19 / 27
Ⅴ章 ネクロマンサーと飛空艇
page17 旅のネクロマンサーと出会った件
しおりを挟む
俺とアリスが街へ戻るとロロナとリリィが出迎えてくれた。
2人ともアリスが居ない間アリスの代わりにAランククエストを受けてくれていたらしい。
そのお陰か、ロロナとリリィもAランク冒険者として正式に認められ、今ではグランシェードにAランク冒険者が4人となり、王都よりも多くなったとレオハルトさんも鼻高々に言っていた。
「それでは、私はミロードの受けていたベヒモスの討伐に行って参ります。
ミロードはお疲れでしょうからゆっくりと休まれるとよろしいかと。
ベヒモスであれば私1人でも討伐は可能で御座います。」
リリィが言った。
一応リリィはアリスの従者と言う位置付けなのだがアリスがそう言うのを好まないからと基本的に自由行動としている。
リリィもそれが楽しいみたいで1人でクエストを受けたりと自由に生活している。
リリィを見送った俺達はレオハルトさんから言われたとおり今日は休むことにしてペントハウスへと向かった。
ロロナも昨日アラハバキ討伐があり疲れたから今日は一日休みなのだとか。
「あの、すみません。」
1人の少女が話しかけてきた。
身長は118cm程で前髪は左目が隠れる程長く、後ろ髪も地に着く程長い黒髪ロングで癖毛なのか寝癖なのか、少しボサボサだ。
白い肌に眠たそうな眼に紫色の瞳。
幼い顔立ちで口には犬歯がのぞいている。
服装は袖口がフリルになっている黒いノースリーブのワンピースでスカートの裾はフリルがあしらわれ、胸元には紫色の大きなリボン。
黒いタイツに黒いエナメルパンプスをはいておりその上に黒い長袖のローブを羽織っている。
ローブにはフードもついており、丈も地面ギリギリで少女の体全体を包み込める大きさだ。
首からは銀色の十字架のネックレスをしており左手首には包帯を巻いている。
「どうかしましたか?」
「こんにちは。
私はミーシャって言うの。お姉さん、このあたりでシャルルを見なかった?」
ミーシャが言った。
シャルル?なんだろうか?
「いや、知らないです。
ロロナちゃんは?」
「シャルル・・・ですか。
残念ながら。
それが種族名で無い事しか分かりませんね。
この世界にシャルルと言う名前の種族は存在しませんから。
恐らく個体名かと。
そうなると種族がわからない限りは探すのも困難かと。」
ロロナが言った。
そういや、ロロナはユグドラシルドライアドだったな。
世界樹にはこの世界のあらゆる情報が集まるらしく、ロロナはその情報を保存しているユグドラシル・メモリアルストレージにアクセスする権限を持っているらしい。
ちなみに、このユグドラシル・メモリアルストレージは現実世界とは別の並行世界にある物らしく、ユグドラシルドライアドのみがその世界への鍵を開けるのだとか。
「そっかぁ・・・」
「あの、シャルルの種族はわからないのですか?」
「ごめんなさい。
ミーシャに分かるのは名前だけなの。
あのね、ミーシャ、シャルルについての記憶が無いんだ。
けどね、ミーシャは記憶を無くす前からシャルルを探しているのは覚えてるよ。
けど、覚えているのはシャルルと言う名前だけなの。
だから、世界各地を旅しながらこうしてシャルルの事を聞いて回っているんだ。」
ミーシャが言った。
記憶喪失か。
もしかしたら、そのシャルルと言うのは家族の名前なのかも知れないな。
そうなるとペット的な動物でなく人間の可能性も出てくるのか。
「確かシャルルと言う名前は古代アシリア語で忠誠と言う意味だったかと。
もし、そのシャルルと言う言葉をとって名付けられたとすれば、名付けた方は古代アシリア語を知っている・・・考古学者かヴァンパイア、ドライアド、マーメイド、セイレーン辺りになりますかね。」
ロロナが言った。
古代語か。
そうなると俺も分からんな。
「そっかぁ。
名前を付けたのはパパかママだと思うな。
どっちが付けたのかはわからないけどパパはヴァンパイアで考古学者だからパパだと思うな。」
ミーシャが言った。
それならそのお父さんに聞くのが早いが・・・
聞ければとっくにしているよな。
恐らく、聞けない事情があるのでは無いだろうか?
「そうですか。
名前しか分からずそれでも探していると言うことはご両親に聞くことは難しいのですね。」
「うん。パパもママも死んじゃったの。
けど、寂しくないよ。
ミーシャにはヴァイスとシュヴァルツがいるから。」
ミーシャが言った。
周りに姿は見えないのだが別行動なのだろうか?
「その、ヴァイスとシュヴァルツって言うのはどこにいるの?」
「ここにいるよ?
あ、そっか、今は見えないよね。
2人とも出てきて良いよ。」
ミーシャが言うとミーシャの後ろに体躯5m程のフルアーマーの騎士が2人現れた。
1人は真っ白い純白の鎧で繋ぎ目には青い光が流れていて右手には白い四角い大盾を構えている。
もう1人は真っ黒い漆黒の鎧で繋ぎ目には赤い光が流れていて右手には黒い両刃の大剣を構えている。
人では無いな。
モンスターか?
いや、核が無いから違うな。
だとするとリリィの様なオートマタ?
だが、こんな大きなオートマタなんて作れるとは思えないし・・・
「白い方がヴァイス、黒い方がシュバルツだよ。」
ミーシャが言うと2人ともが片膝をついて頷いた。
「おっきな人だねぇ。」
「あはは、人じゃ無いんだ。
この子達はね、アンデッドなの。」
「リビングアーマーか。
だが、にしては動きが人に近いな。
リビングアーマーは鎧の寄せ集めだろ?
こんなちゃんと動けるのか?」
俺が言うとミーシャは少し驚いた顔をする。
「少し違うよ。
リビングアーマーをスケルトンが着てるの。
ネクロマンシーの1つでね、2つのアンデッドを融合させて強力なアンデッドにしてるんだ。」
ミーシャが言った。
確かそれってかなり難易度の高い死霊術だよな。
それだけ高度な死霊術を扱える死霊術師は数少ないだろう。
「誰が融合してくれたの?」
「え?ミーシャだよ?
この子達はミーシャが作ったんだ。」
ミーシャが言った。
ミーシャはどう見ても8歳位の女の子だ。
死霊術師だったとしてもこんな高度な死霊術を扱える程修行する時間はないはずだ。
それとも、それが出来るだけの才能があったと言うのか。
魔術と言うのは修行も必要だが才能がある者は修行をする前から高い能力を持っている事があるらしい。
「死霊術って凄いんだねぇ。」
アリスがそう言って2体の騎士を見上げる。
「2人とも戻って。」
ミーシャが言うと2体の騎士はその場から消える。
「それで、シャルルを探しているんだったよな?
この街にはどうして?
何かヒントでもあったのか?」
「あ、うん!
ヒントって訳じゃ無いんだけどね。
この街の近くに古代遺物の飛空艇があるって聞いてね。
それを手に入れれば簡単に旅が出来るからそれを探しているの。」
飛空艇か。
そんな物があるなんて聞いたことが無いが・・・
それもアーティファクトとなればなおさらだな。
「うーん、知らないなぁ。
ロロナは?」
「そうですね。
1つだけ、心当たりが。」
ロロナがそう言って空を見上げる。
「リリィの棺が空から落ちてきたのは2人も見ていますよね?
あの棺なのですが、心当たりがあるんです。
かつて、天才と呼ばれた錬金術師、ジェーン・アルケミストと呼ばれる人物。
彼女は錬金術によるオートマタやホムンクルスの作成が出来たとか。
そして、そんな彼女が拠点としていたのが空飛ぶ拠点、飛空艇アルスマグナ。
飛空艇その物がアーティファクトとされるジェーン・アルケミストの最高傑作。
そして、その飛空艇には操縦や身の回りの世話を一手に引き受けるメイドの様なオートマタがいたとか。
名前までは分かりませんがそのオートマタは黒い棺型の充電ポットで眠るとそれだけは伝わっています。
もし、リリィがそのオートマタならこの近くに飛空艇があるのも頷けます。
リリィは何らかの理由で棺で充電中に飛空艇から落ちた。
そして、その衝撃で一部記憶が欠損している。
そ卯考えるのが自然でしょう。」
ロロナが言った。
だとしたらリリィに聞いてみれば何か分かるかも知れないな。
「リリィは確か明日戻るんだったよな?
明日、リリィに聞いてみようか。」
「それが良いと思います。
けど、2人は明日、レオハルトさんに呼ばれていますよね?」
俺が言うとロロナがそう言って唸る。
そうか、そういやそうだな。
「なら、レオハルトさんに話を聞いてついでにその事も話してみよう。
この街のギルドマスターだし何か知ってるかも知れないしな」
俺が言うとロロナが頷く。
「それじゃあ、今日は解散だね。
ミーシャちゃんもまた明日冒険者ギルドでって事で良いかな?」
「協力してくれるの?
ありがとう!
明日、明日ね。
わかった!冒険者ギルドに行くね!」
ミーシャは嬉しそうに微笑むとそう言って宿へと向かった。
俺達も家に戻り休むのだった。
2人ともアリスが居ない間アリスの代わりにAランククエストを受けてくれていたらしい。
そのお陰か、ロロナとリリィもAランク冒険者として正式に認められ、今ではグランシェードにAランク冒険者が4人となり、王都よりも多くなったとレオハルトさんも鼻高々に言っていた。
「それでは、私はミロードの受けていたベヒモスの討伐に行って参ります。
ミロードはお疲れでしょうからゆっくりと休まれるとよろしいかと。
ベヒモスであれば私1人でも討伐は可能で御座います。」
リリィが言った。
一応リリィはアリスの従者と言う位置付けなのだがアリスがそう言うのを好まないからと基本的に自由行動としている。
リリィもそれが楽しいみたいで1人でクエストを受けたりと自由に生活している。
リリィを見送った俺達はレオハルトさんから言われたとおり今日は休むことにしてペントハウスへと向かった。
ロロナも昨日アラハバキ討伐があり疲れたから今日は一日休みなのだとか。
「あの、すみません。」
1人の少女が話しかけてきた。
身長は118cm程で前髪は左目が隠れる程長く、後ろ髪も地に着く程長い黒髪ロングで癖毛なのか寝癖なのか、少しボサボサだ。
白い肌に眠たそうな眼に紫色の瞳。
幼い顔立ちで口には犬歯がのぞいている。
服装は袖口がフリルになっている黒いノースリーブのワンピースでスカートの裾はフリルがあしらわれ、胸元には紫色の大きなリボン。
黒いタイツに黒いエナメルパンプスをはいておりその上に黒い長袖のローブを羽織っている。
ローブにはフードもついており、丈も地面ギリギリで少女の体全体を包み込める大きさだ。
首からは銀色の十字架のネックレスをしており左手首には包帯を巻いている。
「どうかしましたか?」
「こんにちは。
私はミーシャって言うの。お姉さん、このあたりでシャルルを見なかった?」
ミーシャが言った。
シャルル?なんだろうか?
「いや、知らないです。
ロロナちゃんは?」
「シャルル・・・ですか。
残念ながら。
それが種族名で無い事しか分かりませんね。
この世界にシャルルと言う名前の種族は存在しませんから。
恐らく個体名かと。
そうなると種族がわからない限りは探すのも困難かと。」
ロロナが言った。
そういや、ロロナはユグドラシルドライアドだったな。
世界樹にはこの世界のあらゆる情報が集まるらしく、ロロナはその情報を保存しているユグドラシル・メモリアルストレージにアクセスする権限を持っているらしい。
ちなみに、このユグドラシル・メモリアルストレージは現実世界とは別の並行世界にある物らしく、ユグドラシルドライアドのみがその世界への鍵を開けるのだとか。
「そっかぁ・・・」
「あの、シャルルの種族はわからないのですか?」
「ごめんなさい。
ミーシャに分かるのは名前だけなの。
あのね、ミーシャ、シャルルについての記憶が無いんだ。
けどね、ミーシャは記憶を無くす前からシャルルを探しているのは覚えてるよ。
けど、覚えているのはシャルルと言う名前だけなの。
だから、世界各地を旅しながらこうしてシャルルの事を聞いて回っているんだ。」
ミーシャが言った。
記憶喪失か。
もしかしたら、そのシャルルと言うのは家族の名前なのかも知れないな。
そうなるとペット的な動物でなく人間の可能性も出てくるのか。
「確かシャルルと言う名前は古代アシリア語で忠誠と言う意味だったかと。
もし、そのシャルルと言う言葉をとって名付けられたとすれば、名付けた方は古代アシリア語を知っている・・・考古学者かヴァンパイア、ドライアド、マーメイド、セイレーン辺りになりますかね。」
ロロナが言った。
古代語か。
そうなると俺も分からんな。
「そっかぁ。
名前を付けたのはパパかママだと思うな。
どっちが付けたのかはわからないけどパパはヴァンパイアで考古学者だからパパだと思うな。」
ミーシャが言った。
それならそのお父さんに聞くのが早いが・・・
聞ければとっくにしているよな。
恐らく、聞けない事情があるのでは無いだろうか?
「そうですか。
名前しか分からずそれでも探していると言うことはご両親に聞くことは難しいのですね。」
「うん。パパもママも死んじゃったの。
けど、寂しくないよ。
ミーシャにはヴァイスとシュヴァルツがいるから。」
ミーシャが言った。
周りに姿は見えないのだが別行動なのだろうか?
「その、ヴァイスとシュヴァルツって言うのはどこにいるの?」
「ここにいるよ?
あ、そっか、今は見えないよね。
2人とも出てきて良いよ。」
ミーシャが言うとミーシャの後ろに体躯5m程のフルアーマーの騎士が2人現れた。
1人は真っ白い純白の鎧で繋ぎ目には青い光が流れていて右手には白い四角い大盾を構えている。
もう1人は真っ黒い漆黒の鎧で繋ぎ目には赤い光が流れていて右手には黒い両刃の大剣を構えている。
人では無いな。
モンスターか?
いや、核が無いから違うな。
だとするとリリィの様なオートマタ?
だが、こんな大きなオートマタなんて作れるとは思えないし・・・
「白い方がヴァイス、黒い方がシュバルツだよ。」
ミーシャが言うと2人ともが片膝をついて頷いた。
「おっきな人だねぇ。」
「あはは、人じゃ無いんだ。
この子達はね、アンデッドなの。」
「リビングアーマーか。
だが、にしては動きが人に近いな。
リビングアーマーは鎧の寄せ集めだろ?
こんなちゃんと動けるのか?」
俺が言うとミーシャは少し驚いた顔をする。
「少し違うよ。
リビングアーマーをスケルトンが着てるの。
ネクロマンシーの1つでね、2つのアンデッドを融合させて強力なアンデッドにしてるんだ。」
ミーシャが言った。
確かそれってかなり難易度の高い死霊術だよな。
それだけ高度な死霊術を扱える死霊術師は数少ないだろう。
「誰が融合してくれたの?」
「え?ミーシャだよ?
この子達はミーシャが作ったんだ。」
ミーシャが言った。
ミーシャはどう見ても8歳位の女の子だ。
死霊術師だったとしてもこんな高度な死霊術を扱える程修行する時間はないはずだ。
それとも、それが出来るだけの才能があったと言うのか。
魔術と言うのは修行も必要だが才能がある者は修行をする前から高い能力を持っている事があるらしい。
「死霊術って凄いんだねぇ。」
アリスがそう言って2体の騎士を見上げる。
「2人とも戻って。」
ミーシャが言うと2体の騎士はその場から消える。
「それで、シャルルを探しているんだったよな?
この街にはどうして?
何かヒントでもあったのか?」
「あ、うん!
ヒントって訳じゃ無いんだけどね。
この街の近くに古代遺物の飛空艇があるって聞いてね。
それを手に入れれば簡単に旅が出来るからそれを探しているの。」
飛空艇か。
そんな物があるなんて聞いたことが無いが・・・
それもアーティファクトとなればなおさらだな。
「うーん、知らないなぁ。
ロロナは?」
「そうですね。
1つだけ、心当たりが。」
ロロナがそう言って空を見上げる。
「リリィの棺が空から落ちてきたのは2人も見ていますよね?
あの棺なのですが、心当たりがあるんです。
かつて、天才と呼ばれた錬金術師、ジェーン・アルケミストと呼ばれる人物。
彼女は錬金術によるオートマタやホムンクルスの作成が出来たとか。
そして、そんな彼女が拠点としていたのが空飛ぶ拠点、飛空艇アルスマグナ。
飛空艇その物がアーティファクトとされるジェーン・アルケミストの最高傑作。
そして、その飛空艇には操縦や身の回りの世話を一手に引き受けるメイドの様なオートマタがいたとか。
名前までは分かりませんがそのオートマタは黒い棺型の充電ポットで眠るとそれだけは伝わっています。
もし、リリィがそのオートマタならこの近くに飛空艇があるのも頷けます。
リリィは何らかの理由で棺で充電中に飛空艇から落ちた。
そして、その衝撃で一部記憶が欠損している。
そ卯考えるのが自然でしょう。」
ロロナが言った。
だとしたらリリィに聞いてみれば何か分かるかも知れないな。
「リリィは確か明日戻るんだったよな?
明日、リリィに聞いてみようか。」
「それが良いと思います。
けど、2人は明日、レオハルトさんに呼ばれていますよね?」
俺が言うとロロナがそう言って唸る。
そうか、そういやそうだな。
「なら、レオハルトさんに話を聞いてついでにその事も話してみよう。
この街のギルドマスターだし何か知ってるかも知れないしな」
俺が言うとロロナが頷く。
「それじゃあ、今日は解散だね。
ミーシャちゃんもまた明日冒険者ギルドでって事で良いかな?」
「協力してくれるの?
ありがとう!
明日、明日ね。
わかった!冒険者ギルドに行くね!」
ミーシャは嬉しそうに微笑むとそう言って宿へと向かった。
俺達も家に戻り休むのだった。
0
お気に入りに追加
50
あなたにおすすめの小説
【完結】転生7年!ぼっち脱出して王宮ライフ満喫してたら王国の動乱に巻き込まれた少女戦記 〜愛でたいアイカは救国の姫になる
三矢さくら
ファンタジー
【完結しました】異世界からの召喚に応じて6歳児に転生したアイカは、護ってくれる結界に逆に閉じ込められた結果、山奥でサバイバル生活を始める。
こんなはずじゃなかった!
異世界の山奥で過ごすこと7年。ようやく結界が解けて、山を下りたアイカは王都ヴィアナで【天衣無縫の無頼姫】の異名をとる第3王女リティアと出会う。
珍しい物好きの王女に気に入られたアイカは、なんと侍女に取り立てられて王宮に!
やっと始まった異世界生活は、美男美女ぞろいの王宮生活!
右を見ても左を見ても「愛でたい」美人に美少女! 美男子に美少年ばかり!
アイカとリティア、まだまだ幼い侍女と王女が数奇な運命をたどる異世界王宮ファンタジー戦記。
冷遇された第七皇子はいずれぎゃふんと言わせたい! 赤ちゃんの頃から努力していたらいつの間にか世界最強の魔法使いになっていました
taki210
ファンタジー
旧題:娼婦の子供と冷遇された第七皇子、赤ちゃんの頃から努力していたらいつの間にか世界最強の魔法使いになっていた件
『穢らわしい娼婦の子供』
『ロクに魔法も使えない出来損ない』
『皇帝になれない無能皇子』
皇帝ガレスと娼婦ソーニャの間に生まれた第七皇子ルクスは、魔力が少ないからという理由で無能皇子と呼ばれ冷遇されていた。
だが実はルクスの中身は転生者であり、自分と母親の身を守るために、ルクスは魔法を極めることに。
毎日人知れず死に物狂いの努力を続けた結果、ルクスの体内魔力量は拡張されていき、魔法の威力もどんどん向上していき……
『なんだあの威力の魔法は…?』
『モンスターの群れをたった一人で壊滅させただと…?』
『どうやってあの年齢であの強さを手に入れたんだ…?』
『あいつを無能皇子と呼んだ奴はとんだ大間抜けだ…』
そして気がつけば周囲を畏怖させてしまうほどの魔法使いの逸材へと成長していたのだった。
姫騎士様と二人旅、何も起きないはずもなく……
踊りまんぼう
ファンタジー
主人公であるセイは異世界転生者であるが、地味な生活を送っていた。 そんな中、昔パーティを組んだことのある仲間に誘われてとある依頼に参加したのだが……。 *表題の二人旅は第09話からです
(カクヨム、小説家になろうでも公開中です)
悪役令嬢でも素材はいいんだから楽しく生きなきゃ損だよね!
ペトラ
恋愛
ぼんやりとした意識を覚醒させながら、自分の置かれた状況を考えます。ここは、この世界は、途中まで攻略した乙女ゲームの世界だと思います。たぶん。
戦乙女≪ヴァルキュリア≫を育成する学園での、勉強あり、恋あり、戦いありの恋愛シミュレーションゲーム「ヴァルキュリア デスティニー~恋の最前線~」通称バル恋。戦乙女を育成しているのに、なぜか共学で、男子生徒が目指すのは・・・なんでしたっけ。忘れてしまいました。とにかく、前世の自分が死ぬ直前まではまっていたゲームの世界のようです。
前世は彼氏いない歴イコール年齢の、ややぽっちゃり(自己診断)享年28歳歯科衛生士でした。
悪役令嬢でもナイスバディの美少女に生まれ変わったのだから、人生楽しもう!というお話。
他サイトに連載中の話の改訂版になります。


辺境伯家ののんびり発明家 ~異世界でマイペースに魔道具開発を楽しむ日々~
雪月夜狐
ファンタジー
壮年まで生きた前世の記憶を持ちながら、気がつくと辺境伯家の三男坊として5歳の姿で異世界に転生していたエルヴィン。彼はもともと物作りが大好きな性格で、前世の知識とこの世界の魔道具技術を組み合わせて、次々とユニークな発明を生み出していく。
辺境の地で、家族や使用人たちに役立つ便利な道具や、妹のための可愛いおもちゃ、さらには人々の生活を豊かにする新しい魔道具を作り上げていくエルヴィン。やがてその才能は周囲の人々にも認められ、彼は王都や商会での取引を通じて新しい人々と出会い、仲間とともに成長していく。
しかし、彼の心にはただの「発明家」以上の夢があった。この世界で、誰も見たことがないような道具を作り、貴族としての責任を果たしながら、人々に笑顔と便利さを届けたい——そんな野望が、彼を新たな冒険へと誘う。
他作品の詳細はこちら:
『転生特典:錬金術師スキルを習得しました!』
【https://www.alphapolis.co.jp/novel/297545791/906915890】
『テイマーのんびり生活!スライムと始めるVRMMOスローライフ』 【https://www.alphapolis.co.jp/novel/297545791/515916186】
『ゆるり冒険VR日和 ~のんびり異世界と現実のあいだで~』
【https://www.alphapolis.co.jp/novel/297545791/166917524】

【完結】悪役令嬢に転生したけど、王太子妃にならない方が幸せじゃない?
みちこ
ファンタジー
12歳の時に前世の記憶を思い出し、自分が悪役令嬢なのに気が付いた主人公。
ずっと王太子に片思いしていて、将来は王太子妃になることしか頭になかった主人公だけど、前世の記憶を思い出したことで、王太子の何が良かったのか疑問に思うようになる
色々としがらみがある王太子妃になるより、このまま公爵家の娘として暮らす方が幸せだと気が付く
【書籍化進行中、完結】私だけが知らない
綾雅(ヤンデレ攻略対象、電子書籍化)
ファンタジー
書籍化進行中です。詳細はしばらくお待ちください(o´-ω-)o)ペコッ
目が覚めたら何も覚えていなかった。父と兄を名乗る二人は泣きながら謝る。痩せ細った体、痣が残る肌、誰もが過保護に私を気遣う。けれど、誰もが何が起きたのかを語らなかった。
優しい家族、ぬるま湯のような生活、穏やかに過ぎていく日常……その陰で、人々は己の犯した罪を隠しつつ微笑む。私を守るため、そう言いながら真実から遠ざけた。
やがて、すべてを知った私は――ひとつの決断をする。
記憶喪失から始まる物語。冤罪で殺されかけた私は蘇り、陥れようとした者は断罪される。優しい嘘に隠された真実が徐々に明らかになっていく。
【同時掲載】 小説家になろう、アルファポリス、カクヨム、エブリスタ
2024/12/26……書籍化確定、公表
2023/12/20……小説家になろう 日間、ファンタジー 27位
2023/12/19……番外編完結
2023/12/11……本編完結(番外編、12/12)
2023/08/27……エブリスタ ファンタジートレンド 1位
2023/08/26……カテゴリー変更「恋愛」⇒「ファンタジー」
2023/08/25……アルファポリス HOT女性向け 13位
2023/08/22……小説家になろう 異世界恋愛、日間 22位
2023/08/21……カクヨム 恋愛週間 17位
2023/08/16……カクヨム 恋愛日間 12位
2023/08/14……連載開始
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる