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3話
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「サシャ! ちょっと待った! ストップ! ヤバいって!」
使節団の通訳を終えた夜、レイモンが俺の体の中に挿し入れていたペニスを慌てて抜き出した。
レイモンが俺の頭の横に両腕を立て、体の上でハァハァと息を整えている。
「どうしたの今日は? 魔力ダダ漏れなんだけど……」
レイモンの目は、まだ焦点が揺れている。
「レイモン、ごめん」
しまった。全然集中できてなかった。
エブラにいた頃は知らなかったのだが、人と人が接触すると、二人の間に魔力が流れるのだ。
魔力はより多く持っている人から少ない人の方に流れ、頭を撫でたりハグ程度ならその流入は少ないが、体内深く交わると、気を付けないと二人の魔力が均等になるまで流入してしまう。
そして、レイモンいわく俺の魔力はかなり甘いらしく、セックスの快楽が大幅に増強されてトビそうになるらしい。
「今日、通訳の仕事で何かあった?」
レイモンが、パタンと俺の横に寝そべった。
「……会いたくない人に会ったかな……」
あれから俺は、これからの期間、どうしたらルイやエディトさんに接触しないで済むかをひたすら考えていた。
もう明日姿を眩ますしか、方法がないような気がする。
しかし、仕事を放棄する無責任さもどうかと思うし、ルイとエディトさんから逃げているのがバレバレという情けない状態を晒すのも耐え難い。
もっとスマートに、この苦境から抜け出す方法はないものだろうか……
「腹を括るしかないか……」
俺の呟きを聞いたレイモンがゆっくりと起き上がり、俺の前髪を撫でて軽くキスをした。
「辛かったら、僕が忘れさせてあげるよ」
そのままレイモンのキスが胸元に降りていき、乳首を舌先でチロリと舐められた。
快楽に自分のペニスがピクリと反応したのがわかる。
大丈夫かもしれない……
気持ちよくなっていれば……人の肌に触れていれば……きっと痛みは紛れて、全て忘れられるんじゃないだろうか。
「明日か明後日、夜遅くレイモンのところにに行くかもしれない……」
「いつでもおいで」
そう言って笑うレイモンを、こんなにも頼もしく思った日はなかった。
*
「ルイ、今日の夜、夕飯を一緒にどうだ? よかったらエディトさんも誘って」
使節団訪問二日目の昼、俺は午前中のスケジュールから解放されたばかりのルイに突撃した。
怖いことは、すぐに、まとめて、一気に終わらせるのがいいと思ったのだ。
「エディトも一緒に?」
ルイが怪訝な顔をする。
「あぁ、ぜひ一緒に」
もうまとめて、一気に終わらせたい。
二人に向かって、『結婚おめでとう。お幸せに』までを、今晩言い切るのだ。
改めて紹介など、されてたまるものか。
「分かった。彼女も誘ってみるよ……」
なぜだかルイの態度は煮え切らない。
何を躊躇うというのだ?
学院にいた頃から有名な美男美女カップルだ。見せつければいいじゃないか。
まぁ、確かに。今まで一度も彼女に会わせてもらったことはないのだが……
俺はルイに、使節団の見学が終わったら町へ案内する旨を伝え、意気揚々としてその場を去っていった。
その日の夜、俺はとっておきのお気に入りの店に、ルイとエディトさんを連れていった。
これからの緊張を思うと、店はできるだけ慣れた、居心地の良い店がいい。
たとえ嫌な思い出が染み付いて、二度と行きたくなくなってしまったとしても、今日を乗り越えられればそれでいい。
穏やかに話す客たちが溢れる店の、奥の角の席に三人で着く。
「ガルムナンドは鹿料理が美味しいんだ」
メニュー表のガルムナンド語を一つ一つ訳しながら二人に伝えていく。
エディトさんは美人なので近寄り難い雰囲気だったが、初めて会った俺にも笑顔で丁寧に接してくれている。
俺の向かいに座る二人の距離が恨めしい。肩が触れ、腕がぶつかろうとも気にもしない。
学生の頃は、間違ってルイに触れてしまわないか、ずっと気にしながら接してきた。
ルイに肩でも叩かれようものなら、心臓の鼓動がバレてしまわないか、嬉しさと緊張がないまぜになって大変だった。
俺達は店一推しの鹿肉のステーキのコースを注文し、顔見知りの店員にチョイスしてもらった赤ワインで乾杯をした。
「エディトさん、初めまして。ルイからお話しはよく聞いています」
改めて、エディトさんに話かける。
「サシャさん初めまして。いつもルイがサシャさんの話をするので、初めてな気がしないですが」
華やかに笑う彼女がキラキラ輝いて見えるのは、ブロンドに当たる照明のせいなのだろうか? それとも、幸せな女性特有のオーラなのだろうか?
まだ二人は結婚指輪はしていない。
これからなのか?
あぁ、一番熱い時期だよなぁ。
「ルイ、結婚はいつするんだ?」
俺は赤ワインを一口飲むと、早速本題に切り込んだ。
「あ、いや。結婚はもう少し、な?」
ルイがエディトさんに少し情けない表情を向けた。
エディトさんが、ちょっとルイを睨み返す。美人が怒ると、なんだか少し可愛い感じだ。
「サシャさんが見つかるまでは、ですもんね。もう聞き飽きちゃったわ」
可愛く怒るエディトさんと、ルイの意外な力関係に面食う。
まぁそうなるか……
ルイは屈強な騎士だが、基本人当たりは優しい。怒らせない限りは。
「なんか、申し訳ないことしちゃったね。今日ここで会えて、よかった……」
俺はそう言って、赤ワインをクイッとまた一口流し込んだ。
さっきから全然味がしない。
運ばれてきた前菜も、この店はどのメニューも外さない美味しさなはずなのに、やたらと喉につかえる。
「サシャの行方を見つけてくれたのは、エディトだったんだ」
穏やかに微笑みながらこちらを見るルイの目線に、俺の心がザワザワと揺れる。
俺の大好きな、少し灰色がかった青い瞳が、俺を見ている。
エディトさん、何で俺を見つけちゃったかな?
見つからなければ、ルイはもう少し俺のことを探していて、結婚はもう少し先延ばしになったんだろうか?
自分のゲスい思考が、ますますワインを不味くする。
「サシャ、ずっとガルムナンドにいるつもりなのか?」
「あぁ。見ただろこの国の魔法技術。エブラではこんな面白い仕事はできない」
というか、もういっぱいいっぱいだ。
もう二度と、二人の仲睦まじい姿など見てたまるか。
「式には行けないと思うけど、遠くから祝っているから……」
そこまで言って、何かが胃から込み上げる気配を感じた。
「ちょっと失礼」
お手洗いに行こうと立ち上がると、酔いで少し足元がふらついた。
飲むペースが速かったか――
危ないな、とテーブルに手を掛けようとしたところで横からグイと腕を掴まれた。
「サシャ。大丈夫か?」
見上げると、なぜかレイモンがそこにいた。
使節団の通訳を終えた夜、レイモンが俺の体の中に挿し入れていたペニスを慌てて抜き出した。
レイモンが俺の頭の横に両腕を立て、体の上でハァハァと息を整えている。
「どうしたの今日は? 魔力ダダ漏れなんだけど……」
レイモンの目は、まだ焦点が揺れている。
「レイモン、ごめん」
しまった。全然集中できてなかった。
エブラにいた頃は知らなかったのだが、人と人が接触すると、二人の間に魔力が流れるのだ。
魔力はより多く持っている人から少ない人の方に流れ、頭を撫でたりハグ程度ならその流入は少ないが、体内深く交わると、気を付けないと二人の魔力が均等になるまで流入してしまう。
そして、レイモンいわく俺の魔力はかなり甘いらしく、セックスの快楽が大幅に増強されてトビそうになるらしい。
「今日、通訳の仕事で何かあった?」
レイモンが、パタンと俺の横に寝そべった。
「……会いたくない人に会ったかな……」
あれから俺は、これからの期間、どうしたらルイやエディトさんに接触しないで済むかをひたすら考えていた。
もう明日姿を眩ますしか、方法がないような気がする。
しかし、仕事を放棄する無責任さもどうかと思うし、ルイとエディトさんから逃げているのがバレバレという情けない状態を晒すのも耐え難い。
もっとスマートに、この苦境から抜け出す方法はないものだろうか……
「腹を括るしかないか……」
俺の呟きを聞いたレイモンがゆっくりと起き上がり、俺の前髪を撫でて軽くキスをした。
「辛かったら、僕が忘れさせてあげるよ」
そのままレイモンのキスが胸元に降りていき、乳首を舌先でチロリと舐められた。
快楽に自分のペニスがピクリと反応したのがわかる。
大丈夫かもしれない……
気持ちよくなっていれば……人の肌に触れていれば……きっと痛みは紛れて、全て忘れられるんじゃないだろうか。
「明日か明後日、夜遅くレイモンのところにに行くかもしれない……」
「いつでもおいで」
そう言って笑うレイモンを、こんなにも頼もしく思った日はなかった。
*
「ルイ、今日の夜、夕飯を一緒にどうだ? よかったらエディトさんも誘って」
使節団訪問二日目の昼、俺は午前中のスケジュールから解放されたばかりのルイに突撃した。
怖いことは、すぐに、まとめて、一気に終わらせるのがいいと思ったのだ。
「エディトも一緒に?」
ルイが怪訝な顔をする。
「あぁ、ぜひ一緒に」
もうまとめて、一気に終わらせたい。
二人に向かって、『結婚おめでとう。お幸せに』までを、今晩言い切るのだ。
改めて紹介など、されてたまるものか。
「分かった。彼女も誘ってみるよ……」
なぜだかルイの態度は煮え切らない。
何を躊躇うというのだ?
学院にいた頃から有名な美男美女カップルだ。見せつければいいじゃないか。
まぁ、確かに。今まで一度も彼女に会わせてもらったことはないのだが……
俺はルイに、使節団の見学が終わったら町へ案内する旨を伝え、意気揚々としてその場を去っていった。
その日の夜、俺はとっておきのお気に入りの店に、ルイとエディトさんを連れていった。
これからの緊張を思うと、店はできるだけ慣れた、居心地の良い店がいい。
たとえ嫌な思い出が染み付いて、二度と行きたくなくなってしまったとしても、今日を乗り越えられればそれでいい。
穏やかに話す客たちが溢れる店の、奥の角の席に三人で着く。
「ガルムナンドは鹿料理が美味しいんだ」
メニュー表のガルムナンド語を一つ一つ訳しながら二人に伝えていく。
エディトさんは美人なので近寄り難い雰囲気だったが、初めて会った俺にも笑顔で丁寧に接してくれている。
俺の向かいに座る二人の距離が恨めしい。肩が触れ、腕がぶつかろうとも気にもしない。
学生の頃は、間違ってルイに触れてしまわないか、ずっと気にしながら接してきた。
ルイに肩でも叩かれようものなら、心臓の鼓動がバレてしまわないか、嬉しさと緊張がないまぜになって大変だった。
俺達は店一推しの鹿肉のステーキのコースを注文し、顔見知りの店員にチョイスしてもらった赤ワインで乾杯をした。
「エディトさん、初めまして。ルイからお話しはよく聞いています」
改めて、エディトさんに話かける。
「サシャさん初めまして。いつもルイがサシャさんの話をするので、初めてな気がしないですが」
華やかに笑う彼女がキラキラ輝いて見えるのは、ブロンドに当たる照明のせいなのだろうか? それとも、幸せな女性特有のオーラなのだろうか?
まだ二人は結婚指輪はしていない。
これからなのか?
あぁ、一番熱い時期だよなぁ。
「ルイ、結婚はいつするんだ?」
俺は赤ワインを一口飲むと、早速本題に切り込んだ。
「あ、いや。結婚はもう少し、な?」
ルイがエディトさんに少し情けない表情を向けた。
エディトさんが、ちょっとルイを睨み返す。美人が怒ると、なんだか少し可愛い感じだ。
「サシャさんが見つかるまでは、ですもんね。もう聞き飽きちゃったわ」
可愛く怒るエディトさんと、ルイの意外な力関係に面食う。
まぁそうなるか……
ルイは屈強な騎士だが、基本人当たりは優しい。怒らせない限りは。
「なんか、申し訳ないことしちゃったね。今日ここで会えて、よかった……」
俺はそう言って、赤ワインをクイッとまた一口流し込んだ。
さっきから全然味がしない。
運ばれてきた前菜も、この店はどのメニューも外さない美味しさなはずなのに、やたらと喉につかえる。
「サシャの行方を見つけてくれたのは、エディトだったんだ」
穏やかに微笑みながらこちらを見るルイの目線に、俺の心がザワザワと揺れる。
俺の大好きな、少し灰色がかった青い瞳が、俺を見ている。
エディトさん、何で俺を見つけちゃったかな?
見つからなければ、ルイはもう少し俺のことを探していて、結婚はもう少し先延ばしになったんだろうか?
自分のゲスい思考が、ますますワインを不味くする。
「サシャ、ずっとガルムナンドにいるつもりなのか?」
「あぁ。見ただろこの国の魔法技術。エブラではこんな面白い仕事はできない」
というか、もういっぱいいっぱいだ。
もう二度と、二人の仲睦まじい姿など見てたまるか。
「式には行けないと思うけど、遠くから祝っているから……」
そこまで言って、何かが胃から込み上げる気配を感じた。
「ちょっと失礼」
お手洗いに行こうと立ち上がると、酔いで少し足元がふらついた。
飲むペースが速かったか――
危ないな、とテーブルに手を掛けようとしたところで横からグイと腕を掴まれた。
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