183 / 201
第4章・ロリっ子な吸血鬼の女の子
179:気力
しおりを挟む
ブギーマンとストレガの2人の耳に、四本刀の4人と幹部のアイダハルが戦死した事が伝えられた。ストレガが特に可愛がっていた部下を、一気に4人も失った事に驚愕するのである。ブギーマンも幹部の中では、アイダハルもトップレベルで強いので驚く。
「ふざけるな!! あの4人は、私の部下の中でも飛び抜けて強い奴らだ!!」
「それにアイダハルだって、頭は良いタイプの人間では無いが強さは折り紙付きだ………それを殺せるだけの人間が、ノースカリクッパ王国に居るとは思えないが?」
ストレガは愛する幹部を殺されたと聞いて、事実が信じられないと動揺しているのが分かる。そしてブギーマンもアイダハルは、頭が悪い人間ではあるが決して弱くはなくノースカリクッパ王国に倒せるような人はいないだろうとブギーマンは聞いた。
「それが冒険者たちによってやられたという話です」
「冒険者にやられただと? あの国に冒険者が訪れるものか………あの国には冒険者ギルドは無いよな?」
「はい。確か名前は《ミナトファミリー》という連中でリーダーは、期待のルーキーにして16歳でSSランクの冒険者だそうです」
「ミナトだと? 我々の耳には入って来てないが………それだけの人数をやってくれたのは見逃せないな」
下っ端の人間は四本刀たちがやられたのは、俺であると報告したのである。それを聞いてストレガは、プルプルッと怒りのあまりに身震いをしている。それに対してブギーマンは、そんな連中がノースカリクッパ王国に、どうして居たのかと疑問になる。
あまりにもギルド・ボガードが舐められているのでは無いかと言って、ブギーマンも憤りを感じている。しかし何よりも怒りを覚えているのは、愛する部下を4人もやられたストレガだった。
「ブギーマン様。ここは我々の沽券の為にも死んだ同胞の為にも動いた方が良いのではありませんか?」
「そうだな。どっちにしてもノースカリクッパに対しての動きは始めなきゃいけなかった………その冒険者の討伐をしに行こうか」
「はいっ!! 私が指揮を取らせていただきます。絶対に先に行った部下たちの報いを、私が死んでも取ってやりますよ!!」
「お前まで失ったら、ギルド・ボガードとしては大打撃になりかねないがな。とにかく今は、このギルド・ボガードが舐められる事だけは絶対に許されない」
ブギーマンにストレガは、ギルド・ボガードという組織の沽券の為にも、四本刀の4人の為にも動く必要があると強く押してくる。それを聞いて確かに舐められたままでは終われないと判断して、元々考えていたノースカリクッパ王国での作戦を行なう事を決めた。
ブギーマンは英断したのだとストレガは評価して、深々と頭を下げて感謝を伝える。そして自分が先頭になって戦ってみせるのだとやる気を見せるが、ブギーマンはストレガすらも失ったら、我々の戦力が大幅に落ちるから注意して欲しいと言った。
「直ぐに準備させろ!! このまま冒険者どもを逃すなんて事があれば、お前たちを1人残らず殺すぞ!!」
「は はい!!」
「待っていろよ。俺が、お前たちの仇を取ってやるからな………待ってろ冒険者風情のガキが」
ストレガは部下に準備をするように指示を出す。もしも失敗して俺が国外に行くような事があれば、暴れてるからなと部下に脅しを入れる。それを見ているブギーマンは、さすが義理に厚い男だと思っている。
* * *
砦攻略に結果だけで見ると失敗となってしまった。
ルイちゃんたちは気を失った俺を背負って、近くの街に運んでくれた。街の人たちは警戒していたが、背負ってもらっている俺の傷が深かった事もあって、街の診療所まで案内してくれた。
「どうしたら、こんな傷になるんだい!? それに生きてるってだけでも奇跡な感じがするなぁ………」
「まぁ近くにある砦で、ノースカリクッパ王国兵たちと戦いになってたんでござる。そこで深傷を負ってしまって、応急処置をして即死は食い止めたんでござるが、その後の処置に困ってしまって」
「応急処置をすると言っても、この傷は切り傷を無理矢理に火で炙った感じがするね。それにしても痛みのショックで死んでいてもおかしく無いぞ」
俺の傷を診療した医者は、あまりにも深い傷と無理矢理に皮膚を焼いて止血した事で生きているのが奇跡だと引いているみたいだった。それに皮膚を焼いて止血したとして、痛みのショックで死んでもおかしくないと、ルイちゃんたち的にはゾッとする話をした。
ルイちゃんたちは医者に、ここからは専門職の人に任せたいと話した。やっては見るが、どう処置したら良いのかと専門職の医者ですら困るレベルの怪我らしい。とにかく一刻を争うという話らしく処置室に運ばれる。
「まぁ止血方法としては、火で炙るというのはあるにはあるが………ここまでの深傷を、火で炙るなんて常人の人間がやれる所業じゃないぞ。さすがは冒険者というべきなのだろうか」
「ここから、どう処置するんですか?」
「このままでは火傷での合併症になるリスクが、かなり高く命を落とす可能性が高い。とにかく焼いた部分の除去をしてから、人工皮膚を移植しよう。それしか今の我々にできる事は無い」
医者は俺の止血方法は、あるにはあるが火傷での合併症リスクがある為に推奨する事はできないという。そして手術の手順としては、火傷した部分を切開して傷の大元を処理してから世界的に開発された人工皮膚で、覆って終了という手術内容らしい。
ルイちゃんたちは衛生面的に、中には入れないので外で待っていると手術が始まった。
イローナちゃんは、いつもはツンデレではあるが、今は心配してくれているので廊下をウロウロしている。ルイちゃんは正座をして目を瞑り終わるのを待ってくれていた。そしてローズちゃんは付き合いとしては短いが、心配してくれているみたいで、外に出て星空を見上げているのである。
「ミナトなら大丈夫よ………」
「ミナト殿ならば、どんな問題も解決するでござる」
「妾を待たせるとは、そんな男は初めてじゃ」
3人とも3人らしい心持ちで、俺の手術が終わるのを待ってくれている。そして5時間が経って、もう少しで朝日が上がるというタイミングで手術室の扉が、ガチャッと開いて医者が出てきた。
その医者のところに3人は駆け寄る。
「で、どうなったんでござるか!!」
「ミナトは無事なんでしょうね?」
「死んでいたら許さぬぞ!!」
「お 落ち着いて下さい!! 手術自体は成功したのですが、傷の状態や気力の問題で目を覚ますかは………こちらとしても判断しきれません」
医者は額に汗を滲ませながら手術は成功したと話すのだが、それでも傷が深い事や痛みや精神的なショックなどで目を覚ますかは医者としても判断できないらしい。それは目を覚ますかもしれないし、もしかしたら目を覚さない可能性もあるという。
それを聞いてイローナちゃんたちは、もしかしたら俺が目を覚さないのかもしれないという恐怖で、全身の血の気が引いていくのである。
「ふざけるな!! あの4人は、私の部下の中でも飛び抜けて強い奴らだ!!」
「それにアイダハルだって、頭は良いタイプの人間では無いが強さは折り紙付きだ………それを殺せるだけの人間が、ノースカリクッパ王国に居るとは思えないが?」
ストレガは愛する幹部を殺されたと聞いて、事実が信じられないと動揺しているのが分かる。そしてブギーマンもアイダハルは、頭が悪い人間ではあるが決して弱くはなくノースカリクッパ王国に倒せるような人はいないだろうとブギーマンは聞いた。
「それが冒険者たちによってやられたという話です」
「冒険者にやられただと? あの国に冒険者が訪れるものか………あの国には冒険者ギルドは無いよな?」
「はい。確か名前は《ミナトファミリー》という連中でリーダーは、期待のルーキーにして16歳でSSランクの冒険者だそうです」
「ミナトだと? 我々の耳には入って来てないが………それだけの人数をやってくれたのは見逃せないな」
下っ端の人間は四本刀たちがやられたのは、俺であると報告したのである。それを聞いてストレガは、プルプルッと怒りのあまりに身震いをしている。それに対してブギーマンは、そんな連中がノースカリクッパ王国に、どうして居たのかと疑問になる。
あまりにもギルド・ボガードが舐められているのでは無いかと言って、ブギーマンも憤りを感じている。しかし何よりも怒りを覚えているのは、愛する部下を4人もやられたストレガだった。
「ブギーマン様。ここは我々の沽券の為にも死んだ同胞の為にも動いた方が良いのではありませんか?」
「そうだな。どっちにしてもノースカリクッパに対しての動きは始めなきゃいけなかった………その冒険者の討伐をしに行こうか」
「はいっ!! 私が指揮を取らせていただきます。絶対に先に行った部下たちの報いを、私が死んでも取ってやりますよ!!」
「お前まで失ったら、ギルド・ボガードとしては大打撃になりかねないがな。とにかく今は、このギルド・ボガードが舐められる事だけは絶対に許されない」
ブギーマンにストレガは、ギルド・ボガードという組織の沽券の為にも、四本刀の4人の為にも動く必要があると強く押してくる。それを聞いて確かに舐められたままでは終われないと判断して、元々考えていたノースカリクッパ王国での作戦を行なう事を決めた。
ブギーマンは英断したのだとストレガは評価して、深々と頭を下げて感謝を伝える。そして自分が先頭になって戦ってみせるのだとやる気を見せるが、ブギーマンはストレガすらも失ったら、我々の戦力が大幅に落ちるから注意して欲しいと言った。
「直ぐに準備させろ!! このまま冒険者どもを逃すなんて事があれば、お前たちを1人残らず殺すぞ!!」
「は はい!!」
「待っていろよ。俺が、お前たちの仇を取ってやるからな………待ってろ冒険者風情のガキが」
ストレガは部下に準備をするように指示を出す。もしも失敗して俺が国外に行くような事があれば、暴れてるからなと部下に脅しを入れる。それを見ているブギーマンは、さすが義理に厚い男だと思っている。
* * *
砦攻略に結果だけで見ると失敗となってしまった。
ルイちゃんたちは気を失った俺を背負って、近くの街に運んでくれた。街の人たちは警戒していたが、背負ってもらっている俺の傷が深かった事もあって、街の診療所まで案内してくれた。
「どうしたら、こんな傷になるんだい!? それに生きてるってだけでも奇跡な感じがするなぁ………」
「まぁ近くにある砦で、ノースカリクッパ王国兵たちと戦いになってたんでござる。そこで深傷を負ってしまって、応急処置をして即死は食い止めたんでござるが、その後の処置に困ってしまって」
「応急処置をすると言っても、この傷は切り傷を無理矢理に火で炙った感じがするね。それにしても痛みのショックで死んでいてもおかしく無いぞ」
俺の傷を診療した医者は、あまりにも深い傷と無理矢理に皮膚を焼いて止血した事で生きているのが奇跡だと引いているみたいだった。それに皮膚を焼いて止血したとして、痛みのショックで死んでもおかしくないと、ルイちゃんたち的にはゾッとする話をした。
ルイちゃんたちは医者に、ここからは専門職の人に任せたいと話した。やっては見るが、どう処置したら良いのかと専門職の医者ですら困るレベルの怪我らしい。とにかく一刻を争うという話らしく処置室に運ばれる。
「まぁ止血方法としては、火で炙るというのはあるにはあるが………ここまでの深傷を、火で炙るなんて常人の人間がやれる所業じゃないぞ。さすがは冒険者というべきなのだろうか」
「ここから、どう処置するんですか?」
「このままでは火傷での合併症になるリスクが、かなり高く命を落とす可能性が高い。とにかく焼いた部分の除去をしてから、人工皮膚を移植しよう。それしか今の我々にできる事は無い」
医者は俺の止血方法は、あるにはあるが火傷での合併症リスクがある為に推奨する事はできないという。そして手術の手順としては、火傷した部分を切開して傷の大元を処理してから世界的に開発された人工皮膚で、覆って終了という手術内容らしい。
ルイちゃんたちは衛生面的に、中には入れないので外で待っていると手術が始まった。
イローナちゃんは、いつもはツンデレではあるが、今は心配してくれているので廊下をウロウロしている。ルイちゃんは正座をして目を瞑り終わるのを待ってくれていた。そしてローズちゃんは付き合いとしては短いが、心配してくれているみたいで、外に出て星空を見上げているのである。
「ミナトなら大丈夫よ………」
「ミナト殿ならば、どんな問題も解決するでござる」
「妾を待たせるとは、そんな男は初めてじゃ」
3人とも3人らしい心持ちで、俺の手術が終わるのを待ってくれている。そして5時間が経って、もう少しで朝日が上がるというタイミングで手術室の扉が、ガチャッと開いて医者が出てきた。
その医者のところに3人は駆け寄る。
「で、どうなったんでござるか!!」
「ミナトは無事なんでしょうね?」
「死んでいたら許さぬぞ!!」
「お 落ち着いて下さい!! 手術自体は成功したのですが、傷の状態や気力の問題で目を覚ますかは………こちらとしても判断しきれません」
医者は額に汗を滲ませながら手術は成功したと話すのだが、それでも傷が深い事や痛みや精神的なショックなどで目を覚ますかは医者としても判断できないらしい。それは目を覚ますかもしれないし、もしかしたら目を覚さない可能性もあるという。
それを聞いてイローナちゃんたちは、もしかしたら俺が目を覚さないのかもしれないという恐怖で、全身の血の気が引いていくのである。
0
お気に入りに追加
209
あなたにおすすめの小説
異世界転生したらよくわからない騎士の家に生まれたので、とりあえず死なないように気をつけていたら無双してしまった件。
星の国のマジシャン
ファンタジー
引きこもりニート、40歳の俺が、皇帝に騎士として支える分家の貴族に転生。
そして魔法剣術学校の剣術科に通うことなるが、そこには波瀾万丈な物語が生まれる程の過酷な「必須科目」の数々が。
本家VS分家の「決闘」や、卒業と命を懸け必死で戦い抜く「魔物サバイバル」、さらには40年の弱男人生で味わったことのない甘酸っぱい青春群像劇やモテ期も…。
この世界を動かす、最大の敵にご注目ください!
転生薬師は異世界を巡る(旧題:転生者は異世界を巡る)
山川イブキ(nobuyukisan)
ファンタジー
藤堂勇樹、会社員。30過ぎて未だ独身。
自宅で寝ていたはずなのに、目の前には神様を名乗る美女と少年。そんな二人が俺に言った言葉は──
「異世界に『お試し転生』してみませんか?」
────────ハイ?
お試し?──それにお試しなのは、コッチじゃなくて神様のほう?
勇者を転生させる『本番』の前に様子見で異世界に送り込まれる主人公。
神様の『加護』を貰った彼は、異世界でどんな人生を送るのか?
チート能力有りですが、補助系の能力なので露骨に話の中には出てきません。
投稿は初めてですが、更新はあまり間を空けないよう頑張ります。
気軽に読んで、気に入っていただければ幸いです。
誤字・誤用等ありましたらお知らせ下さい。
※アルファポリスで書籍化する事になりました。
拝啓、お父様お母様 勇者パーティをクビになりました。
ちくわ feat. 亜鳳
ファンタジー
弱い、使えないと勇者パーティをクビになった
16歳の少年【カン】
しかし彼は転生者であり、勇者パーティに配属される前は【無冠の帝王】とまで謳われた最強の武・剣道者だ
これで魔導まで極めているのだが
王国より勇者の尊厳とレベルが上がるまではその実力を隠せと言われ
渋々それに付き合っていた…
だが、勘違いした勇者にパーティを追い出されてしまう
この物語はそんな最強の少年【カン】が「もう知るか!王命何かくそ食らえ!!」と実力解放して好き勝手に過ごすだけのストーリーである
※タイトルは思い付かなかったので適当です
※5話【ギルド長との対談】を持って前書きを廃止致しました
以降はあとがきに変更になります
※現在執筆に集中させて頂くべく
必要最低限の感想しか返信できません、ご理解のほどよろしくお願いいたします
※現在書き溜め中、もうしばらくお待ちください
元悪役令嬢はオンボロ修道院で余生を過ごす
こうじ
ファンタジー
両親から妹に婚約者を譲れと言われたレスナー・ティアント。彼女は勝手な両親や裏切った婚約者、寝取った妹に嫌気がさし自ら修道院に入る事にした。研修期間を経て彼女は修道院に入る事になったのだが彼女が送られたのは廃墟寸前の修道院でしかも修道女はレスナー一人のみ。しかし、彼女にとっては好都合だった。『誰にも邪魔されずに好きな事が出来る!これって恵まれているんじゃ?』公爵令嬢から修道女になったレスナーののんびり修道院ライフが始まる!
僕の従魔は恐ろしく強いようです。
緋沙下
ファンタジー
僕は生まれつき体が弱かった。物心ついた頃から僕の世界は病院の中の一室だった。
僕は治ることなく亡くなってしまった。
心配だったのは、いつも明るく無理をして笑うお母さん達の事だった。
そんな僕に、弟と妹を授ける代わりに別の世界に行って見ないか?という提案がもたらされた。
そこで勇者になるわけでもなく、強いステータスも持たない僕が出会った従魔の女の子
処女作なのでご迷惑かける場面が多数存在するかもしれません。気になる点はご報告いただければ幸いです。
---------------------------------------------------------------------------------------
プロローグと小説の内容を一部変更いたしました。
異世界転生してしまったがさすがにこれはおかしい
増月ヒラナ
ファンタジー
不慮の事故により死んだ主人公 神田玲。
目覚めたら見知らぬ光景が広がっていた
3歳になるころ、母に催促されステータスを確認したところ
いくらなんでもこれはおかしいだろ!
忠犬ポチは、異世界でもお手伝いを頑張ります!
藤なごみ
ファンタジー
私はポチ。前世は豆柴の女の子。
前世でご主人様のりっちゃんを悪い大きな犬から守ったんだけど、その時に犬に噛まれて死んじゃったんだ。
でもとってもいい事をしたって言うから、神様が新しい世界で生まれ変わらせてくれるんだって。
新しい世界では、ポチは犬人間になっちゃって孤児院って所でみんなと一緒に暮らすんだけど、孤児院は将来の為にみんな色々なお手伝いをするんだって。
ポチ、色々な人のお手伝いをするのが大好きだから、頑張ってお手伝いをしてみんなの役に立つんだ。
りっちゃんに会えないのは寂しいけど、頑張って新しい世界でご主人様を見つけるよ。
……でも、いつかはりっちゃんに会いたいなあ。
※カクヨム様、アルファポリス様にも投稿しています
魔力∞を魔力0と勘違いされて追放されました
紗南
ファンタジー
異世界に神の加護をもらって転生した。5歳で前世の記憶を取り戻して洗礼をしたら魔力が∞と記載されてた。異世界にはない記号のためか魔力0と判断され公爵家を追放される。
国2つ跨いだところで冒険者登録して成り上がっていくお話です
更新は1週間に1度くらいのペースになります。
何度か確認はしてますが誤字脱字があるかと思います。
自己満足作品ですので技量は全くありません。その辺り覚悟してお読みくださいm(*_ _)m
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる