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束の間
惑う
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棺の中でうつらうつらするうち、マヌーの心は小高い丘の上をさ迷っていた。
「ここは……」
どこだろう、とマヌーは思う。だって僕は確かに此処を知っている。幾重にも連なる山なみの向こうには淡いヴェール。その向こうには美しい雪山が、世界を優しく見守る美しい女神が隠れていることを僕は確かに知っている。じゃあ此処は一体? マヌーは頭を抱えながらなんとか記憶の糸を辿った。
「……女神……だったっけ? いやむしろ女神というより……妖怪みたいな――」
「いい天気じゃの」
不意に話し掛けられて戸惑うマヌー。振り向けば木製のベンチには白いひげの翁が腰掛けていた。
「ここからの景色は最高じゃの。いつもは雲もなくてすっきりと見えるんじゃが……。あの山のてまえの雲なぞ虎が口を開けてるように見えんかの」
翁はお茶目に笑いながら雲の塊を指差した。その横顔は深い愁いを帯びている。
「あなたは……」
誰だろう、とマヌーは思う。だって僕は確かにこの人を知っている。どこかお茶目な、明るい瞳のこの人を僕は確かに知っている。じゃあこの人は一体? マヌーは懸命に記憶の糸を辿ったが、どういうわけか、思い出そうとすればするほど頭の中が霞がかったようにぼうとしてしまうのだった。
「あぁ、それ以上は思い出さんほうがいい。頭が痛むだけじゃ。わしが何者か、それはたいした問題ではない。君の心に届くならそれでいいのじゃ。それにたいてい、夢の中ではみな誰かしらになりすましておるからの」
翁は愉快そうに笑うと、遥かな山の端を眺めた。
「それにしても、あの雨上がりの澄んだ青空や流れるような雲のなんと美しい……」
どこの誰かもわからない人にどうして僕はこんなに心を開いているのだろう、とマヌーは思う。嘘か本当かもわからない。そもそも夢の中でなります理由がわからない。それなのにどうして、僕はこの人の言葉を信じたくなるのだろう? マヌーは名前も知らぬ翁の瞳の奥に何が映っているのか、無性に知りたくなった。
「天朗らかに気清く、風はそよそよと吹いている。そのただ中で宇宙の大なるを観、万物の盛んなるを眺めては――あぁ……古人云へり、死生亦大なりと。豈に痛ましからずや」
流れる雲を眺めながら、翁は湧き上がる感慨を言葉にした。
「いまの言葉って……」
王羲之の言葉だ、とマヌーは思った。
「うむ、『蘭亭序』の言葉じゃの。あいにく、わしの言葉ではない。なりすましじゃからの。ちょっと、言ってみたかっただけじゃ」
翁はお茶目に片目をつぶって見せると、腰掛けたまま青い蓮華を一本差し出した。一体いつの間に手折ってきたのかとマヌーは不思議に思ったが、不審な言動はスルーするに限るということを彼はすでに知っていた。
「何でしょう」
「君に」
しぶしぶ木製のベンチまで歩み寄るマヌー。その短い黒髪に、翁は青蓮華をそっと挿した。ほんのり甘い花の香りが夢うつつの世界でさ迷うマヌーを優しく包んだ。
「なんですかこれ」
「綺麗じゃのう。頭の上に見事な花が咲いておるわ」
「馬鹿にしてます?」
「馬鹿にするなぞとんでもないこと。愛じゃよ、愛」
翁は可笑しそうにくっくと笑うと、木製のベンチからよいせと立ち上がった。
不意に鈴の音が響いてマヌーは翁の足元を見やる。裾に括りつけた赤い鈴が微かに見えた。
「変わった鈴のつけ方ですね」
マヌーは尋常じゃない既視感を覚えたが、結局、その訳を霞のむこうに見つけることはできなかった。
「変わってるかの?」
「そう思います」
「わしにとってはこれが普通じゃ」
「そうですか」
「ところで、愛を知る君には完璧主義はもう似合わない。そんなものはみな此処に置いて行ったらどうじゃ」
「それが出来たら苦労してません」
「そうかの? でも君はすでに知っているはずじゃ。この世界には困ってる人がいたら手を差しのべてくれる人がいるということを」
「そうでしょうか」
「ついさっき、このベンチまで歩み寄ってくれたのは誰だったかの。何も言わずとも、老人のわしを気遣って」
「それは……」
翁はすっくと立ち上がり、木製のベンチを後にした。小高い丘の端っこに向かうその足どりはマヌーの予想に反して思いのほか、尋常じゃなく、しっかりとしている。
「案外、簡単じゃよ」
老人は勢いよく振り返るといたずらっ子のように笑った。
「また今みたいに軽々しく信じて騙されたら? あなたは軽くふざけただけでしょうけど、中には愛のない嘘をつく人もいるんです」
「あぁ、それが問題じゃ。問題でないときなどなかったくらいじゃ」
「嘘を見抜けたらいいのに」
「正直に言えば、わしにもわからぬ。おそらく世界中のどんな賢人にも出来んじゃろう。心ない嘘を完璧に見抜くことなど」
「じゃあどうしたら」
「独りではどうすることも出来ぬ。どうしようもない。どうしようもないのだから、己を責める必要もない」
「でもそれじゃ」
「じゃが一つ忘れないでほしいのは、この世界には真実を埋もれさせたくないと願う人たちが少なからずいるということじゃ。そして君はすでにそれを知っている。違うかの?」
やっぱり僕はこの人を知っている、とマヌーは思う。身勝手に人を振り回す、足元に鈴を括りつけた誰か。確かにこの人を知っているはずなのに、とマヌー思ったが、結局、しつこい霞をどうすることもできなかった。
「人の心とは、ままならぬものじゃの」
翁は愁いを帯びた瞳でマヌーを見つめると少しだけ寂しそうに呟いた。
地面から立ち上りはじめた白い霞。それを追い払うように手で懸命に払いのけながら、マヌーは声を張り上げた。
「そもそもどうして夢の中なのにわざわざなりすましたりするんです。どうせ忘れるのに」
「そんなの決まっとるじゃろう――」
霞の向こうで翁が何か言いかけたその時、酷い痛みでマヌーは強制的に夢から覚めた。
堪えきれずに目元を押さえるマヌー。酷い痛みで目が覚めるような時にはいつもこうだ。
『――朝目が覚めた時、大切な人が悲しい思いをしないですむように。気兼ねなく、己の役者人生に没頭できるように』
「記憶、消えてないじゃん」
暁静かに寝覚めして思へば涙ぞ抑え敢へぬ。目元を押さえる千早の袖は、時を経て黒ずんでいた。
「ここは……」
どこだろう、とマヌーは思う。だって僕は確かに此処を知っている。幾重にも連なる山なみの向こうには淡いヴェール。その向こうには美しい雪山が、世界を優しく見守る美しい女神が隠れていることを僕は確かに知っている。じゃあ此処は一体? マヌーは頭を抱えながらなんとか記憶の糸を辿った。
「……女神……だったっけ? いやむしろ女神というより……妖怪みたいな――」
「いい天気じゃの」
不意に話し掛けられて戸惑うマヌー。振り向けば木製のベンチには白いひげの翁が腰掛けていた。
「ここからの景色は最高じゃの。いつもは雲もなくてすっきりと見えるんじゃが……。あの山のてまえの雲なぞ虎が口を開けてるように見えんかの」
翁はお茶目に笑いながら雲の塊を指差した。その横顔は深い愁いを帯びている。
「あなたは……」
誰だろう、とマヌーは思う。だって僕は確かにこの人を知っている。どこかお茶目な、明るい瞳のこの人を僕は確かに知っている。じゃあこの人は一体? マヌーは懸命に記憶の糸を辿ったが、どういうわけか、思い出そうとすればするほど頭の中が霞がかったようにぼうとしてしまうのだった。
「あぁ、それ以上は思い出さんほうがいい。頭が痛むだけじゃ。わしが何者か、それはたいした問題ではない。君の心に届くならそれでいいのじゃ。それにたいてい、夢の中ではみな誰かしらになりすましておるからの」
翁は愉快そうに笑うと、遥かな山の端を眺めた。
「それにしても、あの雨上がりの澄んだ青空や流れるような雲のなんと美しい……」
どこの誰かもわからない人にどうして僕はこんなに心を開いているのだろう、とマヌーは思う。嘘か本当かもわからない。そもそも夢の中でなります理由がわからない。それなのにどうして、僕はこの人の言葉を信じたくなるのだろう? マヌーは名前も知らぬ翁の瞳の奥に何が映っているのか、無性に知りたくなった。
「天朗らかに気清く、風はそよそよと吹いている。そのただ中で宇宙の大なるを観、万物の盛んなるを眺めては――あぁ……古人云へり、死生亦大なりと。豈に痛ましからずや」
流れる雲を眺めながら、翁は湧き上がる感慨を言葉にした。
「いまの言葉って……」
王羲之の言葉だ、とマヌーは思った。
「うむ、『蘭亭序』の言葉じゃの。あいにく、わしの言葉ではない。なりすましじゃからの。ちょっと、言ってみたかっただけじゃ」
翁はお茶目に片目をつぶって見せると、腰掛けたまま青い蓮華を一本差し出した。一体いつの間に手折ってきたのかとマヌーは不思議に思ったが、不審な言動はスルーするに限るということを彼はすでに知っていた。
「何でしょう」
「君に」
しぶしぶ木製のベンチまで歩み寄るマヌー。その短い黒髪に、翁は青蓮華をそっと挿した。ほんのり甘い花の香りが夢うつつの世界でさ迷うマヌーを優しく包んだ。
「なんですかこれ」
「綺麗じゃのう。頭の上に見事な花が咲いておるわ」
「馬鹿にしてます?」
「馬鹿にするなぞとんでもないこと。愛じゃよ、愛」
翁は可笑しそうにくっくと笑うと、木製のベンチからよいせと立ち上がった。
不意に鈴の音が響いてマヌーは翁の足元を見やる。裾に括りつけた赤い鈴が微かに見えた。
「変わった鈴のつけ方ですね」
マヌーは尋常じゃない既視感を覚えたが、結局、その訳を霞のむこうに見つけることはできなかった。
「変わってるかの?」
「そう思います」
「わしにとってはこれが普通じゃ」
「そうですか」
「ところで、愛を知る君には完璧主義はもう似合わない。そんなものはみな此処に置いて行ったらどうじゃ」
「それが出来たら苦労してません」
「そうかの? でも君はすでに知っているはずじゃ。この世界には困ってる人がいたら手を差しのべてくれる人がいるということを」
「そうでしょうか」
「ついさっき、このベンチまで歩み寄ってくれたのは誰だったかの。何も言わずとも、老人のわしを気遣って」
「それは……」
翁はすっくと立ち上がり、木製のベンチを後にした。小高い丘の端っこに向かうその足どりはマヌーの予想に反して思いのほか、尋常じゃなく、しっかりとしている。
「案外、簡単じゃよ」
老人は勢いよく振り返るといたずらっ子のように笑った。
「また今みたいに軽々しく信じて騙されたら? あなたは軽くふざけただけでしょうけど、中には愛のない嘘をつく人もいるんです」
「あぁ、それが問題じゃ。問題でないときなどなかったくらいじゃ」
「嘘を見抜けたらいいのに」
「正直に言えば、わしにもわからぬ。おそらく世界中のどんな賢人にも出来んじゃろう。心ない嘘を完璧に見抜くことなど」
「じゃあどうしたら」
「独りではどうすることも出来ぬ。どうしようもない。どうしようもないのだから、己を責める必要もない」
「でもそれじゃ」
「じゃが一つ忘れないでほしいのは、この世界には真実を埋もれさせたくないと願う人たちが少なからずいるということじゃ。そして君はすでにそれを知っている。違うかの?」
やっぱり僕はこの人を知っている、とマヌーは思う。身勝手に人を振り回す、足元に鈴を括りつけた誰か。確かにこの人を知っているはずなのに、とマヌー思ったが、結局、しつこい霞をどうすることもできなかった。
「人の心とは、ままならぬものじゃの」
翁は愁いを帯びた瞳でマヌーを見つめると少しだけ寂しそうに呟いた。
地面から立ち上りはじめた白い霞。それを追い払うように手で懸命に払いのけながら、マヌーは声を張り上げた。
「そもそもどうして夢の中なのにわざわざなりすましたりするんです。どうせ忘れるのに」
「そんなの決まっとるじゃろう――」
霞の向こうで翁が何か言いかけたその時、酷い痛みでマヌーは強制的に夢から覚めた。
堪えきれずに目元を押さえるマヌー。酷い痛みで目が覚めるような時にはいつもこうだ。
『――朝目が覚めた時、大切な人が悲しい思いをしないですむように。気兼ねなく、己の役者人生に没頭できるように』
「記憶、消えてないじゃん」
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