
「そうですね。……正直、売れるとは限らないし、いつ売れるかも分からないから……結構な出費が痛手だったりはします。
 あと基本的に、街の女性の装飾品は、飾り紐が一般的ですかね。
 結婚とか、そういったときに、祝いとして渡したりはしますけど、日常にってのは……」
「では、手頃な装飾品を、開発しませんか」

 そう言ったサヤに、ロビンはきょとんとした顔だ。
 ギルは渋面に戻って、大きく溜息を吐く。

「カメリア……開発ったってな……」
「案は、あります。あの、ロビンさんに図案を売っては駄目ですか?もしくは、共同開発というものは、できないんでしょうか」
「お前はうちの専属だろうが⁉︎    うちにしか図案を下ろせねぇんだよ!
 あと、落ち着け。意匠師は確かに図案を売る仕事だけどな、お前は服装品の意匠師だろうが。装飾品は畑違いだっつーの。
 それに、共同って、そんなことしたら、権利の在り方がどっちだか分かんなくなるんだよ」
「ベルトだって装飾品のようなものじゃないですか。
 それに、私は権利、要りませんよ?    ロビンさんで良いです。
 じゃあ私がギルさんに売って、ギルさんがロビンさんに……」

 おい、ちょっと待て⁉︎    と、ギルが慌てて止めにはいる。

「あのな、お前まだちゃんと分かってないようだから、もう一回言うぞ。
 秘匿権って言うのはな、争いまで起きるくらい、価値の高いもんなんだよ。
 ものによっちゃ、これ一つで一生食っていけるようにだってなるんだ。おいそれと、人にやるものじゃないし、そんなことをしてたら、お前が狙われるようなことになりかねない」
「何故ですか」
「お前を金の卵だって思う馬鹿が現れるかもしれないって言ってんだ!」
「ですが、私が持っていたって役に立たないものです。作れないんですから。
 なら、作れる方に譲る方が、ずっと有意義だと思います。
 私の発案だということを伏せる条件を出せば、それで良いのでは」

 サヤの発言に、ギルは困ってしまった様子だ。
 確かに、再現できない案を持っていたとて、どうしようもない。それはそうなのだが、それであっさりと放棄してしまうなんてことができるのは、サヤだけだ。
 そもそも、そんな風にあらゆるものが思い浮かぶなんてことが普通、無いしな……。          
 秘匿権は、得ようと思って得られるものじゃない。人生の中で一つ二つ、見つかるかどうか。
 もしロビンがサヤのそんな優しさにつけ込む男なら、秘密を盾に脅されることだって考えられる。
 だからロビンの反応を見ようと返事を待った。すると……。

「あのぅ、そもそも俺に再現できるとは限らないと思うんです。
 俺だってまだ親方とかに比べたら腕なんて全然で……」
「大丈夫です。簡単な小物なので。
 描いてみますね。……レオンさん、紙と筆をお願いします」

 そう言ったサヤが、紙にいつものように図を描く。
 それは以前、サヤが自力で作った、ピンと呼ぶものだったのだが……。

「カメリア、ちょっと待て⁉︎    何種類描く気だ⁉︎」
「基本はいっしょですよ。そのアレンジがこの他の部分……あ、アレンジというのは、着想は同じで、違う形を模索したものです」
「いや、それがいちいち秘匿権絡むっつってんだよ!」
「そうなんですか?」

 数種類描かれたそれを、ロビンは好奇心旺盛な瞳で眺めている。
 そして「これは何で、どうやって使うんです?」と、サヤに問うた。

「これは髪留めです。
 金属を折り曲げただけなんですけど、先だけ少し、反っているでしょう?    ここに指を挟んで押し開いて、髪を挟みます。手を離せば、止まります。
 前髪を横に分けておきたい時とか、後れ毛をまとめておきたい時などに使います。
 この上の部分や、折り曲げている部分を装飾すると、無骨な感じがしなくなります」
「こんなに単純なのに……髪が止まるんですか?」
「きっちり密着させて作れば止まりますよ。あ、あえて上部の部分を波うたせることもできます。この場合、止められる髪の量が増えて、滑りにくくなるんですが、飾りは付けにくくなっちゃうので……」
「ちょっと、待て!    盛り上がるな⁉︎    まず落ち着け!」

 描かれた紙の上にギルがバン!    と手をつく。
 そしてロビンに向かって、ややきつめの口調で。

「ロビン、こいつの意匠は、まず確実に、完成されている。
 案じゃねぇんだ。このまま作ればできちまうもんだと思え。
 だから生半可な値段じゃねぇ……。今、こいつの図案、うちでは一つにつき金貨五枚が最低価格だ。本来なら二十枚でも安い!    俺がこいつなら百枚だって要求する。それくらい完成されたものしか、こいつは出してこないんだ!
 金貨百枚出してもな、それでも安かったと思えるくらいのもんだろうぜ。
 けどな⁉︎   秘匿権を得るってのは、そんな簡単な話じゃない!    はっきり言うぞ。お前の生活は一変する。
 こいつ一つでお前は一生食っていける。
 そのかわり、周り中からお前に敵意が向くと思え。
 人より抜きん出た権利を得るってのは、そういうことだ!
 うちはそのために色々な備えをしてるが、お前はまだ駆け出しに毛が生えた程度の新人だ。留守の家を好き勝手に探られ、寝る間すら人の目に晒されるような生活に、お前、耐えられるか?」
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