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第1話 はじまりの魔法
何でもない
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「シトラス!早くしないと遅刻しちゃうポメ!」
「わ、わかってるよ……!」
通学路を走るシトラスに向かって、カバンから顔を出してポメポメが言う。しかし、その姿は昨日までの猫の姿よりもかなり小さく、手のひらに乗るほどのサイズになっていた。
というのも……
「今度いつどこに黒き明日(ディマイン・ノワール)が来るかわからないポメ!だからこれからはポメポメもシトラスと一緒に学校に行って、なるべくシトラスの傍にいるようにするポメ!」
そう言って聞かなかったからだ。
とはいえ猫の姿のまま学校へ入ることは出来ないので、魔法で身体のサイズを縮めて、有事以外はシトラスのカバンの中に隠れることを条件に、学校への同行を許されたのだった。
「まさか寝坊しちゃうなんて……!」
一連の出来事が終わって帰宅した後、シトラスは慣れない戦闘と魔法を使った反動から疲労困憊になり、そのまま泥のように眠ってしまった。
おかげで今朝はスマホのアラームにも、起こしに来たポメポメの声にも気付かずにすっかり寝過ごしてしまい、慌てて登校する羽目になり今に至る。
ポメポメが本当は猫ではなく天界人だったこと。
自分が魔法少女に変身して魔獣と戦ったこと。
全てが夢だったのではないかと思う。
しかし、目が覚めても変身ブローチはしっかりとあって。
ポメポメは普通に人間と同じ言葉を話していて。
それに─
(あの赤い髪の人、結局誰だったんだろう……)
自分を助けてくれた赤い髪の男性の記憶が鮮明に残っていた。
しっかりとした腕で抱き留められた感触も、自分に向けてくれた琥珀色の優しい眼差しも。
「シトラス、どうしたポメ?」
考え事をしている内にいつの間にか立ち止まっていたらしく、カバンの中からポメポメが心配そうに顔を覗かせた。
─いけない、今はこんな事を考えている場合じゃなかった。
「ううん、何でもないよ。急ごう!」
シトラスは首を振って気を取り直すと、再び走り始める。
学校まであと少し。
本鈴が鳴るまでにはなんとか間に合いそうだ。
***
「シトラスおっはよー!ギリギリに来るなんて珍しいね!」
「キルシェ、おはよう。ちょっと寝坊しちゃって……」
教室に入ると、既にキルシェは登校しており、シトラスの隣の席に腰掛けていた。
「そうだ!シトラス昨日これ、忘れて帰ったでしょ!」
はい、と手渡されたのは─昨日二人で買い物をしたスイーツショップの紙袋だった。
「えっ、これ……」
受け取って中身を確認すると、シトラスが買った地味な焼き菓子と、キルシェがプレゼントしてくれた猫の形のクッキーとマカロン。それぞれが綺麗に収まっていた。
昨日の混乱の中、シトラスもキルシェも魔獣から逃げる途中で買ったものを紛失してしまったはずだった(キルシェに至っては逃げる途中で魔獣に投げつけていた)のに、袋の中のお菓子は形崩れもしていないし、クッキーやマカロンのような焼き菓子に至っては少しも欠けた様子が見られない。
(多分昨日シトラスが最後に使った『元に戻れ(ルトゥルネ)』で、キルシェの手元に戻ったんだと思うポメ。……なんでか、シトラスの分も一緒に)
カバンからこっそりと顔を覗かせたポメポメが、シトラスにテレパシーでそう伝える。シトラスはポメポメと目が合うと、「そっか」と小さく頷いた。
「もーっ、キルシェちゃんがあげたものどころか自分で買ったものまで忘れて帰っちゃうなんて、おっちょこちょいなんだから!」
「あはは……ごめんね」
呆れた様子のキルシェに、苦笑しながら答える。
(でもよかった……キルシェ、昨日のこと覚えてないみたい)
安心したような、どこか寂しいような。複雑な気持ちでキルシェを見つめる。キルシェのためにも昨日のことは忘れた方がいいに決まっているのだが、目を覚ました彼女の前で泣いたことや、無事を喜び合ったこと。それらはシトラスの中だけの思い出になってしまった。
「キルシェ達、駅前に出来たお菓子屋さん行ってきたの?」
シトラス達の机の上の紙袋を見たのか、近くの席の女子生徒が話しかけてきた。
「うん、そう!すごく良かったよ!かわいいお菓子もいっぱいあったし超眼福って感じで!」
キルシェは笑顔で答え、シトラスもそれに同意する。
「いいなー!でも駅前って昨日なんか変な化け物が出たんでしょ?」
ギクッ、とシトラスは肩を揺らす。
「私も昨日テレビでやってたの見た!怖いよね……化け物だけじゃなくて、ロストルムみたいに倒れた人もいっぱいいたみたいだし……」
ギクギクッ、とさらに肩が揺れる。
噂を聞きつけた他の生徒も話に加わり、シトラスとキルシェの席の周りに小さな人だかりが出来る。
「このお菓子屋さんってちょうどニュースでやってた場所の近くじゃない?大丈夫だったの?」
「え、えーっと………」
何と答えて良いやら、シトラスは言い淀む。
まさかありのままにあったことを話すわけには行かないし、かと言っていい言い訳も思い浮かばない。
こっそりカバンの中のポメポメに目を向けると、ポメポメは前足で口元を抑えるジェスチャーをして「話しちゃダメポメ」と訴えかけている。
「あたしたちが行った時は全然何もなかったよ!ね、シトラス!」
口を開いたのは、キルシェだった。シトラスが反射的に振り返ると、キルシェは悪戯っぽく笑ってウインクをしてみせる。
「う、うん!そう!何ともなかったよ!」
キルシェに乗っかり、慌ててそう答える。
「そうだったんだ……巻き込まれなくて良かったね!」
(巻き込まれなかったどころか思い切り渦中だったけどね……)
(ポメ……)
シトラスとポメポメの心の声など聞こえないクラスメイト達は、級友たちが事件に居合わせなかったと分かるなり、早々に次の話題に移っていく。
(ねぇポメポメ。キルシェ……本当に覚えてないんだよね?昨日のこと)
(ポメ……そのはずなんだけど……)
シトラスのカバンからこっそりと顔を覗かせ、ポメポメはキルシェを見る。怪我は跡形もなく消えているし、一見すると元気そうに見える。
だけど─ふとした拍子に、その笑顔に陰りが差していた。
***
深淵から生まれたような暗さが広がる大広間。その中心には巨大な闇色の玉座があった。玉座には人の姿はない。そのかわり、闇色の陽炎のような人魂が、ゆらゆらと蠢いている。
『魔法少女か……天界──否、女神の方も動き出したと見える』
人魂から地を這うような、低い声が発せられる。その声はこの空間全体に響き渡っているようだった。
この人魂は─邪神の思念体。
太古の昔に天界の支配者たる女神との争いによってその力の大半を失い、人類と魔法の力を強奪して魔界を生み出した、全ての元凶たる存在。
未だに真の力を取り戻せずにいる魔界の支配者の本体は、ここには存在しない。この思念体は、別の場所に封じられている本体から分離して飛ばされたものだ。
「魔獣は浄化されてしまいましたが、エナジーの回収目標自体は達成していた模様です。こちらを」
玉座の前に頭垂れていたのは、フードを目深に被った長身の男だった。男が手を前に差し出すと、手のひらの上に白く輝く光の塊が現れる。
それは、シトラスに倒された魔獣が浄化の直前まで人々から吸収していたエナジーを凝縮させたものだった。
『ふむ……たしかに、人間のエナジーを内包しているな。質も悪くない』
邪神の思念体は光の塊を観察し、納得したように言う。
どうやら目当てのものが得られたと判断したらしい。
エナジーの塊はそのまま、邪神の思念体から伸びてきた腕のような影に掴み取られ、吸収されていく。
『すぐに次の魔獣を手配せよ。エナジーの回収はこのまま継続だ』
「御意」
フードの男は恭しく一礼すると、その場から立ち去る。そしてそのまま、玉座の間を後にした。
『期待しているぞ─トルバラン』
トルバラン、と呼ばれた男は玉座の間を出ると共に闇色のフードを脱ぎ、素顔を晒す。
「仰せのままに、邪神様」
背にまで届く紅い髪に、琥珀色の瞳が印象的な、整った顔立ちの男だった。
「わ、わかってるよ……!」
通学路を走るシトラスに向かって、カバンから顔を出してポメポメが言う。しかし、その姿は昨日までの猫の姿よりもかなり小さく、手のひらに乗るほどのサイズになっていた。
というのも……
「今度いつどこに黒き明日(ディマイン・ノワール)が来るかわからないポメ!だからこれからはポメポメもシトラスと一緒に学校に行って、なるべくシトラスの傍にいるようにするポメ!」
そう言って聞かなかったからだ。
とはいえ猫の姿のまま学校へ入ることは出来ないので、魔法で身体のサイズを縮めて、有事以外はシトラスのカバンの中に隠れることを条件に、学校への同行を許されたのだった。
「まさか寝坊しちゃうなんて……!」
一連の出来事が終わって帰宅した後、シトラスは慣れない戦闘と魔法を使った反動から疲労困憊になり、そのまま泥のように眠ってしまった。
おかげで今朝はスマホのアラームにも、起こしに来たポメポメの声にも気付かずにすっかり寝過ごしてしまい、慌てて登校する羽目になり今に至る。
ポメポメが本当は猫ではなく天界人だったこと。
自分が魔法少女に変身して魔獣と戦ったこと。
全てが夢だったのではないかと思う。
しかし、目が覚めても変身ブローチはしっかりとあって。
ポメポメは普通に人間と同じ言葉を話していて。
それに─
(あの赤い髪の人、結局誰だったんだろう……)
自分を助けてくれた赤い髪の男性の記憶が鮮明に残っていた。
しっかりとした腕で抱き留められた感触も、自分に向けてくれた琥珀色の優しい眼差しも。
「シトラス、どうしたポメ?」
考え事をしている内にいつの間にか立ち止まっていたらしく、カバンの中からポメポメが心配そうに顔を覗かせた。
─いけない、今はこんな事を考えている場合じゃなかった。
「ううん、何でもないよ。急ごう!」
シトラスは首を振って気を取り直すと、再び走り始める。
学校まであと少し。
本鈴が鳴るまでにはなんとか間に合いそうだ。
***
「シトラスおっはよー!ギリギリに来るなんて珍しいね!」
「キルシェ、おはよう。ちょっと寝坊しちゃって……」
教室に入ると、既にキルシェは登校しており、シトラスの隣の席に腰掛けていた。
「そうだ!シトラス昨日これ、忘れて帰ったでしょ!」
はい、と手渡されたのは─昨日二人で買い物をしたスイーツショップの紙袋だった。
「えっ、これ……」
受け取って中身を確認すると、シトラスが買った地味な焼き菓子と、キルシェがプレゼントしてくれた猫の形のクッキーとマカロン。それぞれが綺麗に収まっていた。
昨日の混乱の中、シトラスもキルシェも魔獣から逃げる途中で買ったものを紛失してしまったはずだった(キルシェに至っては逃げる途中で魔獣に投げつけていた)のに、袋の中のお菓子は形崩れもしていないし、クッキーやマカロンのような焼き菓子に至っては少しも欠けた様子が見られない。
(多分昨日シトラスが最後に使った『元に戻れ(ルトゥルネ)』で、キルシェの手元に戻ったんだと思うポメ。……なんでか、シトラスの分も一緒に)
カバンからこっそりと顔を覗かせたポメポメが、シトラスにテレパシーでそう伝える。シトラスはポメポメと目が合うと、「そっか」と小さく頷いた。
「もーっ、キルシェちゃんがあげたものどころか自分で買ったものまで忘れて帰っちゃうなんて、おっちょこちょいなんだから!」
「あはは……ごめんね」
呆れた様子のキルシェに、苦笑しながら答える。
(でもよかった……キルシェ、昨日のこと覚えてないみたい)
安心したような、どこか寂しいような。複雑な気持ちでキルシェを見つめる。キルシェのためにも昨日のことは忘れた方がいいに決まっているのだが、目を覚ました彼女の前で泣いたことや、無事を喜び合ったこと。それらはシトラスの中だけの思い出になってしまった。
「キルシェ達、駅前に出来たお菓子屋さん行ってきたの?」
シトラス達の机の上の紙袋を見たのか、近くの席の女子生徒が話しかけてきた。
「うん、そう!すごく良かったよ!かわいいお菓子もいっぱいあったし超眼福って感じで!」
キルシェは笑顔で答え、シトラスもそれに同意する。
「いいなー!でも駅前って昨日なんか変な化け物が出たんでしょ?」
ギクッ、とシトラスは肩を揺らす。
「私も昨日テレビでやってたの見た!怖いよね……化け物だけじゃなくて、ロストルムみたいに倒れた人もいっぱいいたみたいだし……」
ギクギクッ、とさらに肩が揺れる。
噂を聞きつけた他の生徒も話に加わり、シトラスとキルシェの席の周りに小さな人だかりが出来る。
「このお菓子屋さんってちょうどニュースでやってた場所の近くじゃない?大丈夫だったの?」
「え、えーっと………」
何と答えて良いやら、シトラスは言い淀む。
まさかありのままにあったことを話すわけには行かないし、かと言っていい言い訳も思い浮かばない。
こっそりカバンの中のポメポメに目を向けると、ポメポメは前足で口元を抑えるジェスチャーをして「話しちゃダメポメ」と訴えかけている。
「あたしたちが行った時は全然何もなかったよ!ね、シトラス!」
口を開いたのは、キルシェだった。シトラスが反射的に振り返ると、キルシェは悪戯っぽく笑ってウインクをしてみせる。
「う、うん!そう!何ともなかったよ!」
キルシェに乗っかり、慌ててそう答える。
「そうだったんだ……巻き込まれなくて良かったね!」
(巻き込まれなかったどころか思い切り渦中だったけどね……)
(ポメ……)
シトラスとポメポメの心の声など聞こえないクラスメイト達は、級友たちが事件に居合わせなかったと分かるなり、早々に次の話題に移っていく。
(ねぇポメポメ。キルシェ……本当に覚えてないんだよね?昨日のこと)
(ポメ……そのはずなんだけど……)
シトラスのカバンからこっそりと顔を覗かせ、ポメポメはキルシェを見る。怪我は跡形もなく消えているし、一見すると元気そうに見える。
だけど─ふとした拍子に、その笑顔に陰りが差していた。
***
深淵から生まれたような暗さが広がる大広間。その中心には巨大な闇色の玉座があった。玉座には人の姿はない。そのかわり、闇色の陽炎のような人魂が、ゆらゆらと蠢いている。
『魔法少女か……天界──否、女神の方も動き出したと見える』
人魂から地を這うような、低い声が発せられる。その声はこの空間全体に響き渡っているようだった。
この人魂は─邪神の思念体。
太古の昔に天界の支配者たる女神との争いによってその力の大半を失い、人類と魔法の力を強奪して魔界を生み出した、全ての元凶たる存在。
未だに真の力を取り戻せずにいる魔界の支配者の本体は、ここには存在しない。この思念体は、別の場所に封じられている本体から分離して飛ばされたものだ。
「魔獣は浄化されてしまいましたが、エナジーの回収目標自体は達成していた模様です。こちらを」
玉座の前に頭垂れていたのは、フードを目深に被った長身の男だった。男が手を前に差し出すと、手のひらの上に白く輝く光の塊が現れる。
それは、シトラスに倒された魔獣が浄化の直前まで人々から吸収していたエナジーを凝縮させたものだった。
『ふむ……たしかに、人間のエナジーを内包しているな。質も悪くない』
邪神の思念体は光の塊を観察し、納得したように言う。
どうやら目当てのものが得られたと判断したらしい。
エナジーの塊はそのまま、邪神の思念体から伸びてきた腕のような影に掴み取られ、吸収されていく。
『すぐに次の魔獣を手配せよ。エナジーの回収はこのまま継続だ』
「御意」
フードの男は恭しく一礼すると、その場から立ち去る。そしてそのまま、玉座の間を後にした。
『期待しているぞ─トルバラン』
トルバラン、と呼ばれた男は玉座の間を出ると共に闇色のフードを脱ぎ、素顔を晒す。
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