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重症(トラウママシマシ)でも頑張る。(さすがにちょっと気まずい)
引き籠れども~今度は普通(希望)に派遣組?19
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又もや死にまくり回です。嫌いな人はバック推奨です。
――――――――――――――――――――――――――――
また死にまくった説教コース?は、遠慮したいんだが・・・。
少うしだけ時は戻って、
「そうも言ってられないか。」
紫色の奴を前に、一人ごちる。
「あらぁ?何かしらぁ?考え事ななんてぇ、余裕ねぇ?」
そう言う紫の奴は、その力の多くを自由に出来ず攻めあぐねていた。
「ご生憎様。こっちには信頼できる仲間がいるんでな!おたく位なら抑えるのぐらい!」
神の肉体と聞けば万能と考える人も多いが、元が元だ。この紫の奴は、肉体の無限修復(増殖?生成?)による成長型だ。奇しくも似たようなタイプであるため、切る札を切らなければ、千日手に近い状況には持ち込める。とはいえ、実際にそうすれば最悪の状況に至るのは想像に難しくない。
そうこうしていると、視界に唐突に大き過ぎるナニカが生えた。
「おいおい、まさかあいつがそうだって言うんじゃぁ?」
そして、それに驚いていたのは紫の奴も同じだった。
「はぁ!?いったい何だい?何なんだい!?あのデカ物は!?」
すると、そのタイミングで聞こえた。
「ーーー、もういいから
その時点で一回爆散した。体を脆くされた。
やっちゃえ
そうして、脆くなった体で紫の奴に殴りかかる。何度も何度でも
主ぃぃぃぃぃぃぃぃぃ!」
そうして血と肉が溢れかえる。
目の前の光景はまるで聖龍戦の焼き直しの様だった。しかし、異なる事が一つ。
「何だ!なんなのだこれは!?」
目の前には、溶け消えゆく己の体をまるで理解できない事のように振り回す紫の奴っだった奴。
しかし、相手が悪い。振り払おうとすれば潰れて中身をまき散らし、吹いて飛ばそうとすれば穴が開き、ツタのようなもので絡み取れば肉体が細切れる。そうしてばらまかれた血肉に触れては溶け消えては再生する肉体。だが、先程までと異なり、その体は刻一刻と小さくなっていく。
「何故だ!なぜ私が!消える!消えていく!?」
その問いに答えるモノはいない。
「嫌だ、消えたく、消えたくない、消えたくないいいいぃいぃいぃぃぃぃぃぃぃ!」
知るか
「くそったれ。」
そしてまた意識を失った
それから三カ月後
「いや、行けるって思ったんです。ほら、皆さんも聞いたんですよね?聖龍様の力の事。」
その問いに答える者はいない。それ以前に怒っていると全身で表す三人と静かに切れている一人、「私はどうしようもないトカゲです。丸焼きにしないでください」と書いた看板を首から下げた氷漬けの聖龍様が一柱?
「あの、動けなくなる体を動ける体に変えながら動けばいけるとですね?ほ、ほら、それに、そうやって即決したから何とか間に合ったし、あの世界も何とかなったんですよね?それに、俺も元の体に戻れたし。」
そうなのだ。今の多井はこの世界に置き使い潰し、更新し続け、人外としか言えない中身となった多井ではなく、元々の多井へと戻っていた。とは言え、種は単純で、黒の世界に置いて置いた元のままのアバターを反映させて無理やり肉体を書き換えただけだ。しかも、治っていないものもある。
そして、そんな状態なのに、そう仕方が無い事だというように言うと即座に二人が反応した。
「主様!そう言う事ではありません。私は、私が、私たちも背負うと言いました。だとゆうのに」
「そうです!確かに私達は何も出来ませんでした。ですが。何もそんな方法を取らなくても!」
は?
「いやいや、何言ってんの?俺の方がどうたらこうたら言うとかの精神論ならともかく、他の方法ってんな物無かったろ?って感じかな?太郎。」
その父の問いに思わず「うっ」!となる。大体同じ答えだからだ・・・、いや、言い方が過激だけれども。
「でも、仕方が無い事だった。少なくとも、俺には他の仕方は思い浮かばなかった。」
しかし、そんな言葉が通じない人がもう一人いた。
「太郎ちゃん?」
その一言で、背筋が震えた。背骨の中ごろからうなじ位の所の、あの痒いのに、痒い所が分からない時くらいどことも絞り切れないくらいの範囲が妙に分かり切らない感じで寒いそれもスゥ、と体の芯に染み込んでへばりつく様に。唇の端がピクッピクとひくつく。そんな状況に寒痒い首を動かないブリキのおもちゃに油を差して無理やり動かしたようにしながら、声の主の方に顔を向けると、
あ、駄目だ。
「たろぅ・・・、ちゃん?すこぅしそこに直りなさい。」
※起きて一分後くらいに始まって翌日終るお説教(おまけで弁明の機)会でした。
※緑の世界の顛末の詳細は次回です。
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また死にまくった説教コース?は、遠慮したいんだが・・・。
少うしだけ時は戻って、
「そうも言ってられないか。」
紫色の奴を前に、一人ごちる。
「あらぁ?何かしらぁ?考え事ななんてぇ、余裕ねぇ?」
そう言う紫の奴は、その力の多くを自由に出来ず攻めあぐねていた。
「ご生憎様。こっちには信頼できる仲間がいるんでな!おたく位なら抑えるのぐらい!」
神の肉体と聞けば万能と考える人も多いが、元が元だ。この紫の奴は、肉体の無限修復(増殖?生成?)による成長型だ。奇しくも似たようなタイプであるため、切る札を切らなければ、千日手に近い状況には持ち込める。とはいえ、実際にそうすれば最悪の状況に至るのは想像に難しくない。
そうこうしていると、視界に唐突に大き過ぎるナニカが生えた。
「おいおい、まさかあいつがそうだって言うんじゃぁ?」
そして、それに驚いていたのは紫の奴も同じだった。
「はぁ!?いったい何だい?何なんだい!?あのデカ物は!?」
すると、そのタイミングで聞こえた。
「ーーー、もういいから
その時点で一回爆散した。体を脆くされた。
やっちゃえ
そうして、脆くなった体で紫の奴に殴りかかる。何度も何度でも
主ぃぃぃぃぃぃぃぃぃ!」
そうして血と肉が溢れかえる。
目の前の光景はまるで聖龍戦の焼き直しの様だった。しかし、異なる事が一つ。
「何だ!なんなのだこれは!?」
目の前には、溶け消えゆく己の体をまるで理解できない事のように振り回す紫の奴っだった奴。
しかし、相手が悪い。振り払おうとすれば潰れて中身をまき散らし、吹いて飛ばそうとすれば穴が開き、ツタのようなもので絡み取れば肉体が細切れる。そうしてばらまかれた血肉に触れては溶け消えては再生する肉体。だが、先程までと異なり、その体は刻一刻と小さくなっていく。
「何故だ!なぜ私が!消える!消えていく!?」
その問いに答えるモノはいない。
「嫌だ、消えたく、消えたくない、消えたくないいいいぃいぃいぃぃぃぃぃぃぃ!」
知るか
「くそったれ。」
そしてまた意識を失った
それから三カ月後
「いや、行けるって思ったんです。ほら、皆さんも聞いたんですよね?聖龍様の力の事。」
その問いに答える者はいない。それ以前に怒っていると全身で表す三人と静かに切れている一人、「私はどうしようもないトカゲです。丸焼きにしないでください」と書いた看板を首から下げた氷漬けの聖龍様が一柱?
「あの、動けなくなる体を動ける体に変えながら動けばいけるとですね?ほ、ほら、それに、そうやって即決したから何とか間に合ったし、あの世界も何とかなったんですよね?それに、俺も元の体に戻れたし。」
そうなのだ。今の多井はこの世界に置き使い潰し、更新し続け、人外としか言えない中身となった多井ではなく、元々の多井へと戻っていた。とは言え、種は単純で、黒の世界に置いて置いた元のままのアバターを反映させて無理やり肉体を書き換えただけだ。しかも、治っていないものもある。
そして、そんな状態なのに、そう仕方が無い事だというように言うと即座に二人が反応した。
「主様!そう言う事ではありません。私は、私が、私たちも背負うと言いました。だとゆうのに」
「そうです!確かに私達は何も出来ませんでした。ですが。何もそんな方法を取らなくても!」
は?
「いやいや、何言ってんの?俺の方がどうたらこうたら言うとかの精神論ならともかく、他の方法ってんな物無かったろ?って感じかな?太郎。」
その父の問いに思わず「うっ」!となる。大体同じ答えだからだ・・・、いや、言い方が過激だけれども。
「でも、仕方が無い事だった。少なくとも、俺には他の仕方は思い浮かばなかった。」
しかし、そんな言葉が通じない人がもう一人いた。
「太郎ちゃん?」
その一言で、背筋が震えた。背骨の中ごろからうなじ位の所の、あの痒いのに、痒い所が分からない時くらいどことも絞り切れないくらいの範囲が妙に分かり切らない感じで寒いそれもスゥ、と体の芯に染み込んでへばりつく様に。唇の端がピクッピクとひくつく。そんな状況に寒痒い首を動かないブリキのおもちゃに油を差して無理やり動かしたようにしながら、声の主の方に顔を向けると、
あ、駄目だ。
「たろぅ・・・、ちゃん?すこぅしそこに直りなさい。」
※起きて一分後くらいに始まって翌日終るお説教(おまけで弁明の機)会でした。
※緑の世界の顛末の詳細は次回です。
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