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Ⅵ章 白銀の剣聖スズナ
page23 VSスズナな件
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「モード:【神刀 天叢雲剣】!」
俺が言うと俺の姿は黒い柄に紫色の紐が巻かれ、金色の鍔のついた銀色の刃の刀の姿へ変わる。
「へぇ、私相手に刀なんて、面白いね。」
スズナがそう言って刀を抜くと構える。
「アリス、正面から行っても勝ち目は無い。
分かってるな?」
「うん。この刀の力を使うんでしょ?」
アリスはそう言って俺に魔力を込める。
すると、刃が光だした。
天叢雲剣には特殊な攻撃スキルこそ無いが魔力を込めると込めた分だけ軽く、そして切れ味が増す。
軽くなればなるほどアリスの機動力も高まるからな。
太刀相手なら機動力で攻めるしかない。
「行くよ!」
アリスが勢い良く走り出して刀を振るう。
しかし、スズナは完全に読んでいたかの様に簡単に受け流す。
アリスの素早い連撃を確実に受け止めて行く。
太刀でこれだけ素早く動けるのかよ!?
「この程度じゃ私には勝てないよ。」
「精霊術【樹】ソーンバインド!」
「来て!ヴァイス、シュヴァルツ!あの人を攻撃して!」
「私も行こうか。パラライズショット!」
ロロナ、ミーシャ、ジェーンがそれぞれ足止めをしてくれる。
しかし、ロロナの蕀を一瞬で切り裂き、ヴァイスとシュヴァルツの攻撃も簡単に受け止め、ジェーンの弾も全て切り落とした。
もちろん、アリスの攻撃も続いているのでアリスの攻撃をいなしながらだ。
「アリス!あれやるぞ!」
「うん!」
「させないよ!」
アリスが一気に距離をとろうとバックステップするがスズナはそれに肉薄して刀を振ってくる。
これじゃ距離が取れない。
「精霊術【地】グランドウォール!」
ロロナがアリスとスズナの間に壁を作る。
しかし、それも即座に破壊される。
しかし、その一瞬をアリスは見逃さなかった。
翼脚を広げ翼脚で無理矢理にジャンプして崖上に着地する。
「行くよ、ケイさん!
我が剣たるヘカトンケイルよ、我が魔を糧としその身を分かち全ての剣を顕現せよ!
モード【百腕巨人】!!」
アリスが叫ぶと俺は輝きだして幾つもの剣がアリスの周りを浮遊する。
その中からアリスは右手に天叢雲剣、左手に妖刀村正を持ち、さらに翼脚にも水刀 村雨と巫刀 布都御魂を掴むとスズナ目掛けて飛び掛かる。
「へぇ、面白い事するね。」
スズナはそう言ってアリスの刀を確実に受け止めていく。
「飛剣 フラガラッハ!」
俺が叫ぶとフラガラッハがアリスの意思とは関係なく浮遊しながらスズナへ攻撃を仕掛ける。
「くっ!」
スズナが始めて後ろへ一歩下がった。
「このまま押すぞ!アロンダイト、エクスカリバー!!」
俺がそう言って更に他の剣も交えてスズナに攻撃を仕掛ける。
モードヘカトンケイルは俺の変化出来る武器全てを1度に出して攻撃する物でその分アリスの魔力を大きく消費する。
このモードはもって5分。
それでアリスの魔力も切れてしまう。
その間に倒さなければアリスは戦闘継続も出来なくなるだろう。
「面白い、面白いよ!私も本気を出そうかな。
神気解放!」
スズナがそう言うとスズナが金色のオーラを纏う。
マジか、まだ強くなるのかよ。
「デュランダル!グラム!バルムンク!ティルフィング!リジル!レーヴァテイン!ミスティルテイン!カラドボルグ!ベガルタ!モラルタ!」
こうなりゃあらゆる剣をぶつけるしか無い。
俺の声で剣が一斉攻撃を仕掛ける。
これを凌がれたら打つ手無しだ。
「中々やるね。
けど、今回はここまでみたいだね。」
スズナがそう言ってオーラを消すと崖の上の方を睨む。
スズナの睨んだ方からなにやら気配を感じて俺も咄嗟に剣を止めた。
「アリス!戦闘終了だ!」
俺が叫びながら元の本に戻る。
もちろん、分身も全て消える。
「どうか、したの?」
「アリスは気付けない程薄いが微かに魔力を感じる。」
「良いねぇ。あの魔力を感知できるんだ。
けど、君のご主人様はもうお休みかな?」
スズナが言った。
アリスはその場に膝をついて休んでいる。
かなり魔力も使ったし戦闘は無理だろう。
幸いなのは俺とアリスの攻めが凄すぎて手が出せなかったロロナ達が残っている事だな。
「精霊達よ、隠れし姿を暴け!」
ロロナが唱えると崖の上に金色の鎧に身を包んだ男が現れる。
身長は180程だろうか?
顔は鎧で見えないが体つきから若い様にも思える。
「へぇ、俺に気付くとは流石だねぇ。
あぁ、お前らと争うつもりはねぇから安心しろや。
今回はちょっと見学に来ただけだからな。」
「ふぅん、深淵の呼び笛の管理者サマが何を見に来たんだか。」
スズナがそう言って睨む。
アビスホルン?
何の団体なんだ?
「ほう?俺の事を知ってるのか。」
「不本意ながらね。
アビスホルン管理者No.Ⅴ【崩壊】のアルシェンド。」
「俺も有名になった物だねぇ。
残念だが今回は見学に来ただけだ。
剣を交えるのはまた次回って事で。
楽しみにしてるぜ。
白銀の剣聖さんよぉ。」
男はそう言うと消えてしまった。
「知り合いか?」
「いや、顔を合わせるのは始めてかな。
ただ、こっちの界隈では有名人だよ。」
スズナがそう言って刀を鞘に納める。
「教えてくれないか。奴は何者なんだ?」
「アビスホルン。
深淵を司るとされる邪神を信仰してるおかしな連中さ。
邪神を目覚めさせる為に活動してるんだよ。
その為なら人の命すら簡単に差し出すような連中だよ。
そして、そのアビスホルンには各大陸毎にメンバーを纏めるリーダーがいる。
それが管理者さ。
面倒な事に管理者は1つの大陸に複数人いてね。
彼は西大陸の管理者の1人。
管理者No.Ⅴ【崩壊】のアルシェンド。
あの鎧の癖に中々すばしっこくてね。
それでいて得物は大剣。
面倒この上ない相手なんだよ。
ま、私も聞いただけの話だけどね。
けど、実力は確かだよ。
前に他の管理者とやりあったけどかなりギリギリの戦いだったからね。
管理者はほぼ同じ実力だって話だから奴も中々強いんじゃないかな。」
スズナはそう言うと微笑む。
「さて、勝負は途中で終わっちゃったけど中々楽しめたよ。
あの数の剣はさすがに捌ききれないかな。
もちろん、私が戦闘不能になるまであの数の剣がもてばだけどね?」
スズナが言った。
アリスの魔力では5分しか持たない事もバレてたって訳か。
「まぁ、負けは負けだよ。
だから、教えてあげる。
シャルルの事。
と言っても私が知ってるのは今のシャルルは主人と離れていると言うのとシャルルが先月までここを根城にしていたと言うことだけ。
ここ数年シャルルは毎年秋になるとこの山に来て冬にはまたどっか行っちゃうんだ。
ま、今年は早くにどっか行ったけど。
シャルルを探すなら南を目指すと良いよ。
と言ってもこの大陸じゃないよ。
南大陸の話。
シャルルが冬になるとどこに行くかは知らないけど方角だけは分かる。
毎年向かうのは南の方さ。
ここから南はすぐに海だからね。
南大陸に向かったと考えるのが無難じゃないかな。」
スズナはそう言ってから不適な笑みを浮かべた。
「ありがとう、お姉ちゃん。
それなら、南へ、だね!」
ミーシャがそう言って微笑む。
「そうと決まれば向かおうか。
南大陸へ。」
ジェーンが言った。
本当に飛空艇があって良かったな。
「うん。決めたよ。
君達についていこう。
どうせここにいても暇だしね。
私がいなくても旅団は回るし。
ま、ソウとツキカゲは怒るだろうけど2人とも少し私に頼りすぎな所もあるしね。
それに、この頃総長は怠けてばっかだから少しは副長の苦労も味わって貰わなきゃね。
って事で傭兵を雇う気はないかい?
今なら特別価格で食費だけで良いよ。」
スズナがそう言ってニヤリと笑う。
スズナほどの傭兵を食費だけで雇えるのは破格だが・・・
俺がアリスを見るとアリスがうなずく。
「よろしくお願いします。スズナさん。」
「敬語はいらないよ。これからよろしく、アリス。」
そう言ってアリスとスズナが握手を交わす。
昨日の敵は今日の友とは言った物だが鞍替えするの早すぎないか?
俺が言うと俺の姿は黒い柄に紫色の紐が巻かれ、金色の鍔のついた銀色の刃の刀の姿へ変わる。
「へぇ、私相手に刀なんて、面白いね。」
スズナがそう言って刀を抜くと構える。
「アリス、正面から行っても勝ち目は無い。
分かってるな?」
「うん。この刀の力を使うんでしょ?」
アリスはそう言って俺に魔力を込める。
すると、刃が光だした。
天叢雲剣には特殊な攻撃スキルこそ無いが魔力を込めると込めた分だけ軽く、そして切れ味が増す。
軽くなればなるほどアリスの機動力も高まるからな。
太刀相手なら機動力で攻めるしかない。
「行くよ!」
アリスが勢い良く走り出して刀を振るう。
しかし、スズナは完全に読んでいたかの様に簡単に受け流す。
アリスの素早い連撃を確実に受け止めて行く。
太刀でこれだけ素早く動けるのかよ!?
「この程度じゃ私には勝てないよ。」
「精霊術【樹】ソーンバインド!」
「来て!ヴァイス、シュヴァルツ!あの人を攻撃して!」
「私も行こうか。パラライズショット!」
ロロナ、ミーシャ、ジェーンがそれぞれ足止めをしてくれる。
しかし、ロロナの蕀を一瞬で切り裂き、ヴァイスとシュヴァルツの攻撃も簡単に受け止め、ジェーンの弾も全て切り落とした。
もちろん、アリスの攻撃も続いているのでアリスの攻撃をいなしながらだ。
「アリス!あれやるぞ!」
「うん!」
「させないよ!」
アリスが一気に距離をとろうとバックステップするがスズナはそれに肉薄して刀を振ってくる。
これじゃ距離が取れない。
「精霊術【地】グランドウォール!」
ロロナがアリスとスズナの間に壁を作る。
しかし、それも即座に破壊される。
しかし、その一瞬をアリスは見逃さなかった。
翼脚を広げ翼脚で無理矢理にジャンプして崖上に着地する。
「行くよ、ケイさん!
我が剣たるヘカトンケイルよ、我が魔を糧としその身を分かち全ての剣を顕現せよ!
モード【百腕巨人】!!」
アリスが叫ぶと俺は輝きだして幾つもの剣がアリスの周りを浮遊する。
その中からアリスは右手に天叢雲剣、左手に妖刀村正を持ち、さらに翼脚にも水刀 村雨と巫刀 布都御魂を掴むとスズナ目掛けて飛び掛かる。
「へぇ、面白い事するね。」
スズナはそう言ってアリスの刀を確実に受け止めていく。
「飛剣 フラガラッハ!」
俺が叫ぶとフラガラッハがアリスの意思とは関係なく浮遊しながらスズナへ攻撃を仕掛ける。
「くっ!」
スズナが始めて後ろへ一歩下がった。
「このまま押すぞ!アロンダイト、エクスカリバー!!」
俺がそう言って更に他の剣も交えてスズナに攻撃を仕掛ける。
モードヘカトンケイルは俺の変化出来る武器全てを1度に出して攻撃する物でその分アリスの魔力を大きく消費する。
このモードはもって5分。
それでアリスの魔力も切れてしまう。
その間に倒さなければアリスは戦闘継続も出来なくなるだろう。
「面白い、面白いよ!私も本気を出そうかな。
神気解放!」
スズナがそう言うとスズナが金色のオーラを纏う。
マジか、まだ強くなるのかよ。
「デュランダル!グラム!バルムンク!ティルフィング!リジル!レーヴァテイン!ミスティルテイン!カラドボルグ!ベガルタ!モラルタ!」
こうなりゃあらゆる剣をぶつけるしか無い。
俺の声で剣が一斉攻撃を仕掛ける。
これを凌がれたら打つ手無しだ。
「中々やるね。
けど、今回はここまでみたいだね。」
スズナがそう言ってオーラを消すと崖の上の方を睨む。
スズナの睨んだ方からなにやら気配を感じて俺も咄嗟に剣を止めた。
「アリス!戦闘終了だ!」
俺が叫びながら元の本に戻る。
もちろん、分身も全て消える。
「どうか、したの?」
「アリスは気付けない程薄いが微かに魔力を感じる。」
「良いねぇ。あの魔力を感知できるんだ。
けど、君のご主人様はもうお休みかな?」
スズナが言った。
アリスはその場に膝をついて休んでいる。
かなり魔力も使ったし戦闘は無理だろう。
幸いなのは俺とアリスの攻めが凄すぎて手が出せなかったロロナ達が残っている事だな。
「精霊達よ、隠れし姿を暴け!」
ロロナが唱えると崖の上に金色の鎧に身を包んだ男が現れる。
身長は180程だろうか?
顔は鎧で見えないが体つきから若い様にも思える。
「へぇ、俺に気付くとは流石だねぇ。
あぁ、お前らと争うつもりはねぇから安心しろや。
今回はちょっと見学に来ただけだからな。」
「ふぅん、深淵の呼び笛の管理者サマが何を見に来たんだか。」
スズナがそう言って睨む。
アビスホルン?
何の団体なんだ?
「ほう?俺の事を知ってるのか。」
「不本意ながらね。
アビスホルン管理者No.Ⅴ【崩壊】のアルシェンド。」
「俺も有名になった物だねぇ。
残念だが今回は見学に来ただけだ。
剣を交えるのはまた次回って事で。
楽しみにしてるぜ。
白銀の剣聖さんよぉ。」
男はそう言うと消えてしまった。
「知り合いか?」
「いや、顔を合わせるのは始めてかな。
ただ、こっちの界隈では有名人だよ。」
スズナがそう言って刀を鞘に納める。
「教えてくれないか。奴は何者なんだ?」
「アビスホルン。
深淵を司るとされる邪神を信仰してるおかしな連中さ。
邪神を目覚めさせる為に活動してるんだよ。
その為なら人の命すら簡単に差し出すような連中だよ。
そして、そのアビスホルンには各大陸毎にメンバーを纏めるリーダーがいる。
それが管理者さ。
面倒な事に管理者は1つの大陸に複数人いてね。
彼は西大陸の管理者の1人。
管理者No.Ⅴ【崩壊】のアルシェンド。
あの鎧の癖に中々すばしっこくてね。
それでいて得物は大剣。
面倒この上ない相手なんだよ。
ま、私も聞いただけの話だけどね。
けど、実力は確かだよ。
前に他の管理者とやりあったけどかなりギリギリの戦いだったからね。
管理者はほぼ同じ実力だって話だから奴も中々強いんじゃないかな。」
スズナはそう言うと微笑む。
「さて、勝負は途中で終わっちゃったけど中々楽しめたよ。
あの数の剣はさすがに捌ききれないかな。
もちろん、私が戦闘不能になるまであの数の剣がもてばだけどね?」
スズナが言った。
アリスの魔力では5分しか持たない事もバレてたって訳か。
「まぁ、負けは負けだよ。
だから、教えてあげる。
シャルルの事。
と言っても私が知ってるのは今のシャルルは主人と離れていると言うのとシャルルが先月までここを根城にしていたと言うことだけ。
ここ数年シャルルは毎年秋になるとこの山に来て冬にはまたどっか行っちゃうんだ。
ま、今年は早くにどっか行ったけど。
シャルルを探すなら南を目指すと良いよ。
と言ってもこの大陸じゃないよ。
南大陸の話。
シャルルが冬になるとどこに行くかは知らないけど方角だけは分かる。
毎年向かうのは南の方さ。
ここから南はすぐに海だからね。
南大陸に向かったと考えるのが無難じゃないかな。」
スズナはそう言ってから不適な笑みを浮かべた。
「ありがとう、お姉ちゃん。
それなら、南へ、だね!」
ミーシャがそう言って微笑む。
「そうと決まれば向かおうか。
南大陸へ。」
ジェーンが言った。
本当に飛空艇があって良かったな。
「うん。決めたよ。
君達についていこう。
どうせここにいても暇だしね。
私がいなくても旅団は回るし。
ま、ソウとツキカゲは怒るだろうけど2人とも少し私に頼りすぎな所もあるしね。
それに、この頃総長は怠けてばっかだから少しは副長の苦労も味わって貰わなきゃね。
って事で傭兵を雇う気はないかい?
今なら特別価格で食費だけで良いよ。」
スズナがそう言ってニヤリと笑う。
スズナほどの傭兵を食費だけで雇えるのは破格だが・・・
俺がアリスを見るとアリスがうなずく。
「よろしくお願いします。スズナさん。」
「敬語はいらないよ。これからよろしく、アリス。」
そう言ってアリスとスズナが握手を交わす。
昨日の敵は今日の友とは言った物だが鞍替えするの早すぎないか?
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