クズ皇子は黒騎士の愛に気付かない

【ひたすら我慢の一見クール騎士×本当は優秀美人拗らせ皇子】
 リヴァディア国の第二皇子アシェルは、容姿こそ国一番と言われつつも、夜遊びばかりで国務を怠っている能無し皇子だった。
 アシェルの元に新しく着任した護衛騎士のウィリアムは、内心呆れながらも任務を遂行していたが、皇子の意外な内面に次第に惹かれていく。
 ひたひたと迫る敵国の陰謀に気付いたアシェル皇子は、単独でその探りを入れはじめるが、その身を削るような行動にウィリアムは耐えられなくなり……
 苦悩する護衛騎士と、騎士の愛に救われる皇子の話です。

※旧題:クズ皇子は黒騎士の苦悩に気付かない
※ムーンライトノベルズにも掲載しています。
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